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建築工学科 Archive

令和7年二級建築士試験「設計製図の試験」の課題発表

建築工学研究科の森崎です。

令和7年二級建築士試験「設計製図の試験」の課題内容が発表されました。

課題名

しぇあはうす(もくぞう)

要求図書
1階平面図兼配置図[縮尺1/100]
各階平面図[縮尺1/100]
床伏図兼小屋伏図[縮尺1/100]
立面図[縮尺1/100]
矩計図[縮尺1/20]
面積表
計画の要点等

 

製図試験では、基本的な設計能力が問われます。

その中の一つに動線計画があります。

動線計画とは、人の動きを線で結ぶことです。

計画のポイントは次のとおりです。

・短くする

・グループを明確に分ける(動線を交錯させない)

・可能な限り直線とする

要は、シンプルに纏めるということです。

その他にも守らなけれならないルールがありますが、

その中でも動線計画は重要な部分と言えます。

実際に立てられている建築物たちも、この動線計画を熟考されて設計されています。

身の回りの施設等で、どのような動線が計画されているか普段からイメージし、設計力を向上させましょう。

体育祭を行いましたー!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、6月20日(金)に岡山ドームで行われた体育祭の様子を紹介します。

競技は、玉入れ、綱引き、長縄跳び、リレーが行われました。

躍動感溢れる跳躍でした。建築工学科の一年生が22回飛び、見事1位になりました。みんなで息を合わせ飛んでいる姿は、一体感を感じました。

綱引きでも、掛け声を掛けて息と力を合わせていました。クラスメイトが近くで応援していることも、力になったと思います。

建築工学科1年生は、リレーも優勝することができました。おめでとうございます!

どの競技に対しても一生懸命、全力で取り組んでいる姿が印象的でした。

頑張っている姿は、とても恰好が良かったです。

上の写真は、建築工学科1年生の集合写真です。自分たちでユニフォームを揃えようと企画し、全て自分たちだけで段取りをしました。準備をしてくれた学生は、この経験を通してスケジュールの管理や大勢の意見をまとめるための工夫などを学べたことと思います。

みんなで同じ衣装を着ている様子は、仲良さそうに見えとてもいい感じでした。

これからも普段の学生の様子を紹介していきますので、またぜひ読んで頂けると幸いです。宜しくお願いします。

施工管理の仕事研究!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、6/13(金)に建築工学科の一年生対象に施工管理の仕事研究会を行った時の様子を紹介します。

この会を通して、仕事選択、仕事理解に役立ててもらいたいと思い計画しました。

講師には中村建設(株)の方に来て頂きました。

まず、施工管理の仕事をされている人から進路選択した経緯や仕事のやりがいを聞きました。

次に、工事写真を撮影するワークを行いました。工事写真は、施工管理の業務の一つとして行います。どうして写真を撮るのか、どこを注意したら良いかなど教えてもらい、実際に撮影してみました。工事写真の役割を知ると焦点がはっきりして、分かりやすいものになりました。

2つ目のワークは、工事現場の危険予知を行いました。工事現場の写真から危ないと思うところをそれぞれに考えて発表しました。そして、見つけた危険をどのようにしたら回避出来るかを考えました。工事を安全に進めていく為に、必要な視点が少し分かったように思います。

2つのワークで学んだ大事な事は、他の事を行う際にも活かせることだと感じました。

今後も、様々な学科の様子を紹介していくので、注目して頂けると幸いです。

今後ともよろしくお願いします。

進路選択に向けた、自己理解セミナー!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、6/6(金)に建築工学科一年生対象の自己理解セミナーを行った時の様子を紹介します。

セミナーの講師は、(株)松下産業 ヒューマンリソースセンター センター長 斎藤様に務めていただきました。

今回は前回の就活セミナーを受け、次に自己理解・他者理解を体験し、進路選択に役立てようと計画しました。

まず最初に企業が求める人材について教えてもらいました。そして、次に自分を知るワークを行いました。まず、様々な性質が記載されたトランプの中から自分の特性に合う物を選びます。そして、選んだカードについてペアになったクラスメイトに説明しました。この作業により自分のことを言語化して話す事やペアの人から共感が得る事ができ、自分の一部に触れられたと思います。積極的な会話が多く見られました。

