岡山科学技術専門学校 学科ブログ
建築工学科・研究科 建築作品展 2019
こんにちは。建築工学科の岡部です。
2019年2月15日(金)~17日(日)、岡山市北区の山陽新聞社さん太ギャラリーにて建築作品展を開催しました。
1年生は「こころのうち」をテーマとした住宅設計課題、2年生は岡山科学技術専門学校の敷地を計画地とした専門学校の設計もしくはリゾートに建つ宿泊施設の提案、研究科は各々で敷地を選定し、まちづくりを考慮した建築設計作品を展示しました。
期間中は、保護者や学校関係者だけでなく企業の方々も会場に足を運んでいただき、多くの来場者でにぎわいました。
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卒業研究発表会、無事終わりました!!
- 2019-02-20 (水)
- 食品健康科学科
こんにちは。食品生命科学科の鎌田です。
卒業研究発表会も終わってはや1週間。早くブログでご報告しようと思いながら今日になってしまいました。
さて、当日の様子です。2年生は普段と打って変わって、皆緊張しています。
そんな中、一番手はM君。クラス委員としてみんなをまとめてくれましたよ。
テーマは麹菌を使って小麦中のアレルギー物質が分解されないか?というものです。実験はうまくいかない面もあって苦労したようですが、麹入りクッキー美味しかったですよ!
2番目はI君。いろいろな状況でのふき取り検査をして、どんな状況で細菌がたくさんいるか調べました。
地道な実験でしたがよく頑張りました。お肉や野菜を切った後のまな板や包丁にはずいぶんたくさんの細菌が付着していましたよ。
そして3番目は学科で一番元気なN君です。彼のテーマは災害などに備えてどのような方法で水を備蓄したらよいのかです。
大腸菌や細菌数の面から検討しました。きれいな水なら2か月程度常温で保存しても大丈夫でしたよ。
そして前半最後はH君です。時々牛肉のおいしそうな匂いを実験室に漂わせてくれました。
テーマは今話題の牛肉の熟成に関してです。彼の写真は実験中のものです。発表風景の写真撮っていたのですが、うっかり消してしまって・・・。ごめんなさい。
これで前半4人が終了しました。発表を終えて緊張が一気に緩みました。休憩時間には盛り上がっています。
みんなで7人の発表ですが、今回は長くなりすぎるのでこのあたりにしておきます。続きは来週に( ^ω^)・・・
私は明日からお休みを取ってスキーです!!またか・・・っていう声が聞こえてきそうですね。
ごめんなさい。
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建築工学研究科 資格挑戦結果
- 2019-02-19 (火)
- 建築工学研究科
こんにちは。研究科の堂本です。
平成30年度も残すところあとわずかとなったところで、資格試験への挑戦結果報告をします。
二級建築士試験(全員受験)は75%、インテリアコーディネーター試験(2名受験)は50%の合格率でした。どちらの試験も受験者全員の合格を果たせなかったのですが、その中で、大きなチャレンジだったのが、初めて2人の学生がこれらの二大難関資格を受験したことです。他校に類を見ない“無謀な挑戦”でしたが、ダブル・ストレート合格へ向けて励み、うち1名がその栄誉を獲得しました。
次年度は、研究科9名中4名の学生がダブル受験をします。次年度こそ全員受験する二級建築士試験は100%合格、インテリアコーディネーター試験は受験者全員が合格できるようしっかりと計画し対策を行います。そして、今後も皆さんの将来への足固めをより確実にしていくことを誓います。乞うご期待です!
