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DX学科 Archive

【DX学科 通信】第一弾 高校で使っていたChromebookはカギセンで使える?

  • 2025-07-08 (火)
  • DX学科
  • 作成者:digi

高校時代のChromebook使える?Q&A

高校で使っていたChromebookを、カギセンでも引き続き使いたいと考えている方へ。卒業後の手続きや注意点、もしWindows PCが必須の学科に進学した場合にChromebookでは何ができないのかについて、Q&A形式で解説します。

Q1: 高校から借りていたChromebookは、使えますか?

A1: いいえ、使えません

高校から貸与されたChromebookは、高校の管理下にあるGoogle Workspace for Educationアカウントに紐づけられています。そのため、卒業と同時にそのアカウントが使えなくなり、Chromebook自体も利用できなくなります。


Q2: 高校から借りていたChromebookを卒業後も使いたい場合、どうすればいいですか?

A2: 高校に確認してください。

卒業生にChromebookを譲渡する高校もごく一部あるそうです。


Q3: 自分で購入したChromebookを高校で使っていた場合、カギセンでそのまま使えますか?

A3: はい、基本的に使えます

ご自身で購入したChromebookであれば、所有権はあなたにあります。カギセンで新しくGoogle Workspaceアカウントを発行しますので、クラスルームなどの機能は、ログインし直せば問題なく利用できます。

Chromebookをカギセンで使用するための手順

1. データの移行 高校のGoogleアカウントが卒業後に使えなくなる可能性が高いので、Chromebookに保存されている個人的なデータ(課題、写真、作成したファイルなど)は、必ず個人のGoogleアカウント(Gmail、Google Driveなど)やUSBメモリ、外部ストレージなどに移行してください。データが消えてしまうと復元が困難になります。

2. Chromebookの初期化(Powerwash) 高校で管理されていたChromebookは、初期化(Powerwash)を行うことで学校管理下の設定が解除され、個人のChromebookとして使用できるようになります。ただし、初期化するとChromebook内のデータはすべて消去されますので、必ずデータのバックアップが完了していることを確認してから実行してください。


Q4: Chromebookを使う前に、確認すべきことはありますか?

A4: はい、進学先の学科のPC推奨環境を必ず確認してください。

ほとんどの授業や実習でWindowsや特定のソフトウェアが必要になる場合が多いです。

  • 推奨スペック・OS: 学科のウェブサイトや入学案内で、必要なPCのスペック、OS、推奨されるソフトウェアを確認しましょう。
  • ソフトウェア要件: 「Microsoft Office(Word, Excelなど)のフル機能版が必要」「特定の専門ソフト(CAD、デザインソフトなど)が必須」といった条件がないか確認してください。

ChromebookはWebベースのOSのため、WindowsやmacOS専用のソフトウェアは動作しません。


Q5: Chromebookでできないことは?

A5: Windows専用のソフトウェアや機能が使えません。

主なできないことは、以下の通りです。

  • Windows専用ソフトウェアの利用:
    • Microsoft Officeのフル機能版: 高度なマクロやVBA、複雑なグラフ機能など、Windows版Officeの特定機能は利用できません。Web版やGoogle Workspaceで代用できる場合もありますが、機能が限定的です。
    • 専門分野のソフトウェア: CADソフト、Adobe製品(Photoshop, Illustratorなど)、プログラミング開発環境、特定の統計解析ソフトなど、Windowsにしか対応していない専門ソフトは全く利用できません
  • 周辺機器やハードウェアとの連携:
    • 特定のプリンターやスキャナー、ペンタブレット、実験・測定機器など、Windows専用のドライバーを必要とする周辺機器は利用できません。
  • 高度なシステム設定や開発環境の構築:
    • Windowsの深い部分の設定変更、仮想化ソフトウェアの利用、本格的なプログラミング開発環境のローカル構築などは困難です。
  • 授業での操作指示との不一致:
    • 授業で「Windowsのこのメニューを開いて」「このショートカットキーで」といった指示が出た際に、Chromebookでは異なる操作が必要となり、授業についていけない可能性があります。

もし進学先でWindows PCが推奨・必須である場合は、Chromebookでは授業や課題に支障が出る可能性が非常に高いため、Windows PCの購入を強く検討することをおすすめします。


Q6: 高校で加入していた保険やソフトウェアのライセンスはどうなりますか?

