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電気通信工学科 Archive

『工事担任者DD第1種』結果_電気工学科

電気工学科の三井です。

昨年11月下旬に実施された「工事担任者DD第1種」の合格発表があり、 下表のような
結果となりました。

1年生は昨年10月初旬に「第1種電気工事士」筆記試験を受験しました。その翌日から
「工事担任者DD第1種」の勉強を始め、1か月半の準備で8名(36.4%)が合格しました。

また、2年生の河口賢人君は、今回、独学で「工事担任者AI第1種」に合格しました。
1年次に「工事担任者DD第1種」をはじめとして多くの試験に合格しており、通信関係の
企業に内定をしています。

「工事担任者DD第1種」は、デジタル通信における電話工事では最上位の資格です。
一般には「DD第3種」から勉強を始めますが、そうすると在学中に「DD第1種」に 到達
できません。ところが、強電と弱電の基礎は共通であり、本学科の1年生は、電気工事士の
受験勉強を通して鍛えられていますので、最初から「DD第1種」を目指しています。

現在、1年生は、2月8日(日)実施の「第一級陸上特殊無線技士」を目指しています。
強電だけでなく弱電でも難易度の高い資格を数多く取得することにより、就職活動を
有利に進めることができます。

また、12月初旬に「第1種電気工事士」の技能試験が終了しましたので、その後の実習は
技能試験に捉われない実務的な内容となり、学生たちは新たな気持ちで技術の習得に
取り組んでいます。(下の写真)

 

 

 

 

玉島火力発電所を見学_電気工学科2年生

電気工学科の萩原です。

12月5日(金)、電気工学科2年生が、校外研修として玉島火力発電所を見学しました。
火力発電所は、岡山には玉島と水島の2か所だけです。それらは直線距離で5kmほどですから、
ボイラー室がある建物の高さ54mの屋上部分からは、水島発電所を見ることができます。

化石燃料を燃やすことが一因とされる地球温暖化が叫ばれていることはご存知ですね。
化石燃料を燃やさない発電方法には、太陽光発電、水力発電、風力発電、バイオマス発電、
潮力発電、地熱発電などがあります。しかし、原子力発電所が稼働していない現在、
安定した電力供給のために、玉島火力発電所では3台の発電機が稼働しています。

学校では、送られてきた電気・電力を扱っている学生ですが、今日はその電力が生み出される
現場を見学し、電気・電力を扱うことの重要さを再確認した1日でした。

西日本最大: 230mの煙突西日本最大: 230mの煙突

発電された19,000Vを110,000Vに昇圧して送電

脱硫装置から流れ出る石膏

制御室:説明に聞き入る学生

「第1種電気工事士」と「工事担任者DD第1種」_電気工学科1年

電気工学科の三井です。
1年生が10月5日(日)に受験した「第1種電気工事士」筆記試験の合格発表が、11月7日にありました。
受験者22名中19名が合格しました(合格率86.4%)。8割の学生は電気を学ぶのは初めてですが、半年間で
電気技術者として仕事に必要な知識や技術を身に付けています。

引き続き、12月7日(日)に「第1種電気工事士」技能試験を受けます。技能試験では候補問題として
10問が公開されていて、その中から1問が出題されます。どれが出題されても60分間のうちにできる
ように、実習の中で練習をしています。入学時には不器用だった学生も、今では職人のように作業でき
るようになっています。

電気工事実習風景

また、「第1種電気工事士」筆記試験直後から、11月23日(日)実施の「工事担任者DD第1種」を目指した授業を
始めました。
電話工事をするために必要な最上位の資格です。年に2回行われます。試験科目は3科目、3年以内に3科目に
合格すると免許取得となります。でも、学生たちは3科目一発合格を目指しています。

この資格の上位資格である、『電気通信主任技術者』には「伝送交換主任技術者」と「線路主任技術者」の二つの
資格があります。どちらの資格も試験科目が4科目あり、「DD第1種」を取得すると計算中心の1科目が免除
なります。

また、「伝送交換主任技術者」を取得すると、「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の試験科目4科目のうち、
2科目が免除となります。本学科では、多くの学生が「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」を取得していますが、
「一陸技」はこの上位資格になります。

「一陸技」を取得すると、国家公務員試験を受けずに、国家公務員Ⅱ種として採用されることがあります。
また、実務経験により、高校や中学校の教員免許を取得することもできます。さらに「一陸特」は国家公務員
Ⅲ種で採用されることもあります。
このように弱電の勉強をすることにより、職業選択の幅を大きく広げることができるのです。

