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電気通信工学科 Archive

第2回職業実践実習

電気通信工学科の川本博之です。
10月23日(水)、株式会社徳山電機製作所様から技術者2名を派遣していただき、職業実践実習を受けました。
電気通信工学科では、年3回の職業実践実習を計画しており、今回、第2回目になります。実習内容は「動力盤制御回路の配線」です。


株式会社徳山電機製作所 品質検査管理部 関藤 満講師から動力の制御盤内の回路説明を受けました。そして、今日の作業の流れの説明を聞き、いよいよ制御パネルを製作します。 


全員が制御パネルの作製に取り掛かれるように、人数分の機材を準備していただきました。本当に充実した実践実習が出来るようになりました。 


株式会社徳山電機製作所 製造部電気課 山本 準也講師から配線図面と制御パネル(ランプや押しボタンスイッチが取り付けられている物)の説明を受けました。本当に分かり易いです。 


配線図面の説明も、図面を見ながら丁寧に説明を受けることが出来て、これからどのように作業をしてよいか良く分かりました。


いよいよ、作業開始です。操作パネルにランプ・スイッチの取り付け作業です。個別に説明を受けることが出来るので、分かり易いです。


今、制御パネルにランプやスイッチの取り付け作業をしています。作業の状態を見て、タイムリーに助言があるので、安心です。 


配線図面を確認しながら、制御線に圧着端子を取り付け、配線しました。初めは被覆をむぐ事も端子を取り付けることもすべてが難しく、時間もかかりました。個別にアドバイスを受けながら、作業に取り組みました。作業が進むにつれて、面白さが増してきました。 


完成した制御パネルを図面を見ながら、テスター(導通を確認する器具)で配線の確認をしています。 

       

制御盤に、制御パネル、モーターの取り付けをしました。 


動作確認です。モーターが思い通りに回転したときは、感動しました。


自分で製作した、制御パネルを持って記念撮影です。大満足です。最後に実習の講評を聞きました。スムーズに作業が出来たことを、褒めていただき、本当にうれしかったです。徳山電機製作所の両講師の先生ありがとうございました。第3回目は令和7年12月11日(水)です。

進路についての学習会

 電気通信工学科の川本博之です。本科では、実習に取り組む時間前を利用して、1年生対象の進路学習会を令和6年9月17日(火)に行いました。その様子を紹介します。


有限会社 若林電設 代表取締役社長 若林伸広様より「当社はJR西日本の鉄道運行の安全を守る工事会社で、仕事内容は電気を供給する周辺の保守・点検、設備の新設など多岐にわたります。【鉄道運行は安全である】という当たり前のことを維持する、とても重要でやりがいのある仕事です。それは、交通すなわち人々の暮らしを支え、命を守ることにつながるからです」と、お話ししていただきました。


有限会社 若林電設 田中雄太様(写真右端)は本校の卒業生です。「私達の仕事は、JRの新幹線や在来線の最終運行後から始発までの間に鉄道設備を整える事です。待ったなしの限られた時間の中、一分一秒の大切さを知り、いかに効率よく自分に何ができるかを考えられるようになりました」とのコメントを頂きました。


有限会社 若林電設 川本真稔様より、「チームワークが大切な仕事です。社会人の基本『報告・連絡・相談』や、工事の経験を積むことで、リスクアセスメントも学べる良い環境です。最初何もわからなくても、教えられたことを忠実にやっていくうちに技術や意味を学んでいけます。また、世の中の皆が鉄道を問題なく利用できると実感したとき、誇らしい気持ちになります」と体験談を話してくださいました。


最後に、「これからの学生生活で、自分で出来ることを増やしていくと、大きな自信や、技術・技能が身に付くので、学生生活を頑張ってください」と、激励のお言葉を頂きました。本当にありがとうございました。

