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電気通信工学科 Archive

「第一級陸上無線技術士」の受験を終えて

電気通信工学科の三井です。
電気通信工学科2年生4名と、卒業生(令和6年3月卒業)1名が、令和6年7月9日(火)10日(木)実施の「第一級陸上無線技術士(一陸技)」を受験しました。「一陸技」は試験科目が4科目あり、3年以内に4科目に合格すると免許取得となります。

2年生は1年次に「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」「工事担任者第一級デジタル通信」「第一級陸上特殊無線技士」を取得しましたので、今回が初めての受験です。自己採点の結果、3名は完全合格し、2名は2科目合格となりました。完全合格した内の2名は、中国四国管区警察局を目指しています。「一陸技」を取得しますと、国家二種公務員試験の筆記試験が免除となりますので、希望を叶えることができます。科目合格の2名は次回の令和7年1月実施の国家試験に合格して、卒業までに免許を取得することを決意しています。

2年生4名と卒業生(写真中央)1名

第二種電気工事士技能試験最後の追い込み!

電気通信工学科の生藤です。

間近に迫った国家資格「第二種電気工事士」の技能試験対策状況について紹介したいと思います。


↑支給材料の一覧表を見て材料に不足や不具合等が無いか確認しています。


↑単線図という簡略化された電気図面を複線図という実際の配線通りに直していきます。


↑作業開始です!


↑作業開始後、10分間程経過した状態です。もう完成が見えて来ました。早いですね~


↑完成して先生にミスが無いか確認して貰っています。

第二種電気工事士の技能試験対策と並行して、第一種電気工事の筆記試験対策も学生全員で教えあいながら頑張っているので、どちらも全員合格できたらいいなと思っています!

実習内容紹介「回路計(テスター)」

電気通信工学科の生藤です。

今日は2年生の「電気工事実習」の内容を紹介したいと思います。

電気と言えば、電気工事が1番最初に思い浮かぶ方も多いと思いますが、電気関係のお仕事はそれだけではありません!
電気工事をする「電気工事士」はおなじみかもしれませんが、その人たちを管理する人も必要です。
その管理する立場の人を「施工管理技士」と言います。

今回は「施工管理技士」になる人は特にマスターしておいた方が良い、「回路計(テスター)」についての授業を紹介していきます!


↑先生が前でテスターについて説明しています。

テスターは電気回路のチェックによく使われます。
電気工事後に、テスター等の機器でチェックして問題がなければようやくお客さんに引渡し出来ます。
そのチェックを行うのも「施工管理技士」のお仕事です。


↑いろいろ機器を繋いでテスターで測定しています。

実習の授業では、実際に仕事で使う技術を学んでいきます。
これからも、その知識や技術が実際にどんなところで使えるかを踏まえて授業内容を紹介していきたいと思います!

実習紹介「CAD実習」

電気通信工学科の生藤です。

今日は2年生の「CAD実習」について紹介したいと思います。

「CAD」と言われてすぐにイメージのわく方は少ないかもしれませんが、パソコン上で図面を書く事が出来るツール等の事を言います。

現在、手書きで図面を書く事はほとんどなくそれに変わるツールとして電気関係の仕事でも「CAD」をよく使います。

今回はその電気関係の仕事とは切っても切り離せない「CAD」の中でも「JWCAD」というソフトを使った実習風景を紹介していきます!


↑先生がCADの使い方について説明しています。


↑実際にCADを使用して図面を作っています。

今まであまりパソコンを使った事のない学生もおり苦戦していますが、外部からプロの方が非常勤講師として来て、丁寧な指導をして下さっています。

その他にも、実際に工事経験のある先生方がその経験を交えた授業をされているので実際に就職をしてからすぐ使えるような技術や知識を学ぶ事が出来ます。

「工事担任者第一級デジタル通信」結果

電気通信工学科の三井です。令和6年5月19日(日)、電気通信工学科2年生が「工事担任者第一級デジタル通信」を受験し、次のような結果となりました。

「工事担任者第一級デジタル通信」結果
学年 在籍数 今回受験 今回合格 科目合格 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目
2年 15 2 2 3 0 9 60.0

*1年生の時に受験し、今回は2回目です。
*試験科目は3科目あり、3年以内に3科目に合格すると免許取得となります。

免許を取得している2年生

本学科は就職活動を有利に行うため、1年次の前期に「第二種電気工事士」と「第一種電気工事士」、後期から通信の資格である「工事担任者第一級デジタル通信」と「第一級陸上特殊無線技士」を受験しています。

