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電気通信工学科 Archive

電気工学科のナイスガイ『前田亮』くん

電気工学科の三井です。今日は電気工学科2年生「前田亮」君を紹介します。

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電気工学科2年 前田亮(まえだりょう)
山口県立宇部中央高等学校 普通科卒
内定先企業:株式会社藤井電業社

 「前田亮」君は誠実でクラスメートからも大変信頼されています。学習意欲が極めて高く、1年生の夏休みに「2級ボイラー技士」を取得するため、日本ボイラー協会の技能講習を自分で申請して受講したこともあります。ただ残念なことに2年次の6月、潰瘍性大腸炎という難病のために休学しなければなりませんでした。

 その後の病気療養により気力も体力も回復したので、コンビニでのアルバイトを始めました。長時間勤務もありましたが、体調を管理しお客様に丁寧に接することのできたことが、大きい自信となっているそうです。そして、翌年4月に復学しました。その時は驚くほど明るく元気で、気力に充ち満ちていました。

 本学科では1年次に「第一種電気工事士」に挑戦しますが、前田君は病気のため受験できませんでした。しかし、復学後は、自発的に1年生の「資格指導」の授業に出席して活発に質問を行い、自分のみならず周りの学生の志気を高めました。そして、無事に資格を取得し他の学生の模範となっています。

1.この分野を志したきっかけは?
 理科や数学が好きで、電気にも興味があったからです。

2.この学科でよかったと思うところは?
 実習が多くて、楽しみながら技術が習得できたところです。

3.学びの場として本校を選んだ理由は?
 専門性の高い国家資格をたくさん取得できて、有利に就職活動ができるところです。

4.学校生活で良かったと思うところは?
 クラスが良くまとまっていて仲が良く、一緒に学校内外で色々なことをしたことです。

5.主な取得資格・検定は?
 第二種電気工事士、第一種電気工事士、2級電気工事施工管理技術検定(学科)です。

6.就職内定先は?
 株式会社藤井電業社。電気工事の仕事です

7.就職活動で役立ったことは?
 資格を持っていたことと、本番を想定した面接練習のおかげでスムーズにできました。

8.将来の夢は?
 幸せな家庭を作ることです。

学校行事
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電気工事実習風景
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「第一種電気工事士」結果

電気工学科の三井です。

平成29年12月3日(日)に受験した「第一種電気工事士」技能試験の結果が出ました。

平成29年度「第一種電気工事士」結果
学年 在籍数 筆記 技能 資格
受験数 合格数 受験数 合格数 合格累計 取得率(%)
2年生 11 1 1 4 2 9 81.8
1年生 23 22 18 18 14 15 65.2

*2年生は、1年生のときの結果も含みます。

合格した1年生
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電気工事士試験には筆記と技能があり、筆記合格者のみ技能試験を受験することができます。そして技能合格で資格取得です。技能試験で不合格となった場合には、次回の筆記が免除となって技能のみの受験でOKです。是非、在学中に合格して欲しいと思います。

現在、1年生が目指しているのは、2月11日(日)の「第一級陸上特殊無線技士」で、1年次に挑戦する最後の資格となります。その後は、校内企業説明会も開催されて、いよいよ就職活動が本格化しますので、勉強にも一段と熱が入っています。

本学科では、1年次に強電から弱電まで、専門性の高い国家資格を数多く取得して就職活動を有利に進めています。

「工事担任者DD第1種」結果

電気工学科の三井です。

「工事担任者DD第1種」は通信工事では最上位の資格です。試験科目は、①「電気通信技術の基礎」、②「端末設備の接続のための技術及び理論」、③「端末設備の接続に関する法規」の3科目。年に2回試験があって、3年以内に3科目に合格すると免許を取得できます。

10月1日(日)に「第一種電気工事士」筆記試験が終了するとすぐに、11月26日(日)の「工事担任者DD第1種」を目指して勉強を開始しました。準備期間が2か月弱しかありませんでしたが、学生たちはよく頑張り、次のような結果となりました。
2年生の科目合格者が受験しなかったことが残念です。科目合格となった1年生には在学中に免許を取得して欲しいと思います。

