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電気通信工学科 Archive

整理・整頓された工場を見学

電気工学科の秋山です。

6月21日(水)、電気工学科1年生23名が、1969年の創業以来、配電盤総合メーカーとして一貫生産体制を整え、大型のキュービクルから分電盤、端子盤まで全ての配電盤を製作している(株)徳山電機製作所を見学させていただきました。

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最初に徳山靖彦社長よりごあいさつをいただき、徳山ひろみ管理部長より会社の概要説明等をしていただきました。

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大型キュービクルをバックに生産工程の説明を聞いています。

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整理・整頓された工場内は気持ちがよいです。

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機器の組み立てや配線をしている現場を見学しています。分電盤の機器や部品がたくさん置いてあります。

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完成した分電盤を厳しくチェックする品質管理検査部門。合格した製品には検査証が貼られます。

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自動電線加工機室。日本全国でも僅か5台位しかないそうです。コンピュータと直結しており、手作業による電線加工時間と材料のムダを省くことのできる画期的なマシンです。

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毎年参加されているようです。団結力が自然と沸いてきそうです。

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顧客の要望を図面に反映する設計室で説明を聞いています。3D-CADやCAD/CAMも完備しています。

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別工場では、板金加工場と塗装現場を見学しました。板金加工機もコンピュータと連動しています。

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焼き付け塗装が終わった分電盤の筐体の前で色見本の説明を受けています。

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最後に全員で記念撮影をしました。徳山電機製作所の皆様、大変ありがとうございました。

OBが先生-企業と連携した電気工事実習

電気工学科の秋山です。

電気工学科では、最新の実務知識を身につけるために、企業と連携した実習を積極的に行っています。本年度も株式会社徳山電機製作所から二人の講師をお迎えし、2年生を対象に分電盤や制御盤の製作技術をご指導いただきました。第1回目は「分電盤の組み立て実習」でした。その様子を写真にまと めたのでご覧ください。

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講師には、株式会社徳山電機製作所の製造部電気課から、関藤満課長(向かって左)と丸山慎平さん(中央)にお越しいただきました。

 
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丸山さんから次の講義をしていただきました。
1. 電気の通り道 ~発電所から自宅まで~
2. 送電ネットワークと配電盤の位置づけ
3. 電気関連の主な仕事
4. 徳山電機製作所の生産プロセス
5. 主な配電盤の種類(徳山電機製作所製)
6. 配電盤を組み立ててみよう

 
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本校卒業生でもある関藤課長さんから分電盤の構造についての説明を受けました。この分電盤は徳山電機製作所から寄贈されたもので、実習に使用しているものです。

 
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作業台の上に置かれた多くの部品を前に、図面を見ながら組み立て手順の説明を受けています。

 
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学生たちは二人のペアになり、図面を見て必要な寸法を測りながら部品を配置していきます。

 
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講師のアドバイスを受け、二人で協力しながら部品を板に取り付けていきます。

 
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ついに分電盤が完成しました。たくさんあった部品がすっきりとした形にまとまりました。

講師の先生方には綿密な授業計画のもと、分かりやすい授業を展開していただきました。学生たちは講師の説明を熱心に聞き、取付寸法や金具の向きなどに注意しながら、慎重に組み立て作業を行っていきました。分電盤が完成したときの満足感は素晴らしいものがありました。外部講師による実習は学生たちにとって初めての経験であり、普段では味わえない新鮮な実習でした。10月の2回目がとても楽しみです。

平成29年3月卒業生の進路_電気工学科

電気工学科の三井です。

平成29年3月卒業生14名の進路は次のようになりました。13名が就職し1名は大学へ編入しました。なお、病気療養のため休学した学生が1名いましたが、現在は復学して元気に通学しています。

就職先(13名)
旭電業㈱4名、旭テクノプラント㈱、㈱SOS、㈱木多電気設備、旭日電気工業㈱、きんでん西日本サービス㈱、山陽電気保全㈱、JFEスチール㈱、ダイオーエンジニアリング㈱、渡辺機工㈱

進学先(1名)
大阪経済法科大学3年次編入

就職希望者は、1年次に取得した資格を武器として積極的に就職活動を行い、夏休み明けにはほぼ全員が希望の企業から内定をいただきました。そして、全員が4月から企業で勤務しています。

また、編入学生は、本校で取得した単位を大学の単位として認めてもらって、大学の3年次に編入しました。大学編入により、4年間で「専門士」と「学士」の2つの称号を受けることができます。やがて就職活動が始まりますが、その時は本学科で取得した国家資格を武器として、積極的に就職戦線を戦って欲しいと思います。

「第一級陸上特殊無線技士」結果_電気工学科

電気工学科の三井です。

1年次の春休みから企業説明会や会社訪問などが、そして2年次になると入社試験が本格的に始まります。

就職活動には履歴書が必要となりますが、本学科ではその資格欄を埋められるように、1年次の初めから「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」「工事担任者DD第一種」を中心に国家資格取得に励んできました。