デジタル通信は11月に受験しましたが、学習期間が非常に短く、十分に勉強ができなかった学生は、2年生の5月に再度受験し、免許を取得しました。出題範囲が広くて深く、1回の受験で合格するのは困難ですが、科目合格を重ねることにより、合格が容易となります。

また、昨年は1年次に「第一種電気工事士」を受験しましたが、1名が筆記試験で不合格となりました。その学生は、令和6年6月に再度受験して筆記試験に合格することができました。その結果、クラス全員が筆記試験に合格しています。現在は、前回技能試験で不合格となった学生達と共に、技能試験を目指し練習を続けています。

今年3月の卒業生に、「第一級陸上無線技術士(一陸技)」を取得して、中国四国管区警察局に就職した学生がいます。一陸技の取得により、国家二種公務員試験の筆記試験が免除となり国家公務員になることができました。

先輩に続けと、国家公務員を目指す学生や、通信関係の企業に内定して、将来の仕事に備えて一陸技の勉強をしている学生もいます。

また、施工管理技士、消防設備士、危険物、などの勉強に励んでいる学生もいます。このように、クラス全員が何らかの資格を目指し勉強をしていますので、非常に良い雰囲気です。

資格取得に向けて、頑張っています

電気通信工学科の川本博之です。1年生が資格取得に向けて、頑張っています。実習では令和6年7月20日(土)の第二種電気工事士技能試験、座学では令和6年10月6日(日)の第一種電気工事士学科試験に向けて、取り組んでいます。今回は、第二種電気工事士技能試験の取り組みを紹介します。


第二種電気工事士技能試験に向けて、説明を受けました。試験実施の流れと要点(問題・支給材料の配布から試験開始・終了、作品の判定)、次に、技能試験の合格基準と欠陥の判断基準の説明を聞きました。注意するところがたくさんあります。


新品の工具が支給され、ケースから取り出し、工具の点検をしました。ワクワク・ドキドキです。初めて触る工具もあります。


工具一つひとつに、名前を書きました。工具の使い方や、使用場所、注意事項の説明を受けました。


第二種電気工事士資格の取得目指し、頑張ります。


今日は、公開問題1に取り組みました。配線図と施工条件をよく理解してから、単線図で示された配線図を複線図に書き換えなければなりません。電線の色別や接続箇所に用いる材料等もチェックが必要です。


電灯器具に配線をしています。電灯器具によって電線を切る長さが違うので、今日は、資料を見ながら作業しています。左端中央当たりの黒いリングの器具が、ランプレセプタクルです。白熱電球をねじ込んで使用する器具です。今、配線をしている四角い器具が、引掛シーリングローゼットです。天井下面に取り付け、コードペンダントなどを吊り下げるために用いるものです。


電線を、リングスリーブ(電線相互を圧着して接続するもの)や、差込形コネクタ(電線相互の接続に用いるもの)を使って、回路図を見ながら接続しています。


初めての作品が完成しました。先生に点検してもらい、アドバイスを聞きました。技能試験は、支給された材料を使って、制限時間40分で課題を完成させます。施工条件、電気設備基準に従って課題が出来ているかが、合否の分かれ目です。今日は2時間くらいかかり、数多くの注意を受けました。しかし、完成した時の達成感が最高です。綺麗に!早く!正確に!を目標に頑張ります。

令和6年度 第1回職業実践実習

電気通信工学科の川本博之です。令和6年5月15日(水) 株式会社徳山電機製作所様から2名の技術者を派遣いただき、令和6年度 職業実践実習を受けました。年3回の職業実践実習を計画しており今回が第1回目です。今回の実習内容は「配電盤の組み立て」です。


株式会社徳山電機製作所 品質検査管理部 関藤満講師・製造部電気課 山本隼也講師から会社概要の説明を交えながら、送電ネットワークと配電盤の位置づけについて説明を受けました。


いよいよ作業開始です。工具の正しい使い方の説明を受けました。


配線図面を見て、レイアウトを考えています。


図面通りに配置されているか、確認をしています。


いよいよ配線です。「ミリ単位の誤差で製品の仕上がりに差が出る組立・配線工程。線の取り回しの美しさにもこだわりながら、精緻な技術で指定の機器を取り付け、配線しましょう」とアドバイスを頂きました。


