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2024-08-01
美しい七色の虹が見えた奇跡!?のタイミング
- 2024-08-01 (木)
- 食品生命科学科
食品生命科学科の大熊です。
超暑い日が続いていますね。熱中症になっていないでしょうか。
たくさん汗をかくとミネラル(塩分ですね!)や水溶性ビタミンも汗と一緒に体外に出ていくので、しっかり補給しましょう。
一日の仕事が終わって帰宅しようとしていたある日の午後、カギセン昭和町校舎2階のエレベーター前に、美しい虹をみつけました!
この現象には、実は水槽が関わっています。
写真の左奥に虹が見えます。
以下の絵に虹ができた仕組みを示しました。
➀夕方、太陽が西に位置し、ビルによって削られ細くなった太陽の光ができる
➁細い光が水槽に入射、屈折し分光(七色に分かれる)する
(屈折の角度は赤色は浅く、紫は深い)
③分光した光が、水槽の水から空気に出るときにも屈折する
➃分光した光が壁に当たって七色の虹が見える
太陽の光ですが、何色に見えますか?白と言いますか透明に感じますね。太陽の光は、簡単に言うと虹の七色の光が混ざった光なのです。(他にも紫外光線などありますが)七色の光が混ざると、不思議なことに透明に見えます。太陽の光の正体は、混ざった七色の光なのです。
太陽の光が水槽の水に入ると屈折します。そのとき、混ざっていた七色の光の屈折の角度がそれぞれ違うので、七色に分かれて、虹のように見えるのです。
科学を身近に感じたときでした。
現場はカギセン1号館2階正面玄関です。が、太陽光が水槽に入射するタイミング、この季節の夕方でしか見れません。しかも晴れていないと。
食品生命科学科では、虹の七色の可視光線や紫外光線といった光を利用する分光光度計という分析装置を使って、食品の抽出液や河川水など試料溶液中に含まれる物質の濃度を測定する実習も行っています。
なぜ植物の葉っぱは緑なのか?リンゴは赤いのか?などなど、色の話もいろいろしていきます!
今週末8/3(土)は、オープンキャンパスです。
都合に合わせて選べる午前と午後の2回あります。
※詳しくはカギセンHP(トップページ | 岡山科学技術専門学校 (oist.ac.jp))をご覧ください。
※オープンキャンパス(オープンキャンパス 2024 | 岡山科学技術専門学校 (oist.ac.jp))
お待ちしています!
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