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岡山科学技術専門学校 学科ブログ

スズキ技術講習

こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。

今回は11/16(月)に実施した「スズキ技術講習会」について紹介します。

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スズキ岡山様、東中国スズキ様のご協力のもと、もはや恒例となった技術講習会ですが、本来は4~5月に1回目としてフレッシュマンセミナーを行い、2回目に今回の技術講習会、最後にCS(お客様満足度)の研修でまとめる3部構成です。ところが、新型コロナウイルス感染拡大に伴って残念ながらフレッシュマンセミナーが行えず、技術講習会からのスタートとなりました。
 
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1年生対象に、新車3台(ジムニー、スイフトスポーツ、アルトワークス)を使用しての、スキャンツール(外部故障診断機)を用いた故障診断やデータモニタ閲覧からの故障個所の特定など、実践さながらのカリキュラムをご準備いただき、大変勉強になったと感じています。
 
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1年生はまだ学習していない項目でしたが、興味津々で普段の実習では見せない集中力で挑んでいました。
 
本校の卒業生を中心とした講師構成にするというご配慮もいただきました。この春就職して間もない卒業生が流暢に説明しているのを聞いて、彼らの成長を感じ大変うれしく思いました。
来年には最後のまとめとしてのCS研修を楽しみにしております。
 
関係者の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。
 
それでは今回はこのあたりで・・・

第18回:背中を押したもの -その2- CAN(ECU間通信)

こんにちは。宮元です。

2、3年前、自動車工学科の教員を含む自動車関係者と話をしていて「ECU」ということばがよく出てくることに気づきました。アルファベット3文字で表されることばが大変多いなか、何か新しい3文字ことばに出会うと、自分が身を置いてきた世界に関係することばで読み替えようとします。

「ECU」もコンピューターに関係したことばだろうと、勝手に「Electronic Control Unit(電子制御ユニット)」などというふうに読み替えます。これはそのとおりだったわけですが、今では100個以上のECUを搭載した自動車も珍しくないと雑誌、たとえば「インターフェース2020年9月号」にあります。

同雑誌によると、ECUは「パワー・トレイン系」「シャシ系」「ボディ系」「マルチメディア系」「運転支援系」の5系統に分けられるのだそうです。私には詳細を説明できる知識がありませんので、これ以上の説明はご容赦ください。ただ驚くべきことは、これら多数のECU同士が車載ネットワーク回線を介して通信をする。すべてのECUが全体として一つの車載コンピューターシステムを構成しているというのです。1台の自動車の中にコンピューターネットワークが形成されているのです。どんな具合に通信しているのだろうなどと興味を駆り立てられませんか。

スマホ、タレット、PC・・・・、私たちがこれらをインターネットにつないで通信を楽しんでいるときは、意識していませんが、いつでもTCP/IPという通信規約(通信プロトコルといいます)に則っています。ECU同士も通信プロトコルに従って通信するわけですが、そのプロトコルとして「CAN(Controller Area Network)」が広く採用されているようです。

私たちが自動車に乗り込んだ瞬間からエンジンを止めて降りるまで、CANによるECU間通信に支えられていることになります。そこで、CANによるECU間通信がどんなものか試してみたい。そんな興味が沸々と湧きあがってきたのです。これが「調べてみようか・・・・、はまってしまいそう」の原因なのです。
では、次回・・・・

電気工事管理者への第一歩

電気工学科の國府拓治です。

電気工学科2年生が11月8日(日曜)、試験会場に指定された岡山県立水島工業高等学校において、2級電気工事施工管理技士試験を受験しました。

この資格は、電気工事にかかわる『専任の技術者』および『主任技術者』としての知識や技術を認めようというものです。『専任の技術者』は、お客様との技術的な交渉を責任を持って行います。『主任技術者』は、工事に関する様々な計画や管理(施工計画、工程管理、安全管理、品質管理など)が適正にはかどるよう全体を調整します。

 ・施工計画:工事の方法や進め方について全体が最適となるよう調整します。
 ・工程管理:工事が計画通り完成するよう進め方を調整します。
 ・安全管理:作業者がけがをするこなく安全に工事が完了するように配慮します。
 ・品質管理:お客様の求める品質を満足するよう注意を払います。

工事の規模が一定の大きさ以上になると、この資格保有者の配置が法律によって義務づけられており、電設事業者にとっても電気工事従事者にとっても重要な国家資格の一つです。

受験直後、数人に手応えを聞いたところ、良い感触を得ていることがわかりました。合格発表が楽しみです。大勢が合格することを祈っています。

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早くもクリスマスムード🎄

  • 2020-11-06 (金)
  • 進路
  • 作成者:進路

進路指導課です。

すっかり季節が変わり、朝晩は上着が必要な季節がやってきましたね。

街の飾りも早くもクリスマスムード🎄

クリスマスの音楽が街から聞こえてくるとなんだかワクワク😄

ということで!!

