ホーム > 国際機械工学科

国際機械工学科 Archive

岡山テクノロジー展2024の見学

こんにちは、国際機械工学科の林です。

私たちの学科は卒業すると、岡山県にある機械や溶接に関わる企業に就職する学生が多いです。毎年11月に、このような機械の会社が100社以上集まる展示会が開催されるので、今年も1年生が見学に行きました。

入場口で記念撮影をしました。

たくさんの企業の展示ブースを見学した後、鋳造の型を作る体験に参加しました。
実際の鋳造は金属を溶かして液状にし、砂で作った型に流して作ります。しかし高温で危ないため、私たちは砂型の製作をしました。
砂を固めて遊んでいるようにも見えますが、鋳型作りは機械の分野では基本的な技術です。

企業の方に教えて頂きながら、砂で型を完成させました。
初心者でも固まりやすい砂を用意してくださっています。

今年度は岡山県外の企業の出展や展示物の種類も多く、学生達は見学に必死になっていました。
将来の職業を選ぶ上で良い参考にしてほしいと思います。

学園祭盛り上がりました

国際機械工学科 小林です。

11月3日(日)に、カギセン恒例の学園祭がありました。
模擬店では留学生が出身国のミャンマーやベトナムの料理を作り、販売しました。
前売り券もよく売れ、当日も多数の来客がありました。
模擬店を担当した学生は、準備段階から計画的に取り組みました。

当日も10時の開催に合わせて早くから料理の準備をしました。

展示会場も盛況で、当番の学生は予想以上の入場者のため対応に追われました。

鉄の焼き入れ

こんにちは、国際機械工学科の林です。

オープンキャンパスや校外イベントなどで、コインを使って指輪作りをすることがあります。
専用のプレス装置を使ってコインを曲げますが、指輪がもっと簡単、きれいにできるように小さな器具を作りました。

この部品をプレス装置に取り付けますが、旋盤で削っただけなので硬さが不足しています。(つまり、変形しやすい。)

しかし、鉄には温度を上げた後で急に冷却すると、硬さが上がる性質があります。そこで、ガストーチで1000℃ぐらいになるまで炙りました。

数分後、白く輝き始めました。これを水で冷やして、衝撃などに強い性質に変化させます。

鉄は日本で2000年に及ぶ歴史を持つ材料ですが、含まれる炭素量、熱処理などを工夫して車や刃物など色々なところで活躍しています。これからも私たちの生活の中で、ものづくりに欠かせない技術として発展を続けていくと思います。

インターンシップ

みなさん、こんにちは。
国際機械工学科の林です。

学校は夏休みに入っていますが、2年生は金属切削で技術力の高い中原製作所様で1週間のインターンシップ(企業研修)を行いました。
こちらの会社には留学生の先輩がたくさん就職しており、いつも仕事内容だけでなく、日本での生活や母国のことなど、色々なことを教えてもらっています。


<回転ロールのバランスチェック>

<NC旋盤での連続加工>

研修の最後に工場を見学し、学校にはない大型加工機や多軸制御を行う装置について説明してもらいました。夏休みが終わると就職活動も始まるので、インターンシップをもとに自分が将来したい仕事は何かをよく考えてほしいです。

夏休み前の工場見学

こんにちは、国際機械工学科の林です。

雨の多い時期ですが、夏休みに入る前に工場の見学に行きました。
会社はキャンピングカーを製造している㈱アネックス様です。
日本ではレジャーの道具として車を使うことも多いですが、留学生達の出身国では、ほとんどキャンピングカーは走っていないようです。

こちらの会社では2年前に私たちの学科を卒業した先輩2名も働いています。今回は、工場の見学に加えて担当している仕事の内容や、日本での生活について直接聞くことができました。

