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一級自動車工学研究科 Archive

FCV新型トヨタミライを勉強

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今年も企業連携授業をどんどん取り入れて最新技術を学んでいきますよ。

今回は、岡山トヨペット(株)様のご協力のもと、一級自動車工学研究科と合同でFCV(フューエル・セル・ビークル)という燃料電池自動車の特別講習をしていただきました。教材として持ち込んでいただいたのは、新型の「トヨタミライ」です。

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FCVとは水素と酸素とを化学反応させることで起電した電気をバッテリに蓄電し、モーターを動力として走る自動車です。

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以前に先代の「ミライ」での講習は受講したことがありましたが、新型になって航続距離が850㎞と200㎞と伸びたり、乗車定員が4名から5名に、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池に。驚いたのはFFからFRに変更なっていたことです。さらに水素ディテクタという水素漏れ検知センサーが装着されており、万が一漏れた場合でも電磁弁が閉じて水素を送らないよにして警告灯を点灯させる等の安全装置にも感心しました。

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実車にて、水素タンクの構造やアンダーカバーを外した状態で目視確認ができたり、化学反応で排出されるH₂O(水)の排出の確認ができたりしました。

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また、水素ポンプ、インジェクタの作動音やFCコンプレッサの吸引音などガソリン車やハイブリッド車では聞かない音に少し違和感を感じながら興味をもって確認していました。

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学生にとっても我々教職員にとっても非常にためになる講習となりました。岡山トヨペット(株)の関係者の皆様に深く感謝いたします。

それでは今回はこの辺で・・・

科学キッズフェス in 京山祭 - 自動車関連学科

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
12月11日(日)、生涯学習センターで開催された「科学キッズフェスティバル in 京山祭」に、一級自動車工学研究科、国際自動車工学科と合同で参加させていただき、ライントレースカーの走行体験を楽しんでいただきました。

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フォトダイオードで明暗を感知し、黒のマジックで書き入れられた思い思いのコースをトレースしていく、自動車の自動運転の基礎に繋がるしくみを体験していただきました。ラインをトレースしていくミニカーの動きがかわいらしく、女の子も楽しんでいるのが印象的でした。
若者の自動車離れが深刻化しているなか、少しでも興味を持つきっかけになればいいなと思いながら微笑ましいい姿を見ていました。

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子どもさんだけでも100名を超えるご参加いただき、我々のとって驚きの結果となりました。コロナ禍で行動に制約があるにもかかわらず、多数のご参加いただき大盛況で終了いたしましたことを感謝いたします。

最後になりましたが、このイベント参加にあたり、ご協力いただいた岡山日野自動車(株)様、(株)日産サティオ岡山様には深く感謝いたします。ありがとうございました。

それではこの辺で・・・

科学キッズフェスティバル in 京山祭

こんにちは! 二級自動車工学科の永岡です。

12月11日(日)、岡山県生涯学習センターで行われる「科学キッズフェスティバル」に本校自動車関連学科も参加します。

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「自動車の自動運転の仕組み」をテーマに、好きなラインを描いて、電池で走るライントレースカー(下)をそのラインに沿って自動で走らせる体験をしていただけます。

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このライントレースカーはあらかじめ本校の学生が作ったもので、抵抗やトタンジスタ、スイッチ、センサ、コンデンサなど自動車で使われている半導体を利用して組み立てています。

また、会場では日産自動車の自動運転「プロパイロット」のアニメーション動画の上映や、参加者先着25名の方にミニカー(下)のプレゼントもご用意しておりますので、どうぞ早めにご参加ください。

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なお、このミニカーは、株式会社日産サティオ様、岡山日野自動車株式会社様の協賛によるものです。
ご協力に感謝いたします。誠にありがとうございます。

それではこの辺で・・・

驚きの最新技術ー日産自動車技術講習会

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。

今回は11/18(金)に開催した日産自動車技術講習会の様子を紹介します。

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座学では自動車をとりまく課題(エネルギ―、地球温暖化、渋滞、交通事故)の解決に向け、ゼロ・エミッション、ゼロファイタリティを目指し、技術的アプローチとして電気自動車や自動運転を軸に取り組んでいるとのことでした。
実習では、スカイライン400R 、アリア、サクラ、エクストレイルの4台での技術説明と、見て触れて新技術を感じようという内容でした。

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スカイライン400Rはその名の通り最大出力400PSをたたき出すエンジンを搭載しています。過去に限定販売されたBCNR33型のGT-R 400Rの後継の意味をなすのでしょうか?
V型6気筒3000ccツインターボには水冷式の分割インタークーラーを搭載していました。ガソリンエンジンからモータに代わる最後のスポーツカーになるのでしょうか???