中国四国管区警察局に内定した池田さんにインタビュー

 こんにちは。教頭の平野です。本日はうれしいニュースをご紹介したいと思います。

 粘り強い取り組みが結果に結びつきました。今春、電気通信工学科を卒業した池田凌さんが見事、中国四国管区警察局の内定を獲得。昨年度は入職に必要な第一級陸上無線技術士(一陸技)の資格があと一歩で取れず悔しい思いをしましたが、あきらめず勉強に励んで資格取得につなげ、希望を叶えました。池田さんに、いまの気持ちや勉強法などについて聞きました。

中国四国管区警察局の内定を勝ち取りました。どんな気持ちでしょうか。
 「純粋にうれしいです。留年のような形になっていたので若干不安がありましたが、それが解消できました。高校時代に一度中退するなどいろいろありましたが、カギセンに来てよかったと思います」

入職の決め手となった一陸技は大卒程度の難関資格です。どうやって合格につなげましたか。
 「とにかく過去問を解き続けました。十数年分を8、9回は繰り返したでしょうか。根気強く取り組みました」

一陸技は「工学の基礎、工学A、工学B、法規」の4科目の合格が必要です。昨年度は工学Aが通らず、涙をのみました。その後、どう気持ちを切り替えて勉強したのでしょうか。
 「難しい資格があと1科目受かれば取れるという思いと、警察に行きたい気持ちが強かったので、前を向いて頑張れました。一陸技を取っている2人の同級生に負けたくないという思いもありました」

卒業後もカギセンに通い、勉強を続けました。
 「学校の方が集中できるので、平日にほぼ毎日通わせてもらいました。お昼ごろに来て17時ぐらいまでみっちりと勉強しました」

7月にあった工学Aの試験の手ごたえはいかがでしたか。
 「やるだけのことをやったという自信があったので、緊張することはなかったです。早く解き終えることができ、時間がたっぷりとあったので3回見直しました」

一陸技以外にも第一種電気工事士など多くの資格を取っています。カギセンでの学生生活はどうでしたか。
 「電気分野は専門性が高く分からない言葉が多い中、先生に質問すると的確に教えてくれ、理解が深まったのが良かったです。理解できているからこそ、問題が解けます。資格を取るにつれて自分に自信を持てるようになりました。勉強だけでなく、学園祭に向けてクレーンゲームを同級生たちと作ったのも良い思い出です」

カギセンを選んだ理由、きっかけを教えてください。
 「高校の時、あるゲームの近未来的な世界観を通じて電気に興味を持ちました。それで電気関係の学校を探し、カギセンを受験しました」

来春から警察での社会人生活がスタートします。今後の将来像について考えていることはありますか。
 「電気通信関係の新たな資格を取りたいです。仕事をしながらしっかりと勉強もしたいと思います。後輩たちに頼られる存在になりたいですね」

カギセンの後輩たちに一言お願いします。
 「私は通信制の第一学院高等学校岡山キャンパス出身です。その時は警察などの大きな組織で働くということは考えてもみませんでしたが、カギセンに来て資格を取ることで未来が開けました。自分自身、自信が付くなどとても変わったと思います。資格は大きな強みになるので、勉強してぜひ取りましょう。自分の将来に必ず役立つと思います」

◇担任からのこぼれ話◇
 三井和一郎先生
 「私は令和2年、映像音響学科1年生に第二種電気工事士の受験指導を行いました。そのクラスに凌君のお姉さんの愛美さんがいました。彼女は成績優秀で筆記試験は満点近い点数を取り、技能試験でも課題の作成がクラスで一番速く、非常に印象的な学生でした。そのお姉さんが弟に電気工事実習のアドバイスをしている、ということをお母さんからお聞きしたことがあり、私の知らないところで学生達がつながっていることを改めて知り、責任の大きさを実感しました。凌君はその後も勉強を続け、無事に目標を達成したことを嬉しく思います」

