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二級自動車工学科 Archive
科学キッズフェスティバル in 京山祭
- 2022-12-09 (金)
- 二級自動車工学科 | 一級自動車工学研究科 | 国際自動車工学科
こんにちは! 二級自動車工学科の永岡です。
12月11日(日)、岡山県生涯学習センターで行われる「科学キッズフェスティバル」に本校自動車関連学科も参加します。
「自動車の自動運転の仕組み」をテーマに、好きなラインを描いて、電池で走るライントレースカー(下)をそのラインに沿って自動で走らせる体験をしていただけます。
このライントレースカーはあらかじめ本校の学生が作ったもので、抵抗やトタンジスタ、スイッチ、センサ、コンデンサなど自動車で使われている半導体を利用して組み立てています。
また、会場では日産自動車の自動運転「プロパイロット」のアニメーション動画の上映や、参加者先着25名の方にミニカー(下)のプレゼントもご用意しておりますので、どうぞ早めにご参加ください。
なお、このミニカーは、株式会社日産サティオ様、岡山日野自動車株式会社様の協賛によるものです。
ご協力に感謝いたします。誠にありがとうございます。
それではこの辺で・・・
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スズキグループ特別授業 第3弾
- 2022-11-28 (月)
- 二級自動車工学科
こんにちは! 二級自動車工学科の永岡です。
今回はスズキグループ様の特別授業第3弾となる「CS基礎講習」の様子を紹介します。
CSとは、Customer Satisfaction(カスタマー サティスファクション)の略で、「お客様満足度」のことです。
卒業してすぐに社会に出ることになる学生が、お客様満足度を上げることが企業人としての目標達成の条件となることを学びました。
講座はグループワーク中心で行われ、コミュニケーション能力の向上を目的としたロールプレイングや話を聴く姿勢などゲーム感覚で学習しました。
記憶力ゲームによる記憶力テストでは、実際に記憶の曖昧さが露呈して、はじめてメモの重要性に気づけたことで、これからの社会人への準備になればと願っています。
また、「なくした座席表」や「ストローによるタワーづくり」では、仕事はチームで行う事が多く情報の共有が非常に重要なことや、PDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)などの仕事の進め方についても学ぶことができ、有意義な講習だったと感じています。
最後になりましたが、スズキ岡山販売株式会社様、東中国スズキ自動車様誠にありがとうございました。
それではこの辺で・・・
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驚きの最新技術ー日産自動車技術講習会
- 2022-11-22 (火)
- 二級自動車工学科 | 一級自動車工学研究科
こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今回は11/18(金)に開催した日産自動車技術講習会の様子を紹介します。
座学では自動車をとりまく課題(エネルギ―、地球温暖化、渋滞、交通事故)の解決に向け、ゼロ・エミッション、ゼロファイタリティを目指し、技術的アプローチとして電気自動車や自動運転を軸に取り組んでいるとのことでした。
実習では、スカイライン400R 、アリア、サクラ、エクストレイルの4台での技術説明と、見て触れて新技術を感じようという内容でした。
スカイライン400Rはその名の通り最大出力400PSをたたき出すエンジンを搭載しています。過去に限定販売されたBCNR33型のGT-R 400Rの後継の意味をなすのでしょうか?
V型6気筒3000ccツインターボには水冷式の分割インタークーラーを搭載していました。ガソリンエンジンからモータに代わる最後のスポーツカーになるのでしょうか???
新型T33型のエクストレイルは今回唯一のe-POWERです。この車はモータによる駆動でエンジンはあくまでリチウムイオンバッテリを充電するために使うシリーズハイブリッドです。前後の駆動モータを電子制御で4WDとして操るe-40RCEを搭載しています。さらに、エンジンには可変圧縮で充電効率を上げることができるVCターボなど、最新技術のオンパレードです。
サクラは最近のテレビCMで話題になり爆売れ中の軽四輪EVです。航続距離も伸び、充電時間も短く、電気の取り出し可能なEV車はこれからの時代を担っていく車となるでしょう。
ところで知っていますか? 全国の電気自動車の充電スタンドの数ってガソリンスタンドの数とほぼ同じ数あるんですって。Σ(゚Д゚)
アリアでは自動運転技術の実演を見ました。プロパイロットパーキングがその一つです。アランウンドビューモニタで駐車スペースを認識し、車庫入れをスイッチ一つで行えます。女性やお年寄りに優しい機能です。
また、狭い駐車場でドアが開けにくい場合、リモコンで前進、後退が出来るプロパイロットリモートパーキングの実演もあり、運転支援技術の進化が垣間見える講習会になったと思います。
さらに、リチウムイオンバッテリに代わる、全固体電池の開発も進んでいるとのこと。実用化されれば、充電時間がいまの1/3になり電気代も安くなるそうです。
自動車は日進月歩進化しています。学生も肌で感じたことでしょう。
それでは今回はこの辺で・・・
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いすゞ自動車グループ- 車両メカニズム学習会
