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2018-04

あとに続け! 卒業生の進路

電気工学科の三井です。

今年の卒業式もとっくに終わり、平成30年度の授業が始まって2週間です。来春卒業予定者の中にはあと一歩で内定をいただけそうな学生もいますが、その前に、平成30年3月の卒業生11名の進路は次のようになりました。

 アオイ電子株式会社
 旭テクノプラント株式会社
 株式会社千田組
 株式会社タイガーマシン製作所
 ダイシン電機株式会社
 株式会社タグチ工業
 株式会社徳山電機製作所
 日本eリモデル株式会社
 株式会社藤井電業社
 双葉電機株式会社
 株式会社四電工

1年次に取得した資格を武器として積極的に就職活動を行い、夏休み明けにはほぼ全員が希望の企業から内定をいただきました。新しい職場での仕事、頑張れっ。そして、新2年生、先輩たちの後に続け!

半月先の季節をスケッチ

こんにちは。バイオサイエンス学科の金子です。
新1年生が半田山植物園で郊外研修を行いました。季節が半月先を感じられる中、植物たちも夏に衣替えの時期でした。植物園の先生に説明を受け、思い々に植物のスケッチを楽んだ午後でした。

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清掃ボランティア-エコクリーナーズ

自動車カスタマイズ学科の永岡です。

21日(土)の清掃ボランティア・エコクリーナーズ岡山に参加しました。
この清掃活動は今年で11年、春秋数えて23回目とのことですが初回は70名程度からのスタートだったそうです。今回の3500名という参加数は、市民の美化意識の高まりがけた違いに大きくなったということですね。他校の専門学校生も多く参加していました。

学生を含む私たちのグループは、下石井公園に8:20に集合してJR岡山駅前周辺を清掃活動しました。駅周辺ではなく、自分たちの校舎周辺の清掃に参加した学生もいました。もちろん、ボランティア募集の呼びかけに応じくれた学生ばかりです。これからも積極的にボランティア活動学校を推奨して、少しでも地域貢献ができるよう取り組んでいきます。

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本日はここまで…

 

ものづくりのプロセス

ものづくり工学科・小林敏則です。
平成31年度に生まれる「ものづくり創造学科」の目指すものについて、ブログ上で説明します。

ものづくりとは
 ものづくりとは幅が大変広いものです。工業製品に限らず、農作物や料理、芸術作品などもものづくりといってよいと思います。

ものづくり創造学科がめざすものづくり
 ものづくり創造学科が考えるものづくりは、「アイデアをかたちに」することです。機械や工具を使って部品を作ること、部品を組み立ててメカニズムにすることもあります。これを動作させるときはモーターなどの動力を使います。電気回路や電子回路と組み合わせることもありますし、プログラムを組み込んで自動運転させることもあります。

ものづくりの具体例(1)
 例として、図1のようなミニスターリングエンジンカーでものづくりのプロセスを考えてみます。

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図1 ミニスターリングエンジンカー

1) 何を作るか・・・手のひらサイズのスターリングエンジンカーを作りたい。
小型のものであれば、いろいろな人たちの興味をひきやすいのではないか。図2のような模型スターリングエンジンを走らすことはできないかが発想の原点です。
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図2 注射器を使った木製スターリングエンジンカー

2) プランニング・・・手書きでスケッチするなどしながらイメージを作ります。
「このエンジンに後輪二つをつけてやれば車になるのでは・・・」

3) 形にする・・・図3のように3D-CADで形状を描きます。
画面上で部品同士の干渉チェックもできます。3Dプリンタで部品を作ることもあります。

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図3 3D-CADで作ったスターリングエンジンカー

3Dプリンタで形状を決めると、図面は3D-CADソフトに書かせることができます。このプロセスは以前、図面から部品を作成し、組立後に動作確認や干渉チェックしていた時代の流れとは大きく異なっています。こうして作成した図面(製作図)が図4,5です。
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図4 ミニスターリングエンジンカーの部品図①