〈二級建築士試験〉合格率(合格者数/受験者数)
・学科試験 100%(8/8) [全国平均 37.7%]
・製図試験 75%(6/8) [全国平均 54.9%]
・総合 75%(6/8) [全国平均 25.5%]
〈インテリアコーディネーター試験〉合格率
・一次試験 50%(1/2)
・二次試験 100%(1/1)
・総合 50%(1/2)
*今年度の全国平均は未発表(平成31年2月18日現在)ですが、平成29年度は総合合格率は22.5%でした。
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電気工事士試験、挑戦結果
- 2019-02-18 (月)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
本年度挑戦する電気工事士国家試験がすべて終わり、その結果が次のようになりました。
学年 | 在籍数 | 筆記 | 技能 | 免許取得累計 | 取得率(%) | ||
受験数 | 合格数 | 受験数 | 合格数 | ||||
2年 | 22 | 20 | 90.9 | ||||
1年 | 26 | 19 | 16 | 16 | 14 | 22 | 84.6 |
学年 | 在籍数 | 筆記 | 技能 | 資格合格累計 | 取得率(%) | ||
受験数 | 合格数 | 受験数 | 合格数 | ||||
2年 | 22 | 1 | 1 | 5 | 4 | 18 | 81.8 |
1年 | 26 | 24 | 18 | 18 | 15 | 16 | 61.5 |
* 取得済みの学生は受験していません。
* 筆記試験の合格は次の試験まで有効です。今回、技能試験で不合格となっても、次回は筆記免除で技能試験のみを受験することができます。
第一種電気工事士に合格した1年生
本学科は「第二種電気工事士養成施設」として認められており、卒業時に無試験で免許を取得することができます。しかし、上位の資格を取得するための基礎固めと、就職活動を有利に進めるため、国家試験を受験することにより取得しています。
1年生は4月に入学して6月に「第二種電気工事士・筆記」を、そして、10月に「第一種電気工事士・筆記」を受験しました。「第二種」・「第一種」どちらにも技能試験がありますので、実習の中で技術を磨き、それぞれ、7月と12月に受験しました。
また、2年生のなかには、昨年度、第一種電気工事士・筆記試験に合格したものの、技能試験で不合格となった学生がいます。しかし、今年度は筆記免除で技能試験のみを受験して見事に合格しました。
これとは別に「工事担任者DD第1種」や「一級陸上特殊無線技士」といった弱電の資格も受験しています。
やがて就職活動が始まりますが、取得した国家資格を武器として就職戦線を積極的に戦って欲しいと思います。勉強できるときに勉強しておく、資格試験に挑戦できるときに挑戦しておくことはとても大切なことです。
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いよいよ迫る! 卒業研究発表会
- 2019-02-04 (月)
- 食品健康科学科
こんにちは。食品生命科学科(現バイオサイエンス学科)の鎌田です。
今年初めてのブログですね。新学期が始まったと思ったらもう2月。2年生は卒業まであと1か月余りとなりました。
月日が過ぎるのは何と早い!! ますます実感する私です。
バイオサイエンス学科2年生は多分2年間で一番頑張っている日々を過ごしています。というのも今年の卒業研究は1人1テーマ。(今までは基本は班単位でした。)
7人の精鋭部隊で鍛えられた君たちならできる!というわけです。
そんなわけで11月から本当にすごい量の実験を一人でやり遂げ、今はそのまとめ段階です。たくさん実験をして、データがたくさん出た分、まとめも大変です。連日パソコンに向かってひたすら発表資料を作っています。
昨年までは、この時期ちらほら遊んでいる人もいたのにね( ^ω^)・・・ (ごめんね卒業生)
そんなわけ2月14日の卒業研究発表会、楽しみです。
こんな実験しましたよ。
なかなか実験のテーマはわかりにくいと思いますが興味のある方は聞きに来てくださいね。
卒業生の皆さんも是非!!
卒業研究発表会のお知らせです。
日時:2月14日 木曜日 9時30分より12時くらいまで
場所:岡山科学技術専門学校 1号館 44教室(4階)
そしてテーマは
この写真ではわかりにくいと思いますが・・・
詳しくお知りになりたい方は学校(鎌田)にお問い合わせをお願いします。
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配電盤・分電盤メーカの工場見学
- 2018-12-26 (水)
- 電気通信工学科
電気工学科の秋山です。
12月21日(金)午後、電気工学科1年生は、岡山市東区九蟠にある㈱徳山電機製作所を見学させていただきました。1969年の創業以来、業界でも数少ない全国自社一貫生産体制を整え、ビルや工場向けの配電盤を中心とした電気設備の総合メーカーです。そのときの様子をご紹介します。
工場見学の前に、管理部長の徳山ひろみ様から、会社の概要や事業内容をはじめ、勤務態勢や社員の様子なども詳しく説明をしていただきました。
工場では大型の配電盤が製作されているところでした。大きな遮断容量の開閉器がたくさん取り付けられており、これから配線作業が始まるようです。学生たちは興味深く見学していました。
ひとつ間違えれば大事故につながるので、完成した製品は厳しく品質検査が行われます。検査官が計器を用いて一つひとつ厳重にチェックをしていました。合格した製品には検査証が貼られます。