- 2022-11-02 (水)
- 二級自動車工学科
こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今回は、6月の講習会に続くいすゞ自動車グループ様による車両メカニズム学習会の様子を紹介します。1年生を対象としました。
座学テーマは、ディーゼルエンジンの特徴とクリーンジーゼルの概要でした。彼らは座学授業でディーゼルエンジンの燃料装置(機械式の列型インジェクションポンプ)を学習したばかりで、最新の電子制御燃料装置の内容は少し難しかったかな。
CO(一酸化炭素)HC(炭化水素)、PM(粒子状物質)、NOx(窒素酸化物)など、人体や自然環境に影響を与える有害物質を極力削減するため、様々な対応策をとっていることは授業ですでに学んでいますが、それぞれの有害物質の具体的な削減方法はおそらく初めて聞く内容だったと思います。
サプライポンプで燃圧を上昇させコモンレールに溜め、インジェクターにて燃料噴射を行うことや多段噴射で騒音・NOx・PMを低減させることなど、また、排出ガス後処理装置(DPF、尿素SCR)の説明は二級ジーゼル自動車整備士の登録試験にも出題される内容なので、我々、教員側からみると役立つ内容が多かったと思います。ただ1年生には少しきついかも・・・(笑)
座学のあとは実習場にて2グループに分けて大型ダブルタイヤの脱着と、PREISM(プレイズム)といういすゞにおける高品質な整備を体験しました。
タイヤの脱着はトルクレンチ付きのエア・インパクトとタイヤ専用ジャッキを使ったタイヤ交換作業を体験しました。
タイヤジャッキがあることで重いタイヤを持ち上げる必要がなく、「大型=力が要る」を払拭する内容でした。
IDSSといういすゞ独自の故障診断機でデータモニタができたり、ワイパーやルームランプ、ウインカーを遠隔操作したりと、整備時間の短縮を図る取り組みを体験しました。大型自動車は運送業など時間に制約がある使われ方が多いため時間の短縮は使用者側にとっても死活問題です。
ケーブルで自動車とIDSSとPCを接続します。
モニタには車両の状態が表示され、リアルタイムで状態が把握できます。
体験した学生は、まだまだ勉強不足ですが最新の修理に触れる事ができ満足そうでした。
今回はこの辺りで・・・・
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エンジンのオーバーホールに満足
- 2022-10-27 (木)
- 二級自動車工学科
こんにちは。二級自動車工学科の広瀬です。
現在の二級自動車工学科2年生の近況報告です。
先日までの実習作業の中でエンジンのオーバーホールをしました。学生自身も本気になって取り組んでいて、最後には無事にエンジンも始動し大変いい勉強になったとのことです。
二級自動車工学科では、自動車整備の基本はもちろん、卒業、すかさず「即戦力」を目指して勉強しています。
自動車に興味があれば是非ともオープンキャンパスから参加ください!
それでは今回はこのへんで!
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日野自動車のEVトラック?!
- 2022-09-30 (金)
- 二級自動車工学科 | 一級自動車工学研究科
こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今回も、もはやシリーズ化したほうがよいかも・・・・の出張授業です。以前に、オープンキャンパスにダカールラリー車を展示していただいた日野自動車グループ様より、デュトロZEV を学生お披露目したいとのお話をいただき今回実現しました。
トラックのEV? 少し違和感を感じました。充電スタンドのインフラ整備や燃費(電費?)の問題などクリアしないといけない問題が山積していると思ったからです。しかしコンセプトを聞いて納得しました。
市街地配達に特化した性能、小回り(最小回転半径4.9ⅿ)やシート高を低くして乗り降りを重視していること、ウォークスルーバン構造のシートアレンジなど・・・
それでも一番は音が静かなこと。静かさがブログで表現できないのがもどかしいです。(笑)
ウォークスルーバン構造の荷室
トラック初の液晶メーターパネル
給電中のメーター表示です。
災害等の緊急時に電気を取り出せる装置と冷蔵庫
このトラック、面白いのは前輪駆動なのです。これからの市街地配送車の標準になるかもです。
今回はこの辺で・・・
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スバルの最新技術講習
- 2022-09-28 (水)
- 二級自動車工学科 | 一級自動車工学研究科
こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今回は、中四国スバル販売会社グループから講師を迎えての出張授業の様子を紹介します。授業内容は、国産ではスバル独特の水平対向エンジンの回転バランスの良さ、軽量コンパクトで低重心などの特長を講義とビデオで学びました。
また、1987年より開発スタート、2008年より搭載された運転支援システム「アイサイト」の進化の歴史、最新のVer.3ではカメラがカラー認識できるC-MOSセンサ(デジタル一眼レフカメラなどに採用されている)が搭載されていることなど運転支援システムの新技術に触れることができました。
この後、3グループに分かれて実習場での講習となり、1班は水平対向エンジンのピストンとコンロッドの脱着作業です。教科書に載っていた斜め分割式コンロッドを実際に見ることができ、これから始まるエンジン実習での使用エンジンとの比較にもなりそうです。
