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岡山科学技術専門学校 学科ブログ

卒業製作作品が完成

ものづくり工学科の湯浅です。

今年も2年生が取り組んでいた木材加工の卒業製作作品ができました。
半年以上の期間を通じて各自が考えてデザインしたものの図面を書いて、自分で加工組み立てて仕上げています。

Ⅰ 釣り竿掛け
荒木
家にあるたくさんの釣り竿やリールを整理したくて竿立てを作りました。竿の間隔を決めたり、溝を掘るのが大変でした。

Ⅱ 本棚
クオン
少し個性的な本棚が作りたくて、こんな形になりました。

Ⅲ 小型棚とカギ掛け
黒見

船
釣り船をイメージしたキー掛けと、引き出し付き小型棚を考えて作りました。

Ⅳ 折りたたみ椅子
永野
自分が座れる折りたたみ椅子を考えて作りましたが、長さや倒す角度を決めたりして、ホゾを作るのが難しかったです。

Ⅴ 本棚
延永
本を整理したくて本棚を作りましたが、本を立てたときに少し奥に傾斜するようにしたところが工夫のポイントです。

研究者気分になれたかな?

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
先日お知らせしました第27回卒業研究発表会が無事に終わりました。
当日は1年生のほか、他学科の先生や非常勤の先生、さらには4月入学予定の高校生まで来てくださいました。皆さん、お忙しいところありがとうございました!
今年の発表をダイジェストでお伝えします。

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 写真左はカット野菜の洗浄方法によって菌数に差が出るか、という興味深い発表でした。スーパーなどで売られているカット野菜はとても便利ですが、中には食中毒菌が検出される例も!
葉菜類や根菜類など表面に土が付く野菜は次亜塩素酸ナトリウム、水耕栽培の野菜はグリシン系両面活性剤での洗浄がいいそうです。
 写真右は環境DNAといわれる手法を用いて、岡山県内の外来種の生息を調べました。凶暴なカミツキガメがいなかったのはいいですが、人間の身勝手で飼えなくなったペットを捨てるのは絶対にやめましょう!

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 写真左は土壌微生物やキノコを用いて、有害な色素を分解しようという、バイオレメディエーションの発表でした。内容をしっかり吟味してよく調べられており、アカデミックな格調高い発表でした。
 写真右は旭川の水質調査でした。雪が舞う非常に寒い日に採水に行きましたが、そのせいか菌数少なめで汚濁は小さいという結果でした。

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 写真左は都市公園の自然度を土壌動物の生息種から推定しようという発表でした。都市公園はやはり人為的な影響が大きく、自然度が極端に低いという結果でした。
 写真右は最近はやりの乳酸菌入り菓子について菌数を測定し、さらに取り出した乳酸菌でヨーグルトまで作ってしまおうという意欲的な内容でした。ビスコはいいようですよ!

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 最後はみんなで記念撮影!今年もみんなよくがんばりました!
学生は長い長い春休みに入り、4月からはいよいよ社会人です。がんばって!

写真測量技術で地形を3D化

測量環境工学科の山村です。

写真測量の実習の最後で、岡山市の地形を3D化する試みをしています。
そもそも写真測量とは、撮影した写真から対象物の位置、大きさ、形状などを決定する技術をいいます。

岡山市の地形を写真測量技術で3D化するためには、岡山市各地を写真におさめなければなりませんが、それは時間的にも費用的にも現実的ではありません。そこで、既存の地形図から等高線などを読み取って立体模型を作り、それをデジカメで撮影して、そのデータから3Dデータを作ろうというわけです。模型は範囲を決めて毎年4ピース作成しており、現在16ピース(1ピース23cm × 36cm)になっています。

今年も4班に分かれて模型を作成して、それをデジカメで撮影し、そのデータから3D地図を作りました。下の写真は、その成果を班ごとに発表した時のものです。モニタ上で立体的になっているのが写真からわかりますか?