A6: ほとんどの場合、卒業と同時に利用できなくなります

  • 保険: 高校で加入していた学生向けの傷害保険や賠償責任保険は、卒業と同時に期間満了となることがほとんどです。大学や専門学校では、入学時に新たに学生保険への加入が案内されますので、そちらを確認してください。Chromebookの動産保険も、学校貸与品の場合は引き継がれません。
  • ソフトウェアライセンス(Microsoft Officeなど): 高校を通じて提供されていたMicrosoft Officeなどのライセンスは、在籍期間のみ有効なため、卒業と同時に利用できなくなります。

DX学科で使える?

クラスルームを使って授業を行いますので通常の授業で使えます!が、しかし、

次の時に使えません。

  • 技能士を受験する時
  • 技能士の自宅学習
  • 実習のプログラミング

Windowsを推奨しますが、さまざまな理由で準備できない場合は、ご相談ください。


まとめ:大切なのは「確認」と「準備」

高校時代のChromebookを卒業後も活用するためには、まず「高校への確認」「進学先での確認」が不可欠です。お気軽にお問い合わせください。

事前にしっかり確認し、必要な準備を進めて、スムーズに新生活をスタートさせましょう!

DX学科 岡本 茂樹

【DX学科 実習装置紹介】第四弾:コンピュータ制御を学ぶ工作機械

  • 2025-07-02 (水)
  • DX学科
  • 作成者:digi

CNCフライス盤で学ぶコンピュータ制御

ご紹介する機材は、LUNYEE社の「3018 PRO MAX CNCフライス盤」です。オールメタル構造と高出力スピンドルモーターを備え、木材・アクリル・アルミを複雑な形に削り出す加工が可能な機械です。Grblというオープンソースのソフトウェアを採用しているため、中身を知るのに適しています。

このブルーの機械は、カギセンの実習室にあるもので、実際の工場で使われているNCフライス盤という機械です。工場のDX化を学ぶために、この機械の制御の仕組みを学修します。

具体的にどんな仕組みを学習できるの?

  • 精密加工のためのモータを正確に制御する仕組みを学修します。

LUNYEE CNC フライス盤の紹介

    • モーターの種類について
    • 設計した図面から自動で加工するプログラミングの仕組み
    • G-codeという工作機械のプログラミング言語について

DX学科ではこんなふうに使っています!

    • 部品の加工をプログラミングで指示
    • アルミネームプレートを使ったオリジナルキーホルダー制作
    • ロボットアームと連携し、生産現場のDX化のアプローチを学ぶ
「製造業のDX化を進める方法を」そんな体験ができる実習、ちょっとワクワクしませんか?

まとめ

このCNCフライス盤を通じて、ものづくりの現場で求められるスキルを楽しく身につけることができます。「切る・削る・創る」のプログラミングを体験しながら、実践力を育むDX学科の学びを、体感してみませんか?

DX学科 岡本 茂樹

【DX学科 実習装置紹介】第三弾:AI6軸ロボットアーム

  • 2025-06-20 (金)
  • DX学科
  • 作成者:digi

AIロボットアームで学ぶプログラミング

ご紹介するロボットアームは、Yahboom社が開発した教育向けのプログラミング学習装置です。複数のサーボモーターを制御する高度な構造を持ち、PythonやAIカメラによる画像認識といった先端技術を使ったロボティクス学習が可能です。視覚、動作、AIの連携によって、より実践的なプログラミングスキルを習得できます。

どんなプログラミング学習ができるのか?

  • AI画像認識と動作連携、自動ピッキング操作カメラ映像から物体を検出し、アームを動かして対象物をつかむ操作が可能です。

Yahboom ロボットアーム デモ動画

      • Pythonで操作できるAPI群
      • XYZ座標と6回転軸
      • 画像認識による対象物検出と追従
      • 音声認識との連携によるハンズフリー操作
      • ルート記録による自動作業
      • リアルタイムステータス取得とフィードバック制御
      • AIモデルと連動したオブジェクト識別・分類

注:危険な動作や高出力レーザーなどの装備はありません。

DX学科ではこんなふうに使っています!

