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電気通信工学科 Archive

電気工学科のナイスガイ「石倉洋次」君

石倉洋次君
香川県立香川中央高等学校・普通科卒業
内定先:『株式会社四電工』

石倉洋次君、中桐校長と共に

電気工学科の三井です。
今回は「石倉洋次」君を紹介します。
石倉君は子供の頃から家業の電気工事業を手伝ってきました。工事現場では電気工事以外に、
建築や水道など様々な職種の人が働いていますので、互いに助け合い、協力しなければ円滑に
仕事が進みません。このような環境の中で石倉君は逞しく鍛えられたので、相手の立場に
なって考え、行動することができます。

「第一種電気工事士」の試験会場は毎年、香川県高松市です。昨年は、筆記試験当日に台風が
接近したため、JRの運休も予想されました。その為、多くの学生は前日から瀬戸大橋を渡り
ビジネスホテルに宿泊しました。そこで、地元の石倉君は自発的にレンタカーを借り、クラス
メートの移動を助けました。慣れない土地での優しい心遣いに学生たちは感激をしたそうです。

石倉君は高松市からマリンライナーに乗り、片道2時間かけて通学しています。
学習意欲が極めて高く、電車の中でも寸暇を惜しんで勉強を続け、多くの資格に一発合格して
います。また、計算に強く、周りの学生に勉強を教えています。

電気工事実習

コンピュータ実習

1.この分野を志したきっかけは?
  我家は電気工事業を営んでいます。兄が父を助け、年中無休で仕事をしている姿を
  子供の頃から見てきました。私も兄のように優れた技術を身に付け、家族の役に立ちたいと
  思ったからです。

2.学びの場として当校を選んだ理由は?
  私の兄はカギセンの電気工学科の卒業生です。兄から、この学科ならば多くの資格や技術を
  身に付けることができると勧められたからです。

3.この学科の魅力や良かったところは?
  2年次の就職活動に備えて、1年次に電気や通信関係の多くの資格を取得し、職業選択の幅を
  広げられるところが電気工学科の最大の魅力です。

4.学校生活で良かったと思うところは?
  資格取得に向けて友人と励まし合い、切磋琢磨しながら勉強を続け、皆で合格を喜び合えた
  ことです。卒業後もクラスメートと連絡を取り合い、友情を育んで行きたいと思います。

5.主な取得資格・検定は?
  「危険物乙種4類」
  「第二種電気工事士」
  「第一種電気工事士」
  「工事担任者DD第一種」
  「第一級陸上特殊無線技士」
  他に
  「二級電気工事施工管理技術検定」(11月8日受験、合格見込み)

6.就職内定先は?
  『株式会社四電工』です。第一志望の会社に内定することができました。

7.就職活動で役立ったことは?
  父親の友人である『四電工』の社員の方から指導を受けることができました。
  また、本学科の卒業生で『四電工』に就職している先輩からもアドバイスを受けることが
  できました。採用試験では取得している資格を丁寧に褒めていただき、是非この会社の
  ために尽くしたいと心の底から思いました。

8.将来の夢は?
  我家は『四電工』の下請けとして、長年仕事をしてきました。身近な所で優れた技術や、
  地域住民に対する誠意のある振る舞いを見てきましたので、私も是非『四電工』の看板を
  背負って、立派な施工管理技術者になりたいと思っています。

体育祭

ボウリング大会

電気工学科のナイスガイ「岡本 有司」

「岡本有司」君
福岡県「常磐高等学校普通科」卒業
「広島経済大学経済学部メディアビジネス学科」卒業
内定先:JFEスチール株式会社

岡本有司君

電気工学科の三井です。
今回は「岡本有司」君を紹介します。
大学卒業後、ホームセンターに就職し3年間仕事を続けました。しかし、将来に希望を持て
なかったため、再就職を目指して本学科に入学しました。
自立心が強く、学費は全て自分で出しています。土日はコンビニで朝までアルバイトをしていますが、
疲れた様子も見せず、学校では皆勤を続け、いつも爽やかです。大学でも新聞奨学生として自分で
学費を捻出したそうです。

オープンキャンパスでは、次のような会話をしました。
岡本「数学が苦手ですが、資格は取れますか」
三井「数学の苦手な学生はたくさんいます。休まずに学校へ来れば必ず合格できます」
岡本「学生の就職先は」
三井「今年は、JFE、中電工、日本フードパッカーなどに内定しています。資格は就職
        活動で大変評価されます」