電気や通信は現代文明に不可欠であり、仕事に恵まれています。明治の文明開化以来、自由で平等な雰囲気に
溢れています。この分野は実力主義であり、多くの資格は受験資格を問わず誰でも受験が可能です。
この恵まれた環境を最大限に活用して自分の夢を実現するため、本学科では『自己啓発のできる人材の育成』を
進めています。

工事担任者DD第1種対策授業

「学園祭」と「DD第1種」_電気工学科

電気工学科の三井です。

1年生

10月5日(日)までは「第1種電気工事士」という強電系の国家資格対策をしてきましたが、
現在は、11月23日(日)実施の「工事担任者DD第1種」という弱電系の国家資格を目指しています。
これは電話工事をするために必要な最も上位の資格で、電気・電子・情報処理・ネットワークなど、
幅広く最先端の内容が出題されます。強電と弱電の両方の資格を取得することにより、職業選択の
幅を大きく広げることができます。

このDD第1種のための勉強期間は1月半位しかありません。そんな中で、10月10日(金)には校内
ボウリング大会、11月2日(日)には学園祭があって、さらに時間不足となりました。
しかし、学生たちは資格取得と学校行事の両方に、楽しそうに挑戦しています。本学科はどんなに
大変な時でも時間を作り、自己啓発のできる人材の育成を目指しています。

学園祭では、「チュロス」の模擬店を出しました。「チュロス」は東京ディスニーランドで販売されて
いる焼き菓子で、材料は通信販売で購入しました。 営業、製造、および販売にみんなで協力して
取組み、最後に売れ残った「チュロス」は皆で食べました。

「チュロス」の模擬店

さらに、インストラクターとなって「電気工事体験授業」にも取り組みました。学生の家族や高校生等、様々な方に
体験していただきました。中でも印象的だったのは、外国人女子留学生2名が一番難しい課題に挑戦して、
完成させたことです。そのファイトに感動して、いつまでも話題にしていました。
また、掲示していた資格取得一覧表をご覧になった卒業生らしき方から、「よく頑張っているなあ」と言われ、
大変嬉しくなったそうです。

電気工事体験授業

2年生

2年生は「たこ焼き」の模擬店を出しました。資格対策の真っただ中だった昨年に比べて時間的に余裕があった
ので、2週間程前からポスターの作成や調理の研究など、準備に余念なく取組めました。
当日は家庭用の電気たこ焼き器を4台持ち寄ることにしましたが、電源容量が心配でした。そこで、他の学科の
模擬店でも使用できるように、大容量の仮設電源の工事を行いました。

昨年度は、国家資格を取得するために忙しい日々を送りましたが、今年度は、その資格を武器に就職活動を
行い、希望の企業から内定を戴くことができました。学生たちは卒業までの残された日々を、クラスメートと共に
大切に過ごしています。

「たこ焼き」の模擬店

『第1種電気工事士』と『ボウリング大会』_電気工学科

電気工学科の三井です。
10月5日(金)、電気工学科1年生は、香川県高松市で『第1種電気工事士』の筆記試験を受験しました。
運悪く試験日前から台風18号が接近、瀬戸大橋を通るJRが運休か、前泊すべきかとやきもきしましたが、
幸い運休しない見通しが立ったため、当日の朝、岡山出発、受験となりました。

自己採点の結果、22名中20名が合格点を超えています。点数の足りない2名も、50点は超えています
(合格点は60点だが 下がることもある)。以前、私が担任した学生で『第1種電気工事士』は不合格と
なりましたが、その後『電験3種』に合格した者もいます。今回の試験を契機として、更に頑張って
欲しいです。

試験の翌日からは、11月23日(日)実施の『工事担任者DD第1種』の授業を始めました。通信関係の
国家資格も取得することを目指して、一所懸命に頑張っています。

そして、『第1種電気工事士』試験から5日後の10月10日(金)、両備ボウルにて『校内ボウリング
大会』があり、日頃の勉強から解放されてゲームに熱中しました。個人戦では、大久保太郎君が校内
4位に入賞しました。来年は優勝すると宣言しています。

