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電気通信工学科 Archive

電気工学科のナイスガイ『陳 瓏』

 電気工学科の三井です。
今回は電気工学科2年『陳 瓏(ちん ろう)』君を紹介します。中国江西省出身の留学生です。平成27年3月に専門学校岡山ビジネスカレッジを卒業しました。そして、同年4月本校電気工学科に入学しました。日本に来るまでは日本語を全く話せなかったそうですが、今では何でも自由に話すことができます。成績は優秀で、難易度の高い国家資格をたくさん取得しています。

 陳君は日本に来て以来、学費と生活費を補うため、早朝や休日は病院で給食のアルバイトをしています。まかないが付いているので食費が助かると喜んでいます。また、多くの他国籍者の住む寮で暮らし、副寮長にも選ばれています。「人の嫌がることでも進んで引き受けてくれるので、寮の雰囲気が大変良くなった」と管理人さんからも喜ばれています。

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電気工学科2年 『陳 瓏(ちんろう)』
1989年10月誕生(満26歳)
(中国)平成23年6月 江西現代職業技術学院 電気自動化学科 卒業
(日本)平成25年3月 専門学校岡山ビジネスカレッジ 日本語学科 卒業
(日本)平成27年3月 専門学校岡山ビジネスカレッジ 国際文化学科 卒業
内定企業: 旭電業株式会社

1.この分野を志そうと思ったきかっけは?
 子供の頃から電気や電子に興味を持っていたので、中国の専門学校で電気を学びました。しかし、私は日本で就職したかったので、日本の専門学校に入学して日本語を学びました。
続いて、本校電気工学科へ進学しました。中国で電気の専門学校を卒業していますが、本校とはカリキュラムが異なっていますので、新たな気持ちで学び始めました。

2. 学びの場として当校を選んだ理由は?
 私はインターネットで検索することが得意ですので、先ずインターネットで調査し、続いてオープンキャンパスに参加して決めました。選んだ理由は次の通りです。

資格と就職状況
 難易度の高い国家資格を短期間で数多く取得し、しかも合格率が高いです。資格と就職は密接な関係があります。特に、外国人が日本で就職する場合は大切だと思います。国家試験では専門用語が漢字で書かれていますので、日本語の能力も向上しました。

授業内容
 強電から弱電まで幅広く学ぶことができます。また、実習が非常に多いので、座学で学んだことの復習となり理解が深まると思います。

立地条件
 学校が駅に近くて生活に便利です。短時間で移動できますので、学校とアルバイトの両立も可能となりました。

3、 この学科の魅力や良かったところは?
 物作りが好きですので、実習の多いことが魅力です。元々器用でしたが、更に器用になりました。思い通りに工具が使え、完璧な工事ができたとき、達成感を味わうことができます。

4.学校生活で良かったと思うところは?
資格取得
 クラス全員が同じ資格を目指しますので、コミュニケーションが取り易くなります。クラスメートと切磋琢磨して、過去問題の点数が徐々に上がり、合格できた時は大変嬉しかったです。

日本人と話しができる
 他の専門学校で日本語を学んでいた頃は、学校でも寮でも外国人ばかりで、日本人と話をすることが夢でした。ところが、現在は日本人に囲まれ、日本語で授業を受けていますので、急速に日本語が上達しました。

卓球
 2年生から卓球部に入部して、練習を続けています。
毎年専門学校交流の体育大会がありますが、それには1年生の時から卓球の選手として参加しています。

5.主な取得資格・検定は?
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上特殊無線技士
 工事担任者DD第1種・基礎科目合格
 第三種電気主任技術者・理論科目合格
日本人には『法規』が一番簡単らしいのですが、私には日本語の壁があり難しいです。しかし、最近は『法規』も理解できるようになりました。

6.就職内定先は?
 旭電業株式会社です。
電気工事施工管理やソーラ発電などの事業を行っています。

7.就職活動で役立ったことは?
 自信です。自信を持っている人は、面接の時にいい笑顔が自然に溢れます。緊張感もなく良い印象が相手に伝わります。

*陳君は、日本語を全く話せない状況で日本へ留学し、苦学を続けて日本語を学び、電気や通信を学び、国家資格も取得しています。この様な陳君の前向きな生き方が実を結び、自信に繋がっていると思います。