岡本君はJFEに非常に興味を示しました。その後も二度来校して、「数学が苦手ですが授業について
いけますか」と念を押してきました。「大丈夫です」と答えました。

学習意欲が非常に高い彼は、入学後、多くの資格に一発合格しました。クラスメートからも信頼
され、委員長にも選ばれています。周りの学生に勉強を教え、資格取得を助け、就職活動の応援も
しています。あるとき、ご両親が来校され、お礼を言われたこともありました。

授業風景

クラスメートと共に学習

1.この分野を志そうとしたきっかけは?
  「ホームセンターで働いているうちに、技術を付けて成長したいと思うようになりました。
  私にとって電気は特殊な仕事でしたが、どんどん上を目指せると思ったためです」

2.学びの場として当校を選んだ理由は?
  「オープンキャンパスで、先生から就職率や資格取得率の話を聞いたり、実習を体験して
  挑戦しようと思いました」

3.この学科の魅力や良かったところは?
  「とにかく多くの資格を目指せること。私自身1年間で5つ取得できて、有利に就職活動が
  できました」

4.学校生活で良かったと思うところは?
  「多くの資格取得で第一志望の企業から内定をいただけたことです」

5.主な取得資格・検定は?
  「第二種電気工事士」
  「第一種電気工事士」
  「工事担任者DD第一種」
  「第一級陸上特殊無線技士」
  「危険物取扱者乙種4類」

6.就職内定先は?
  「JFEスチール株式会社西日本製鉄所です」

7.就職活動で役立ったことは?
  「とにかく資格の多さです。難関資格なので企業からも評価していただきました」

8.将来の夢は?
  「技術者として一流になり、さらに電験三種完全合格をします」

岡本君は、1年次に「電験三種」の「法規」に合格し、春休みも登校して勉強をしていました。
ところが、今年は採用活動が8月解禁で国家試験の時期と重なってしまいました。やむなく
就職活動を優先することになりました。卒業後に電験三種完全合格を達成して欲しいと思います。

電気工事実習

コンピュータ実習

ボウリング大会

学園祭_電気工学科

電気工学科の三井です。
11月1日(日)本校で学園祭を開催しました。
当日は学科展示と模擬店を行いました。学科展示では1・2年生がインストラクターとなり、
希望者に電気工事の指導をしました。人に何かを教えることは大変難しく、試行錯誤をしながらの
指導となりました。完成した時には、参加者と喜びを分かち合いました。

電気工事指導風景

模擬店は学年ごとに開き、1年生は「フランクフルト」を販売しました。売れ行きは大変良く、
午後1時過ぎに完売しました。前売り券を販売していたこともあって、材料を追加購入して
営業を続けました。

1年生 放課後学園祭の準備

1年生 フランクフルトの調理

一方、2年生は昨年と同様「チュロス」の販売をしました。これは、東京ディズニーランドで
販売されている焼き菓子で、材料はネットで注文しました。ところが発注先の在庫量不足で、
十分な量を仕入れることができませんでした。その結果、途中で材料が無くなってしまいました。

「チュロス」の味付けに「ココア」を使いますが、それが余っていたので、販売品目を
「ココア」に切り替え、商魂逞しく営業を続けました。

2年生 チュロスからココアへ変更

本学科にとって、学園祭の頃が一番忙しい時期になります。
1年生は3週間後の11月22日(日)が「工事担任者DD第一種」の、2年生は1週間後の11月8日(日)が
「二級電気工事施工管理技術検定」の受験予定日です。時間のない中、楽しみながら学園祭と勉強の
両方をやり切ること通して、どの様な状況にあっても自分の夢を実現するために、勉強を続けることの
できる人材の育成を目指しています。

企業と連携した授業・実習_電気工学科

電気工学科の三井です。
本学科でも他学科同様、企業と連携して社会のニーズに合った授業を展開しています。
今年度の連携企業は「株式会社徳山電機製作所」です。同社は、独創的で高度な技術を
もつ配電盤総合メーカです。本学科からも多くの卒業生がお世話になっており、さらに
本校の後援会会員としてご支援も頂いています。

10月22日(木)、同社から関藤満氏と福光一真氏に来校いただき、2年生の実習授業を
行いました。関藤満氏は本学科の卒業生であり、お二方と同じ高校を卒業した学生もおり、
学生たちは楽しみにこの日を待っていました。

