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食品健康科学科 Archive

科学キッズフェス in 京山祭 - 食品生命科学科 

食品生命科学科です。
12月11日(日)、岡山市生涯学習センターで催された、「科学キッズフェスティバル」に学生2名とともに参加したときの様子です。今回はハーブ(レモングラス)を使ったクリスマスリース作りにチャレンジしました。
朝方曇っていた天気も、次第に太陽が顔を覗かせ大勢の小学生以下の家族連れが参加してくださいました。コロナ感染を防ぐため、一度に4家族30分程度の作成時間とし、午前中3回転、午後3回開催の6回24家族が参加してくださいました。

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材料は「すすき」に似た「レモングラス」、そこに好きな植物や飾りをつけてリースにします。まずは「レモングラス」を二つ網みや三つ編みにして輪を作ります。

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その後好きな飾りを付けてでき上がり! それぞれのご家族、個性のあるリースができました。

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レモンの香りのする「レモングラス」も飾りとともに気に入っていただけたようです。ご参加くださいましたご家族の皆さま、ありがとうございました。
来年も参加したいと思います。

カギセン花壇の衣替え

こんにちは、食品生命科学科です。

街路樹は色づき、街は着実に冬支度にかわりつつあります。カギセンの花壇も夏から秋冬に衣替えです。
地域の専門学校として、美化運動の一環で花壇を整備しています。花が咲いたときのイメージを描きながら、調和のある花壇に仕上げるにはセンスが問われますが、2年生が協力しあって「花壇」という作品作りに挑戦しました。

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作業終了。イメージ通りの花壇となるでしょうか、楽しみです。

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食品生命科学科では「タデ藍」の種を収穫しました。来年藍染に挑戦されたい方に種をお分けしています。お問い合わせください。
11月以降のオープンキャンパスは、「近くの植生を観察しよう」「河川のCOD等汚染を測定」「無菌播種」「チーズを作ろう」等を用意してお待ちしています。

ペットボトルで「醤油作り」に挑戦!

こんにちは、食品生命科学科です。
蒸し暑い夏も終わり、発酵食品の仕込みに適した季節の到来です。学生から「醤油を簡単に作ってみたい」との要望があったので、ペットボトルでの醤油製造に挑戦してみます。

1. 500㎖のペットボトルにコメ麹を20g入れます。

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2. 次に、その上から10%食塩水を200㎖注ぎ入れます。(減塩タイプ)

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3. これで準備OK! 後は時々ペットボトルを振って麹に酸素を供給します。
 炭酸ガスが発生するので、時々ふたを開けて新鮮な空気と入替えます。
 時間がかかりますが、2年生が卒業する頃には美味しい醤油ができあがるでしょう。

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製造学の実習では、難しい食品の製造を、より簡単な方法で実践できる工夫を学生に伝えています。

アサガオとゴーヤ成長中

食品生命科学科です。

暑くなってきました。かと思えば局所的に強い雨が短時間降ったりと、過ごしにくい天候が続いています。自然環境が今後どうなっていくのか非常に心配なところです。

そんな環境下で、5月に種をまいたアサガオとゴーヤが成長しています。左二つがアサガオで、右のがゴーヤです。

アサガオ竿1

そこで、アサガオとゴーヤの蔓が巻き付く支柱を立てました。
アサガオです。

アサガオ竿4

ゴーヤです。

アサガオ竿2

この支柱もすぐに足りなくなるので、次はネットですね。

アサガオ竿3

今後のオープンキャンパスのメニューです。
・無菌条件でブロッコリー種子を種まきしよう
・植物色素を分離しよう
・川の水の簡易的な水質検査をしてみよう。
・生きている酵母を顕微鏡で観察しよう
・ハーブチンキを作ってみよう

カギセン花壇の夏の衣替え

こんにちは、食品生命科学科です。

カギセンの花壇でも、岡山市の公園協会と協力して街の美化運動を進めています。春におなじみのパンジーの花も終わり、夏に向けて花壇の衣替えをしました。
赤や黄色さらに青と様々な色の花がある中、咲くであろう花の色を教えると、学生たちは、花が咲いた時の花壇の「見栄え」「配色」を考え悩んでいました。
これも美的感覚を養う大切な学習と位置づけ、花壇の花の植え付けに臨みました。

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80本余りの苗を植えるのに2時間余りを費やして完成! 花が咲いた時が楽しみです。

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今回の苗は「岡山市公園協会」から提供を受けましたが、今後はバイテク授業で勉強し育てた花の苗も植えていく予定です。

あらゆる場面が勉強の場:小豆島

こんにちは、食品生命科学科です。

五月晴れの一日、学科の1年生・2年生合同で、小豆島に食品工場の研修に行きました。ご存じのとおり、小豆島は日本の醤油3大産地でもあり、オリーブの産地でもあります。
食品関連の仕事に携わる本学科にとって、知っておきたい工場がある小豆島です。残念ながら新型コロナ禍の影響もあり、醤油蔵、オリーブ加工の工場内は見学できませんでしたが、関連の施設の見学、試食などをしてきました。

土庄港から上陸。まず「ゴマ油」のいい香りが漂う角屋製油です。見学資料館もありますが、今は中止になっていて、工場外観をフェリーやバスからの見学となりました。昼食をとった昔ながらのお店の横が、「角屋」発祥の地で初代社長の生家として保存されていました。

次にオリーブで有名な「井上誠耕園」のオリーブ農場・ショップ兼イベント室を訪問しました。オリーブをソフトクリームに付けて食べました。オリーブの種類の違いが判ったかな?