実習場で指導してくださる中には、なんと本校卒業生も。スバルBRZを所有していることで学生からのいろいろな質問に受け答えしてくれていました。OBということもあり学生も質問しやすかったのでしょう。ありがとうございました。
2班では WRX S4 STI(四輪駆動のスポーツセダン)のコンセプトやスペックの説明を受け、空力や軽量化など様々な開発秘話などを聞くことができました。
また、リフトアップしてパワートレーンやエンジン配置などの低重心でバランスの良い安定姿勢を保てるしくみについても学ぶことができました。
空力を考えて敢えての無塗装は開発担当の間でかなり論議が繰り広げたそうです。
大型モニターと液晶ディスプレイメーターの搭載でナビゲーション画面をメータに写し出すこともできるそうです。
リヤのハブ(ドライブシャフト回転部分)がアルミ合金で軽量化されています。若者の車離れが取りだたされますが、スポーツカーはやはり魅力的で学生たちもよく聞いていました。
3班は駐車場での「アイサイト」プリクラッシュブレーキの体験とBRZの車両展示です。障害物を準備して、衝突回避または被害の軽減を図る自動ブレーキ体験です。車両は人気のSUV「フォレスター」で行われました。
人間の眼のように2つのカメラ(ステレオカメラ)での三角測量の原理で障害物の距離・大きさを認識します。ただ、人間の眼と同様に暗いところや真っ白のところは苦手とするため検知が難しいなどの弱点も学びました。
BRZの展示では、水平対向エンジンの搭載位置や、トランスミッションを車両から取り外さなくてもエンジン脱着が可能なようにエンジンフードが垂直に開くなど整備性の良さなどの解説もありました。スバルという自動車会社のこだわりに触れた授業になったと思います。
あとは再度教室での質疑応答でしたが、なかなか質問が出ず、卒業生へのQ&Aを販売会社様が用意していただいていたので助かりました…
中四国スバル販売会社グループの皆様誠にありがとうございました。
本日はこの辺で・・・
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学生支援会主催講演会で学ぶ
- 2022-09-26 (月)
- 二級自動車工学科 | 一級自動車工学研究科
こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
9/16(金)、学生支援会主催で1年生対象の講演会を
「就職活動にむけて」 ~今から実行したいビジネスマナー~
をテーマに、元KSB瀬戸内海放送リポーターの岡田かおり氏をお招きして開催しました。
講演では第一印象の大切さや立つ姿勢、挨拶時のお辞儀の角度など、高等学校時代に学んだ学生も多くいましたが再度確認できたことでこれから始まる入社試験や会社訪問などに役立つ良い講演となりました。
留学生については、日本におけるマナーについて非常に役立つ内容になったと思います。アンケートの結果を確認しても、挨拶と大きな声というワードが目立っていました。
ビジネスマナーについては学校でも授業に取り入れロールプレーイングなど行っていますが、プロのお話や体験は学生の心に残ると思います。継続したいと感じました。
学生支援会の皆様、また講師の岡田先生、誠にありがとうございます。
それではこの辺で・・・
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1年生実習風景ー二級自動車工学科
- 2022-09-20 (火)
- 二級自動車工学科
こんにちは。二級自動車工学科の永岡です。
今回は1年生の実習風景を紹介します。1年生では、自動車から取り外した部品を単体で分解・点検・組立を行い、その仕組みを理解する授業が中心です。
その単元ごとに時間を設定して実力テストを行っているので、自分の順番のときには必死で作業しています。
今回はバッテリの充電に必要なオルタネータ(充電器)の分解・点検です。
交流電流を直流電流に整流するレクチファイアや電磁石の礎となるロータコイルの点検方法を習得しています。
測定実習以来のサーキット・テスタの使い方。困惑している学生もいます。
オルタネータ組付け完了。何回も分解・組立・点検を繰り返し行い技術を修得していきます。
今回はこの辺で・・・
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インターンシップ
- 2022-08-30 (火)
- 二級自動車工学科
こんにちは。 二級自動車工学科の永岡です。
夏休みも終わり、授業が再開しました。
今回は夏休み中に、2年生の内定企業へのインターンシップ参加と、1年生の職場体験と企業研究を兼ねた同じくインターンシップの様子を紹介します。
実際にお客様の車を扱う現場で、緊張感が凄くあります。
ほとんどの工場にスポットクーラーが導入されており、職場環境は我々がいた頃よりはるかに整備されています。
小型建機の整備工場の体験もさせていただきました。授業ではできない体験ができ満足したようです。
室内を掃除機で清掃しています。
エンジルームの点検を見学しています。授業で教わった点検内容を、メカニックがどのくらいのスピードでこなしているかを体感したので、”確実”の次に”スピード”も求められることが理解できたかな?
ご協力いただいた企業の皆様には深く感謝いたします。
ありがとうございました。
それではこの辺で・・・
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