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電気通信工学科 Archive
企業と連携した授業(後編)_電気工学科
- 2017-02-27 (月)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
電気工学科では企業と連携した授業を積極的に推進しています。
平成29年2月9日(木)、株式会社徳山電機製作所の関藤満課長と丸山慎平様のお二方に、2年生の実習をお願いしました。この実習は年間3回を計画していたもので、今回が最終回となります。なお、関藤満課長は本学科の卒業生です。
株式会社徳山電機製作所は、1969年の創業以来、配電盤総合メーカとして一貫生産体制を築き、独創的な技術と実績のもと、日本全国から海外に至るまで、積極的な事業展開をされています。また、本校の後援会会員企業としても支援を頂いており、多くの卒業生がお世話になっています。
同社の徳山社長は、平成29年2月4日と11日に、KSB瀬戸内海放送の「自由人、社会人」で紹介されました。同社の仕事内容と優れた技術がよく分かりますので、実習に先立って、その映像を学生たちにも見せました。
KSB瀬戸内海放送「自由人、社会人」の一コマ
それに続く実習ですが、わざわざ事前に来校されて、機材や材料の確認までしていただきました。一人に一セットずつ課題の材料が用意されており、学生が一人で、独力で全作業ができるようになっていましたが・・・・
日頃の電気工事士技能試験対策とは違った内容であり複雑でしたので、学生たちは試行錯誤を繰り返し、活発に講師に質問をしながらの作業となりました。
それだけに、完成後の性能試験は緊張の一瞬でした。スイッチの操作に対応して、正しくランプが点滅すると、学生たちは安堵した様子で微笑んでいました。
配線図
実習材料
作業開始
徐々に難しくなります
性能試験
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「第一種電気工事士」結果_電気工学科
- 2017-02-09 (木)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
「第一種電気工事士」の合格発表があり、次のような結果となりました。
学年 | 学生数 | 受験数 | 合格数 | 合格率(%) |
---|---|---|---|---|
2年 | 15 | 15 | 11 | 73.3 |
1年 | 13 | 12 | 7 | 58.3 |
* 2年生は27年度、1年生は28年度に受験しました。
* 1年生の中に1名、入学前に合格している学生がいますので、学生数と受験数は一致しません。
1年生は12名が筆記試験を受け全員が合格しました。続く技能試験でしたが、7名のみの合格となりました。例年、技能試験にはほぼ全員が合格していますので、本年度は非常に悪い結果となりました。現在、原因を分析中です。その結果をいかして次回は良い結果を出したいと思います。
今回不合格となった学生は、2年次には筆記試験免除で技能試験のみの受験となります。卒業までにもう一度大きなチャンスがあります。
電気工学科1年生
多くの国家試験には厳しい受験資格が設けてあり、誰でも無条件に受験できるわけではありません。ところが、電気や通信分野は進歩的、自由で平等な雰囲気があり、最も権威のある国家資格試験でも誰もが受験できます。そのため、向上心旺盛な人達はこのチャンスを最大限に活用しています。
本学科の学生は、授業の進展に合わせて着実に資格を取得することにより就職先選択の幅を広げ、就職活動を有利に進めています。
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「工事担任者DD第1種」結果_電気工学科
- 2017-01-05 (木)
- 電気通信工学科
こんにちは。電気工学科の三井です。
資格試験結果のお知らせです。
「工事担任者」資格とは、電気通信回線と端末設備を接続する工事に必要な資格で、法令で定められた「国家資格」です。「DD第1種」とは、7つある工事担任者の種類の一つで難しいほうになります。3科目の筆記試験が年に2回実施されます。合格した科目は3年間有効となっていて、3年以内に3科目に合格すると免許を取得することができます。
11月の試験の合格発表があり、次のような結果となりました。1年生は初めての挑戦で5名が免許を取得しました。科目合格となった学生は引き続き頑張ってほしいと思います。
学年 | 在籍数 | 免許取得者数 | 取得率 |
---|---|---|---|
2年生 | 15 | 4 | 26.7 |
1年生 | 13 | 5 | 38.5 |
1年生は現在、2月5日(日)実施の「第一級陸上特殊無線技士」を目指して勉強に励んでいます。前期は「第一種電気工事士」などの強電の資格に挑戦しましたが、後期は弱電の資格を取得することにより、就職先選択の幅を広げています。
今回「工事担任者DD第1種」免許を取得した1年生
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試験の合間の学園祭_電気工学科
- 2016-11-24 (木)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