左側に見える黄色い台に乗った機械は、日本全国でもたった5台位しかない自動電線加工機です。コンピュータと直結しており、手作業による電線加工時間と材料のムダを省くことのできる画期的なマシンだそうです。
機器の組み立てや配線をする場所です。制御盤に組み込まれるパネルの上に、配線作業を待つ機器や部品が数多く配置されています。それにしても、整理・整頓された工場内で説明を聞くのはとても気持ちがよいです。
お客様との商談室です。この部屋には、生産工程が一目でわかるようにたくさんの写真や資料が展示してあります。また、その傍には社員が取得している国家資格と名前が掲示してあります。会社の信頼にも繋がるようです。
設計室です。CADマシンを用いて回路設計や箱体設計を行う場所です。顧客の要望に沿った内容を、即座に図面に反映できるように工夫されているようです。
板金加工と塗装をしている工場に来ました。この工場は約500mほど離れた場所にあります。工場内の天井には、見学用の通路が設置されており、工場の様子が一目でわかります。
板金加工された大きな配電盤の箱体が置かれています。上から見るととても小さく見えます。
赤色のマシンが板金加工機です。この機械はCAD/CAMによるネットワークシステムで運用されているそうです。
塗装工場です。主に粉体塗装やメラミン塗装を行っているそうです。塗装が終わった箱体は、このあと焼き付け窯で焼かれて製品になります。
全員で記念撮影です。徳山電機製作所の皆様、ありがとうございました。
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サービス、技術をいかすには
- 2018-12-25 (火)
- 校長☆副校長
宮元です。
一週間ほど前の個人的なできごとです。やっとの思いで書き終わった年賀状。翌日の通勤途中に投函しようと輪ゴムで束にして眠りにつきました。
翌朝、その束をバッグに入れて出勤したのですが投函するのを忘れていました。その日の帰宅途中、目に入ったポストで思い出し、朝投函し忘れた年賀状をバッグから取り出しました。暗かったせいもあって、そのまま投函したのです。驚いたのはこの後のこと。
帰宅してふと机上を見ると、なんと投函したはずの年賀状があるではありませんか。そこではじめて、投函したのは前年に受け取った年賀状だったことに気づきました。しまったと思いましたが後の祭り、なくて困るものでもないし仕方ないかと諦めることにしました。
ところが2日後、帰宅してみるとポストの中にあったのは、「誤って差し出されたものと思われます」というメモ付きで、無地のレジ袋に入れられた年賀状の束でした。
諦めてはいたものの、戻ってきた年賀状を見ると何だかほんわかとした感情が沸き上がってきました。この話を家族にすると、「日本郵便さん、やるじゃない!」
誤って投函してしまった郵便物をたまたま見つけてくださった職員さんたちの気遣いか、職務上のルールなのかは知りませんが、これもサービスの一つかなと思いました。
これはいわゆる「サービス」の話ですが、日々、工業技術を教えている私たち、工業技術を学んでいる学生たちも心に留めておくべきことじゃないでしょうか。「技術」についても、人々の役に立って、お客様に喜んでもらってはじめていきるもの。自分はこんな技術を持ってるんだぞなどと思っているだけではダメなんですね。
佃製作所の佃社長もそう言っていたでしょ!?
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「工事担任者DD第1種」結果
- 2018-12-22 (土)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
10月7日(日)、1年生が「第1種電気工事士」筆記試験を受験しました。息をつく間もなく、翌日より11月25日(日)の「工事担任者DD第1種」試験を目指して勉強を開始しました。
入学以来ずっと、電気工事士のような「強電」を学んできましたが、通信などの「弱電」が追加となりました。
そして、試験結果は次のようになりました。
学年 | 在籍数 | 今回受験 | 科目合格 | 免許取得 | 取得率(%) | |
1科目 | 2科目 | |||||
2年 | 22 | 0 | 2 | 3 | 10 | 45.5 |
1年 | 26 | 25 | 1 | 2 | 9 | 34.6 |
* 試験は年2回、試験科目は3科目で3年以内に3科目に合格すると免許取得となります。
今回合格した1年生
勉強を始めてから試験まで7週間と極めて短い準備期間中に、「体育の日」「文化の日」「勤労感謝の日」など祭日があり、また、「校内ボウリング大会」や「学園祭」などの学校行事もありました。非常に忙しかったと思います。「努力なくして成功なし」といいますが、本学科では、多忙な中でも資格取得を目指すことにより学生を逞しく鍛えています。
将来、学生たちは自分の夢実現のため、仕事をしながら自己啓発を続けることもあると思いますが、その時、この経験は役立つと思います。
次の目標は、平成31年2月10日(日)の「第一級陸上特殊無線技士」です。やがて、就職活動が活発になりますが、就職活動を有利に進めるため、全員が専門性の高い国家資格を数多く取得しようと頑張っています。
今年はこれが最後の投稿です。皆さん、よいお年をお迎えください。
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年末恒例のお楽しみ!!