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新型T33型のエクストレイルは今回唯一のe-POWERです。この車はモータによる駆動でエンジンはあくまでリチウムイオンバッテリを充電するために使うシリーズハイブリッドです。前後の駆動モータを電子制御で4WDとして操るe-40RCEを搭載しています。さらに、エンジンには可変圧縮で充電効率を上げることができるVCターボなど、最新技術のオンパレードです。

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サクラは最近のテレビCMで話題になり爆売れ中の軽四輪EVです。航続距離も伸び、充電時間も短く、電気の取り出し可能なEV車はこれからの時代を担っていく車となるでしょう。
ところで知っていますか? 全国の電気自動車の充電スタンドの数ってガソリンスタンドの数とほぼ同じ数あるんですって。Σ(゚Д゚)

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アリアでは自動運転技術の実演を見ました。プロパイロットパーキングがその一つです。アランウンドビューモニタで駐車スペースを認識し、車庫入れをスイッチ一つで行えます。女性やお年寄りに優しい機能です。
また、狭い駐車場でドアが開けにくい場合、リモコンで前進、後退が出来るプロパイロットリモートパーキングの実演もあり、運転支援技術の進化が垣間見える講習会になったと思います。

さらに、リチウムイオンバッテリに代わる、全固体電池の開発も進んでいるとのこと。実用化されれば、充電時間がいまの1/3になり電気代も安くなるそうです。
自動車は日進月歩進化しています。学生も肌で感じたことでしょう。

それでは今回はこの辺で・・・

日野自動車のEVトラック?!

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。

今回も、もはやシリーズ化したほうがよいかも・・・・の出張授業です。以前に、オープンキャンパスにダカールラリー車を展示していただいた日野自動車グループ様より、デュトロZEV を学生お披露目したいとのお話をいただき今回実現しました。

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トラックのEV? 少し違和感を感じました。充電スタンドのインフラ整備や燃費(電費?)の問題などクリアしないといけない問題が山積していると思ったからです。しかしコンセプトを聞いて納得しました。

市街地配達に特化した性能、小回り(最小回転半径4.9ⅿ)やシート高を低くして乗り降りを重視していること、ウォークスルーバン構造のシートアレンジなど・・・

それでも一番は音が静かなこと。静かさがブログで表現できないのがもどかしいです。(笑)

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ウォークスルーバン構造の荷室

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トラック初の液晶メーターパネル

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給電中のメーター表示です。

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災害等の緊急時に電気を取り出せる装置と冷蔵庫

このトラック、面白いのは前輪駆動なのです。これからの市街地配送車の標準になるかもです。
今回はこの辺で・・・

スバルの最新技術講習

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。

今回は、中四国スバル販売会社グループから講師を迎えての出張授業の様子を紹介します。授業内容は、国産ではスバル独特の水平対向エンジンの回転バランスの良さ、軽量コンパクトで低重心などの特長を講義とビデオで学びました。
また、1987年より開発スタート、2008年より搭載された運転支援システム「アイサイト」の進化の歴史、最新のVer.3ではカメラがカラー認識できるC-MOSセンサ(デジタル一眼レフカメラなどに採用されている)が搭載されていることなど運転支援システムの新技術に触れることができました。

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この後、3グループに分かれて実習場での講習となり、1班は水平対向エンジンのピストンとコンロッドの脱着作業です。教科書に載っていた斜め分割式コンロッドを実際に見ることができ、これから始まるエンジン実習での使用エンジンとの比較にもなりそうです。
実習場で指導してくださる中には、なんと本校卒業生も。スバルBRZを所有していることで学生からのいろいろな質問に受け答えしてくれていました。OBということもあり学生も質問しやすかったのでしょう。ありがとうございました。

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2班では WRX S4 STI(四輪駆動のスポーツセダン)のコンセプトやスペックの説明を受け、空力や軽量化など様々な開発秘話などを聞くことができました。
また、リフトアップしてパワートレーンやエンジン配置などの低重心でバランスの良い安定姿勢を保てるしくみについても学ぶことができました。

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空力を考えて敢えての無塗装は開発担当の間でかなり論議が繰り広げたそうです。

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大型モニターと液晶ディスプレイメーターの搭載でナビゲーション画面をメータに写し出すこともできるそうです。

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リヤのハブ(ドライブシャフト回転部分)がアルミ合金で軽量化されています。若者の車離れが取りだたされますが、スポーツカーはやはり魅力的で学生たちもよく聞いていました。

3班は駐車場での「アイサイト」プリクラッシュブレーキの体験とBRZの車両展示です。障害物を準備して、衝突回避または被害の軽減を図る自動ブレーキ体験です。車両は人気のSUV「フォレスター」で行われました。

