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電気通信工学科 Archive
外部講師による職業実践実習
- 2023-10-23 (月)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の川本です。
令和5年10月18日(水)、株式会社徳山電機製作所様から2名の技術者を派遣いただき、職業実践実習を受けました。
年3回の職業実践実習を計画しており、今回が第2回目、実習内容は「動力盤制御回路の配線」です。
株式会社徳山電機製作所 品質検査管理部 関藤 満講師から動力の制御盤内の回路説明を受けました。実際に三相誘導電動機(モータ)に配線し、制御パネルを操作してモータの回転を確認しました。これから、この制御パネルの製作をします。
株式会社徳山電機製作所 製造部電気課 山本 準也講師から配線図面と制御パネル(ランプや押しボタンスイッチが取り付けてある)の説明を受けました。現場で仕事をしているような雰囲気を感じました。
制御線(黄色の線)の被覆をむき、圧着端子(スイッチなどのねじに接続するための端子)の取り付け指導を受けました。たいへん分かり易く、注意しなければならない事がたくさんありました。
作業開始です。配線図面を確認しながら、制御線に圧着端子を取り付け、配線を行いました。初めは被覆をむくことも、端子を付けることもすべてが難しく時間がかかりました。作業が進むにつれ面白さが増してきました。
完成した制御パネルを動力の制御盤に取り付けるための説明を受けました。電源は三相200[V](動力200[V])です。
自分達で配線した制御パネルで、実際にモータが回転することを確認しました。モータが回転した瞬間は感動しました。
各グループで製作した操作パネルを持って記念撮影です。全員が完成し大満足です。
今日の実習の講評を聞きました。安全に作業ができ、全員が完成できて本当に良かったです。株式会社徳山電機製作所の両先生ありがとうございました。第3回目は、令和6年1月24日(水)です。
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「エネルギー管理士」合格
- 2023-10-11 (水)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の三井です。
令和5年7月30日(日)実施の「エネルギー管理士」試験に、次のように合格者が出ました。
合格者 電気通信工学科2年 三浦雅也さん
三浦雅也(みうら まさや)さん 第一学院高等学校養父校 普通科卒業
内定先 株式会社アステア
取得資格
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者第一級デジタル通信
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
第一級陸上無線技士(一陸技)
第三種電気主技術者(電験三種)
エネルギー管理士
三浦さんは、現在卒業後の仕事に備えて、「2級電気工事施工管理技士」と「2級電気通信工事施工管理技士」を目指しています。その後は、数学の勉強をやり直して、「第二種電気主任技術者(電験二種)」を目指したいと言っています。仕事をしながらの勉強は大変ですが、健康に気を付けて頑張って欲しいと思います。
ところで、「エネルギー管理士」とは、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(通称:省エネ法)」によって定められた国家資格です。大量のエネルギーを消費する工場や大規模施設では、「エネルギー管理士免状」取得者によるエネルギー使用量の管理を行うことが求められています。
エネルギー管理士試験の種類には「熱分野」と「電気分野」がありどちらを選択しても、合格すれば「エネルギー管理士免状」を取得できます。どちらの分野も試験科目は4科目あり、3年以内に4科目に合格すれば免状を取得することができます。
引き続き、後輩達もこの資格を目指して頑張り、多くの合格者が出ることを願っています。
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「第三種電気主任技術者試験(電験三種)」結果
- 2023-09-26 (火)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の三井です。7月に「第三種電気主任技術者」の国家試験があり、次のような結果となりました。
学年 | 在籍数 | 受験数 | 科目合格人数 | 免許取得累計 | 取得率(%) | ||
1科目 | 2科目 | 3科目 | |||||
2年 | 28 | 1 | 3 | 10.7 |
*1年生のときに免許を取得している学生がいます。
*試験科目は4科目あり、3年以内に4科目に合格すると免許を取得することができます。
免許を取得した 上原政宗さん、三浦雅也さん、鄭志成さん
鄭志成(てい しせい)さん 写真右側 岡山科学技術専門学校 日本語学科卒業 内定先 旭電業株式会社
取得資格
日本語能力試験N1
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者第一級デジタル通信
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
第三種電気主任技術者(電験三種)
鄭さんは中国からの留学生です。現在は電験二種を目指し勉強をしています。
三浦雅也(みうら まさや)さん 写真中央 第一学院高等学校養父校 普通科卒業 内定先 株式会社アステア
取得資格
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者第一級デジタル通信
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
第一級陸上無線技士(一陸技)
第三種電気主技術者(電験三種)