1班です。

1班-2

2班の発表です。

2班-2

3班の発表です。

3班-2

4班の発表です。

4班

 
最近、ドローンが様々なところで使われていますが、写真測量における撮影作業にも使えそうです。測量に限らず何事も基礎・基本が大切ですが、今後はドローンで地形撮影というようなことにも挑戦したいと考えています。

「2級電気工事施工管理技術検定」(学科)結果

電気工学科の三井です。
平成29年11月12日(日)に2年生が「2級電気工事施工管理技術検定」(学科)試験を受験しました。その結果が出ましたのでお知らせします。

2級電気工事施工管理技術検定(学科)結果
学年 在籍者数 受験者数 合格者数 合格者累計数 取得率(%)
2年 11 10 9 10 90.9

*入学前に合格した学生がいますので、在籍数と受験数が一致しません。

合格した2年生
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「電気工事施工管理技士」とは、電気工事を管理・監督する上級技術者の国家資格であり、1級と2級があります。一定金額以上の工事には免許保持者の現場常駐が義務付けられています。

この試験には「学科」と「実地」がありますが、2級の「学科」のみを受験する場合には、17才以上であれば誰でもOKとなっています。
「実地」を受験するためには実務経験が必要ですが、本学科は指定学科ですので、2級なら卒業後2年以上の実務経験で受験できます。
「学科」だけでは免許取得とはなりませんが、「学科」合格により、在学中に管理・監督に必要な知識や技術を習得したことの証となりますので、本学科ではこれを推進しています。

学生たちが卒業後も自己啓発を続けて免許を取得し電気技術者として大成することを、私たちは祈っています。

バイオサイエンス学科『卒業研究発表会』のお知らせ

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
立春過ぎてもこの寒さ、本当にイヤになりますね。
 さて、このブログでも紹介しましたが、本学科の卒業研究発表会を以下の予定で開催します。OB・OGの方はもとより、ご興味を持たれた高校生の皆さん、ぜひお越しください!

平成30年2月15日(木)
午前9時半~12時頃まで 本校1号館4階の44教室にて開催

【プログラム】
 1.ハンバーガー等に使用されるカット野菜の衛生検査
 2.環境DNAによる外来種の生息調査
 3.微生物による色素の分解
 4.旭川の水質調査
 5.菓子類に含まれる乳酸菌の分離と菌数測定
 6.土壌動物による都市公園の自然度の測定

今年も食品、環境、生物と盛りだくさんです。

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写真は昨年度のものです。今年はどんな発表になるでしょうか♪

 

電気工学科のナイスガイ『前田亮』くん

電気工学科の三井です。今日は電気工学科2年生「前田亮」君を紹介します。

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電気工学科2年 前田亮(まえだりょう)
山口県立宇部中央高等学校 普通科卒
内定先企業:株式会社藤井電業社

 「前田亮」君は誠実でクラスメートからも大変信頼されています。学習意欲が極めて高く、1年生の夏休みに「2級ボイラー技士」を取得するため、日本ボイラー協会の技能講習を自分で申請して受講したこともあります。ただ残念なことに2年次の6月、潰瘍性大腸炎という難病のために休学しなければなりませんでした。

 その後の病気療養により気力も体力も回復したので、コンビニでのアルバイトを始めました。長時間勤務もありましたが、体調を管理しお客様に丁寧に接することのできたことが、大きい自信となっているそうです。そして、翌年4月に復学しました。その時は驚くほど明るく元気で、気力に充ち満ちていました。

 本学科では1年次に「第一種電気工事士」に挑戦しますが、前田君は病気のため受験できませんでした。しかし、復学後は、自発的に1年生の「資格指導」の授業に出席して活発に質問を行い、自分のみならず周りの学生の志気を高めました。そして、無事に資格を取得し他の学生の模範となっています。

1.この分野を志したきっかけは?
 理科や数学が好きで、電気にも興味があったからです。

2.この学科でよかったと思うところは?
 実習が多くて、楽しみながら技術が習得できたところです。

3.学びの場として本校を選んだ理由は?
 専門性の高い国家資格をたくさん取得できて、有利に就職活動ができるところです。

4.学校生活で良かったと思うところは?
 クラスが良くまとまっていて仲が良く、一緒に学校内外で色々なことをしたことです。

5.主な取得資格・検定は?
 第二種電気工事士、第一種電気工事士、2級電気工事施工管理技術検定(学科)です。

6.就職内定先は?
 株式会社藤井電業社。電気工事の仕事です

7.就職活動で役立ったことは?
 資格を持っていたことと、本番を想定した面接練習のおかげでスムーズにできました。

8.将来の夢は?
 幸せな家庭を作ることです。

学校行事
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電気工事実習風景
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バイオ恒例アヲハタジャム研修ー男子はイチゴ好き?-

お久しぶりです。バイオサイエンス学科の鎌田です。
今年初登場です。毎日毎日寒いですね(^^)/
スキー場ではどんなに寒くても頑張る私ですが、日頃の寒さは大嫌い!