    • AIカメラで色や形を識別し、対象をつかむ動作のプログラミング
    • Pythonを用いて動作ルートをプログラミング
    • 水耕栽培の作物の観察に利用してスマート農業実習
    • 工場ラインの自動化を模擬したシミュレーション実習
「AIとロボティクスを使って次世代の生産技術を作り出す!」そんな実習、ちょっとワクワクしませんか?

まとめ

これらの教材を通して、未来を担う人材が楽しく学び、成長できる環境をつくっています。まずは、教材から。“わかる”を“できる”に変える、DX学科で実践的な学びをはじめましょう!

DX学科 岡本 茂樹

【DX学科 実習装置紹介】第二弾:プログラミングドローン

  • 2025-06-16 (月)
  • DX学科
  • 作成者:digi

Hulaドローンで学ぶプログラミング

Hulaドローンは、中国のHighGreat社が開発した教育用プログラミングドローンです。飛行の命令やデータなどを他のアプリケーションから呼び出して利用するための仕組み(API)を持っており、Scratchのようなビジュアルプログラミング言語に留まらず、テキストベースの高級プログラミング言語(Python)を使ったプログラミング学習をすることができます。

Hulaドローン

どんなプログラミングができる?

  • 自動飛行、AI連携、編隊飛行
    Wi-Fi経由でPCからドローンに直接コマンドを送信します。

デモンストレーションYoutubeリンク

  • Pythonプログラミング言語で呼び出すAPI
    ・基本的な飛行制御(上下・左右・前後・回転)
    ・スタント飛行(宙返りなど)
    ・フルカラーLEDの制御
    ・カメラ映像の取得( AI認識対応)
    ・複数台での編隊飛行
    ・センサーからのリアルタイム情報取得

注:レーザー光線の機能は外してあります。

DX学科ではこんなふうに使っています!

  • スマホで操作しながら、空間認識力や論理的思考を養う
  • Pythonプログラミングで自動飛行やAI画像認識に挑戦
  • 農場に農薬を散布するコースをプログラミング
  • 工場内の障害物を避けて飛行するプログラミング
「ドローンを使ってDX化を進めることができる技術者になる!」そんな実習、ちょっとワクワクしませんか?

まとめ

これらの教材を通して、未来を担う人材が楽しく学び、成長できる環境をつくっています。まずは、教材から。“わかる”を“できる”に変える、DX学科で実践的な学びをはじめましょう!

DX学科 岡本 茂樹

【DX学科 実習装置紹介】第一弾:身近なミニコンピュータ

  • 2025-06-04 (水)
  • DX学科
  • 作成者:digi

「ラズベリーパイ」という小さなコンピュータを知っていますか?

これは手のひらサイズなのに、実は本格的なパソコンと同じようなことができるスゴイ機械なんです!

ラズベリーパイはどこで使われているの?

ラズベリーパイは学習用コンピュータとしてイギリスで開発されましたが、今では、世界中のいろいろな業務でも使われるようになり、累計出荷数は4,000万台以上と言われています。統計によっては、Windows PC, Macの次に使われているという情報もあるくらいです。

実は、意外と身近な場所にも使われています。大手回転寿司チェーンの「〇〇寿司」では、客席のタッチパネル端末や、厨房の管理システム、そして「鮮度くん」と呼ばれる自動廃棄システムなどに、使われている店舗があります。

客席のタッチパネル端末

客席のタッチパネル端末

厨房の管理システム

厨房の管理システム

鮮度くんシステム(皿の管理)

鮮度くん(QRコード読み取り・廃棄管理)

※注:写真はAIを使った絵で、ラズベリーパイは裏に隠れて見えません。

実際の写真はこの検索結果よりご覧ください。

これらのシステムは、ラズベリーパイが小型で安価、しかも信頼性が高いことから導入されており、1店舗に100台以上のPiが稼働しているという例もあります。そのほかにも、工場や、インターネットなど、様々なところで使われていています。

DX学科ではこんなふうに使っています!

Pythonというプログラミング言語を使って、LEDを光らせたり、センサーを動かしたり、カメラでQRコードを読み取ったりと、実際のシステムと同じような機能を開発します。また、注文用のタッチパネル画面を作ったり、Webサーバーを立ち上げて、ネットワーク越しに情報を送受信する仕組みも体験できます。

まさに「〇〇寿司の注文や鮮度管理のしくみを、自分で作れるようになる!」そんな実習、ちょっとワクワクしませんか?

