ホーム > 国際機械工学科

国際機械工学科 Archive

旋盤のチャックの構造をのぞいてみました。

ものづくり工学科小林です。

工作機械の代表的なものに旋盤があります。本校でも金属加工の授業等で使っています。
材料を取り付ける旋盤のチャックを外して、チャックの構造をのぞいてみました。


外す前


外した後

チャック取り付け端面は、写真のようにたくさんのねじ穴があけられています(端面形状はJIS規格で決まっていますが、取り付けネジはメートルねじとインチねじがあるようです。この旋盤は16/7、ネジ山14のインチねじでした)。


中心の穴はテーパ穴(モールステーパ)になっています。(写真でもわかるように、テーパスリーブと固定センタを取り付けてみました)。


取り外したチャックと面板です


チャックの構造
ねじを外すと、爪を同時に動かすための歯車を外すことができました。


穴の中をのぞくとやはり歯車の歯が見えます。


取り付けの最初は面板です。ちなみに、面板を使わず直接チャックを取り付けられるタイプのものもあります。


元通り、チャック本体を取り付けました。


チャックの爪をすべて外しました。
スクロールねじといわれるネジが見えます。


爪を取り付けます。

決められた位置に順番に取り付けます。取り付け端部が一部見えます。
取り付けるときは、決められた位置に決まった順番に取り付けます。


爪を二つ取り付けました。


取り付け完了

ものづくり競技大会を視察しました。

ものづくり工学科小林です。

7月26日(日)、ものづくり工学科1年生が滋賀県で開催された第10回若年者ものづくり競技大会を
視察してきました。

この大会は「若年者のものづくり技能に対する意識を高め、若年者を一人前の技能労働者に育成して
いくためには、技能習得の目標を付与するとともに、技能を競う場が必要」との目的のもとに開催
されてきました。参加資格は20歳以下です。

今回見学したのは旋盤部門とフライス盤部門です。
旋盤部門の競技主査はこの競技について、

「ものづくりはまず、段取りから始まります。すぐ機械を動かしたり、削ったりしません。図面を
しっかり見て、必要なものは何か、どのような工程で最高の条件をどのように組み合わせて進めて
いくか、準備から完成提出まで、いろいろな条件を組み合わせ、シミュレーションを行います。
もちろん日常生活においても、このものづくり的な考え方が働きます。彼らの知恵が工夫や知識に
肉付けされ優秀な製品を作り出します。資源の乏しい我が国にあって、唯一頼りになるのが、
日本人の誰もが生まれながらに持っている『ものづくり』というすばらしい潜在能力です。
その潜在能力を最大限に活用するのがものづくりだと思います。」

と述べています。

課題は3時間以内に作るというきびしい条件になっています。旋盤、フライス盤とも全国から27名の
選手が選抜されて行われました。参加した学生は、大きな会場にずらりと並んだすばらしい工作機械の
多さや、選手の集中して取り組む姿勢に圧倒されながらも熱心に視察していました。


旋盤作業

フライス盤作業

競技課題見本を見入る

旋盤作業見学

参加者一同

ものづくり工学科学生(1年)

ものづくりの面白さ/難しさ

ものづくり工学科の小林です。

旋盤で、18号(内径18㎜)の指輪を作りました。

工作機械の写真です。

材料と工具です。外径切削用バイト(荒加工用)①、突切りバイト②、総形バイト③、仕上げ加工用バイト④、
面取りバイト⑤、センタードリル⑥、10キリ⑦、16キリ⑧、中ぐりバイト⑨、⑩⑪は治具、長さ測定用のノギス⑫、
表面は研磨剤⑬で磨きました。
写真のような指輪でも多くの工具と治具(ジグ)が必要です。機械加工の面白い点でもあり、難しい点でも
あると思います。

元気に実習やってます!

ものづくり工学科・小林です。

平成27年度が始まり、2か月が過ぎようとしています。
新入生も学校生活に慣れてきたように見られます。
2年生は進路を決める時期になっていますので、緊張感を持って学生生活を過ごしています。

実習を中心に授業風景を撮影しました。それぞれが、意欲的に取り組んでいますが、その雰囲気が
伝わるでしょうか。

1年生「金属加工」の実習風景です。
測定の基礎、切削の基礎を学んだ後、工作機械を操作し、初めての切削体験をしています。

1年生「木材加工」実習です。これから本格的になる刃物の取り扱いを始めたところです。
写真は刃物を研ぐための砥石の整形をしているところです。コンクリートブロックに砥石を当てている
ところです。

2年生「CAD」の実習風景です。SolidWorksという3D-CADを操作し、機械部品を
作図しているところです。指導は女性の教員が担当しています。

2年生「電気電子実習」の実習で電力測定をしている様子です。
電力計、電流計、電圧計を使って測定し、P=VIcosθの公式を使って電力、力率を算出します。

木材加工品を卒業製作で_ものづくり工学科

 