1年生の隣のレーンは電気工学科2年生でした。2年生は卒業まであと半年となり、この日には卒業
アルバムのスナップ写真撮影もあって、また違った気分でゲームを楽しんでいました。
30位以内に3名が入賞となりましたが、昨年は1名のみでしたので、大変な上達ぶりです。昨年の大会
終了後から時々揃ってボウリング場へ出かけていますので、上手になったのだと思います。

「よく学び、よく遊べ」という諺がありますが、みんな勉強にも遊びにも一所懸命に取組み、楽しみ
ながら人生の基礎を築いています。

ゲーム開始前 電気工学科1年生

電気工学科1年 大久保 太郎 君


卒業アルバムの撮影 電気工学科2年生

就職講演会と資格対策_電気工学科1年生

電気工学科の三井です。
毎年、入学直後の学生に「将来どんな仕事をしたいですか」と質問するのですが、
9割の学生は「まだわかりません」と答えます。このように学生は就職について
あまり考えていません。そのうち考えるようになるのですが、就職には時期があり、
タイミングよく活動をしなければ、希望の企業へ入社することはできません。

学生がしなければならないことは、次の2つだと思います。

① 自分が就職をしたい企業を決める。
② 就職活動の時期と活動方法を知る。

本校では毎年、新入生に対して就職関連の授業を計画的に行い、学生が効果的に
就職活動ができるようにバックアップをしています。

その一環として、本年度は9月19日(金)に本校1号館ももたろうホールにて、
保護者会主催で次のような『就職講演会』を開催しました。

講師:岡山商科大学附属高等学校校長「薬師寺茂」氏
演題:「コミュニケーション能力について ~若者に期待する」
対象:次年度に就職活動を行う全ての学生

スーツ着用でしたが、ネクタイの結び方を知らない学生が多く、1限目の授業開始前に
教室に行くと、クラスメートにネクタイを締めてもらっている姿がそこかしこにあり、
微笑ましく感じました。

『講演会』では学生達は、メモを取りながら講師の話を真剣に聴きました。様々な
アドバイスがありましたが、特に心に残ったのは「面接では、何か大きい失敗をしても、
それをどのように乗り越えたのか体験を通して話をすると、人事担当者の心を掴む
ことができる」という内容でした。「面接試験では、体験を通して具体的に話をする
ことが大切である」ということが分かりました。

『講演会』は金曜日の午後で、通常は授業のない時間帯ですが、終了後も学生達は
教室に戻り、「第1種電気工事士」対策に精を出しました。
国家試験は10月5日(日)ですので、あと2週間しかありません。疲れていましたが、
『講演会』で資格の重要性を再認識し、就職活動に自信を持って臨むためにも、
勉強に意欲的に取り組んでいます。全員合格を期待しています。

就職講演会

 

 

補講風景

 

第2種・第1種電気工事士状況_電気工学科1年

電気工学科の三井です。1年生の電気工事士試験チャレンジ状況をお伝えします。

第2種電気工事士(85%合格)
平成26年度前期実施の「第2種電気工事士」技能試験の合格発表があり、次のような結果と
なりました。

電気工学科1年生総勢22名 (内2名は高校で免許取得済み)
—-筆記試験:20名受験、19名合格
—-技能試験:19名受験、17名合格
—-総合合格率:85%

今回技能試験で不合格となった2名は、来年は筆記免除で技能試験のみの受験が可能ですので、
在学中の合格を期待しております。

「第1種電気工事士」学習状況
次の目標は、10月5日(日)実施の「第1種電気工事士」筆記試験です。補講が始まり勉強にも
熱が入っています。8割の学生は、入学前に電気を勉強したことがありませんでしたが、第2種
工事士試験にも受かり、今では互いに教え合ながら切磋琢磨をしています。「勉強の面白さを
初めて知った」と言っている学生もいます。資格取得を目指すと勉強は楽しくなります。

また、その前の9月7日(日)には第3種電気主任技術者国家試験(電験3種)があり、1年生の
半数が 受験しました。「第1種電気工事士」は「電験3種」の基礎となるので、1年次から
「電験3種」を念頭に置いていることになります。
試験日が近づくと活発に質問が出ましたがその試験も終わり、現在は「第1種電気工事士」に
専念しています。
自発的に目標を決め勉強をすると、素晴らしい将来が待っています。

『第1・2種電気工事士』試験補講_電気工学科1年生

電気工学科の三井です。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、電気工学科では希望を持っているうちに学生を
鍛える伝統があります。入学直後から難易度の高い国家資格を着実に数多く取得して、就職活動に
備えています。非常に難しい資格でも、本学科教員が指導をすると簡単に合格してしまいます。