11月6日(日)、学校をあげて学園祭を開催しました。
1年生は、10月初旬に「第1種電気工事士筆記試験」を受験し、次は12月初旬の技能試験だ。いやいやその前に、11月27日(日)の「工事担任者DD第1種」もあるという具合に、決してのんびりとはしていられない時期でしたが、この日ばかりはリラックスしては楽しそうでした。
1年生はカステラを販売しました。学園祭が近づいたある日、タコ焼き器を持って来て焼くようになり、不思議に思い尋ねたところ、たこ焼きの形をしたカステラでした。そして、学園祭当日を迎えました。カステラにクリームとチョコレートをタップリとかけると、大変美味しく店の前にお客さんの列ができました。
カステラ販売
一方、2年生はというと、前期は就職活動で忙しかったものの、現在ではほぼ全員が内定をもらってちょっと一息というところ。しかし、学園祭の1週間後には「2級電気工事施工管理技術検定」があり、受検準備で大変忙しいのですが、彼らも学園祭を楽しみました。
2年生はチュロスを販売しました。材料はネット通販で購入し、味付けは砂糖のみとシンプルですが独特の風味があり美味しいです。ところが、値段が300円と周りの店に比べて高いためかあまり売れません。そこで、値引きをして積極的に営業活動を行い、何とか黒字になりました。「色々と苦労をしましたが、客との駆け引きが楽しかったです。」と語っています。
チュロス販売
また、学科展示として「電気工事体験コーナ」を開設しました。1年生と2年生が協力してインストラクターとなり、来場者に電気工事を指導しました。
学生たちは工夫しながら、笑顔で一生懸命に教えました。日頃は教えてもらう側ですが、教えることの難しさを体験できて、大きく成長したでしょうか。
電気工事体験コーナ
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企業と連携した授業_電気工学科
- 2016-11-14 (月)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
本校では、企業と連携した授業を積極的に推進しています。
10月20日(木)、㈱徳山電機製作所のご協力により、同社から関藤満課長と丸山慎平様の2名の技術者をお招きして、2年生の実習を行いました。なお、関藤課長は本学科の卒業生です。この実習は年間3回行い、今回は2回目となります。
㈱徳山電機製作所は、配電盤総合メーカとして一貫生産体制を築き、独創的な技術により国内外から注目を集めています。また、本校の後援会企業として支援を頂いており、多くの卒業生がお世話になっています。
実習では、同社製の制御盤を教材としてシーケンス制御を学びました。学生たちは講師の指示に従って、部品を組立て配線をしましたが、同社の製品と比較すると仕上りの美しさが全く違います。このようなところにも技術力が表れています。
回路が完成すると、制御盤に接続して性能試験を行いました。押しボタン等の操作によりランプが点滅して、電動機が起動や停止を繰り返しました。学生たちはハラハラしながら物作りの難しさと楽しさを味わいました。
制御盤の作製
性能試験
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体育際_電気工学科
- 2016-10-24 (月)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
10月7日(金)、岡山ドームにて「岡山科学技術専門学校体育祭」を開催しました。6種類の競技を行い、結果は次のようになりました。
競技 | 優勝 |
---|---|
ぐるぶるバット | 電気工学科1年 |
長なわとび | 測量環境工学科1年 |
リレー | 二級自動車工学科1年 |
綱引き | 映像音響学科2年 |
パン食い競争 | 測量環境工学科1年 |
玉入れ | 電気工学科1年 |
1年は2競技で優勝しました。表にはありませんが、2年生は長なわとびで3位になりました。
1年生は、10月2日(日)の「第1種電気工事士・筆記試験」を終え、自己採点では全員が合格点を越えています。8割が本学科で初めて電気を学ぶ学生ですが、入学後僅か半年で合格する力をつけています。
体育祭の翌日より、11月27日(日)の「工事担任者DD第1種」を目指した授業が始まりました。その後は「第一級陸上特殊無線技士」と続きます。電気工事(強電)と通信(弱電)の資格を取得することにより、職業選択の幅が広がり、就職活動を有利に戦うことができます。
このように勉強で忙しい中ですが、学生たちはこの日ばかりは勉強から開放され、一日中スポーツを楽しみました。
1年生にはスポーツマンが多く、学校に鉄アレイを持って来て鍛えている学生もいます。ところが、資格取得を通して勉強の面白さに目覚め、スポーツに注いでいた情熱を勉強にも向けています。文武両道にわたって鍛えるということは大変素晴らしいと思います。
観覧席
パン食い競争
玉入れ(予選)
玉入れ(決勝)
長なわとび(決勝)
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第1種電気工事士「筆記試験」を終えて_電気工学科
- 2016-10-17 (月)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