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図5 ミニスターリングエンジンカーの部品図②

4) 試作・・・機械や工具を使って部品を作ります。
部品によってはヤスリなどで手仕上げすることもあります。
このエンジンカーでは旋盤(図6)、フライス盤(図7)、ボール盤(図8)や万力や定盤(図9)を使いました。

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図6 旋盤(円筒形の工作物を加工する)

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図7 フライス盤(平面を加工する)

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図8 ボール盤(穴あけ)

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図9 万力と定盤(けがき作業)

5) 組立・運転・・・ 部品を作り組み立てても、うまく動くとは限りません。
そこから試行錯誤が始まります。思ったように動かないときは、その原因を考えながら部品の再加工や再組立てが必要になってきます。
このエンジンでも、組み立てたが動かないという状況になりました。組み立てたとき、エンジンの上死点(下死点)で空気を圧縮(膨張)させる手ごたえがないといけないことは、他のエンジンを作った経験からわかっていましたから、十分な機能になるようピストン、シリンダ、シール材、加熱筒などひとつずつを見直していくことにしました。
結果的には組立精度が上がるようにエンジンの過熱筒を工夫したのがよかったように思います。このエンジンでは、動いたときの達成感というより、何とか動いたという安心感のほうが大きかったように思います。

6) 今後の展開・・・教材として取り入れる、外部での展示に使う、オープンキャンパスで活用するなどが考えられます。

まとめ
今回の紹介例には電子回路などは全くありません。次回は電子回路やプログラムを取り入れたものづくりについて紹介します。

学科改編(自動車カスタマイズ)

自動車カスタマイズ学科の永岡です。

平成31年度から自動車カスタマイズ学科はトータルメカニック研究科(1年制)として生まれ変わります。
募集対象者は二級自動車工学科、国際自動車工学科から内部進学する人が中心になります。
内容は、二級自動車工学科で自動車整備士資格を取得した皆さんに車体整備(板金、塗装、フレーム修正など)を中心に学んでいただくこと、さらに、二級課程で学びきれなかった項目(自己診断機器を使用した高度診断など)を実習授業を中心に学んでいくようになっています。

このことで、自動車整備を総合的に学習することができます。自動車整備、車体整備の両方を学べることから就職先の間口も広がります。
詳しくは本校のパンフレット、ホームページでご覧ください。皆さんの出願をお待ちしております。

トータルメカニック研究科

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測量体験

測量環境工学科の茗荷です。

21日(土)に第1回オープンキャンパスを開催しました。今回、測量環境工学科には3名の高校生が参加してくれました。

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今回の内容は「レベルを用いて高低差を測ろう」と「電子平板による地形測量」でした。
まずは概要の説明です。(写真上)

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「レベルを用いて高低差を測ろう」の様子。(写真上)

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「電子平板による地形測量」の様子。(写真上)

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測量を体験したあと、測量環境工学科の特徴などを説明しました。

今回のオープンキャンパスで測量環境工学科に興味を持って頂いたら幸いです。知りたいことがでてきたら何回でもお越ください。

1年にわたる挑戦の結果

電気工学科の三井です。
平成30年2月に受験した「第一級陸上特殊無線技士」国家試験の結果が次のようになりました。以下、学年は平成29年度のものです。

「第一級陸上特殊無線技士」結果
学年 在籍数 受験数 合格数 累計取得数 取得率(%)
2年 11 8 72.7
1年 23 22 13 13 56.5

1年間で「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」「工事担任者DD第一種」「第一級陸上特殊無線技士」と4つの国家資格を目指してきました。その結果は次のようになりました。順調に合格できた人は非常に充実した1年だったと思います。そうでなかった人も頑張った感はしっかり残っているのではないでしょうか。1年次に取りこぼした資格は、是非2年次に取得して欲しいと思います。
 

「第二種電気工事士」結果
学年 在籍数 筆記 技能 資格
受験数 合格数 受験数 合格数 累計取得数 取得率(%)
2年 11 1 1 11 100
1年 23 20 18 19 18 20 87.0