小豆島研修
井上誠耕園

次の訪問場所は小豆島で有名な「醤油」メーカーです。小豆島は、昔ながらの「木桶」を使った「濃い口醤油」が有名です。「元屋商店」様は、店構えが重要文化財に指定されている店です。新型コロナの影響で、工場内は立ち入れませんでしたが、店の前で記念撮影。
工場で生産された製品がどのように流通しているのか、知ることができたと思います。

元屋商店

食品生命科学科では、食品メーカーはもとより、環境関連メーカー、化学品メーカー等の見学を通し、より実践的な教育に努めてまいります。

    ■6月のオープンキャンパスメニューです。
      ・コケ玉を使ったミニ植物、風鈴を作ってみませんか。
      ・微生物の姿を顕微鏡で見てみよう。
      ・ナチュラルチーズとカッテージチーズの違いを知ろう。
      ・生命の根源、植物からDNAを抽出してみませんか?
      ・無菌播種に挑戦しよう!

              など、メニューを揃えてお待ちしてます。

坪田譲二の生家跡地見学

こんにちは、食品生命科学科です。

学校周辺の「植物・樹木」の植生を調べる校外研修として、近くにある「坪田譲二」の生家まで足を運びました。今は生家の写真と碑が立つのみですが、学校の南側を流れる「能登川用水」が、譲二が良く遊んだ「大川」であることがわかりました。(当時は現在より川幅が広かったようです。)

大川

坪田譲二は明治期に活躍した文学者で、岡山市島田町に生まれました。現在も「坪田譲二文学賞」として大人から子どもまで共有できる作品が選ばれています。生家には、碑が立ち、生えていた「楠木」がそのままの姿で、当時を偲ばせていました。

生家
碑

「楠木」の植生から見ると、南北朝時代の南朝の将「楠木正成」を偲んで神社仏閣に植えられたものと伝えられ、西日本に多く見られます。植物の由来を学ぶことで、興味を掻き立て、記憶を維持することに役立てたいと思います。
植物だけでなく、微生物や食品を直に見せたり手に取ることを通じ、「忘れない教育」を目指し、今後も学習していきます。

※次回以降のオープンキャンパスは、
 ➀ 澱粉のアルファ化、ベータ化の違いを調べよう!
 ➁ 植物の遺伝子を抽出しよう。
 ➂ 生藍の葉、玉ねぎでハンカチを藍色、茶色に染色してみませんか?
 ➃ アルコールで、各種ハーブチンキを作り、色、香り効果の違いを比較しよう。
 ➄ 納豆菌の生きた姿を顕微鏡で観察してみませんか?
 他、幾つかのメニューを用意していますので、ぜひ当学科を覗いてみてください!!

 

アサガオの種まき

こんにちは、食品生命科学科です。

今年も、アサガオの種まきの季節がやってきました。
今年は、昭和町校舎1号館東南の能登川用水に接する一角でアサガオを育てます。
食品生命科学科の一年生が、昨年先輩が育てたアサガオから収穫した種を植えました。

2022アサガオ1

2022アサガオ2

アサガオは成長がはやいので、観察するのが楽しみですね。

次回5/14のオープンキャンパスのメニューです。
・ブロッコリーからDNAを取り出してみよう
・植物の組織培養に挑戦してみよう
ぜひ食品生命科学科オープンキャンパスにご参加ください。

水耕栽培で記す「野菜成長記」

こんにちは、食品生命科学科です。

桜の花が散り始めたところもありますが、春真っ盛りというところでしょうか。

さて、今年も食品生命科学科は農薬を使わない水耕栽培にチャレンジします。先ずははやく成長する「水菜」に挑戦。簡易水耕栽培器に種を植え付けた容器をセットしました。

京水菜
植え付け1

昼間の温室は暑いので窓を開け、夜は窓を閉めて発芽最適温度の20℃~25℃に管理します。約2週間程度で10cmほどに成長します。収穫が楽しみです。
農薬を使わないので、水洗いだけでサラダ等に用います。

一方「ペットボトル」を使って大型植物にもチャレンジ中です。

カモミール

写真はハーブのカモミールです。背が高くなるトマトやキュウリも検討します。

種から枯れるまで、植物の一生を学ぶ場として利用したいと思います。「野菜成長記」として続きます。

*4月23日オープンキャンパスメニュー
   ・市販牛乳からチーズを造ろう!
   ・自分好みのハーブアロマ作りに挑戦しませんか?
 他いくつかメニューをご用意しています。
 ぜひ食品生命科学科のオープンキャンパスにご参加ください。

「香茶」の殺菌効果を検証する

こんにちは、食品生命科学科です。

昨年末、カギセンブランドのハーブティー「香茶(かおりちゃ)」を、岡山市東区にある「夢百姓」様と共同で発売しました。

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風邪予防に効果のあるカモミールを配合した製品です。少しでも予防効果のある製品を開発しようと、学生と検討して発売に至りました。
予防効果があるかどうか、細菌を使い、抗生物質の力価試験で使う「ペーパーディスク法」を用いて試験を行いました。

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まず、お茶の抽出として、水抽出、90℃の熱湯で抽出、水(蒸留水)抽出を用意しました。下の左が90℃の熱湯抽出、右が水抽出です。

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その後 水、水抽出の香茶、90℃抽出した香茶の順で、ろ紙に浸み込ませ、細菌をシャーレに乗せて培養しました。
効果は薬に比べ少なかったですが、90℃抽出のお茶を浸み込ませたろ、紙の周りに阻止円(細菌が付かない場所)を確認しました。左下に見えているのですが残念ながら写真では見えません。

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実際、喉が痛いときこのお茶でうがいをしたところ、喉の痛みが薄れた報告もあります。薬ではありませんので、殺菌効果は個人差が考えられます。ぜひ、皆さんも試してみてください。

「香茶」のお買い求めは、本校または東区の(株)夢百姓で販売中です。
今後も社会で求められる専門学校教育を行ってまいります。

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