さて先日は毎年恒例の2年生の卒業研修旅行で広島県の竹原市にあるアヲハタジャムデッキに行ってきました。
工場見学とジャムづくり体験です。
なんともう12年ぐらい通っています。毎年この研修の季節が巡ってくると
「2年生の学生も、もうすぐ卒業だなー」と、なんとなく感無量です。

この日は寒いながらも日差しが明るくて海がキラキラ輝いていましたよ。
池田先生に「明るくて海がきれいですねー」って話しかけたら
「光の春ですね」というご返答。さすが百人一首大好きのイケダです!!

さてさてジャムづくりはイチゴ、ブルーベリー、マーマレードの3種類から選べるのですが
今年のジャムはこれでーす。
アヲハタ1
そう、イチゴです。毎年毎年、学生たちに作りたいジャムを聞くんですがほとんどいつも答えは「イチゴ」
なんとかブルーベリーやマーマレードを作りたくていろいろ誘導するのですが、なかなかうまくいきません!!
マーマレード体験はなんと12年間なし。どれだけ男子はイチゴ好き!!!!
2ブログアヲハタ2アヲハタ
イチゴを鍋に投入。いよいよジャムづくり開始です。
ブログアヲハタ3
ジャムを固める大事な要素、≪ペクチン≫を入れます。
4ブログアヲハタ
糖度計を使って糖度を確認。ちょっとプロっぽい匂いが・・・
5ブログアヲハタ
イチゴの中にじっくり糖分をなじませる間、待望の試食タイム。珍しいジャムをいろいろ試すことができましたよ。
ブログアヲハタ6
いよいよ最後の瓶詰め。上手に瓶いっぱいに詰めないと・・・ 一番神経を使うところです。
空気をしっかり抜いておかないと保存性が落ちてしまいます。
皆、真剣な面持ちですね!!

今年も無事アヲハタジャムの研修を終えることができました。
あとは卒業研究発表会に向けて、全力投球です。頑張れ2年生。

「第一種電気工事士」結果

電気工学科の三井です。

平成29年12月3日(日)に受験した「第一種電気工事士」技能試験の結果が出ました。

平成29年度「第一種電気工事士」結果
学年 在籍数 筆記 技能 資格
受験数 合格数 受験数 合格数 合格累計 取得率(%)
2年生 11 1 1 4 2 9 81.8
1年生 23 22 18 18 14 15 65.2

*2年生は、1年生のときの結果も含みます。

合格した1年生
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電気工事士試験には筆記と技能があり、筆記合格者のみ技能試験を受験することができます。そして技能合格で資格取得です。技能試験で不合格となった場合には、次回の筆記が免除となって技能のみの受験でOKです。是非、在学中に合格して欲しいと思います。

現在、1年生が目指しているのは、2月11日(日)の「第一級陸上特殊無線技士」で、1年次に挑戦する最後の資格となります。その後は、校内企業説明会も開催されて、いよいよ就職活動が本格化しますので、勉強にも一段と熱が入っています。

本学科では、1年次に強電から弱電まで、専門性の高い国家資格を数多く取得して就職活動を有利に進めています。

「おかやまテクノロジー展2018」

ものづくり工学科・小林です。

1月17日(水)と18日(木)、コンベックス岡山で「おかやまテクノロジー展2018」が開催されました。岡山の技術が一堂に集結した中四国最大規模の技術展です。ものづくり工学科の1、2年生が18日、172社・機関の出展物を見学しました。
展示内容は切削・研削、溶接・製缶、金属形成、工具、金型・治具、樹脂成形、電気・電子機器、設計(CAD)、プレス・金型など多岐にわたるもので、最先端レベルの技術・製品が展示されていました。

授業で学習する内容とも密接に関連しており、教科書でしか見る機会のない機械・機器の実物を目の当たりにすることができました。

テクノロジー展
会場入り口での記念撮影

自作できないか!?

ものづくり工学科・小林です。

ものづくり工学科の金属加工の実習では鉄を削ることが多いのですが、切削にともなって切粉が飛散します。作業後の清掃のとき役立つのが写真1のような永久磁石を利用した切粉を集める道具です。
ところがこの道具、取手の部分が弱く、丁寧に扱わないと付け根から折れることがあります。写真2はその部分を作り直したものです。

修理のため、一度分解して構造を確認し、柄の部分に穴をあけ棒を通し、指がかかる部分は鋼板を曲げて持ちやすくしました。新しいものを購入すれば簡単に手に入りますが、部品が壊れたとき、簡単なものなら知恵を絞って新しい部品が自作できないか考えることも重要だと考えています。

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写真1 ハンドマグネットキャッチ

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写真2 修理した取手部

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