実習では、同社の製品である制御盤を教材として使い、シーケンス制御の設計・製作を
行いました。円滑な実習には、シーケンス制御と部品に関する知識が必要ですが、何も
知らなくても理解できるように工夫されており、学生たちは作業に熱中しました。

今回は制御盤を構成する一つの回路を製作しました。完成後は、同社持参のデモ機に接続
して性能試験を受けました。不安そうな学生たちでしたが、どの班でも鮮やかにランプが
点滅し、誘導電動機も正常に起動・停止を繰り返し、無事検査に合格しました。

実習で使用した配線図

作業開始(福光一真氏の指導風景)

性能試験(関藤満氏の指導風景)

よく学び、よく遊ぶ_電気工学科

電気工学科の三井です。
10月9日(金)両備ボウルにてボウリング大会を開催しました。
学生は日頃の勉強や就職活動から開放されて、ボウリングに熱中しました。

1年生

2年生

20位までが入賞ですが、2年生の高橋和希君は14位に入賞しました。
彼は旭電業㈱に内定しています。取得している国家資格は「第二種電気工事士」、「第一種電気工事士」、
「第一級陸上特殊無線技士」ですが、他に「工事担任者DD第一種」は2科目に合格し、あと1科目で
免許取得となります。よく学び、よく遊ぶ、バイタリティに満ちた好青年です。

高橋和希君

第二種電気工事士結果と第一種を目指して_電気工学科

電気工学科の三井です。
「第二種電気工事士」試験の合格発表があり、次のような結果となりました。
本学科を卒業すると「第二種電気工事士」は無試験で取得できますが、上位資格を取得するため、
試験により取得しています。


*取得数の内、2年生2名と1年生3名は入学前に取得済み。

9月19日(金)、保護者会の主催により、本校1号館1階ももたろうホールにて、次年度に就職活動を
行う学生を対象に、中国短期大学「薬師寺茂」教授をお招きして就職講演会を開催しました。
様々なアドバイスがありましたが、時期柄、学生たちは資格取得の重要性を再認識しました。

中桐校長挨拶

「薬師寺茂」教授講演

講演会終了後、学生たちは教室へ戻り、10月4日(日)実施の「第一種電気工事士」筆記試験を目指して、
勉強を始めました。ネクタイを外して真剣に勉強する姿に、若者らしい爽やかさを感じました。
全員の合格を祈ります。

第一種電気工事士補講風景

電気工学科近況

電気工学科の三井です。
1年生16名は、4月10日の入学式の翌日より6月7日(日)実施の「第二種電気工事士」筆記試験を
目指して勉強を始めました。3名はすでに取得済み、1名は筆記試験免除でした。
結局10名が受験し全員が合格しました。
引き続き10月4日(日)実施の「第一種電気工事士」筆記試験を目指して勉強に励んでいます。
本学科を卒業すると「第二種電気工事士」は無試験で取得できますが、より上位の資格を取得する
ため、「第二種電気工事士」は試験により取得しています。

電気工事士試験には技能試験もあります。本学科は実習が非常に多く、授業時間の半分が実習です。
その実習時間で技能試験の練習をしますので簡単に合格できますが、ハプニングが発生することも
あり油断は禁物です。7月下旬に「第二種電気工事士」技能試験を受験しました。結果は9月に出ます。

一方、2年生23名は、1年次に取得した国家資格を武器に就職活動に頑張っています。今年度は
就職協定により採用活動が8月1日からとなりました。その影響か、昨年までは4月から内々定が
出ていましたが、今年は5月末まで全く出ませんでした。しかし、6月からは順調に出ています。
現在は夏休み中ですが、まだ内定をもらっていない学生は、就職活動を続けています。そして、
8月末迄には8割以上の学生が内定を頂ける見通しです。

 

電気工学科の資格取得状況

電気工学科の三井です。
平成27年4月10日(金)に新入生を迎え、昨年入学した学生は2年生となりました。8割の学生が電気を学ぶのは
初めてでしたが、 1年間で多くの資格を取得しました。電気工学科の代表的な国家資格の取得状況は次の通りです。
学生達は取得した資格を武器に就職活動に取り組んでいます。


*高校での免許取得者がいますので、在籍数と一致しません。
※本学科を卒業すると第二種電気工事士免許は無試験で取得することができますが、学習の理解度を深め、
就職活動を有利に進めるため、試験により取得しています。
※26年度生は19名が筆記試験に合格し、17名が技能試験に合格しました。技能試験で不合格となった2名は、
今年度、筆記免除で技能試験のみを受験します。