8.将来の夢
 電験三種を取って、電気エンジニアになりたいです。
1年生の時に理論に合格しました。今年は残りの3科目に合格したいです。

 電気関係で最も権威のある資格は電気主任技術者です。この資格に試験で合格することを電験といいます。受験資格に制限がなく、学歴、実務経験、性別、国籍に関係なく誰でも自由に受験することができます。電気関係には電験のような国家資格がありますので、勉強家にとっては非常に恵まれた環境だと思います。

電子電気実習
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電気工事実習
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『第2種電気工事士』筆記試験を終えて_電気工学科1年

こんにちは。電気工学科の三井です。

『正社員として就職するのは難しい時代』と言われていますが、『第2種電気工事士』免許を取得すると就職環境は劇的に変化します。例えば、ハローワークインターネットサービスで岡山県における『第2種電気工事士』の求人を検索すると常に100件位出てきます。

本学科は、第2種電気工事士『養成施設』で、卒業すれば無試験で免許を得ることができるのですが、学生たちは試験を受けて取得しています。その理由は、就職活動が始まる前に『第2種電気工事士』をはじめとする資格に合格しておいて就職戦線を有利に戦うためと、早く基礎を固めてより上位の国家資格を取得するためです。

本年度は、新入生14名が入学しました。入学前に免許取得ずみの2名を除く12名が、6月5日(日)の第2種電気工事士『筆記試験』に挑戦しました。前日の6月3日(金)は校内ボウリング大会の日で、試験直前にもかかわらず、勉強を離れて体を動かすことになりました。
そこで、翌日の6月4日(土)には、休日にもかかわらず、午前9時20分から午後6時30分まで試験対策を行いました。 本学科には『よく遊び、よく学び』という伝統があります。ボウリング大会にも試験対策授業にも元気よく参加しました。自己採点ではありますが、全員が合格ラインを超えています。

現在は、7月下旬の第2種電気工事士『技能試験』を目指しての練習と同時に、10月上旬の『第1種電気工事士・筆記試験』の勉強もしています。 4月までは、電気を全く知らなかった学生たちが、今では電気技術者として誇りを持ち、真剣に勉強に励んでいます。

 

ボウリング大会

第2種電気工事士補講

電気工学科のナイスガイ『永滝 大将』

電気工学科2年 永滝 大将(ながたき だいすけ)
香川県立高松東高等学校・普通科卒業
内定先企業:ダイオーエンジニアリング株式会社

電気工学科の三井です。
今回は電気工学科2年『永滝大将』君を紹介します。彼の実家は香川県三木町です。学校から遠いため、学校の近くにアパートを借りて一人暮らしをしています。入学したのは『二級自動車工学科』でしたが、途中から『電気工学科』へ転科してきました。授業がかなり進んでいましたが、諦めることなく学習を続けて優秀な成績を修め、国家資格も取得しています。

1. この分野を志したきっかけは?
子供の頃、父と一緒に作ったことがきっかけでプラモデルが趣味となりました。小さな部品を組み合わせて大きい物を完成させた時の達成感が好きです。プラモデル作りを通して物作りの面白さを味わい、エンジニアを志望するようになりました。

2.学びの場として当校を選んだ理由は?
父が自動車整備士で、休日でも自宅で自分の車を整備していました。そのような父の影響で私は自動車整備士に憧れ、本校の「二級自動車工学科」に進学しました。ところが実際に授業が始まると、自分が本当に学びたいのは自動車ではないことに気付き、学習意欲がなくなりました。しかし両親が無理をして進学させてくれていますので無駄にはできません。そこで学内の他の学科を探し、『電気工学科』に関心を持つようになりました。

担任の武田先生は、心配して私に話しかけ一緒に考えてくださり、『電気工学科』を見学する機会を作ってくださいました。武田先生に連れられて昭和町校舎を訪問し、『電気工学科』の先生の話しを聴き、授業を見学しました。その結果、私は『電気工学科』に合っていると思い、転科を決意しました。

転科後も『二級自動車工学科』の先生方と会うことがありますが、いつも優しく話しかけてくださり、「電気工学科で頑張るように」と激励してくださっています。「自動車の先生方に申し訳ない」という気持ちと同時に、「カギセンには工業系の多くの学科があって良かった」としみじみと感じています。

