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2020-09

カギセンで受け継がれるアレ📖

  • 2020-09-24 (木)
  • 進路
  • 作成者:進路

進路指導課です。

 

今日は皆さんに、カギセンの就職活動において受け継がれている ”アレ” をご紹介したいと思います!!

 

早速ですが、”アレ”とは何か?ですが、

それは、”受験報告書”というもののことを指しているのです!!

カギセンでは代々、

就職活動を経験した学生が”受験報告書”を作成するという活動をしているのです。

 

 

受験報告書記入中

そう!!この写真📷

現在、2年生の学生が記入しているものこそが、”受験報告書”なのです。

※実物はカギセンに入学すると見れますのでお楽しみに♡

 

実際に就職活動を体験した学生がどのような経験をしたかを記録に留めたり、

自分自身が活動をしてみて感じたことにどのようなことがあったのかを記入したりと、活動した本人にしか感じることのできない貴重な経験を記録に残しているのです。

 

そして、この受験報告書は次の学年へと受け継がれ、初めて就職活動をする後輩たちの道しるべとなっているのです📖

 

先輩たちの貴重な体験談を活かし、また新たな就活生のスタート時期がまもなくやってこようとしています!!

第14回:出くわした疑問

こんにちは、宮元です。

第1回で書いたとおり、融雪用散水機制御システムのプログラムはアセンブリー言語で書きました。そして第8回で説明したとおり、アセンブリー言語で書いたプログラムはアセンブラーという言語翻訳プログラムで、コンピューターが実行できる機械語に変換します。(これを「アセンブルする」といいます)

不便なことに、このアセンブラーを実行できるコンピューターが電子機器メーカーの工場にしかないということで、電車とバスを乗り継いで工場に行きました。紙に書いたプログラムは磁気テープで持って来てくれということでしたが、社内ではできないので外注して600フィートのオープンリールの磁気テープにメディア変換してもらいました。今なら、USBメモリにコピーしてというところです。

工場の敷地は広大で、その周囲は田んぼと畑。夜になって工場のラインで働いている人が帰宅して照明が落ちると、数人だけの広-い工場内が不気味な空間になるような所でした。

アセンブル作業のために通された場所には「ACOS」と書かれた小型コンピューターがありました。「ACOS」というのは当時、NECの汎用コンピューターのブランド名でした。ここで疑問がわきます。どうしてACOSなの? 8080Aじゃないの? だって、ACOSでアセンブルしたらACOS用の機械語プログラムになってしまうでしょ? 8080Aじゃ動かないんじゃない? えっ、どういうこと?!

141_ACOS250
(“ACOS”でgoogle検索した結果からの転載)

とにかくその日は磁気テープで持って行ったアセンブリー言語のプログラム(ソースプログラム)を、ACOSを使ってアセンブルし、アセンブルエラー(早い話、プログラムの文法エラーのこと)を見つけただけで帰社しました。そして、あのACOSを使ってどうして8080Aで動く機械語プログラムに変換できる?・・・・という疑問の解決です。

“8の字巻き”-映像音響業界への登竜門 

映像音響学科です。

カギセンでは前期の授業が終わりを迎え、9月下旬は前期末試験期間です!! 
現在、学生は試験に向け必死に勉強中✐

さて、そんな中、映像音響学科では夏休みを境に、1年生が続々と”現場デビュー”を果たしました!!
ちなみにココで指す”現場”とは、彼ら、彼女らが将来目指す仕事先でもある、イベント等で音響、照明、映像のお仕事をする場所です。

ケーブル巻き2ショット

☝この後ろ姿、何をしているかというと、ケーブル巻きの自主練習💦
学生たちがなぜ突然、自主練習を開始したかというと・・・・
どうやら、夏休みに初体験した現場がきっかけのようなのです。

この夏、岡山で開催された夏の高校野球大会。この熱い戦いの裏方スタッフとして、本校の学生もお手伝いに行かせていただいたのです!!
広~い会場で、学生たちが任されたお仕事は、長~い長~いケーブルを引いたり、巻いたりするお仕事。
この作業にとっても苦戦したようです💦

ケーブル巻き(手元)

カギセン・映像音響学科でも、入学と同時に、この業界では欠かせない(!) “8の字巻き”というケーブル巻きの練習を繰り返し行うのですが、現場によっては、このケーブルの長さが、本当に長い、そしてものによっては太いのです(>_<。)

暑い暑い外で… 重い重い…ケーブルを巻く、なかなか過酷な作業なのです💦
初めて経験した1年生、スムーズにいかない事態を経験し、”できるようになりたい!!”と思ったそうです。

そして早速、練習開始!! 初めての経験を通じて、将来に向けての一歩を踏み出し始めたようです(^^)
今後さらにたくさんの経験を積んで、どんな仕事に就くのか楽しみにしたいと思います♡

本番まで、あと・・・・2週間!!