平成29年度第2回「工事担任者DD第1種」結果
学年 在籍数 受験数 1科目合格 2科目合格 免許取得 取得率(%)
2年 11 0 4 0 5 45.5
1年 23 22 3 7 4 17.4

免許取得した1年生
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1年生は現在、2月11日(日)の「第一級陸上特殊無線技士」を目指していますが、「DD1種の勉強をしていた時はよく分からないことがあったが、今では分かるようになった」と学生同士で話をしていますので結果が楽しみです。

1年生のうちに強電から弱電まで幅広く専門性の高い国家資格を取得して、就職活動に備えています。

中国から来た手先の器用な女子留学生

こんにちは、電気工学科の秋山です。

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中国遼寧省大連市から留学生として本年度入学した劉玉華(リュウ・ギョクカ)さんを紹介します。
現在、電気工学科の1年生に在籍しています。日本に来て約3年、電気関係の会社でアルバイトをして学費を稼いでいます。中国にいるときは自転車に乗ってアイスクリームを売ったり、八百屋で野菜や果物を売っていたこともあるそうです。日本に来て半年間、日本語学校に通い日本語の勉強をしました。今では読み書きはもちろん日常の会話もペラペラです。

趣味は料理を作ることで、麻婆豆腐、肉まん、餃子、ラーメンなどが得意です。日本に来て嬉しいことは、日本人がとても優しく接してくれることと、食べ物がすごくおいしいことだそうです。

電気工学科の授業では電気工事の実習が好きで、単線結線図を複線図に直し、集めた材料を加工して作業するのがとても楽しいそうです。劉さんはとても手先が器用で、作品はいつも速くきれいに完成させています。
目指していることは、資格を取ること。第2種電気工事士はすでに合格していて、今は第1種電気工事士の合格発表を楽しみに待っています。他に、工事担任者DD1種や1級陸上特殊無線技士の勉強もしています。たくさんの資格を取得して、卒業後は日本の電気会社で働くのが夢。
あと1年でその夢がかなう時が来ます。これからも頑張ってくださいね。

今年のブログ更新はこれで終わりです。来年もよろしくお願いします。皆さん、楽しいお正月をお過ごしください。

よく学び、よく遊べ

電気工学科の三井です。
電気工学科の学生の「いま」をお知らせします。

現在1年生は、11月26日(日)の「工事担任者DD第1種」筆記試験と、12月3日(日)の「第1種電気工事士」技能試験の対策を続けています。一方2年生は、11月12日(日)の「2級電気工事施工管理技術検定」を目指して、追い込みに入っています。

そんな中、11月5日(日)は学園祭でした。1年生は「フランクフルト」、2年生は、クリームのたくさんかかった「カステラ」の模擬店を出しました。また、学科展示として「電気工事体験」を開催し、学生たちがインストラクター役となって、受講者に実技指導を行いました。入学してまだ半年しか経っていない1年生ですが、余裕の表情、笑顔で丁寧に指導をしていました。以下の写真は、そんな学生たちの様子です。

毎年この時期は資格試験対策で非常に忙しい時期ですが、学生たちは綿密な計画を立てて実行に移し、素晴らしい思い出を残すことができたのではないでしょうか。本学科は「よく学び、良く遊ぶ、逞しい電気技術者」の育成を目指しています。

フランクフルト模擬店 1年生
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カステラ模擬店 2年生
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電気工事体験実習
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電気工学科のナイスガイ『上原力也』くん

電気工学科の三井です。電気工学科2年生「上原力也」君を紹介します。

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電気工学科2年 上原力也(うえはらりきや)
東岡山工業高等学校 機械科卒業
内定先企業:株式会社千田組

「上原力也」君は、明るくエネルギッシュで面倒見が良く、クラス委員長に選ばれています。「国家試験が終わったら我が家で、焼肉パーティをしよう」とクラスメートを励まして、1年次には「第二種電気工事士」、「第一種電気工事士」の筆記試験において、クラス全員を合格に導きました。また、学校行事でも学園祭や体育祭などにクラスメートが楽しく参加できるよう、リーダーシップを発揮しました。