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本校の進路掲示板も早くも衣替えです。

10月31日まではハロウィン👻

今日からはクリスマス🎄

就活生のみんなの気持ちがホッと温まるそんな場所になれば☆彡と願いつつ

掲示板を完成させました⁂

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さぁ専門学校1年生にとっての就職活動も続々とスタートしていますよ!

今年も残り2カ月、夢に向かってカギセン生は進んでいきます🏁

朝顔観察記録 ~最終回~

食品生命科学科です。

秋が深まってきました。
前回の朝顔日記の投稿(7/15)からずいぶん間があいてしまい、朝顔の季節が終わった今、久々の朝顔ブログ更新で最終回となってしまいました。m(_ _)m
まだ花が咲き続けているのですが、枯れた葉が目立ってきたので、10/27に朝顔グリーンカーテンを片付けることにしました。

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10/26朝の状態です。向かって右には咲いている花がありますが、左はほぼ全て枯れています。

まず、種を収穫することにしました。

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しかしほとんどがまだ青いままでした。

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成熟した種がわずかにとれました。いい種を採るには完全に枯れるまで待たないといけないです。

脚立を使ってネットよりさらに高い屋根などに絡みついている朝顔の蔓を取り除きます。

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続いて、朝顔の蔓ごとネットを外しました。

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ネットに絡みついている蔓を取り除き、散らばった葉などを掃除して完了。
思ったより早くできました。学生の皆さんお疲れさまでした。

最後に、夏の間の様子をここに掲載します。
花が咲いているのが分かりづらいですが、前回の投稿(7/15)から今回までの約3か月間の様子を掲載します。

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7/23 蔓がぐんぐん伸びています。

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8/5 咲き始めました。

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8/14 真夏に朝顔。

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8/17 蔓が伸びています。

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9/1 暑い日の正午、萎れています。

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9/4 もう咲かない?

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9/15 また咲きました。

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9/27 沢山咲いています。

秋になって葉が枯れ始めたときに咲く花の数が再び増えました。自身がもうじき枯れるのを悟って子孫を残そうとしたのでしょうか。不思議です。
朝顔は春に芽が出て秋に枯れます。約半年の一生です。

【広報】卒業生にお世話になりました

  • 2020-11-04 (水)
  • 広報
  • 作成者:管理者

ご無沙汰しております。
広報担当です!

この度、昭和町校舎の年季の入った廊下フロアが卒業生の手によってイメージチェンジしましたので、
ご紹介したいと思います😄

今回学校からの依頼を受けて協力してくれたのは、インテリアデザイン学科を卒業した田中辰明さん。
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カギセンを卒業し、現在は独立して「室内装飾インテリアタナカ」という会社で壁紙職人をしておられます。
田中さんが提案をしてくれたデザインをもとに、建築の教員と意見を交わしながらこの時を迎えました(*’ω’*)

 

ビフォーアフター
Before-Afterで比較すると、同じ空間とは思えませんよね!
施工の様子はまさに職人でした!
今後もきっと素敵な空間づくりでご活躍されることでしょう♪

教職員一同、心よりお礼申し上げます。

 

第17回:背中を押したもの -その1- ワンボードマイコン

こんにちは。宮元です。

マイクロプロセッサーとはそれ以降30年間くらい無縁となってしまいます。当時私が勤めていた会社にはマイクロプロセッサーに関連した仕事を請け負う部署がありましたが、私は配属されず、従来の汎用コンピューターを使ったシステム開発部門で働くことになりました。その後、勤め先はいくつか変わりましたが、状況は同じでした。

もちろん趣味としての楽しみ方もあったのですが、なかなか踏み切れませんでした。何だか手を出したらのめり込んでしまいそうで怖かったのです。ただでさえ仕事で忙しいのに、また別のことに時間を割くなんてとんでもないと考えてしまうんですね。でも、ずっと後になって、この考えは取り越し苦労だと気づきます。人間って、本当にしたいことがあったら何とかして時間をねり出すものなのです。