2つ目のワークは、岡山出身の先輩社員から建設会社で働いた経験談を教えてもらいながら、学生たちは他者理解ができるようにしたことです。先輩からのリアルな話だったことと、他者理解しようと意識しながら聞いたため、より理解ができているように見えました。

今回のワークを進路選択や普段の生活に活かしてもらえると嬉しく思います。遠方からセミナー開催の為に来て頂き、有意義なワークを実施にして下さった(株)松下産業の方には大変感謝しています。

今後もいろいろな様子を紹介するので、注目して頂けると幸いです。今後ともよろしくお願いします。

就活・インターンシップへの準備!

こんにちは。建築工学科です。

今回は、5/30(金)に建築工学科の一年生を対象に行った就活セミナーの様子を紹介します。就職情報サイト運営会社の方に来ていただき、アプリの登録と活用方法、就職活動に必要な心構えなどを教えてもらいました。

ついこの間入学したばかりで、もう就活の話?という感じですが、就活の時期が年々早まっています。その対策として、早い時期から備えるようにしています。

就活の流れやインターンシップに行く重要性、全国の学生がどの程度動いているのかなどを教えてもらいました。

上の写真は、アプリを使い、気になる企業を探している様子です。

これから学生たちは、学校へ来るインターンシップの案内とアプリ内の案内を使い、夏休みに各企業へインターンシップに行きます。

そして、秋までにいろいろな職種・企業を知り進路選択に役立てます。

今後も様々な、外部と連携した講座を計画しています。

随時、ブログで紹介していきますので楽しみしていてください。

進路選択セミナー

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、5/16(金)に建築工学科の一年生対象に進路選択セミナーを行った時の様子を紹介します。

この会では、本校の建築工学研究科についての説明と現研究科の学生との座談会を実施しました。

まず、建築工学研究科は、原則として建築工学科卒業後に進学する学科になります。(入学条件は、建築士の受験資格を持っている方です)
建築工学研究科では、建築士の資格合格と更なる建築への研鑽を積む事を目指しています。その中で全国平均より高い建築士の合格率を誇る学科です。

そして座談会では、建築工学科一年生の学生が実際に研究科で学んでいる学生へいろいろな質問をして、生の声を聞きました。一年生の学生にとって歳の近い先輩と話す時間は、近くのお兄さん・お姉さんに相談するようで、身近な人からの声として聞きやすいように感じました。

例えば、

Q→なぜ、研究科へ進学しましたか?

A→働きながら資格取得することが、難しいと感じたから。サポートが充実しているため。

Q→建築工学科2年間で頑張ったことは?

A→設計課題。自分で考えて建物を設計するのが難しかったけど、形になるように試行錯誤しながら頑張った。

など、その他にも多くのことについて話しました。

この会から、これからの2年間の過ごし方やその先へのイメージをするサポートになれば良かったなと思っています。建築工学研究科の学生は、自分で言葉にする事で自分を見つめ直すきっかけになっている事を期待します。

それぞれの学生の将来が、納得いく明るいものとなる事を願っています。貴重な時間を割いて会に協力してくれた建築工学研究科の学生に感謝しています。

一年生に対しては、これからこの会を含め、他にも様々な形で進路を考える手助けになる機会を計画しています。今後、その様子を紹介するので注目して頂けると幸いです。今後ともよろしくお願いします。

卒業・進級作品講評会を開催しました!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、2/27(木)に本校ホールにて開催した卒業・進級作品講評会の様子を紹介します。

この会は、2つの狙いを持って企画しました。一つ目は、外部から講師を呼び、意見をもらうこと、二つ目は、自分の考えを大勢の前で表現することです。これにより、学生がより広い視点で学びを深めることにつながります。その為に外部から講師として、3名の設計事務所の代表取締役の方々に来てもらい、講評を頂きました。黒川建築設計事務所の武村さん、丹羽建築設計事務所の丹羽さん、PANDA DESIGNの中野さんです。

