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情報システム学科 Archive

enchant.js


情報システム学科の伊藤です。

以前に無料のプログラミング環境をいくつか紹介をしましたが、新たに有力な選択肢を見つけたので紹介します。
「enchant.js」といいます。
特徴としては、
・スマートフォン用アプリの作成に適している
・android/iPhoneの区別がない
・アプリはblogなどにも埋め込むことができる
・Web上で開発するので環境設定が不要
・初心者に対するハードルが低い
・お手本となる既存のアプリが豊富
などです。

ちょっと試しに簡単なアニメーションを作ってみました。
1時間程度で出来たので、初心者でも本を読みながらなら何とかなるでしょう。
こちらからどうぞ。
本当はここに埋め込みたかったんですけど、blogの規制で無理でした。

オープンキャンパスのメニューにも加える予定ですので、体験したいという方はどうぞ。

それにしてもすごいのは、これを開発したのが現役の大学生たちだということ。
プロジェクトリーダーは、岡山市内のケーキ屋さんのご子息です。
技術力だけでなく行動力とバイタリティも兼ね備えた彼らが、これからどんなものを
世に出していくのか、注目していきたいと思います。

東京ゲームショウ

情報システム学科の伊藤です。
日曜日にふと思いついて東京ゲームショウに行ってきました。ゲームといっても、私が普段遊ぶのは自分で開発した改良型のマインスイーパ(Windows版, android版)くらいで、ゲーム業界とはほとんど無縁です。じゃあなんでわざわざ東京くんだりまで見に行ったかというと、たまにはこういうところでネットからは手に入らない生の情報に接して刺激を受けるのも、何かのプラスになるのではないかと思ったからです。
しかし、甘かった。入場前に土砂降りの中1時間以上待たされた上に、やっと入った会場内でもこの人ごみ。人ごみが苦手な私は、一時間程度で耐え切れなくなって脱出しました。
奥の方には専門学校や大学のブースがあり、学生の作品も展示されていました。ここは人が少なくて、ゆっくり見ることができました。かなりレベルが高いものもありました。
いろいろ聞いて回りましたが、ほとんどの作品がVisualC + DirectXというオーソドックスな手法で開発されていました。最近のUnityなどのようなハードルが低い技術の方が、学生は入りやすいと思うんですけどね。教える側の問題でしょうか。
今回のもう一つの目的は、最新のBoeing 787に乗ること。ボーイングの最新鋭機の1番機が、日本のそれも岡山航路に投入されたのですから、利用しないわけにはいきません。
何かつるんとした顔立ちですが、すごいのはその機体の素材です。従来のアルミ合金ではなく、カーボンとプラスチックでできているんです。搭乗口で触ってみましたが、確かに金属のひんやりとした感覚はありませんでした。コンコンと叩いてみたかったのですが逮捕されてもこまるので、優しくタッチするに留めましたけど。

転ばぬ先の杖

情報システム学科の伊藤です。


テレビCMでおなじみの即効性の下痢止めです。

学生から、「また科に関係のないこと書いて! それも下ネタかよ!!」とツッコミが入りそうですが、いいんです。
大事なことなので。

情報システム学科には比較的ナイーブな学生が多いので、緊張するとおなかが痛くなることがよくあります。
この前も、会社説明会の前に駅のトイレから出られなくなってチャンスを逃した学生がいます。
そうなる前のコレです。
6枚入りで1000円程度。お守りだと思えば安いものです。ペラペラのフィルム状なので財布にいれてもかさばりません。
就職活動中で胃腸に自信がない学生のみなさん。買っておいた方がいいですよ。

ちなみに例のCMですが、そこはかとなく懐かしい雰囲気があって気に入っていました。
以前はひつこいくらいにOAしていましたが、最近は見かけなくなりました。
メーカーのサイトでは今でも見ることができます。