三浦さんは先日「エネルギー管理士」を受験したばかりです。自己採点では4科目中3科目に合格で1科目は不明です。その科目「法規」で、「法規」なら次回は必ず合格すると思います。現在は卒業後の仕事に備えて、「2級電気工事施工管理技士」と「2級電気通信工事施工管理技士」を目指し勉強をしています。
上原 政宗(うえはら まさむね)さん 写真左側 米子北斗高等学校 普通科卒業 内定先 現在内々定
取得資格
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者第一級デジタル通信
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
第三種電気主任技術者(電験三種)
第一級陸上無線技術士(一陸技)(無線工学の基礎、法規、科目合格)
上原さんは令和6年1月実施の「一陸技」の完全合格を目指し勉強をしています。
電気や通信の分野では、権威ある国家資格でも受験資格を問わず誰でも自由に受験することができます。これは非常に恵まれた環境です。本学科では1年生の間に、電気から通信まで専門性の高い4つの国家資格を取得して、就職戦線に備えていますが、希望の企業から内定をいただいた後も学習を続け、夢実現に向け頑張っています。
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UFOキャッチャーの製作2
- 2023-09-15 (金)
- 電気通信工学科
こんにちは。電気通信工学科の川本です。
カギフェス2023(学園祭)に向けて、UFOキャッチャーの製作をしています。今回は電飾の製作風景を紹介します。
カギセンくんをアクリル板にレイアウトして、ドリル(穴あけ用のキリ)の位置決め作業をしています。
穴あけ作業をしています。油断するとアクリル板が割れるので、一つひとつ慎重に行いました。
穴あけ作業が終わりました。
LED(発光ダイオード)を、あけた穴にセットしています。カギセンくんのコーディネートです。
カギセンくんのマスコットも手作りしています。ゲットしてください。
カギフェス2023(学園祭)は令和5年11月5日(日)です。
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「第一級陸上無線技術士(一陸技)」結果
- 2023-09-12 (火)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の三井です。7月に「第一級陸上無線技術士」の国家試験があり、次のような結果となりました。
学年 | 在籍数 | 受験数 | 科目合格数 | 免許取得累計数 | ||
1科目 | 2科目 | 3科目 | ||||
2年 | 28 | 4 | 1 | 2 | 2 |
*1年生のときに免許を取得している学生がいます。
*試験科目は4科目あり、3年以内に4科目に合格すると免許を取得することができます。
免許を取得した 三浦雅也さんと清水陽輝さん
清水陽輝(しみず はるき)さん 写真右側 岡山県立倉敷鷲羽高校学校 未来創造科卒業 内定先 東海電機株式会社
取得資格
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者第一級デジタル通信
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
第一級陸上無線技士(一陸技)
現在、清水さんは卒業後の仕事に備えて、「2級電気工事施工管理技士」と「2級電気通信工事施工管理技士」を目指し勉強をしています。
三浦雅也(みうらまさや)さん 写真左側 第一学院高等学校養父校 普通科卒業 内定先 株式会社アステア
取得資格
第二種電気工事士
第一種電気工事士
工事担任者第一級デジタル通信
第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
第一級陸上無線技士(一陸技)
第三種電気主技術者(電験三種)
三浦さんは先日「エネルギー管理士」を受験したばかりです。自己採点では4科目中3科目に合格で1科目は不明です。しかし、その科目「法規」は、たとえ今回不合格となっても、次回は必ず合格すると思います。
次回の「一陸技」試験は令和6年1月です。さらに合格者が増えることを期待しています。
明治以来、電気と通信分野は自由平等で実力主義。多くの権威ある国家資格が、受験資格を問わず誰でも自由に受験することができます。そのため、本学科は1年生のうちに、第二種電気工事士、第一種電気工事士、工事担任者第一級デジタル通信、第一級陸上特殊無線技士(一陸特)、と4つの国家資格を取得して、就職戦線に備えています。
資格取得を通して基礎が固まり、さらに上位の資格を目指すことができます。受験資格を問わず誰でも自由に国家試験が受験できるということは非常に恵まれた環境です。卒業後も自分自身の輝かしい夢を実現するために勉強を続け、「国家資格を取得しました」と報告を受けることがありますが、そんなとき私自身もこの上ない幸せを感じます。
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UFOキャッチャーの製作
- 2023-08-08 (火)
- 電気通信工学科
こんにちは。電気通信工学科の川本です。
来る11月5日(日)の学園祭に向けて、電気通信工学科2年生はUFOキャッチャーの製作に取り組んでいます。その製作風景を紹介します。
ゲームセンターのUFOキャッチャーの動きを研究し、配線図を書いて、制御装置を作成します。本体を動かす駆動部(モータなど)や、リミットスイッチ(本体を止めたり、次の動作をさせるためのスイッチ)を取り付け、動作確認をしながら制御装置を製作しました。
制御装置の完成写真です。動作確認をしながら、仮配線の長さを一本づつ決め、バラバラだった配線を結束バンドで綺麗にまとめました。
制御装置と本体を動かす駆動部をリミットスイッチへ接続しているところです。制御装置と本体への配線は、製作途中で一旦配線を外すことになるので、端子台に番号を付けて取り外しや取り付けがスムーズにできるようにしているところです。