まとめ

これらの教材を通して、未来を担う人材が楽しく学び、成長できる環境をつくっています。まずは、教材から。“わかる”を“できる”に変える、DX学科で実践的な学びをはじめましょう!

DX学科 岡本茂樹

DX学科 OPEN CAMPUS 通信#2

  • 2025-05-14 (水)
  • DX学科
  • 作成者:digi

【オープンキャンパス通信】No.2

2025年5月10日(土)にオープンキャンパスを実施しました。

体験写真1

体験内容

1.接続したら悪いWiFiだった!その脅威と対策を学びました

体験写真2

体験写真3

2.制御専用コンピュータを使ってモータ制御を学びました

体験写真4

まとめ

短い時間でしたが

  • ルーターの役割
  • 暗号化の効果
  • 自動接続の危険性
  • モーターの制御

楽しく体験しながら学ぶことができました。
最後まで、熱心に取り組む生徒さんがとても素晴らしかったです。
ご参加ありがとうございました。

DX学科 岡本茂樹

DX学科の模擬授業を体験していただきました

  • 2025-05-09 (金)
  • DX学科
  • 作成者:digi

【模擬授業】Free Wi-Fiの危険性を体験!

2025年4月25日(金)、備前緑陽高校から9名の生徒さんをお迎えし、学校見学会(模擬授業)を実施しました。 今回のテーマは「Free Wi-Fiの危険性を体験し、対策方法を学ぶ」です。

Free Wi-Fiに接続してみたら…悪いWi-Fiだった!

まずは、体験目的がはっきりわかる名前の「warui-Wi-Fi」というアクセスポイントに、スマホを使って接続してもらいました。 見た目は普通のWi-Fiですが、裏ではとんでもないことが起きていました!

実際に起こったこと!

1.盗聴されていた

教材のSNSを使って、教室内で会話をしてみました。みんなの内容が、すべて見られていて、教室がざわめきました。

2.他人にログインされてしまう

あなたの名札(セッションID)を見られてしまうと、個人情報が盗まれてしまう危険を体験しました。

体験後に学んだこと

3.暗号化してみたら?

文字を暗号化することで、途中で盗聴されても中身が読めないことを学び、簡単な暗号化・復号のデモも体験しました!

4.自動接続をやめてみたら?

スマホの「自動接続」をオフにすることで、怪しいWi-Fiへの接続リスクが減ることを学びました。

まとめ

短い時間でしたが、
  • ルーターの役割
  • 暗号化の効果
  • 自動接続の危険性
  • SSIDの名前の紛らわしさ
など、多くのことを楽しく体験しながら学ぶことができました! 授業中には笑い声も聞こえ、最後まで真剣な表情で取り組む生徒の皆さんがとても印象的でした。 ご参加ありがとうございました。

DX学科 岡本茂樹

オープンキャンパスを開催しました!

  • 2025-04-11 (金)
  • DX学科
  • 作成者:digi

こんにちは。DX学科の岡本です。

3月29日(土)最初のオープンキャンパスにご参加いただきまして、ありがとうございました。簡単に、体験内容を紹介します。

1.制御専用コンピュータPLCを使ってモーターを制御しました。

モーター制御の様子

生産現場では必ずと言っていいほど多く使われています。

2.おもちゃのトマトの写真を撮って、熟れ具合によって写真を分類しました。

トマトの熟れ具合判定

3.10行程度のプログラムで仮想通貨の価格を調べました。

{ “bitcoin”: { “usd”: 82713 } }

プログラムで調べると、この形式で読み取ります。人間にはわかりにくいですね。

次回は、もっとパワーアップした内容になる予定です。進路に迷っている人は、一度、体験していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

DX学科からごあいさつ

  • 2025-04-10 (木)
  • DX学科
  • 作成者:digi

はじめまして。DX学科の岡本です。

カギセンにDX学科が新設されました。今日から情報を発信していきますので、よろしくお願い申し上げます。

学生募集中です。2026年4月から一生に勉強して、社会に貢献できる人材になりましょう!


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