完成しました。


全員が完成し、両講師から「実習を通じて、建物を身体に例えると、配電盤は電気という血液を身体へ送る心臓の役目を果たしています。配電盤の組み立てをし、電気供給に関する概要説明を通じて、配電盤について知っていただきたいと思います」との講評を頂きました。


完成した配電盤と集合写真です。充実した笑顔です。第2回目は令和6年10月23日(水)です。

「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」の結果

電気通信工学科の三井です。
令和6年2月10日(土)に実施された「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」の結果は次のようになりました。

「第一級陸上特殊無線技士」結果
学年 在籍数 今回受験 免許取得 免許取得累計 取得率(%)
2年 28 12 42.9
1年 15 12 10 10 66.7

* 2年生は1年次に取得しています。


免許を取得した1年生
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令和5年11月26日(日)の「工事担任者第一級デジタル通信」受験直後から「一陸特」を目指し勉強を始めました。その後、12月10日(日)には「第一種電気工事士」技能試験もあり忙しい日々でしたが、学生たちは真剣に勉強に取り組み試験日を迎えました。 

現在はさらに上位の「第一級陸上無線技術士(一陸技)」を目指して勉強をしている学生もいます。以前は、「一陸技」は絶対に取れない資格と思われていましたが、指導方法を見直した結果、取得する者が増えています。本学科では「一陸技」を他の資格と同じように、より多くの学生が取得できるようにしたいと考えています。

就職活動の時期を迎え、学生たちは会社訪問や入社試験を目指し行動をしています。本人もご両親も教員も納得できる企業に就職するために資格を取得しましたので、これからは就職活動を最優先と考え、真剣に取り組んで欲しいと思います。

「第一級陸上無線技術士」結果

電気通信工学科の三井です。
令和6年1月に実施された「第一級陸上無線技術士」の結果は次のようになりました。

「第一級陸上無線技術士」結果
学年 在籍数 受験数 免許取得数 科目合格数 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目 3科目
2年 28 2 1 1 3 10.7

免許を取得した、清水さん、上原さん、三浦さん

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清水 陽輝(しみず はるき)さん(写真左側)
出身高校 岡山県立倉敷鷲羽高等学校 未来創造学科卒業
内定先 東海電機株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士
 2級電気工事施工管理技士(一次)
 2級電気通信工事施工管理技士(一次)
上原 政宗(うえはら まさむね)さん(写真中央)
出身高校 米子北斗高等学校 普通科卒業
内定先 中国四国管区警察局
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第三種電気主任技術者
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士
三浦 雅也(みうら まさや)さん(写真右側)
出身高校 第一学院高等学校養父校 普通科卒業
内定先  株式会社アステア
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士
 第三種電気主任技術者 
 エネルギー管理士

 上記の学生はみんな向上心が強く、常に目標を掲げて勉強を続け、難関資格を数多く取得してきました。後輩たちも、このような先輩たちを目標として頑張って欲しいと思います。

令和5年度「電気工事士」試験結果 

電気通信工学科の三井です。
令和5年度の「第二種電気工事士」試験の結果は次のようになりました。

「第二種電気工事士」結果
学年 在籍数 筆記 技能 免許取得累計 取得率(%)
受験数 合格数 受験数 合格数
2年 28 21 75.0
1年 15 15 15 15 15 15 100

* 2年生は、1年次に受験して合格しています。
* 本学科を卒業すると「第二種電気工事士」免許は無試験で得ることができます。

「第二種電気工事士」に合格した1年生
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引き続き受験しました「第一種電気工事士」試験の結果は、次のようになりました。

「第一種電気工事士」結果
学年 在籍数 筆記 技能 免許取得累計 取得率(%)
受験数 合格数 受験数 合格数
2年 28 3 3 20 71.4
1年 15 15 14 14 11 11 73.3

*  今回技能試験で不合格となった1年生は、次回は筆記免除で技能試験だけを受験することができます。

「第一種電気工事士」の筆記試験又は、技能試験に合格した1年生

IMG_5234

昨年までは、「第一種電気工事士」技能試験は12月に実施されていました。ところが本年度より「第一種電気工事士」試験が年に2回実施されるようになり、今回技能試験で不合格となった学生も、7月に再度受験することができます。昨年に比べると待ち時間が短くなりましたので、更に頑張ってほしいと思います。

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