まだまだ、完成には時間がかかります。ものづくりを楽しみながら頑張ります。
また、製作中の様子をお知らせします。
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第二種電気工事士技能試験を受験
- 2023-07-25 (火)
- 電気通信工学科
こんにちは。電気通信工学科の川本です。
令和5年7月22日(土)に学生たちが第二種電気工士技能試験を受験しました。受験前日の実習風景です。
これから取り組む課題の説明を受けています。施工条件を課題ごとに変更して、どんな条件でも作品を完成させる技術を養っています。
施工時間は40分です。時間内に正確に美しくを目標に頑張っています。今、15分くらい経ちました。
完成した作品を点検し、細かい注意を次の課題に活かします。
合格発表は1か月後です。楽しみです。次の目標は第一種電気工事士です。
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職業実践実習ー配電盤を組み立てる
- 2023-06-03 (土)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の川本博之です。
令和5年5月24日(水)、株式会社徳山電機製作所様から2名の技術者を派遣いただき、職業実践実習を受けました。年3回の職業実践実習を計画しており今回が第1回目です。今回の実習内容は「配電盤の組み立て」です。
株式会社徳山電機製作所 製造部 電気課に所属されている、関藤満講師・山本隼也講師から電気供給に関する概要説明の後、「建物を身体に例えると、配電盤は電気という血液を身体へ送る心臓の役目を果たしています。このことをイメージして配電盤の組み立てを行いましょう。」と、アドバイスをいただきました。
配線図を見て、遮断器の取り付けと配線作業を指示を受けながら配電盤を組み立てました。
6班に分かれての作業を協力して完成させました。
第2回目の職業実践実習は、令和5年10月18日(水)です。
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「第三種電気主任技術者(電験三種)」試験の結果
- 2023-05-24 (水)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の三井です。令和4年度の「第三種電気主任技術者」試験の結果は次のようになりました。この試験は昨年度から年に2回実施されるようになり、令和4年8月と令和5年3月に受験しました。
学年 | 在籍数 | 受験数 | 科目合格人数 | 免許取得数 | 取得率(%) | ||
1科目 | 2科目 | 3科目 | |||||
2年 | 21 | ||||||
1年 | 30 | 3 | 1 | 2 | 6.7 |
* 試験科目は4科目あり、3年以内に4科目に合格すると免許取得となります。
合格した1年生(現在は2年生)
三浦 雅也さん(左側) と 鄭 志成さん(右側)
電気主任技術者には一種から三種まであり、「電験三種」とは「第三種電気主任技術者」になるための国家資格です。電気主任技術者は規模の大きい電気工作物を安全に利用することを目的として、工事、維持及び運用に関する保安の監督を行います。電気工作物とは発電所、変電所、送配電線路、ビル、工場、住宅等の電気設備の総称です。
「電験三種」の資格を取得すると、ビルや工場など大型施設の保安の監督をすることができます。電気事業法において、「電験の資格を保有している者を電気主任技術者として選任しなくてはならない」ことが義務付けられています。電気設備の改修や規模の決定にも「電験三種」の権限が必要ですので、企業からのニーズは高く、有資格者は社内で優遇されています。
明治の頃から、電気と通信の分野は自由平等で実力主義であり、権威ある国家資格でも受験資格を問わず、誰でも自由に受験することができます。学生たちには、このチャンスに恵まれた環境を活かし、自身の夢を達成するため、努力を続けて欲しいと思います。
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「第一級陸上特殊無線技士(一陸特)」結果
- 2023-04-15 (土)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の三井です。平成5年2月に受験した「第一級陸上特殊無線技士」の結果が次のようになりました。
学年 | 在籍数 | 受験数 | 合格数 | 累計免許取得数 | 取得率(%) |
2年 | 21 | 7 | 33.3 | ||
1年 | 30 | 19 | 12 | 12 | 40.0 |
合格した1年生写真(現在は2年生)
「一陸特」は、総務省が定める無線従事者資格のひとつで、操作範囲は「陸上の無線局(空中線電力500ワット以下)の多重無線設備で30メガヘルツ以上の周波数の電波を使用するものの技術操作」です。
テレビ局の中継局や携帯電話の基地局など、急速に拡大・発展している様々な無線通信サービスを支える多種多様な無線設備を取り扱うための資格です。特にスマートフォンの基地局は、今は5Gサービスがスタートしたばかりですが、すでに2030年頃の6Gサービスの提供開始を目指して動き出しており、一陸特が必要となる職種はますます広がり、仕事内容も多種多様に広がっていきます。
本学科は、1年次の前期において「第二種電気工事士」と「第一種電気工事士」を、後期からは「工事担任者第一級デジタル通信」と「一陸特」を目指しています。電気と通信は現代文明を支えていますので、これらの資格取得は、2年次から始まる就職活動において強力な武器となります。
2年次には「第一級陸上無線技術士(一陸技)」を目指しており、その学習に「一陸特」が役立っています。また、強電と弱電の融合は進み、令和5年3月実施の「電験三種」にも通信の問題が出題されていました。そのため、受験した学生たちは、通信の勉強をしていて良かったと喜んでいます。
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