岡山で一番おもしろい中華料理店

またしても、情報システム学科の伊藤です。
夏休みで書き込みも少なくなってきたのでにぎやかしです。
今回はグルメネタです。blogにグルメは欠かせませんよね。
ただ、うどんについては書きません。止まらなくなりそうなので。
紹介するのは、この前卒業生の就職祝いに利用した中華の店です。
岡山駅近くの細い路地にひっそりと営業しています。
どうですかこの外観。一見さんとして入るにはかなり勇気がいりますよね。
店内も狭く、4人かげのテーブルが二つに小さなカウンターのみ。
10人も入ればギュウギュウです。
60代くらいの夫婦が二人だけで営業してしている本当に小さな店です。
これは手書きのメニュー表。
ほとんどの料理は注文が入ってから、一から作ります。
麺も大将が自分で打っています。
ただ、注文が立て込んだりすると、結構待つことになります。
おまけに大将が話好きなもんだから、調理の手が止まることもしょっちゅうです。
この店の最大の魅力は大将と奥さんの人柄です。
これはあくまで私基準ですが、岡山で一番おもしろい中華料理店です。
常に夫婦で自虐的な漫才を繰り広げています。
この二人につられてか、初めての客同士が自然に会話を始めてしまう不思議な空間です。
ただ、卒業生の二人はこの雰囲気に溶け込めずにちょっと戸惑っているようでした。
20代にはこの店はディープ過ぎたかもしれません。

私が初めてこの店で食べたときのことです。
会計するとき、奥さんが言いました。「はい800万円」
顔を上げると夫婦して期待を込めた目でこちらを見ています。
そのままスルーするわけにもいかず、千円札を出して「はい1千万円」と返すと、
「やったー。明日から店休んで旅行にいけるー。」と二人で盛り上がっていました。
内心、「めんどくさ」と思ったものの、それから不思議と足が向くようになりました。
何度も通いましたが、それからは「800万円」と言われたことはありません。
ひょっとすると、あれはこの店の常連として認められる為の通過儀礼だったのではないかと思います。
仕事や就職活動で疲れているあなた。一度この店の暖簾をくぐってみてください。
不思議と元気が出てくる店です。
店の場所はあえてぼかしています。
難点は休みが多いこと。不定休で私の経験ではほぼ50%の確率で閉まっています。
さらに、営業時間も昼から夜の7時半までという厳しさ。
空いていたら空いていたで、満員で入れなかったり。
なかなか手強いです。
最後にもう一つこの店のの魅力をあげるとすれば、私が外食するときの絶対条件を満たしていることなんですが、
それはここでは控えておきます。

おばかアプリのその後

情報システム学科の伊藤です。

以前ここに書いた「おばかアプリ選手権」なんですが、残念ながら最終プレゼンには残れませんでした。
締切直前まで「おばか」なアイディアが出てこなくて、苦し紛れに既存の自作アプリに「おばか」な機能を追加して出品したのですが、やはりそんなに甘くはないですね。
気持ちを切り替えて、来年に備えたいと思います。

最終プレゼンでは発表できなかったので、ここで出品した作品を紹介したいと思います。

もともとのアプリは「udonコンシェル」というスマートフォン(Android)用のアプリです。
香川県内の全てのうどん店のデータを収録し、検索機能や道案内の機能でうどんの食べ歩きをサポートします。
完全無料でコマーシャルも入れていませんので、android携帯をお持ちの方は使ってみてください。(宣伝です)
香川でうどん屋に行くときにしか役に立ちませんけど。
グローバルがウリのandroidの世界で、日本のそれも最も面積の小さい香川県をターゲットにしているという時点で十分「おばか」と言えるかもしれません。
これは地図のスクリーンショットです。赤い丸がうどん屋を表します。
赤い丸だけで香川県の形になっています。まさに「うどん県」。
これは、高松の中心部を拡大したところです。
赤い丸をタッチすると店の詳細なデータ(次の画像)が表示されます。
定休日や営業時間に加えて、私の独断による評価とコメントも表示されます。
ここからgoogleのナビゲーション機能を呼び出すこともできます。
カギセンからナビを開始したところです。
説明が英語なのは、私のXperiaの言語設定が英語になっているからです。
(かっこつけたいお年頃なんです)
通常の設定なら日本語で表示されます。
カーナビと同じように、曲がり角やインターを音声で教えてくれます。
ルート全体を表示したものです。
岡山からなので瀬戸大橋を渡らないといけません。
フェリーを使ったルートには対応していないようです。