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人間の眼のように2つのカメラ(ステレオカメラ)での三角測量の原理で障害物の距離・大きさを認識します。ただ、人間の眼と同様に暗いところや真っ白のところは苦手とするため検知が難しいなどの弱点も学びました。

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BRZの展示では、水平対向エンジンの搭載位置や、トランスミッションを車両から取り外さなくてもエンジン脱着が可能なようにエンジンフードが垂直に開くなど整備性の良さなどの解説もありました。スバルという自動車会社のこだわりに触れた授業になったと思います。

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あとは再度教室での質疑応答でしたが、なかなか質問が出ず、卒業生へのQ&Aを販売会社様が用意していただいていたので助かりました…

中四国スバル販売会社グループの皆様誠にありがとうございました。
本日はこの辺で・・・

学生支援会主催講演会で学ぶ

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。

9/16(金)、学生支援会主催で1年生対象の講演会を
 「就職活動にむけて」 ~今から実行したいビジネスマナー~
をテーマに、元KSB瀬戸内海放送リポーターの岡田かおり氏をお招きして開催しました。

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講演では第一印象の大切さや立つ姿勢、挨拶時のお辞儀の角度など、高等学校時代に学んだ学生も多くいましたが再度確認できたことでこれから始まる入社試験や会社訪問などに役立つ良い講演となりました。

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留学生については、日本におけるマナーについて非常に役立つ内容になったと思います。アンケートの結果を確認しても、挨拶と大きな声というワードが目立っていました。

ビジネスマナーについては学校でも授業に取り入れロールプレーイングなど行っていますが、プロのお話や体験は学生の心に残ると思います。継続したいと感じました。
学生支援会の皆様、また講師の岡田先生、誠にありがとうございます。

それではこの辺で・・・

学生ならではの見学・研修先

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。

今日は一級自動車工学研究科、二級自動車工学科の合同校外研修の様子を紹介します。
今回は岡山トヨペット株式会社様の全面協力のもと、トレーニングセンターとK-tunesブース、それにCR岡山を見学させていただきました。

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初めて見るトレーニングセンターに留学生も興味深々です。

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コンパクトカーのベアエンジンです。

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きれいに整列されていて技術を学ぶ環境が整っています。とにかくきれいに清掃、整理・整頓されています。整理・整頓のお手本になります。

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トレーニングセンターは、若いメカニックを集めて基本技術の習得や最新技術の講習といった教育を行う施設です。今回も実際にメカニックが参加して講習が行われていました。なんと本校の卒業生がトレーナーとして指導していました。素晴らしいです。

続いてK-tunesブースを訪れました。まずは室内にシュミレーターがドーンと置かれ、レーシングドライバーも練習で使えるよう設置してあります。

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サーキット場に行ってお金を払い、ピットウォークやグリッドウォークから見る以上に真近でGTマシンを見学でき大興奮です。しかもシーズン中にも拘らずです。私たちにとってはうれしいサプライズでした。

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多くのトロフィーやレーシングドライバーのヘルメットなどが展示してあります。

最後にCR岡山にお邪魔しました。こちらは、新車の納車前整備を行う工場と集中車検工場、板金塗装工場を併せ持つ総合工場です。
ここでも今春卒業したベトナム人卒業生が活躍していました。現役の学生の前で、卒業後どんな仕事をしているか話してくれました。先輩の話は後輩たちにはイメージが湧きやすいものです。

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最後になりましたが、お忙しい中にもかかわらず、お時間を割いていただきました。採用ご担当様をはじめスタッフの皆様、誠にありがとうございます。
なお、今回見学させていただいたトレーニングセンターとK-tunesブース、それにCR岡山はいずれも一般の方々には非公開となっています。ご了承ください。

今回はこの辺で・・・

あの「TESLA」が! カギセンに!!

こんにちは、一級自動車工学研究科です。

一級自動車工学研究科と二級自動車工学科で講習会(出前授業)です。
今回は、なんと! あの「イーロン・マスクのTESLA」です。

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「Heart Up World 株式会社」様にご協力いただきいて実現しました。

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「Model 3」

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「Model X」

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「Heart Up World 株式会社」と「TESLA」についての説明

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「TESLA」の下側とボンネットの中

「Heart Up World 株式会社」様ありがとうございました。

VOLVO講習会

 

こんにちは、一級自動車工学研究科です。

「山陽村上モーター株式会社」様にご協力いただいた「VOLVOの講習会」の様子です。

「VOLVO XC-40 Plug-in-hybrid」です。

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二級自動車工学科と一緒に「山陽村上モーター株式会社」様の説明。
整備士らしく聴けています。

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車内の説明を聴いています。

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点検の様子です。

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「山陽村上モーター株式会社」様ありがとうございました。

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