見学の最後にキャンピングカーの前で記念撮影をしました。
最近はキャンプに使うだけでなく、災害時の避難用などにも使われることがあるそうです。

3D-CADでの板金の設計

国際機械工学科の林です。

3年生のCAD実習では、板金部品の設計に取り組んでいます。
板金は、旋盤やフライス盤を使わずに1枚の鉄の板から、折り曲げ、溶接などの
作業によって製品を作ります。
金属製品であれば多くのものが板金で作られており、安い費用で短時間に作れる
という特長があります。

➀Solid Worksでの板金設計です。↓

➁画像を透明にして、内部も確認します。↓

➂設計した製品を一枚の板に展開しています。↓
完成した時に正確な寸法にするため、板を切り取る際の寸法が大切です。

3年制になり、CAD設計でも様々な内容に取り組んでいます。今年度から始めた板金設計ですが、
3D-CADによって設計しやすくなり学生達は色々なアイデアを試せるようになりました。

7月27日(土)、8月3日(土)のオープンキャンパス

こんにちは、国際機械工学科の林です。

夏休みのオープンキャンパスでは、国際情報学科と共同で体験できる企画を考えています。
主に、パソコンの機械を設計するソフト CADを使って設計図を作り、製品を加工します。
自分で考えて書いた図が、製品になる様子を直接見ることができます。


(上の図は3Dプリンターによる加工シュミレーション)

オープンキャンパス
7月27日(土) 10:00~ / 14:00~
8月3日(土) 10:00~ / 14:00~

その他、金属加工の実習設備も見学できますので、機械の分野で進路を計画している場合は、参加してほしいと思います。

 ~工具を修理しました~ 

国際機械工学科の小林です。

旋盤やフライス盤を使って加工すると、キリコという鉄の切りくずが飛散します。
それを掃除するときによく使うのが図①のようなマグネットです。ところが先日、部品の一部が破損して使えなくなりました(図②)。3年生の学生に見せたところ、自分たちで修理することになりました。
いくつかのアイデアが出ましたが、最終的にアルミの板を利用して押さえ板を作り、ねじ止めすることにしました(図③)。修理後は、問題なく使用しています。

図➀ マグネット

図➁ 破損部品

図➂ 修理済み

修理したマグネットを持つ学生

 ~機械保全技能検定に合格しました~ 

国際機械工学科の小林です。

R5年度の機械保全技能検定の結果が今春、発表され、国際機械工学科2年生が合格しました。受検までの半年間、実技試験と学科試験に備えて十分準備し、合格することができました。
試験会場がカギセンの教室だったのも幸運でしたが、難しい専門用語も理解し努力の成果を発揮できました。
以下、合格証書を受け取った感想です。

「今日3級技能検定合格証をいただきました。本当にうれしいです。指導してくれた先生のおかげで合格です。先生の助けにとても感謝しています」

~技能検定3級(普通旋盤 実技)受検者全員合格しました~

国際機械工学科 小林です。

R5年度後期の技能検定受検結果が発表されました。
国際機械工学科1年生が4名普通旋盤を受検していましたが、4名とも合格しました。

夏休み明けから、放課後は毎週練習しました。
技能検定は、限られた時間の中で加工しなければならないので、無駄な時間を
かけないように繰り返し練習しました。

合格者の感想です。
「3級合格しました。簡単そうに見えても難しい課題ばかりで、しかも本番に1度詰まってしまいかなり自信をなくしました。でも発表を見てみるとなんと合格していてとてもびっくりでした。少しだけ自信がつきましたが、私にはまだまだ練習しなければいけないことがあると思います。」
「3級の試験に合格しました。練習では先生が熱心に教えてくれました。先生ありがとうございました。」
「旋盤3級に合格できました。本当に嬉しかったです。先生ありがとうございました。」
「6ヶ月の学習中、最高の結果を得るために練習する際に間違いや混乱がないよう重要な練習をしっかり教えていただきありがとうございました。先生本当にありがとうございました。」

留学生は、日本語の専門用語を覚えながら技術の習得に励んでおり、努力した成果が実りました。
これからも目標を持って、色々なことに取り組んでもらいたいと思います。

ホーム > 国際機械工学科

検索
Feeds

Return to page top