池田さんの資格取得一覧

第二種電気工事士 一般用電気工作物(低圧600V以下で受電している電気設備)の工事に従事可能。
第一種電気工事士 第二種電気工事士の範囲に加え、自家用電気工作物(最大電力500キロワット未満)の工場、ビルなどの工事にも従事可能。
工事担任者第一級デジタル通信 インターネットやIP電話といった電気通信回線の端末設備の接続工事に携われる。
第一級陸上特殊無線技士(一陸特) 主に携帯電話基地局、公共無線(自治体の防災無線、警察、消防無線など)の技術操作を行うための資格。
第一級陸上無線技術士(一陸技) 主に陸上の無線局(放送局、電気通信業務用等の固定局、無線測位局など)の無線設備の技術的な操作を行うための資格。一陸特の上位資格。
伝送交換主任技術者 大規模な電気通信事業者が選任する役職で、電気通信設備の工事、維持、運用の監督を行う。

「第一級陸上無線技術士」結果

電気通信工学科の三井です。

令和6年7月に実施されました「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の結果は次のようになりました。
今回の試験には在校生4名と卒業生1名が受験しました。
本年3月に卒業した池田凌さんは、在学中に3科目に合格しました。卒業後も本校に通って勉強を続け、今回免許を取得しました。その結果、中国四国管区警察局(国家二種)に採用されました。

「第一級陸上無線技術士」結果
学年 在籍数 受験数 今回免許取得数 科目合格数 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目 3科目
卒業生 28 1 1 1 4 14.3
2年 15 4 2 2 2 13.3

*試験科目は4科目あり、3年以内に合格すると免許取得となります。

昨年まで一陸技の指導は、2年次から希望者を対象に補講を行ってきました。希望する学生の約半数は7月の試験で免許を取得し、残りの学生は更に半年後の1月に完全合格して、卒業までに免許を取得しています。しかし、補講ではなく授業を強く希望する学生がいますので、本年からは1年次に一陸技の授業を行います。

環境的に1年生の方が勉強に専念できますので、資格取得に有利だと思います。また、職業の選択肢が増えますので、自分にあった進路を探しやすくなります。一陸技を取得して国家二種公務員(免許取得により筆記試験が免除される)になることを宣言する学生がいますので、クラスの雰囲気は大変盛り上がっています。国家公務員の給与は、免許を取得した年に入社したような給与体系となりますので、早く取得した方が有利です。

本学科には、受験指導のノウハウと分かり易い教材があります。電気工事士、公務員(国家二種)、放送局、NTTなどの通信業等に興味のある方は、ぜひオープンキャンパスにお出で下さい。これらの職業は女性にも人気がありますので、お待ちしております。本学科は皆さんの人生を、劇的に変えることができます。

 
 河上冠仁さん   西田光太さん   池田凌さん   池田凌平さん   小倉颯斗さん

河上 冠仁(かわかみ かんじ)さん (写真左端)
出身高校 岡山県立東岡山工業高等学校 工業化学科卒業 
内定先 NTTデータカスタマサービステクノロジ株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 法規 科目合格
次に目指す資格 第一級陸上無線技術士の完全合格、伝送交換主任技術者
西田 光汰(にしだ こうた)さん (写真左から2人目)
出身高校 岡山県美作高等学校 普通科卒業
内定先 中国四国管区警察局(国家二種公務員)
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士
次に目指す資格 伝送交換主任技術者
池田 凌(いけだ りょう)さん (写真中央)
出身高校 第一学院高等学校 養父校 普通科卒業
内定先 中国四国管区警察局(国家二種公務員) 
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士
 伝送交換主任技術者 電気通信システム 伝送交換システム及び設備管理 科目合格
次に目指す資格 線路主任技術者、伝送主任技術者(線路主任技術者免許取得により自動的に取得)
池田 凌平(いけだ りょうへい)さん (写真右から2人目)
出身高校 如水館高等学校 普通科卒業
内定先 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士
次に目指す資格 伝送交換主任技術者
小倉 颯斗(おぐら はやと)さん (写真右端)
出身高校 広島市立広島工業高等学校 情報電子科卒業
内定先 旭テクノプラント株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 法規 科目合格
次に目指す資格 第一級陸上無線技術士の完全合格、伝送交換主任技術者