こんにちは。建築工学科の岡部です。

10月3日(土)に「ワンデーエクササイズ」という建築作品コンテストが開催されます。
これは、”人づくり” ”まちづくり”をテーマとする岡山建築設計クラブが主催するコンテストで、今年で27回目を迎えます。岡山県内で建築を学ぶ専門学校生・大学生・高校生が作品を持ち寄り、それぞれのアイデアを発表し、岡山のまちづくりを若い世代が考えるきっかけとなるものです。

このコンテストには本校からも4チームが出場予定で、7月から放課後等の時間を使って作品制作に必死に取り組んでいます! 本番まであと2週間、各チームの作品もだんだんと形になり完成が見えてきました!
ではここで、その作品をお見せします!!

と、言いたいところですが・・・
さすがに、まだ本番前でお見せすることができません。すみませんm(__)m
 
でも・・・あるチームの作品をほんの少しだけチラっと!

 
 
 
 
 
 

IMG_3579

ん?? この木材の塊は何??
と思ったあなた! そう、あなたです!!(笑)

10月3日(土)の午後、山陽新聞本社ビル1F・さん太ホールに足を運んでみてくださいね!

岡山芸術創造劇場(仮称)を記録する

映像音響学科です。

9月も中旬に入るとさすがに朝晩は涼しいですね。
さて、そんな夏から秋へと遷り変わる季節とともに、映像音響学科では新たな試みが始まりました!!
その内容は!?というと。

皆さん、ご存知でしょうか?
2023年、岡山市の千日前に岡山芸術創造劇場(仮称)が誕生するのです👀!!

okayamaomote200612 okayamaomote200613

将来、舞台に関わる仕事に就くことを目指す映像音響学科にとってもステキな出来事である新劇場の誕生!!
私たちはこの劇場の誕生をたくさんの方に伝えるべく、現在、劇場建設地である千日前の歴史や込められた想いを形にすべく、プロモーションビデオの制作を行っているのです🎥

ここ、岡山にまた一つ、新たなエンターテイメントの舞台が誕生することは本当に楽しみでなりません(^^)
この活動は「岡山芸術創造劇場(仮称)準備室」のツイッターでも紹介されていますので、ぜひご覧ください!!

初めて造ったコケリウム

食品生命科学科です。

生物や環境の勉強の一環として、初めて「コケリウム」に挑戦しました。上手くできるかな?
辺りの山から採取したコケを使って完成した「コケリウム」は、芸術的にはまだまだの出来でしたが、自分の部屋の環境浄化に役立つことでしょう。

➀まずは適当な器と自分の好きな生やしたいコケを選びます。
IMG_2789

➁コケより高い植物を一緒に植えると見栄えが良いです。
IMG_2786

➂枯れ木を添えてみましょう。やがてコケが生えてきます。この方法もコケを長持ちさせるには適します。
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➃最後に水をあげて完成です!
IMG_2809

仕事と受験、二兎を追った努力のたまもの

こんにちは。建築工学研究科の堂本です。

9月13日(日)に今年度の二級建築士試験が実施されました。この試験に合格することを目指して、今年度から開講してきた一般社会人講座について振返ってみます。

当然ですが、社会人の方々は仕事をしながらの受験勉強となるので、欠席されないまでも復習が十分にできず、その両立がとても難しかったようです。しかし、二級建築士資格を取りたいという意欲は並々ならぬものがあり、その意欲が支えだったのだと思います。わからない箇所や不得意な分野については補講を申し出てこられるほどでした。私たちも連日の補講だけでなく、何度も質問を繰り返したり、もったいない失点を追及したり、メールで励ましたりと、あの手この手で実力向上に努めました。

受講生の中には、開講当初は成績が全く振るわなかったにもかかわらず、学科試験を好成績で通過し、製図試験は余裕を持って描き上げられるほどになった方もいらっしゃいます。まさに努力の賜物ですね。
合格発表は12月3日(木)です。結果はもちろん気になるところですが、今は受講生の取り組み姿勢を称えたいです。
 

Non-Contact Tool

こんにちは。ものづくり創造学科の山下です。
台風が過ぎ去ったあと、急に秋めいてきましたね。季節の変わり目、体調を崩さないように気をつけましょう。

さて、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための Non-Contact Tool なるもの(エレベータや押しボタン式の信号などのボタンを素手で押すのを回避するための道具)が注目をあびています。