この間何回か「電子工作」のブームはあったように思います。帰宅途中、時間が取れるときは必ず書店に立ち寄るのが習慣になると、「科学」のコーナーにやたら分厚い雑誌が並ぶときがありました。「マイコン」が、付録とは呼べないようなものが付録として付いている雑誌を目にしたときは、買おうかと思ったものですが、そこはぐっとこらえて通り過ごしてきました。

ところが、私もここ1年くらいで認識したことなのですが、1980年代には世に出ていた「PIC(Peripheral Interface Controller)」に加えて、この15年くらいの間に、「Arduino」とか「Raspberry Pi」というようなワンボード(シングルボード)コンピューターが安価で提供されるようになりました。合わせて、周辺のエレクトロニクス機器も安価で手に入るようになって、エレクトロニクス好きにはたまらない環境が整ってきたように思います。

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 (左から、PICマイコン、Arduino、Raspberry Pi (いずれもgoogle検索した結果からの転載))

第1回目のこの欄に「最近、はまってしまいそうなことに出くわした」と書きました。コンピューターは人間が創り出した最高傑作の一つと思っているとも書きました。パソコンは1984年に初めて購入して以来、買い替えながらずっと使っていますが、その心臓部だけを取り出したようなワンボードコンピューターにはパソコンとは違った美しさを感じます。はまってしまいそうな予感にはもちろんこのことが大きく影響しているのですが、実はもう一つ、お話しておきたいことがあるのです。それは次回以降で・・・・

令和3年度・二級建築士対策講座の案内

 

こんにちは。建築工学研究科の堂本です。

10月17日のブログでお伝えしていたとおり、令和3年度の二級建築士対策講座の案内を当HPに掲載しております。トップページからリンクをたどっていただければご覧になれます。

今年度の最終結果は12月上旬に発表されますが、学科試験についてはほぼ予想通りの結果で、8人中5人が学科試験合格(学科合格率62.5%)でした。この結果をどう見るかですが、やはり教員が求めたことを実行していただいた受講生は確実に合格されました。製図試験対策では、その姿勢の差がさらに顕著に表れました。

当講座は、”確実に合格できる道”を用意しています。しかし、講座に来られるだけでは合格に至る可能性は低く、講習日以外の自宅学習をどれだけ有効に使えるかがカギとなります。そのカギの本質をカギセンで知り忠実に実行していただけると、きっと目標は達成されます。
学習軌道に乗るまでが頑張りどころです。しんどさの中にも心の安定が出てくるとみるみるうちに実力が上がります。そして教員は皆様を合格へ向けて先導し、またしっかりと支援致します。

来年度、二級建築士試験合格を目指していらっしゃる方、ぜひ本校で目標を達成しましょう! ご参加をお待ちしております。

真備町の災害復旧工事現場見学

こんにちは、建築工学科です。

すでに当HPの新着情報欄ででもお知らせしていましたが、災害復旧現場見学の様子をもう少し詳しく紹介します。
建築工学科1年生全員で、10月21日(水)に倉敷市真備町にあるマービーふれあいセンターの災害復旧工事現場を見学しました。

(株)カザケン様のご厚意により実現したもので、写真にあるように見学だけでなく種々の体験もできました。

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災害復旧工事の内容説明を受けた後、安全帯(フルハーネス)や高所作業車に乗って上層の外壁タイルの浮き状況調査、そして高圧洗浄器での外壁清掃などを体験しました。

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当日は、カザケンの多くの社員の皆様から丁寧な説明を受け、現場の雰囲気や大変さを実感できました。また、2年前の豪雨災害からの復旧の様子もよく理解できました。
いろいろとお世話いただいた(株)カザケンの皆様に感謝申し上げますと共に、真備町の一日も早い完全な復興を願っています。

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見て見て! この模型

測量環境工学科の茗荷です。

今月から後期が始まり、2年生は新しく写真測量実習が始まりました。写真測量実習では2年間の集大成として岡山市の3Dモデルを作成します。
2年間学んできた知識を活かし、2次元の地図→3次元の模型→デジタルデータの3Dモデルと作成していきます。

最初の授業では、写真測量の復習、写真測量の原理になる立体視、模型の作成手順を行い、模型作成へと進みました。
わかりやすいように等高線ごとに色分けしたり、
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等高線ごとに材料を切ったりして、模型を作成しています。
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3Dモデルの作成は今後の建設業界で重要な知識となるため、学生全員が真剣に取り組んでいます。
模型完成後は卒業生が作成した模型と合わせて写真撮影を行い、岡山市の3Dモデルを作成していきます。

また、この写真測量実習の簡易版はオープンキャンパスで体験できます。おもしろそうと思った方はぜひオープンキャンパスにご参加ください。

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