以上が、もともとのudonコンシェルの機能です。
これに追加した「おばか」機能が「全店チャレンジ」です。
現在771店ある香川のうどん屋を全て食べ歩くという無謀な挑戦をサポートします。
店の位置、営業時間、定休日などを考慮して、効率のよい食べ歩きのスケジュールを自動作成します。
「そんなことする物好きなんかいるのか?」と思ったあなた。甘いです。
何事にもマニアはいるもので、全店食べ歩いてそれをネットで公表している人は何人もいるのです。

スケジュール作成前に条件を設定しているところです。
8月1日にスタートし、移動手段は自転車、1日に食べ歩く店の数の上限は10店に設定しています。
1日の店数の上限は無制限にすることもできますが、70店オーバーにもなることがあるので
ジャイアント白田(懐かしい)でも無理でしょう。
これが作成されたスケジュールです。8月1日から始めて、ゴールの10月18日まで79日間連続でほぼ毎日10店づつ食べ続けるという超人的な日程。
詳しく見たい人は、ココをクリック。
間違っても実行に移さないでください。
健康を害したり、会社や学校をクビになっても責任はとれません。

改めて見直してみると敗因がよくわかります。
「おばか」ではあると思うんだけど、地味だしマニアックすぎますね。

いい「おばかアプリ」のアイディアがある方は連絡してください。
共同開発という形で来年出品させていただきたいと思います。

これからもネタがなくなったら自作のアプリを小出しで紹介していきたいと思います。

イソヒヨドリ

情報システム学科の伊藤です。


カギセンの近くでもよく見かけるイソヒヨドリという鳥です。
もともとは海辺の岩場などを生息場所としていた鳥ですが、最近は市街地でもよく見かけるようになってきました。
特に岡山駅周辺では毎日のように声を聞くことができます。澄んだ力強い声で蒸し暑さを忘れさせてくれます。

街中で場違いにきれいな鳥の声が聞こえてきたら、たぶんこの鳥です。ビルのへりや電柱のてっぺんなど目立つ場所で囀るので、簡単にみつけられるます。探してみてください。また、あまり人を恐れないので運がよければかなり近くで見ることができます。

ルーレット

情報システム学科の伊藤です。

私も授業中の小ネタを紹介します。

右の画像は私が授業中に使用している学生ルーレットの画面です。
教科書を読んだり、問題を解いたりする学生を決めるときに使用します。
以前はボタンをクリックすると1発で学生が決まるものを使っていましたが、味気ないのでテレビのバラエティ番組を参考にして作りなおしました。

授業中のデモンストレーションとして10分程度で作ったものなので、見た目は地味ですがそれなりに盛り上がります。
特に、同じ学生が3回連続で当たったりするとみんな大喜び(当たった本人以外は)です。

よく見ると学生の名前がユニークすぎると思いますが、もちろん本名ではありません。
授業中は学生をあだ名で呼ぶことにしているので、ここでもあだ名で表示しています。

お金をかけずにプログラミング!

情報システム学科の伊藤です。


プログラミングに興味があるのに、最初の一歩を踏み出せないでいるあなた。

「お金がかかるのではないか」と思っていませんか?

