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OBが先生-企業と連携した電気工事実習

電気工学科の秋山です。

電気工学科では、最新の実務知識を身につけるために、企業と連携した実習を積極的に行っています。本年度も株式会社徳山電機製作所から二人の講師をお迎えし、2年生を対象に分電盤や制御盤の製作技術をご指導いただきました。第1回目は「分電盤の組み立て実習」でした。その様子を写真にまと めたのでご覧ください。

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講師には、株式会社徳山電機製作所の製造部電気課から、関藤満課長(向かって左)と丸山慎平さん(中央)にお越しいただきました。

 
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丸山さんから次の講義をしていただきました。
1. 電気の通り道 ~発電所から自宅まで~
2. 送電ネットワークと配電盤の位置づけ
3. 電気関連の主な仕事
4. 徳山電機製作所の生産プロセス
5. 主な配電盤の種類(徳山電機製作所製)
6. 配電盤を組み立ててみよう

 
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本校卒業生でもある関藤課長さんから分電盤の構造についての説明を受けました。この分電盤は徳山電機製作所から寄贈されたもので、実習に使用しているものです。

 
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作業台の上に置かれた多くの部品を前に、図面を見ながら組み立て手順の説明を受けています。

 
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学生たちは二人のペアになり、図面を見て必要な寸法を測りながら部品を配置していきます。

 
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講師のアドバイスを受け、二人で協力しながら部品を板に取り付けていきます。

 
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ついに分電盤が完成しました。たくさんあった部品がすっきりとした形にまとまりました。

講師の先生方には綿密な授業計画のもと、分かりやすい授業を展開していただきました。学生たちは講師の説明を熱心に聞き、取付寸法や金具の向きなどに注意しながら、慎重に組み立て作業を行っていきました。分電盤が完成したときの満足感は素晴らしいものがありました。外部講師による実習は学生たちにとって初めての経験であり、普段では味わえない新鮮な実習でした。10月の2回目がとても楽しみです。

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