- 2020-09-04 (金) 17:28
- 国際機械工学科
ものづくり創造学科小林です。
5月下旬に授業が始まりました。遅れを取り戻すべく授業は進んでいますが、今年は様々な習慣が新しく始まりました。登校時の検温や消毒は欠かせません。そのような中、校内に設置する消毒液台を製作しました。足踏み式にして消毒液のポンプに手を触れないようにしました。
製作までの過程を簡単にまとめました。
① 構想
どんな形にしようか、学生にアイデアを募集しました。多くのアイデアが出ましたが、シンプルなものを取り上げました。
② 図面化
角パイプやアングル、鉄板など実習室にあるものを使うことにしました。3次元CADで部品を描き、CAD上で組み立て、部品図をつくり、加工を始めました。ばねの取り付け方、消毒液台の高さ調整をどうするかなどが工夫したところです。
③ 加工
加工はカットグラインダでの切断、ボール盤での穴あけ、溶接などです。溶接をすると材料にひずみがでますが、支柱を底板に溶接した時、底板がゆがんでしまいました。そのひずみを取りが難しかった点です。
④ 塗装
塗装にはスプレー塗料を使いました。塗りむらが出ないように気を付けました。
⑤ 組み立て
塗装後最終組み立てをし、消毒液を取り付ける高さを決めました。消毒液容器の位置がずれないように、枠を作ってその中に置くようにしました。
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