1. この分野を志そうとしたきっかけは?
 父や兄が電気に関係する工事の仕事についており、その影響で電気工事に興味を持ち、知識や技術を学び資格を取りたいと思ったからです。

2. 学びの場として当校を選んだ理由は?
 オープンキャンパスに参加して本学科で取得できる資格の種類と合格率を聞き、「カギセン」なら私の希望する資格が取得できると思ったからです。

3. この学科の魅力や良かったところは?
 電気工学科には、深い専門知識と技術を持った個性的な先生が多く、それぞれの先生は学生一人一人に対して熱心に接していただきました。資格取得でもきめ細かくサポートをしていただいたことが、短期間での合格に結びついたと思います。

4. 学校生活で良かったと思うところは?
 クラス全員が一丸となり同じ資格に向かって勉強をすることにより、連帯感が湧き、親しくなりました。自分の分からないことを友達に教わり、友達の分からないことを自分が教えるということで知識がついていきました。遊びではなく、勉強を通して仲良くなれるということは、非常に貴重な経験だと思います。

5. 主な取得資格・検定は?
 「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」「第一級陸上特殊無線技士」「工事担任者DD第一種」です。さらに卒業までに、「2級電気工事施工管理技術検定」「消防設備士甲種4類」は必ず取得します。

6. 就職内定先は?
 父の経営する「株式会社千田組」です。特別高圧送電線の鉄塔の工事をしています。

7. 就職活動で役立ったことは?
 父の経営する会社に入社しましたので、就職活動はしていません。しかし、父から仕事に必要な資格のアドバイスを受け、仕事のつもりで勉強に取組みました。

8. 将来の夢は?
 父と兄が一緒に仕事をしていますので、私も加わり頑張りたいと思います。本学科で学んだ電気や通信の知識を活かし、「第三種電気主任技術者」「伝送交換主任技術者」「線路主任技術者」などの国家資格を取得して、会社の発展に貢献したいと思います。

学校行事
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電気電子実習
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自習風景
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意に沿う場所

電気工学科の三井です。
先日、本校内で、就職活動を経て社会人となる学生、今回は1年生を対象に、保護者会主催の講演会が開催されました。講演のテーマは、「未来のあなたを助ける人それはあなた~笑顔で今日を生きる~」、講師は「株式会社BRILLIANT YOU代表 多田祐子氏」です。

講演の中で多田氏は、故・渡辺和子ノートルダム清心学園理事長の著書「置かれた場所で咲きなさい」を引用する形で、「現在、自分のいる場所で花を咲かすことが大切です。たとえ、自分の意に沿わない環境でも、そこで努力し結果を出すことがその後の人生を豊かにします。」と自身の体験を通してお話をされました。

一方、電気工学科の1年生は10月1日(日)の「第一種電気工事士」筆記試験を目指して勉強に励んでいます。この日も直前まで教室で勉強をしていました。そんな彼らは講師のこの一言には違和感をもったのではないでしょうか。「自分の意に沿う場所を見つけやすくするために、今必死で資格試験勉強をしているんだ」「意に沿わない場所?・・・・」

講演会終了後、学生たちは教室に戻って試験勉強を再開しました。「自分の意に沿う場所を見つけるために」です。とはいうものの、「自分の意に沿う場所」はそう簡単には見つからないもの。そういう時にこそ「意に沿わない環境でも、そこで努力し結果を出すことがその後の人生を豊かにします。」ということばが意味を持ってくるのです。まだわからないかもしれませんね。

講演開始前 教室にて
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講演会 ももたろうホール
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講演会終了後 教室にて
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「第二種電気工事士」結果_電気工学科

電気工学科の三井です。

本学科は第二種電気工事士養成施設で、卒業後無試験で免許を得ることができますが、上位資格の取得や就職活動を有利に進めるため、わざわざ受験して実力で取得しています。その「第二種電気工事士」の合格発表があり、次のような結果となりました。