 

「第一種電気工事士」結果
学年 在籍数 筆記 技能 資格
受験数 合格数 受験数 合格数 累計取得数 取得率(%)
2年 11 1 1 4 2 9 81.8
1年 23 22 18 18 14 15 65.2

*第二種・第一種電気工事士の筆記試験に合格すると、技能試験で不合格となっても次回の筆記試験は免除となり、技能試験のみを受験することができます。
 

「工事担任者DD第一種」結果
学年 在籍数 受験数 1科目合格 2科目合格 資格取得数 取得率(%)
2年 11 0 4 0 5 45.5
1年 23 22 4 7 4 17.4

*試験は3科目あります。年に2回の実施、3年以内に3科目に合格すると資格取得となります。

新学年が始って1年生は進級して2年生となり、取得した資格を武器に就職活動に頑張っています。8割の学生は電気を学ぶのは初めてですが、わずかな期間に資格を取得したことを企業の人事担当者からもお褒めのお言葉をいただき、学生たちは大変喜んでいます。積極的に就職活動を行い希望の企業に内定することを祈っています。

第一級陸上特殊無線技士の学習風景
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実習風景
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さあ、頑張るぞ!

測量環境工学科の茗荷です。

きのう4月10日(火)は入学式でした。

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新たに15名の測量士補の卵が入学しました。入学式直後その場で、測量環境工学科が測量士補養成施設であることについての説明し大変厳しいという話をしました。でも、新入生の表情はやる気に満ち溢れていました。
これから私たちと共に頑張っていきましょう。

ものづくり工学科が変わります

ものづくり工学科・小林です。

平成31年度から、ものづくり工学科はものづくり創造学科に変わります。

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 技術の変化は急激で、ものづくりの現場も大きく変化しています。見られる変化の一つが、IoTといわれる技術が導入されてきていることです。そのような変化に対応するためには、その技術がどのようなものか理解することが重要であると思います。

 平成31年度から新しくできる ものづくり創造学科 では、金属加工、3D-CAD、電気情報などの座学や実習に、IoTに関係する授業を積極的に取り入れていきます。

    夢を形に ものづくり 夢づくり 人づくり

 オープンキャンパスの内容にも、IoTを取り入れていきます。ふるって参加してください。

バイオサイエンス学科から食品生命科学科へ!!

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
今年はぐんぐん暖かくなって、あっという間に桜も散ってしまいました。
でもハナミズキやボタンの花も開き始めて、まさに百花繚乱の春ですね。
入学式まであと4日・・・ どんな学生さんと出会えるか、これから始まる1年間を考えて
わくわくしながらもいろいろな準備で忙しい時間を過ごしている私です。

さて、バイオサイエンス学科は来年度に向けて大きく変わります。
31年度から学科名が「食品生命科学科」になるんですよ。
そのため来春入学される方のための学校案内は食品生命科学科になっています。
卒業生の皆さん、≪バイオサイエンス学科がなくなった!?≫なんて思わないでくださいね。
生物工学科⇒バイオサイエンス学科⇒食品生命科学科と学科の歴史はちゃんと続いていますよ。
私(鎌田)もあと1年頑張ります!!

食品分野の実習や授業を強化した学科内容になります。
食品を使った実習も増えて、食品開発のようなことも学べますよ。
そんなこともあって、今年から新しく「金子先生」に来ていただくことになりました。
金子先生は長い間食品メーカーで研究や開発をされていた、食品のプロの先生です!!

でも残念なお知らせもあります。
このブログでもたびたび登場している池田先生がこの春で退職されました。
優しいお人柄と楽しい授業で池田先生を大好きだった卒業生も多いはず。
私もとっても悲しい?・・・

春は出会いと別れの季節ですね。
新しい出会いを大切にしてこの1年頑張っていきます。
皆さん、よろしくお願いします。

食品が気になる人はぜひオープンキャンパスをのぞいてくださいね。
待ってます!!!

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