 

 

 

 

 

 

Continue reading

カギセンくんが光ります!_ものづくり工学科

ものづくり工学科の湯浅です
屋上に設置しているソーラーパネルで発電した電気の利用方法として、2年生の学生が
フルカラーLEDを使って、学校のキャラクタである「カギセンくん」を製作しました。

2号館屋上の東側のフェンスに設置してますので、岡山駅方面からよく見えると思います。
点灯時間は日没より4時間に設定しています。

LEDで形を表現するのはなかなか難しかったのですが、綺麗に色が変化しながら
光ってますので、カギセンくんだと思って是非ご覧になってください。

第二種電気工事士試験に合格_ものづくり工学科

ものづくり工学科 湯浅です。

1月15日、第二種電気工事士試験の合格発表がありました。
今年度は2名の学生が、筆記試験に引き続き技能試験にも合格し、電気工事士免許を獲得しました。
ものづくり工学科は、金属加工、木材加工、CAD、メカトロニクスを柱として学習しているので、
この免許取得は大きな意義があると思います。

合格した学生の感想を紹介します。

補習に出て勉強したことが報われてよかった。やっぱり勉強をし続けることが大切だと思います。
(神波裕之君・岡山南高校出身)

 

筆記試験ではいくつかの失敗をしてしまいました。自己採点の結果も十分でなかったのですが、
何とかぎりぎりで合格したのでとても嬉しかったです。その勢いのまま、技能試験も合格できて
本当によかったなと思っています。
(福見真悟君・総社高校出身)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

技能検定旋盤作業で銅賞を受賞しました。

ものづくり工学科の小林です。

12月6日(土)、コンベックス岡山で開催された「岡山技能の日」に合わせて技能検定優秀者表彰があり、
ものづくり工学科の学生が旋盤作業部門で銅賞を受賞しました。

これは、技能検定受験者の中から、技能・学科ともに優秀な成績を収めた者に与えられる賞です。
技能検定をめざして取り組む中で与えられたもので、その意義は大きいと思います。

以下に合格した学生の感想を紹介します。

「銅賞という知らせを聞いたときはびっくりしました。1日1日を大切に過ごしながら練習を繰り返したのが
実を結んだのだと思いました。」

「モーターフェア」_ものづくり工学科校外研修

ものづくり工学科の小林です。
コンベックス岡山でモーターの展示会があり、ものづくり工学科の1、2年生が勉強に行きました。

日時:平成26年10月21日(火)
場所:コンベックス岡山 小展示場

ほとんどの学生が、展示会は初めてでした。コンベックス岡山に来たのも初めてという学生が半数近くいました。
工場見学とはまた違った雰囲気でしたが、有意義な研修会になったようです。以下、学生の声(感想)を紹介します。

「授業の一つとして展示会に参加させてもらった。機械の動きがわかりやすく説明してあったり、説明の中に聞いた
ことのある単語があったりなかったり、また、初めて知った原理もあり、いろいろな面で刺激がありました。
仕事として工場で働いていく中でも人に説明する機会も多くある等、仕事をするうえで大切な話を特に興味深く
聞きました。もっといっぱい話を聞きたかったです。」

「とても良い話を聞きましたが、時間が足らなくて半分しか見られなかったので、そこが残念です。
途中で説明してくださった人は入社2年目だったみたいで、これからの色々な話をしてもらえました。とても良い
経験だったと思います。」

「初めて企業の展示会に参加しました。説明してくれる人もとても丁寧に説明してくれ、また体験コーナーもあり、
充実していました。いい経験になりました。」

「モーターの技術も時とともに進化しているんだという事が分かり、勉強になりました。やはり、日本の技術は
すごいです。」

「展示会でいろいろなモーターを見ました。中の構造は複雑でよくわからないけど、幅広い分野で使われていると
感じました。効率も高いし、値段も安いし、便利です。これからも一生懸命いろいろな技術を身に付けて、社会に
役立つ人間になりたいと思います。頑張ります。」

カギセン・ボウリング大会で優勝

ものづくり工学科の小林です。
校内ボウリング大会で優勝した、ものづくり工学科2年生の沖津君の声を紹介します。

10月10日(金)、両備ボウルでカギセン・ボウリング大会がありました。
待ってましたとばかりに参加しました。
初めは1位になれるとは思わなかったし、実際投げ終わってからも、上位には
食い込んだなという感触はあったにしても、1位にはなれないと思っていました。
ところがびっくり、1位だなんて。とても嬉しいです。

沖津 丈也   新見高校出身

 

 

ホーム > 国際機械工学科

検索
Feeds

Return to page top