平成29年度第二種電気工事士結果
学年 人数 筆記受験 筆記合格 技能受験 技能合格 合格率(%) 免許取得者累計
2年 11 1 1 100 11
1年 23 20 18 19 18 85.7 20

 *高校で合格した学生、1年次に合格した学生がいますので、学年・人数と受験者数は一致しません。
 *技能受験者が筆記合格者より多いのは、筆記免除で技能試験のみを受験した学生がいるからです。
 *合格率85.7%=技能合格18/(筆記試験から受験20+技能試験から受験1)

現2年生は1年次に全員が筆記試験に合格しました。技能試験では1名が不合格となりましたが、今回はその1名が合格しましたので、全員が「第二種電気工事士」免許を取得することができました。
学生にとって就職活動は最も重要です。1年次に取得した資格を武器に就職戦線を積極的に戦い、今日までに全員が志望企業から内定をいただくことができました。

一方、1年生は、19名が技能試験を受験して18名が合格しました。今回不合格となった学生は、この経験を教訓にして更に頑張ろうとしています。

現在は、10月1日(日)実施の「第一種電気工事士」筆記試験全員合格を目指し、互いに切磋琢磨をしながら勉強に励んでいます。
8割の学生は、本学科で初めて電気を学ぶのですが、わずかの期間に仕事に必要な知識や技術を修得しています。電気・通信技術は現代文明を支えていますので、将来は非常にチャンスに恵まれています。

1年生「第一種電気工事士」学習風景
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「第二種電気工事士」技能試験対策風景

電気工学科の三井です。

電気工学科1年生19名、2年生1名に加え、何と映像音響学科2年生19名も一緒に計39名が、7月22日(土)、「第二種電気工事士」技能試験を受験しました。
それに先立って、夏休み中でしたが 7月18日(火)~21日(金)の4日間行った技能試験対策の様子を紹介します。

電気工学科2年の高祖大地君は、1年次に「第二種電気工事士」技能試験に失敗してしまいましたが、その後、「第一種電気工事士」「工事担任者DD第一種」「第一級陸上特殊無線技士」「二級ボイラー技士」といった国家資格を次々に取得し、現在は「電験三種」を目指しています。また、志望企業から内定を戴いているので、余裕を持って対策授業に参加しました。

電気工学科1年生は実習服を着用しています。入学して3か月しか経っていませんが、職人のように電気工事に習熟しており、映像音響学科の学生からは驚嘆の声があがりました。

映像音響学科の学生がどうして電気工事士を、と疑問に思われる人がいらっしゃいますね。
映像・音響・照明の現場では、いろいろな都合で急に電気工事が必要になることがあるんです。そんなときに、電気工事士免許を持っている人を探すなんて悠長なことは言ってられないのだそうです。関係ないと思うようなことですが、意外と大事なんです。
今回受験した映像音響学科の2年生は「第二種電気工事士」筆記試験終了後より技能試験対策を開始したので、まだ日が浅く十分には慣れていませんでした。しかし、急速に腕をあげ、楽しみながら課題に取り組みました。

このような学科の枠を越えた実習には様々な発見があり、人生を豊かにします。

作業開始前の説明&注意
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作業開始中
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最前列の高祖大地君
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完成後に検査を受ける学生
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1年生近況_電気工学科

電気工学科の三井です。

本学科での資格取得への挑戦は、6月の「第二種電気工事士」受験から始まります。卒業すれば無試験で免許を取得できるにもかかわらず受験します。これは、上位国家資格取得への基礎を固めのためと、就職活動を有利に進めるためです。

6月4日(日)、1年生23名のうち、試験免除の3名を除く20名が「第二種電気工事士」筆記試験を受験し、18名が合格しました(合格率90%)。引き続き、今月下旬の技能試験を目指すとともに、10月初旬の「第一種電気工事士」筆記試験を目標に勉強を続けています。

筆記試験受験前も受験後も、学生たちは互いに教え合い切磋琢磨して友情を育みつつ、クラスの結束を固めています。この後の試験でもいい結果が出ることを願っています。

学習風景
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