そして、最後の試験となったのが「第一級陸上特殊無線技士」であり、2月5日(日)に受験しました。結果は次のようになりました。

第一級陸上特殊無線技士結果
学年 人数(人) 合格数(人) 合格率(%)
2年 15 8 53.3
1年 13 8 61.5

* 2年生は前年度に受験

国家試験前の風景
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第一級陸上特殊無線技士を取得していると、公務員試験を受けずに気象台や警察に採用されることがあります。また、携帯電話の基地局の工事や保守等にも携わることができます。

もうすぐ新学期が始まりますが、1年次に取得した資格を武器に、就職戦線を積極的に戦って欲しいと思います。

校内企業説明会の風景

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企業と連携した授業(後編)_電気工学科

電気工学科の三井です。

電気工学科では企業と連携した授業を積極的に推進しています。
平成29年2月9日(木)、株式会社徳山電機製作所の関藤満課長と丸山慎平様のお二方に、2年生の実習をお願いしました。この実習は年間3回を計画していたもので、今回が最終回となります。なお、関藤満課長は本学科の卒業生です。

株式会社徳山電機製作所は、1969年の創業以来、配電盤総合メーカとして一貫生産体制を築き、独創的な技術と実績のもと、日本全国から海外に至るまで、積極的な事業展開をされています。また、本校の後援会会員企業としても支援を頂いており、多くの卒業生がお世話になっています。

同社の徳山社長は、平成29年2月4日と11日に、KSB瀬戸内海放送の「自由人、社会人」で紹介されました。同社の仕事内容と優れた技術がよく分かりますので、実習に先立って、その映像を学生たちにも見せました。

KSB瀬戸内海放送「自由人、社会人」の一コマ
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それに続く実習ですが、わざわざ事前に来校されて、機材や材料の確認までしていただきました。一人に一セットずつ課題の材料が用意されており、学生が一人で、独力で全作業ができるようになっていましたが・・・・

日頃の電気工事士技能試験対策とは違った内容であり複雑でしたので、学生たちは試行錯誤を繰り返し、活発に講師に質問をしながらの作業となりました。
それだけに、完成後の性能試験は緊張の一瞬でした。スイッチの操作に対応して、正しくランプが点滅すると、学生たちは安堵した様子で微笑んでいました。

配線図
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実習材料
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作業開始
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徐々に難しくなります
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性能試験
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「第一種電気工事士」結果_電気工学科

電気工学科の三井です。
「第一種電気工事士」の合格発表があり、次のような結果となりました。

第一種電気工事士
学年 学生数 受験数 合格数 合格率(%)
2年 15 15 11 73.3
1年 13 12 7 58.3

* 2年生は27年度、1年生は28年度に受験しました。
* 1年生の中に1名、入学前に合格している学生がいますので、学生数と受験数は一致しません。

1年生は12名が筆記試験を受け全員が合格しました。続く技能試験でしたが、7名のみの合格となりました。例年、技能試験にはほぼ全員が合格していますので、本年度は非常に悪い結果となりました。現在、原因を分析中です。その結果をいかして次回は良い結果を出したいと思います。

今回不合格となった学生は、2年次には筆記試験免除で技能試験のみの受験となります。卒業までにもう一度大きなチャンスがあります。

電気工学科1年生  
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多くの国家試験には厳しい受験資格が設けてあり、誰でも無条件に受験できるわけではありません。ところが、電気や通信分野は進歩的、自由で平等な雰囲気があり、最も権威のある国家資格試験でも誰もが受験できます。そのため、向上心旺盛な人達はこのチャンスを最大限に活用しています。

本学科の学生は、授業の進展に合わせて着実に資格を取得することにより就職先選択の幅を広げ、就職活動を有利に進めています。

「工事担任者DD第1種」結果_電気工学科

こんにちは。電気工学科の三井です。
資格試験結果のお知らせです。

「工事担任者」資格とは、電気通信回線と端末設備を接続する工事に必要な資格で、法令で定められた「国家資格」です。「DD第1種」とは、7つある工事担任者の種類の一つで難しいほうになります。3科目の筆記試験が年に2回実施されます。合格した科目は3年間有効となっていて、3年以内に3科目に合格すると免許を取得することができます。

11月の試験の合格発表があり、次のような結果となりました。1年生は初めての挑戦で5名が免許を取得しました。科目合格となった学生は引き続き頑張ってほしいと思います。

工事担任者DD第1種結果
学年 在籍数 免許取得者数 取得率
2年生 15 4 26.7
1年生 13 5 38.5

1年生は現在、2月5日(日)実施の「第一級陸上特殊無線技士」を目指して勉強に励んでいます。前期は「第一種電気工事士」などの強電の資格に挑戦しましたが、後期は弱電の資格を取得することにより、就職先選択の幅を広げています。