- 2018-12-21 (金)
- 食品健康科学科
こんにちは。食品生命科学科の鎌田です。
もう今日で学生は授業終了。2年生は中級バイオ技術者試験も無事終わり、最後の冬休みに突入です。しっかり楽しんでね。私はといえばもちろんスキー。来週は北の国に飛び立ちます。
さて冬休み前の1週間は楽しい行事がいっぱいです。
まずは恒例のアヲハタジャムデッキでのジャムづくり体験。今年は1年,2年合同で行ってきました。
まずはジャム君と一緒に記念撮影。
キレイな実習室で一人一人鍋を使ってジャムを作ります。
ジャムの種類はブルーベリー、イチゴ、マーマレードから選べるのですが、今年は教員の独断でブルーベリーです。
糖度計で糖度をはかりながら火加減を調節です。本格的ですね!!
待ち時間には試食タイムも。珍しいジャムを試食できました。マンゴージャムもなかなかでしたよ。
最後は美味しくできたジャムを素敵なデザインの瓶に詰めて完成。
楽しい一日でした!! アヲハタジャムデッキの皆さん、ありがとうございました。
さて第2弾は2年生の調理実習?? もうこれも何回目かな・・・
今回は最後のホームルームの時間を活用して楽しみました。何を作ろうかとだいぶ皆で頭を悩ませましたが、最後は餃子に決定。
前回のカレーよりレベルアップしたかな・・・
こんな感じで材料をボールに投入。餃子づくりは初めての人も多くてなかなか大変!
なんとか餃子らしきものが出来上がっています。中身を入れすぎて皮が破れるハプニングもありましたが・・・
いよいよ焼きます。「加熱の時は中心温度と時間が大切ですよ」と、食品衛生を教える私が叫びます。
いろいろなところで授業が生きてきますね( ^ω^)・・・
この笑顔!!
そして食べる姿はいつもこの人。黙々とひたすら食べます。美味しかった? 5合炊いたご飯も7人であっという間になくなり、ご馳走様!(^^)!
少し早いですが皆さま良いお年を。
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土木構造物の品質検査
- 2018-12-14 (金)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
12月12日(水)に国土交通省 四国地方整備局 四国技術事務所で校外研修をしてきました。ここには、土木構造物の品質確保と、監督・検査技術向上のための実習施設があります。実際に土木構造物の検査を体験したり、正しいモデルと土木構造物の施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、監督・検査の知識・技術を学ぶことができます。
今回は、土木構造物の非破壊試験の実習と、正しいモデルと施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、どちらが適正な構造物かというクイズに挑戦しました。
非破壊試験とは構造物を破壊することなく構造物内部を検査する試験のことです。
鉄筋コンクリート構造物は耐久性を確保するために、鉄筋の腐食を防ぐ必要があります。腐食を防ぐ一番簡単な方法は「かぶり(鉄筋からコンクリート表面までの最短距離)」を十分に確保することです。今回は非破壊試験によりかぶりがどの程度あるのかを2つの測定方法で実習しました。
上の写真は1つ目の非破壊試験、電磁誘導法の実習を行っている様子です。
電磁誘導法とは磁石を鉄に近づけると引き寄せる力が強くなり、離すと弱くなるという原理を用いてかぶりを測定する方法です。
上の写真は2つ目の非破壊試験、電磁レーダ法の実習を行っている様子です。
電磁レーダ法とは電波をコンクリート内に入れ、鉄筋から反射して戻ってくる時間と電波の速度からかぶりを測定する方法です。
上の写真はシュミットハンマーによるコンクリート構造物の圧縮強度測定の実習を行っている様子です。反発度を複数回測定し、その平均と公式より強度を推定します。
上の写真はハンマーによる打音検査の実習を行っている様子です。
打音検査とはハンマーでコンクリート構造物を叩き、その時の音の違いから異常を検知する検査です。
上の写真は、正しいモデルと施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、どちらが適正な構造物なのかというクイズに挑戦している様子です。どちらが適正かだけでなく、数か所に施されているミスを間違い探しのように探すこともしました。
上の写真が答えになっています。見方や考え方を変えてみないとわからないところがあり、みんなで相談しながら考えていました。解説の際、なぜこのようなミスが起こるかなどの説明があり、学生も興味を持っていました。
最後に災害救援車両の説明を受けました。上の写真はその時の様子です。被災地でどのように活躍しているか学生も興味津々でした。
今回の校外研修では、実際に検査したり、施工不良や設計ミスを含むモデルを目で見て触って比較することができ、座学で学んだ内容のより深い理解や今後につなげることができると感じました。
国土交通省四国地方整備局の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
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