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2024-06-22

三野浄水場へ見学

食品生命科学科の大熊です。

梅雨の時期になってきましたね。

6/14(金)、川の水をきれいにして水道水を作っている浄水場へ見学に行きました。

岡山市で最も古く、最も大きい三野浄水場です。

最初にパンフレットとDVD動画で、薬品や濾過により、川の水をきれいにしていく様子を勉強しました。

いよいよ浄水場の現場の見学です。しかし現場は撮影禁止でした。重要インフラ施設ということで、写真を外部の人に見せるのは禁止だそうです。

その分、しっかり自分の目で見てきましたよ。旭川の表水、伏流水を取り入れている池、薬品を溜めておくタンク、薬品で汚れを取り除く池、家庭や工場に水道水を送る巨大なポンプなどを見学させてもらいました。

川の水を飲める水にする過程は、薬品処理でにごり物質を凝集沈殿させ、急速ろ過処理でより小さな物質を取り除き、最後塩素で消毒するということでした。実際に見て回りながら興味深く説明を聞きました。

緩速濾過池という施設は、明治38年の創業時から長い間使ってきましたが、需要に追い付かないということで、つい先月に役目を終えました。

見学の後、水道記念館で楽しみました。

アルキメデスのポンプ、水に関するちょっとした科学、ダムの模型など展示してあり、「なんでかな?」「なるほどー!」といった気づきがありました。

最後の質問タイムでは、塩素はどのくらい加えているのか、緩速ろ過と急速ろ過では水質に違いがあるかなど、学生から良い質問が出ました。

私たちの生活に欠かせない水道水、大切に使っていきたいですね!

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