その心配は無用です。現在ではほとんどのプログラミング環境が無料で使えるのです。(ビジネス目的には使用できないなかったり機能に制限があったりする場合もありますが) パソコンとインターネット環境さえあればだれでもが、今すぐにでもプログラミングは始めることができます。

無料で利用できるおすすめのプログラミング環境を以下の表にまとめてみました。

名 称 特  徴 難易度
Small Basic マイクロソフトが初心者用に開発したプログラミング言語
・機能を絞り込んでいるので「迷子」になりにくい
・画像や音を簡単に扱える(つまりゲームを作りやすい)
・作成したプログラムをワンクリックで世界中に発信できる
HSP 日本人が開発したプログラミング言語
・文法が単純で初心者でも入りやすい
・コミュニティや参考書が豊富
・画像や音を簡単に扱える(つまりゲームを作りやすい)
Visual Studio Express マイクロソフトの主力開発環境の無料版
・Windowsアプリの開発は基本的にこれ(プロは有料版を使う)
・Visual Basic, C#, C++など複数の言語がある(おすすめはC#)
・有料版と機能は同じなので、プロになってもノウハウを仕事に生かせる
Unity ゲームに特化した本格的な開発環境
・ほとんどのプラットフォームに対応
(Win/Mac/android/iphone,PSP,Wii,XBOX,ネットゲーム,etc)
・小規模なビジネスであれば無料で利用できる
・ゲームに特化しているので、本格的なゲームを効率的に開発できる
Android Android携帯/タブレットアプリの開発環境
・環境設定だけで数時間かかるので難易度は高い
・注目度が高いので名前を売るには最適
・作成したアプリをマーケットに公開して収益を上げることもできる

簡単なものから難易度の高いものまでありますが、ひとりで始めるのなら難易度が「易」のSmall BasicかHSPでしょう。


これらの開発環境はいつまでも利用できるとは限りません。会社の経営方針が変わったり、バージョンアップと同時に提供形態が変わったりすることがあります。近いうちに動きがあるのはマイクロソフトのVisual studioです。この夏にリリースされる新バージョンからは、従来のプログラミング環境は無償提供されなくなります。興味があるひとは今のうちにダウンロードしておきましょう。画像は、雑誌に付属していたVisual Studio ExpressのDVDです。これがあれば一応は安心です。

読むべし

情報システム学科の伊藤です。今日はコミックの紹介です。

大東京トイボックスというゲームクリエイターを描いた作品です。ゲームクリエイターというと、「毎日ゲームができて楽しそうな仕事だな」というのが一般的な世間の見方かもしれません。しかし、本作品を読めばわかりますが、実際には大変な仕事です。残業や徹夜が多いのは当たり前として、大手から下請けへの締め付け、会社内の派閥争い、さまざまな表現への規制、予算や納期との戦い、次々と出てくる新技術やハードへの対応、などなど、これでもかと困難が降りかかってきます。
クリエイターを目指す学生が読んだらやる気をなくすのではないかと心配になるほどです。主人公の天川太陽は、悩みながらもそれらと戦い、自分が面白いと思えるものを信じてもがき続けます。それに毎回巻き込まれるスタッフたちも、最終的には彼の情熱にほだされて力を合わせていきます。
ものづくりを仕事とする大人にも、それを目指す学生にも是非読んでもらいたい作品です。

おばかなアプリ


 情報システム学科の伊藤です。
今年もおばかアプリ選手権が開催されます。おばかアプリとは、ムダにかっこよくて、かゆくないところにも手が届く、ばかばかしくて面白いアプリのことです。
 こういうのが大好きな私は毎年チェックしていたのですが、今年はついにエントリーしてしまいました。後一ヶ月ちょっとで何ができるかわかりませんが、精一杯バカバカしいものを出品したいと思います。目標は、8月4日の最終プレゼンに勝ち残ることです。
 学生にも勧めています。アイディアの比重が大きく、プログラミングスキルを問われないので初心者にもチャンスがあるからです。ヤングな発想でユニークなものを作ってほしいと思います。こういうところで名前を売っておけば、自信もつくし就職活動や今後のキャリアにもプラスになるかも?


 ちなみに私が一番好きなおばかアプリはこれ。その名もうんこ演算。小学生が確実に食いつくうんこというテーマに目をつけ、それをエサに算数のドリルをやらせようというアプリです。うんこを刻んで長さや重さを計算したり、うんこがもれそうになった子供が家までたどり着く時間を計算したり、思わず「バカだなー」と笑える問題が次々と出題されます。下品だという理由でiPhoneアプリの審査を通らなかったというエピソードも笑えます。

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