本学科は『第2種電気工事士』養成施設ですので、卒業時に無試験で免許が与えられます。しかし、
就職活動を有利に進めるとともに、上位の国家資格を取得するため、基礎固めとして、『第2種電気工事士』は
試験によって取得しています。

今年4月に入学した1年生20名中19名(95%)が、6月初旬の『第2種電気工事士』筆記試験に合格しました。
続く技能試験は、7月26日(土)と27日(日)でしたので、夏休み中に入ってからも午後に補講を行いました。

以前、映像音響学科の2年生2名が、電気工学科1年生の『第2種電気工事士』筆記試験補講に参加したことを
お知らせしましたが、この2名も無事に合格しました。そして、今回、技能試験の補講にも参加しました。
ところが、電気の学生に比べ、技能が格段に劣ります。そこで、高校で『第2種電気工事士』免許取得済の
電気工学科1年生、南條優介君と平田和也君が、映像音響学科の学生に付き切りで実習指導に当たりました。

『第1種電気工事士』特別授業
また、夏休みの午前中は、10月初旬実施の『第1種電気工事士』筆記試験の特別授業を行いました。
この資格の難易度は極めて高く、『第2種電気工事士』に合格する高校生はたくさんいますが、
『第1種電気工事士』に合格する高校生は稀です。ところが、本学科では1年次において、ほぼ全員が
この資格に合格しています。その結果、企業からの評価が高く就職に有利に働いています。

下の写真のように、本校中桐校長は、時々授業に参加して学生達を激励しています。中桐校長は
岡山県立水島工業高等学校の元校長で、電気工学が専門です。大変学生思いで、多くの学生に声を
掛けています。このように、本校には優しくて素晴らしい教員がたくさんいます。
こういった教員に指導された学生が、今年度はどんな結果を残すか楽しみです。結果は逐次、ここで
報告します。

「第2種電気工事士」筆記試験95%合格ー電気工学科1年生

電気工学科の三井です。
本学科は「第2種電気工事士」養成施設ですので、卒業時に無試験で免許が与えられます。しかし、就職活動を
有利に進めるとともに、勉強の基礎を固めて上位資格を取得するために、「第2種電気工事士」は試験で取得して
います。

今年度の電気工学科1年生は22名。高校で免許を取得済みの2名を除く20名が、6月1日(日)実施の「第2種電気
工事士」筆記試験を受験しました。そして、30日に合格発表があり19名(95%)が合格しました。

現在は、10月初旬の「第1種電気工事士」筆記試験の勉強と並行して、7月下旬の「第2種電気工事士」技能試験に
向け、 練習を繰り返しています。

電気工事士試験には筆記と技能があり、筆記合格者のみが技能試験を受験することができます。筆記試験は何が
出るか分かりませんが、技能試験は「第2種電気工事士」の場合は13問、「第1種電気工事士」の場合は10問の
候補 問題が公開され、その中から1問が出題されます。

本学科は実習が多く、1年を通じて毎週、月曜日から木曜日まで毎日実習があり、6名の教員が交代で担当して
います。教員の内3名は実務経験者であり、2名は元工業高校電気科の教員です。また岡山県内で実施される
電気工事士技能 試験の判定員も2名います。

実習では候補問題を繰り返し練習します。技能試験の試験時間は非常に短く、時間内に完成させるには練習が
必要です。学生達は回路を作成すると、一人づつ担当教員の採点を受けます。そして、緊迫した雰囲気の中で
合否が告げられますが、大変楽しそうです。

電気工学科2年生の授業風景「CAD実習」

電気工学科の三井です。電気工学科の2年生には通年で「CAD実習」の授業があります。
CADとはコンピュータを使って製図をすることで、入社試験で「CADを勉強していますか」と質問されるほど、
必須の技術となっています。

CADでは複雑な図形でも簡単に描くことができます。特に、飛行機や車などのように、曲線の多い機器の
設計においては威力を発揮します。CADは面白く、学生は授業というよりも趣味のように熱中しています。

「CAD実習」は湯浅先生が担当しています。先生は、電気・電子・コンピュータに詳しく、その上、学生
思いで優しく、話が面白いため、学生から大変人気があります。湯浅先生は他に、「電気・電子実習」、
「コンピュータ実習」も担当しています。

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