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コーヒー抽出後の「カス」を使ったキノコ栽培

こんにちは、食品生命科学科の金子です。

食品価格の値上がりに歯止めがかからない昨今ですが、食品生命科学科も「捨てているコーヒーカス」がもったいないと考え、捨てるカスでキノコ栽培ができないか検討しました。
キノコの菌床栽培は通常「おがくず」や「木くず」を固めて、そこに菌糸を植えますが、コーヒー抽出後の残渣(ざんさ)で試しました。

まず、コーヒー抽出カスをよく洗い、そこにキノコの菌糸(簡単に栽培可能なブナシメジ)を植え付けます。2週間ほど暖かく湿気のある暗室において菌糸を増やします。
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増えた菌糸を植木鉢やプランターに植えます。
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その後、養分のある赤玉土に植えキノコが生えるのを待ちます。家庭だと「風呂場」が適しています。
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1週間経つとブナシメジが生えだしました。
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やがて、プランター全面にキノコが生えるはずです。見守りたいと思います。
 
食品生命科学科では、家庭にある調理器具を使ったおいしいスイーツ作りや、未利用原料からの食品化、環境に優しい「コケテラリウム」などの製品化に向けた実習も試みています。
オープンキャンパスでもこのような体験実習を用意していますので、ぜひお越しください。

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