全員が令和7年1月実施の電気通信主任技術者を目指しています。電気通信主任技術者には「伝送交換主任技術者」と「線路主任技術者」があります。伝送交換とはNTTのような通信設備に関係する責任者の資格であり、線路とは光ファイバーなど通信設備を結ぶ通信線路に関係する責任者の資格です。私は学生達にこれらの資格を取得してほしいと思っていましたが、学生達が自発的に目指すようになり、大変嬉しく思っています。是非、この流れを後輩達も受け継いでほしいと思います。

 

「第一級陸上無線技術士」の受験を終えて

電気通信工学科の三井です。
電気通信工学科2年生4名と、卒業生(令和6年3月卒業)1名が、令和6年7月9日(火)10日(木)実施の「第一級陸上無線技術士(一陸技)」を受験しました。「一陸技」は試験科目が4科目あり、3年以内に4科目に合格すると免許取得となります。

2年生は1年次に「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」「工事担任者第一級デジタル通信」「第一級陸上特殊無線技士」を取得しましたので、今回が初めての受験です。自己採点の結果、3名は完全合格し、2名は2科目合格となりました。完全合格した内の2名は、中国四国管区警察局を目指しています。「一陸技」を取得しますと、国家二種公務員試験の筆記試験が免除となりますので、希望を叶えることができます。科目合格の2名は次回の令和7年1月実施の国家試験に合格して、卒業までに免許を取得することを決意しています。

2年生4名と卒業生(写真中央)1名

第二種電気工事士技能試験最後の追い込み!

電気通信工学科の生藤です。

間近に迫った国家資格「第二種電気工事士」の技能試験対策状況について紹介したいと思います。


↑支給材料の一覧表を見て材料に不足や不具合等が無いか確認しています。


↑単線図という簡略化された電気図面を複線図という実際の配線通りに直していきます。


↑作業開始です!


↑作業開始後、10分間程経過した状態です。もう完成が見えて来ました。早いですね~


↑完成して先生にミスが無いか確認して貰っています。

第二種電気工事士の技能試験対策と並行して、第一種電気工事の筆記試験対策も学生全員で教えあいながら頑張っているので、どちらも全員合格できたらいいなと思っています!

実習内容紹介「回路計(テスター)」

電気通信工学科の生藤です。

今日は2年生の「電気工事実習」の内容を紹介したいと思います。

電気と言えば、電気工事が1番最初に思い浮かぶ方も多いと思いますが、電気関係のお仕事はそれだけではありません!
電気工事をする「電気工事士」はおなじみかもしれませんが、その人たちを管理する人も必要です。
その管理する立場の人を「施工管理技士」と言います。

今回は「施工管理技士」になる人は特にマスターしておいた方が良い、「回路計(テスター)」についての授業を紹介していきます!


↑先生が前でテスターについて説明しています。

テスターは電気回路のチェックによく使われます。
電気工事後に、テスター等の機器でチェックして問題がなければようやくお客さんに引渡し出来ます。
そのチェックを行うのも「施工管理技士」のお仕事です。


↑いろいろ機器を繋いでテスターで測定しています。

実習の授業では、実際に仕事で使う技術を学んでいきます。
これからも、その知識や技術が実際にどんなところで使えるかを踏まえて授業内容を紹介していきたいと思います!

実習紹介「CAD実習」

電気通信工学科の生藤です。

今日は2年生の「CAD実習」について紹介したいと思います。

「CAD」と言われてすぐにイメージのわく方は少ないかもしれませんが、パソコン上で図面を書く事が出来るツール等の事を言います。

現在、手書きで図面を書く事はほとんどなくそれに変わるツールとして電気関係の仕事でも「CAD」をよく使います。

今回はその電気関係の仕事とは切っても切り離せない「CAD」の中でも「JWCAD」というソフトを使った実習風景を紹介していきます!