ものづくり創造学科では、ドアオープナーや、前回ブログで報告した足踏み式の消毒液ボトル設置台を作成しました。
そして、今回ご紹介するのは「手を触れずに押すための棒」です。写真の真ん中は金属棒を加工したものです。左右のものは3Dプリンターで作成しました。
これを使えば少し安心ですね。アクセサリーにもなっていいかもしれません(^.^)

DSC_0786

足踏み式消毒液ボトル設置台を製作

ものづくり創造学科小林です。

5月下旬に授業が始まりました。遅れを取り戻すべく授業は進んでいますが、今年は様々な習慣が新しく始まりました。登校時の検温や消毒は欠かせません。そのような中、校内に設置する消毒液台を製作しました。足踏み式にして消毒液のポンプに手を触れないようにしました。

①

製作までの過程を簡単にまとめました。

① 構想
どんな形にしようか、学生にアイデアを募集しました。多くのアイデアが出ましたが、シンプルなものを取り上げました。

② 図面化
角パイプやアングル、鉄板など実習室にあるものを使うことにしました。3次元CADで部品を描き、CAD上で組み立て、部品図をつくり、加工を始めました。ばねの取り付け方、消毒液台の高さ調整をどうするかなどが工夫したところです。

③ 加工
加工はカットグラインダでの切断、ボール盤での穴あけ、溶接などです。溶接をすると材料にひずみがでますが、支柱を底板に溶接した時、底板がゆがんでしまいました。そのひずみを取りが難しかった点です。

④ 塗装
塗装にはスプレー塗料を使いました。塗りむらが出ないように気を付けました。

⑤ 組み立て
塗装後最終組み立てをし、消毒液を取り付ける高さを決めました。消毒液容器の位置がずれないように、枠を作ってその中に置くようにしました。

組立図2
組立図(3次元CAD)

②
カットグラインダによる材料切断

③
フライス盤による部品加工

④
測定

⑤
溶接

⑥
グラインダによる仕上げ

⑦
支柱の溶接

⑧
組み立て

第13回:復帰

こんにちは、宮元です。

ずいぶん長い「割り込み」になってしまいました。第1回で融雪用散水機の制御の話をしていたのに、直後に割り込んでIT技術者としてのルーツの話になってしまいました。割り込みからの復帰です。

唐突ですが、ご家庭の冷蔵庫を想像してください。私たちがドアを開けて物を取り出すとき、冷蔵庫はどんな対応をするでしょうか。
まず、ドアを開けた瞬間に庫内の灯かりを点灯します。と同時に、タイマーのカウンターをスタートさせます。素早くものを取り出してドアを閉じると、灯かりを消灯しタイマー・カウンターをリセットします。物の取り出しに手間取ると、「ピーッ、ピーッ」とドアが開いているという警報が鳴り始めます。さらに庫内の温度が上昇すると、庫内を冷やすための運転を始めます。

通電してドアを閉じた状態が冷蔵庫の「庫内の温度をセンサーで監視しながら庫内を低温に保つ」という本業です。庫内の灯かりの点灯/消灯、タイマーのスタート/ストップ、警報の発信/停止が「割り込み」です。
本業中に割り込まれると本業を中断して割り込みの処理をし、何食わぬ顔で本業に戻る。これがコンピューターの本来の割り込みです。割り込みのほうが長くなってしまうのは設計か使い方が悪いのでしょう。

さて、融雪用散水機制御システムの話を聞くと、まさに割り込み処理システムでした。散水開始ボタンが押されると、散水開始ボタン押下というイベント発生信号がマイクロコンピューターに届くようにハードウエアが設計されています。ソフトウエア屋はイベント発生信号の種類を調べて、それが散水開始イベントなら該当する散水機の弁を開けという信号を出すようにプログラムしてやります。

電子機器メーカーの担当者から話を聞いてから3日ほどで、上司がプログラム設計書を書いてくれました。見てびっくり、個人が趣味で書くプログラムとはその規模と複雑さにおいて桁違いに大きくてややこしいものでした。それでも何とか書き上げました。当時はまだプログラムを紙に書いていました。コンピューターが今ほど自由に使える環境ではなかったためです。同じ理由で、紙に書いたプログラムを読んで間違いを見つけ、訂正する作業(これを机上デバッグといいます)を何回もしました。

これ以降は、コンピューターを使ってのデバッグ作業になるのですが、次回とします。

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