1年生14名のうち入学前に合格していた1名と休学中の1名を除く12名が、10月2日(日)に第1種電気工事士「筆記試験」を受験しました。自己採点によると全員が合格ラインを超えることができました。
次の目標は、11月下旬の「工事担任者DD第1種」と12月上旬の第1種電気工事士「技能試験」です。
第1種電気工事士「技能試験」では、すでに10問の候補問題が公表されており、この中から1問が出題されます。「技能試験」の練習は、電気工事実習の中で行っていますが、学生たちは筆記試験合格の喜びを噛みしめながら、課題に取り組んでいます。
電気工事実習風景
また、「工事担任者DD第1種」の対策授業も同時並行で進んでいます。通信関連の資格であり、新分野の勉強となりますのでなかなか難解です。しかし、学生たちは次の目標に向かって、ファイトを燃やして挑戦しています。
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「第2種電気工事士」結果_電気工学科
- 2016-09-29 (木)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
本学科は第2種電気工事士養成施設で、卒業時に無試験で免許を取得することができます。しかし、さらに上位の資格試験合格に弾みをつけるために、国家試験を受け実力で取得しています。
1年生は6月初旬に第2種電気工事士「筆記試験」を受験して、全員が合格しました。続いて7月下旬に「技能試験」を受験しました。結果は、次表のように1名が不合格でした。
8割の学生は、本学科で初めて電気を学び始めますが、短期間で電気技術者として成長しています。
学年 | 学生数 | 受験数 | 合格数 | 合格率(%) |
---|---|---|---|---|
2年 | 15 | 13 | 12 | 92.3 |
1年 | 14 | 12 | 11 | 91.7 |
*入学前に免許を取得している学生がいますので、学生数と受験数は一致しません。
電気工事実習風景
技能試験で不合格となった場合、翌年の筆記試験は免除となり技能試験のみの受験です。
今回不合格となった学生は実力は十分にありましたが、勘違いにより不合格となりました。そのため、「1年生のうちに第1種電気工事士を取得して就職戦線を有利に戦い、来年は第2種電気工事士も取得する」と公言してクラスの雰囲気を盛り上げています。
現在、学生たちは10月2日(日)実施の「第1種電気工事士」筆記試験を目指して勉強に励んでいます。
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技能試験にむけて
- 2016-08-04 (木)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
電気工学科1年生の第2種電気工事士「筆記試験」結果については、すでにお知らせしたとおりですが、実はこの試験、映像音響学科の2年生も受験していました。15名が合格でした。
「技能試験」は7月22日・23日でしたが、電気工学科と映像音響学科の学生が一緒になって、19日~22日の4日間、9時20分から16時30分まで、夏休み返上で技能試験対策に取り組みました。
「技能試験」は13問の候補問題から1問が出題されます。学生は順番に課題に取り組み、教員の採点を受けました。真剣な中にも、物作りの楽しさを味わいました。
手前は電気工学科の学生
手前は映像音響学科の学生
採点を受ける学生
電気工学科1年の「中村崇人」君と「松村直人」君はすでに「第2種電気工事士」免許を取得していますので、途中から採点を任せられました。「最初は難しかったけれども、慣れてコツをつかめば楽になりました。補講後も、映像音響学科の学生から話しかけられます」と語っています。
手前「中村崇人」君、奥「松村直人」君
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夏休みだけど・・・ 電気工学科1年
- 2016-07-28 (木)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
1年生は、6月5日(日)に入学後最初の国家試験である第2種電気工事士「筆記試験」を受験し、全員に合格通知が届きました。そして、7月23・24日の技能試験を終えたところです。その間、7月15日(金)には保護者会主催の就職講演会がありました。職に就いて長い人生を生き抜くためには、資格も大切ですが周囲の人とのコミュニケーションもものすごく大切です。コミュニケーション力は、単に就職時に留まらず日々の生活の中で活かされるべき技術です。
写真からわかるように、この日の話はコミュニケーションの中でも言葉に依らない「スマイルコミュニケーション」についてでした。豊かな表情を交えながら様々な角度からの話があり、学生たちは真剣に聴き入りました。
「多田祐子」先生 就職講演会
これが夏休み前の最後の授業となって長期の休みに突入する学科が多いなかで、電気工学1年生は教室に移動して、10月初旬の第1種電気工事士「筆記試験」の勉強を始めました。『鉄は熱いうちに打て』ということばがありますが、電気工学科には鍛えの伝統があり、入学直後の学生が1年間を通して物事にチャレンジできる精神力をもった学生を育成しています。
第1種電気工事士授業
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