今回「工事担任者DD第1種」免許を取得した1年生
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試験の合間の学園祭_電気工学科

電気工学科の三井です。

11月6日(日)、学校をあげて学園祭を開催しました。

1年生は、10月初旬に「第1種電気工事士筆記試験」を受験し、次は12月初旬の技能試験だ。いやいやその前に、11月27日(日)の「工事担任者DD第1種」もあるという具合に、決してのんびりとはしていられない時期でしたが、この日ばかりはリラックスしては楽しそうでした。

1年生はカステラを販売しました。学園祭が近づいたある日、タコ焼き器を持って来て焼くようになり、不思議に思い尋ねたところ、たこ焼きの形をしたカステラでした。そして、学園祭当日を迎えました。カステラにクリームとチョコレートをタップリとかけると、大変美味しく店の前にお客さんの列ができました。

カステラ販売
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一方、2年生はというと、前期は就職活動で忙しかったものの、現在ではほぼ全員が内定をもらってちょっと一息というところ。しかし、学園祭の1週間後には「2級電気工事施工管理技術検定」があり、受検準備で大変忙しいのですが、彼らも学園祭を楽しみました。

2年生はチュロスを販売しました。材料はネット通販で購入し、味付けは砂糖のみとシンプルですが独特の風味があり美味しいです。ところが、値段が300円と周りの店に比べて高いためかあまり売れません。そこで、値引きをして積極的に営業活動を行い、何とか黒字になりました。「色々と苦労をしましたが、客との駆け引きが楽しかったです。」と語っています。

チュロス販売
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また、学科展示として「電気工事体験コーナ」を開設しました。1年生と2年生が協力してインストラクターとなり、来場者に電気工事を指導しました。
学生たちは工夫しながら、笑顔で一生懸命に教えました。日頃は教えてもらう側ですが、教えることの難しさを体験できて、大きく成長したでしょうか。

電気工事体験コーナ
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企業と連携した授業_電気工学科

電気工学科の三井です。

本校では、企業と連携した授業を積極的に推進しています。
10月20日(木)、㈱徳山電機製作所のご協力により、同社から関藤満課長と丸山慎平様の2名の技術者をお招きして、2年生の実習を行いました。なお、関藤課長は本学科の卒業生です。この実習は年間3回行い、今回は2回目となります。

㈱徳山電機製作所は、配電盤総合メーカとして一貫生産体制を築き、独創的な技術により国内外から注目を集めています。また、本校の後援会企業として支援を頂いており、多くの卒業生がお世話になっています。

実習では、同社製の制御盤を教材としてシーケンス制御を学びました。学生たちは講師の指示に従って、部品を組立て配線をしましたが、同社の製品と比較すると仕上りの美しさが全く違います。このようなところにも技術力が表れています。

回路が完成すると、制御盤に接続して性能試験を行いました。押しボタン等の操作によりランプが点滅して、電動機が起動や停止を繰り返しました。学生たちはハラハラしながら物作りの難しさと楽しさを味わいました。

制御盤の作製
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性能試験
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体育際_電気工学科

電気工学科の三井です。

10月7日(金)、岡山ドームにて「岡山科学技術専門学校体育祭」を開催しました。6種類の競技を行い、結果は次のようになりました。

競技結果
競技 優勝
ぐるぶるバット 電気工学科1年
長なわとび 測量環境工学科1年
リレー 二級自動車工学科1年
綱引き 映像音響学科2年
パン食い競争 測量環境工学科1年
玉入れ 電気工学科1年

1年は2競技で優勝しました。表にはありませんが、2年生は長なわとびで3位になりました。

1年生は、10月2日(日)の「第1種電気工事士・筆記試験」を終え、自己採点では全員が合格点を越えています。8割が本学科で初めて電気を学ぶ学生ですが、入学後僅か半年で合格する力をつけています。
体育祭の翌日より、11月27日(日)の「工事担任者DD第1種」を目指した授業が始まりました。その後は「第一級陸上特殊無線技士」と続きます。電気工事(強電)と通信(弱電)の資格を取得することにより、職業選択の幅が広がり、就職活動を有利に戦うことができます。

このように勉強で忙しい中ですが、学生たちはこの日ばかりは勉強から開放され、一日中スポーツを楽しみました。
1年生にはスポーツマンが多く、学校に鉄アレイを持って来て鍛えている学生もいます。ところが、資格取得を通して勉強の面白さに目覚め、スポーツに注いでいた情熱を勉強にも向けています。文武両道にわたって鍛えるということは大変素晴らしいと思います。

観覧席
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パン食い競争
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玉入れ(予選)
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玉入れ(決勝)
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長なわとび(決勝)
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