一年生の学生は、進級作品(住宅)、二年生の学生は、卒業作品(公共的な施設)を発表しました。一年生は築坂 空花さん、藤原 彩名さん、吉井 端稀さん、二年生は石原 萌さん、坂本 日向さん、佐々木 琉翔さんが発表しました。

1年生の学生とっては、ほぼ初の発表機会でした。どの学生も緊張していましたが、しっかり自分の考えを伝えていたと感じました。1年生の発表に対して外部講師の先生方からは、貴重なアドバイスと2年目へのエールを頂きました。

2年生の発表は、さすが、堂々とした姿で自分の考えを発表出来ていました。この一年間何度も授業中に発表を繰り返してきた成果が伺えました。

外部講師の先生方から2年生の学生に対しては、完成度が高いことに驚いたという声や、より深い考えへの足掛かりを頂きました。

ここでもらった言葉や経験をこれからの生活に活かしてほしいと思います。

外部から講評へ来て下さった講師の方々には、学生へ温かい言葉を掛けて下さり本当に感謝しています。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

校外研修へ行ってきました!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

2/13に広島県立東部工業技術センターと、株式会社カザケンが手掛ける児島の建設現場へ校外研修に行ってきました。

まず、初めに訪れた広島県立東部工業技術センターでの様子です。ここでは、コンクリートの破壊試験や鉄筋の引張試験を主テーマとして見学させてもらいました。また、その他にも様々な試験機器を見せて頂きました。

これは、鉄筋を上下に引っ張り強さを調べている様子です。鉄筋が破断した時には、すごく大きな音がして、学生たちは、とてもびっくりしていました。

他には、大きな球体(積分球)の中で、電球の明かるさを計る機器なども見せて頂きました。この機器による測定によって、皆さんが電球を選ぶ時の指標を示すものです。

その後、児島へ移動し工事現場を見学させて頂きました。

見学したのは、瀬戸内海のすぐ近くに建つ給食給食共同調理場です。解体工事から新築工事までの工事の流れを写真を交え説明して頂きました。

解体工事部分については、4年前に本校を卒業した宮本君が説明してくれました。宮本君と中原君が、現場の案内をしてくれました。二人が成長し社会人として活躍する姿が見れたのは、とても嬉しかったです。

鉄骨造、平家建の大きな建物でした。軽鉄の下地や内装工事、機器の設置、外構工事を行っている状況でした。

どちらの見学においても実際に物を見て、学べる貴重な機会でした。

広島県立東部工業技術センターと株式会社カザケンの方々のおかげで、大変貴重な校外研修になったことをとても感謝しています。

ありがとうございました。

佐々木さんが最優秀賞を獲得!

こんにちは、教頭の平野です。(一社)岡山県建築士事務所協会が企画する「第20回優秀卒業作品表彰」の専門学校の部最優秀賞に、本校建築工学科2年佐々木琉翔さん(令和7年3月当時)の作品が選ばれました。設計のバランスの良さなどが評価され、見事につかみ取った栄冠。佐々木さんに受賞の感想や作品の概要などを聞きました。

-最優秀賞を受賞した率直な感想をお願いします。
「すごくうれしいです。取れるとは思っていなかったので、自分が選ばれたときは、『えっ、本当⁇』と思いました」

-受賞作品の名称は「建物が造り出す人の歩み」です。コンセプトや特徴を教えてください。
「課題地は、岡山市中心部で、西川緑道公園と市役所筋に挟まれています。市中心部は再開発が進んでいて他地域に比べ自動車の通行量が多い一方で、公園が少ない印象でした。歩いて楽しい、のびのびと過ごせる場所を造ろうと考えました」