↑先生がCADの使い方について説明しています。


↑実際にCADを使用して図面を作っています。

今まであまりパソコンを使った事のない学生もおり苦戦していますが、外部からプロの方が非常勤講師として来て、丁寧な指導をして下さっています。

その他にも、実際に工事経験のある先生方がその経験を交えた授業をされているので実際に就職をしてからすぐ使えるような技術や知識を学ぶ事が出来ます。

「工事担任者第一級デジタル通信」結果

電気通信工学科の三井です。令和6年5月19日(日)、電気通信工学科2年生が「工事担任者第一級デジタル通信」を受験し、次のような結果となりました。

「工事担任者第一級デジタル通信」結果
学年 在籍数 今回受験 今回合格 科目合格 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目
2年 15 2 2 3 0 9 60.0

*1年生の時に受験し、今回は2回目です。
*試験科目は3科目あり、3年以内に3科目に合格すると免許取得となります。

免許を取得している2年生

本学科は就職活動を有利に行うため、1年次の前期に「第二種電気工事士」と「第一種電気工事士」、後期から通信の資格である「工事担任者第一級デジタル通信」と「第一級陸上特殊無線技士」を受験しています。

デジタル通信は11月に受験しましたが、学習期間が非常に短く、十分に勉強ができなかった学生は、2年生の5月に再度受験し、免許を取得しました。出題範囲が広くて深く、1回の受験で合格するのは困難ですが、科目合格を重ねることにより、合格が容易となります。

また、昨年は1年次に「第一種電気工事士」を受験しましたが、1名が筆記試験で不合格となりました。その学生は、令和6年6月に再度受験して筆記試験に合格することができました。その結果、クラス全員が筆記試験に合格しています。現在は、前回技能試験で不合格となった学生達と共に、技能試験を目指し練習を続けています。

今年3月の卒業生に、「第一級陸上無線技術士(一陸技)」を取得して、中国四国管区警察局に就職した学生がいます。一陸技の取得により、国家二種公務員試験の筆記試験が免除となり国家公務員になることができました。

先輩に続けと、国家公務員を目指す学生や、通信関係の企業に内定して、将来の仕事に備えて一陸技の勉強をしている学生もいます。

また、施工管理技士、消防設備士、危険物、などの勉強に励んでいる学生もいます。このように、クラス全員が何らかの資格を目指し勉強をしていますので、非常に良い雰囲気です。

資格取得に向けて、頑張っています

電気通信工学科の川本博之です。1年生が資格取得に向けて、頑張っています。実習では令和6年7月20日(土)の第二種電気工事士技能試験、座学では令和6年10月6日(日)の第一種電気工事士学科試験に向けて、取り組んでいます。今回は、第二種電気工事士技能試験の取り組みを紹介します。


第二種電気工事士技能試験に向けて、説明を受けました。試験実施の流れと要点(問題・支給材料の配布から試験開始・終了、作品の判定)、次に、技能試験の合格基準と欠陥の判断基準の説明を聞きました。注意するところがたくさんあります。


新品の工具が支給され、ケースから取り出し、工具の点検をしました。ワクワク・ドキドキです。初めて触る工具もあります。


工具一つひとつに、名前を書きました。工具の使い方や、使用場所、注意事項の説明を受けました。


第二種電気工事士資格の取得目指し、頑張ります。


今日は、公開問題1に取り組みました。配線図と施工条件をよく理解してから、単線図で示された配線図を複線図に書き換えなければなりません。電線の色別や接続箇所に用いる材料等もチェックが必要です。


電灯器具に配線をしています。電灯器具によって電線を切る長さが違うので、今日は、資料を見ながら作業しています。左端中央当たりの黒いリングの器具が、ランプレセプタクルです。白熱電球をねじ込んで使用する器具です。今、配線をしている四角い器具が、引掛シーリングローゼットです。天井下面に取り付け、コードペンダントなどを吊り下げるために用いるものです。


電線を、リングスリーブ(電線相互を圧着して接続するもの)や、差込形コネクタ(電線相互の接続に用いるもの)を使って、回路図を見ながら接続しています。


初めての作品が完成しました。先生に点検してもらい、アドバイスを聞きました。技能試験は、支給された材料を使って、制限時間40分で課題を完成させます。施工条件、電気設備基準に従って課題が出来ているかが、合否の分かれ目です。今日は2時間くらいかかり、数多くの注意を受けました。しかし、完成した時の達成感が最高です。綺麗に!早く!正確に!を目標に頑張ります。

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