※26年度生は19名が筆記試験に合格し、16名が技能試験に合格しました。技能試験に不合格となった3名は、
今年度、筆記免除で技能試験のみを受験します。


※DD第一種は試験科目が3科目あり、3年以内に3科目に合格すると免許取得となります。
26年度生は1年目に8名が3科目を突破しました。残り8名が2科目、4名が1科目に合格し、27年度は
1科目、または2科目のみを受験します。

 


※2年次に受験しますので、26年度生はまだ受験していません。

実習風景

「第一種電気工事士」結果と就職講演会_電気工学科1年

電気工学科の三井です。
「第一種電気工事士」技能試験の合格発表があり、下表の結果となりました。
2年生の取得累計と取得率は2年間通算の数字です。
なお、今回技能試験で不合格となった1年生3名は、次年度、筆記免除で
技能試験のみの受験となります。

電気工学科1年生集合写真

いよいよ就職シーズンとなりました。昭和町校舎では、1月16日(金)、
23日(金)の2日間、1年生を対象に学内企業説明会を開催しました。
この3月の卒業予定者が内定をいただいている企業も来校されました。
学生たちは人事担当者の話に真剣に耳を傾け、活発に質問をしました。

電気工学科対象の企業説明風景

現在1年生は、2月8日(日)実施の「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」の
勉強をしています。この資格で、通信関係企業、気象台、警察(技官)などへの
就職の道が開けます。
「一陸特」免許により、公務員試験を受けずに、通信関係の国家公務員に
採用されることがあります。

企業説明会終了後、学生はスーツ姿で「一陸特」の補講に参加して、勉強に
励みました。入学以来、国家資格の取得に励んできましたが、いよいよ、
それらを活用する時期が来ました。

「一陸特」補講風景

電気工学科のナイスガイ『森景亮太』-岡山県立林野高等学校普通科卒

電気工学科の三井です。
きょうは、電気工学科2年・森景亮太君を紹介します。森景君はスポーツマンで、
中学では野球部に、高校ではバスケットボール部に所属して汗を流しました。
この学校へはバスで片道1時間半かけて通っていますが、クラスでは一番早く来て
います。理数系が得意で、周りの学生に丁寧に勉強を教えています。

森景亮太君写真

1.この分野を志したきっかけは?
「高校生の頃、総合学習の時間に電気について学んだことで興味を持ち、電気の
分野を追及したいと思いました」

2.学びの場として本校を選んだ理由は?
・「電気工事士として、知識や技術を身に付けることができるからです」
・「資格の合格実績が高く、自分も資格の取得ができると思ったからです」
・「就職率が高く、就職指導が充実しているからです」

3.この学科の魅力や良かったところは?
・「授業で何か分からないところがあると、丁寧に教えてくれるところです」
・「1年次は2月初めまで資格取得に励み、就職活動開始の時期が少し遅かった
のですが、2年生になって直ぐに内定を戴けたことです」

4.学校生活で良かったと思うことは?
・「電気工事実習の時間が多く、内容も充実していることです」
・「資格取得で忙しい時期に学園祭がありましたが、クラスメートと協力して
頑張り、思い切り楽しめたことです」
・「資格指導が充実していて、資格が取れたことです」

5.主な取得資格・検定は?
・「第三種電気主任技術者(理論、法規)」2科目合格
・「第二種電気工事士」
・「第一種電気工事士」
・「工事担任者DD第一種」
・「第一級陸上特殊無線技士」
・「危険物取扱者乙種4類」

6.就職内定先は?
「旭電業株式会社です。電気工事施工管理技術者を目指しています」

7.就職活動で役立ったことは?
・「履歴書の書き方を学んだことです」
・「マナー講習会に参加したことです」
・「合同企業説明会に積極的に参加したことが、面接の練習になりました」

8.将来の夢は?
「電験三種合格です」

森景君は向上心が強く、いつも何か大きい目標を見つけ、一生懸命に努力を
しています。1年次に「第一種電気工事士」の授業が始まりましたが、同時に
自発的に「電験三種」の勉強を始め、「理論」に合格しました。そして、
2年次には「法規」に合格しています。
卒業後は、仕事と勉強の両立を図り、残り2科目に合格して「電験三種」に
完全合格することを目指しています。

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