-作品を考えるにあたって苦労したり、工夫したりしたのは、どういった点になりますか。
「建物の形状は最も悩みました。いろいろと思考しましたが、しっくりくるものがなく、先生にアドバイスを求めました。そこで、周辺の建物の形も踏まえたらどうだといった意見をいただき、今回の作品のアイデアを思いつきました」

「色遣いは工夫した点の一つです。白色を多く用いたことで落ち着いた雰囲気を醸し出すことができました。また、周辺の建物に白色が少なかったことで目を引く作品となった気がしています」

-カギセンの同級生もいろいろと別の作品を出していました。アイデアを出しあったり、競い合ったりしたことはありましたか。
「課題地は四つあり、違う地域の同級生とは切磋琢磨して、互いに参考にするところもあったと思います。同地域の同級生については、『自分の方がよりいい作品を作る』と、静かに闘志を燃やしていました」

-あらためてですが、この作品にはどんな思いがこもっているのでしょうか。
「気軽にふらっと訪れて、気持ちよく歩いてほしいといったところですね。ただ、まだまだ完璧な作品ではないと思っています。外装にこだわりすぎて、内装などに時間を割けませんでした。次に作品を手掛ける際は、もっと全体のレベルを上げていきたいです」

-実際にこうした建物を造るには、どのような力をつけていく必要がありますか。
「多くの有名な建築物を見て、どういう理由で名を知られるようになったのか、なぜ活用されているのか、逆にデメリットとなっている部分はあるのかといったところを把握し、知見を深めることが大事だと思います。そうすれば、広い視野で作品制作ができると考えています」

-令和7年4月、本校建築工学研究科に進学しました。今後の学生生活の目標を教えてください。
「まずは2級建築士の資格を目指して頑張り、取得できたら、建築積算士の資格取得、卒業制作と進んでいきます。卒業制作は今回の受賞作を上回る作品を完成させたいです」

-今後、入学してくる後輩にアドバイスをお願いします。
「入学したときを振り替えると自分に設計ができるのかという思いがありました。しかし、指導を受ける先生方は一級建築士だったり、建築事務所で実際に働いていた経験を持っていたりするので、安心して何でも聞くことができます。大船に乗ったつもりで、勉強してもらえればと思います」

◇佐々木さんのこぼれ話◇
佐々木さんは、岡山後楽館高校出身。もともと、ものづくりが好きで、進路は大学と専門学校で迷ったそうですが、「専門に行って好きなことに集中して取り組みたい」と、2級建築士の資格取得が目指せる本校を選びました。将来はハウスメーカーへの就職を希望しており、「お客様の要望にしっかりと応え、担当が佐々木さんでよかったと言ってもらえるような設計士になりたい。お客様が満足感を漂わせる笑顔をたくさん見たいです」と話しています。

奉還町商店街にて、ベンチのお披露目会を開催しました!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、3/4(火)に奉還町商店街の「りぶら」で行ったベンチのお披露目会を紹介します。

これは、本校主催のコンペで最優秀賞と西奉還町振興組合賞を獲得した作品を製作し、完成した事を多くの人に知って頂くために開催しました。

ベンチの製作は、提案した学生と企業と商店街の方が連携して行いました。

お披露目されたベンチは、最優秀賞と奉還町商店街振興組合賞を受賞した作品です。

最優秀賞のベンチ”Chair Block”は、岡山科学技術専門学校 西村 光日颯さんがデザインし、株式会社圡井によって製作されました。奉還町商店街振興組合賞のベンチ”CROSS BENCH”は、岡山工業高等学校 ベンチャーズがデザインし、株式会社 ウッディヨネダによって製作されました。

会では、それぞれの立場から完成するまでの関わり方やベンチに対する思いなどを発表してもらいました。製作した人たちの思いを直に町の人へ伝えられる貴重な機会になりました。

多くの方に見に来ていただき、大いに盛り上りました。

現在2つのベンチは、奉還町りぶらに常設されているので、是非気軽に座って下さい。

そして、少しこの取り組みに思いを馳せて頂けると、大変嬉しく思います。

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