3.この学科の魅力や良かったところは?
入学直後から、全員で専門性の高い国家資格を目指しますので、学生のモチベーションが高く、互いに教え合い、切磋琢磨して資格を取得できるところです。
また、資格取得という明確な目標がありますので、授業にも真剣に取り組むことができます。

4.学校生活で良かったと思うところは?
資格取得で忙しい時でも学校行事に真剣に取組んだことです。「良く遊び、良く学ぶ」の言葉どおり、ボウリング大会、体育祭、学園祭等には、クラスメートと一緒に楽しく参加しました。

5.主な取得資格・検定は?
第1種電気工事士
工事担任者DD第1種・法規科目合格(3科目中の1科目合格)

ゴールデンウィーク明けに転科しましたので、『第2種電気工事士』試験の申し込みは終了しており受験できませんでした。そこで、2年生になった平成28年6月5日(日)実施の『第2種電気工事士』筆記試験を受験し、自己採点では合格点を取っています。次は7月末の技能試験です。また、1年次に取れなかった他の資格の取得も目指しています。

6.就職内定先は?
ダイオーエンジニアリング株式会社です。大王製紙グループの会社です。

7.就職活動で役立ったことは?
就職関連授業
入学した時は就職活動について何も知りませんでした。しかし、授業の中で、企業の選び方、電話の掛け方、会社訪問、入社試験等、一つずつ教わり、自分で行動できるようになりました。

資格
私は、『第2種電気工事士』を飛ばして『第1種電気工事士』を受験し合格しました。入社試験では、それを大変褒めていただきました。ところが、運転免許は取得していなかったため、「運転免許は必要ですので、在学中に必ず取得してください」と厳しく指摘されました。

8.将来の夢
入社後はメンテナンス部門に配属されると聞いており、このような仕事に大変興味があります。メンテナンスは奥が深く、幅広い知識と技術が必要ですので、早く仕事を覚え、一人前の技術者として周りから頼られるような人間になりたいです。

電気工事実習

第2種電気工事士筆記試験勉強(放課後)

第2種電気工事士技能試験練習

ボウリング大会

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電気工学科の就職と資格取得状況

こんにちは、電気工学科の三井です。

『第2種電気工事士』『第1種電気工事士』『工事担任者DD第1種』『第一級陸上特殊無線技士』と、
電気工学では1年次に強電から弱電に至るまで4つの国家資格を取得しています。その結果、職業選択の
幅が広がり、企業から高い評価を頂き、就職活動を有利に進めることができています。
昨年度の就職実績と資格の取得状況をお知らせします。なお、今年度より消防設備士も全員で受験する
資格に追加しました。

平成28年3月卒業生就職先企業一覧(23名中22名就職、1名辞退)
  ㈱アイメッツ、旭テクノプラント㈱(2名)、旭電業㈱(2名)、㈱エスユーエス、オカツウエレ
  クトロニクス㈱、旭日電気工業㈱、琴浦電気㈱、JFEスチール㈱、ダイシン電機㈱、㈱中電工、
  東海電機㈱、㈱徳山電機製作所、三井造船㈱、ミツワ電設㈱、㈱三好エレベータ、大和電気工事㈱、
  八州電気工業㈱、山本設備工業㈱、㈱四電工、㈲渡辺電器

代表的な資格取得状況

第2種電気工事士(*1)
卒業年度 学生数 受験数(*2) 取得数 取得率(%)
25年 21 18 16 88.9
26年 16 15 15 100.0
27年 23 21 19 90.5
28年(2年生) 15 12 11 91.7

 *1 本学科を卒業すると第2種電気工事士は無試験で取得することができますが、
       上位資格の取得と就職活動を有利に進めるために、自力で取得しています。
 *2 高校で取得済の学生がいますので、学生数と受験数は一致しません。

 

第1種電気工事士
卒業年度 学生数 取得数 取得率(%)
25年 21 18 85.7
26年 16 12 75.0
27年 23 19 82.6
28年(2年生) 15 11* 73.3

 * 28年(2年生)は昨年度、筆記試験に12名が合格しましたが、技能試験では11名のみが
     合格しました。なお、技能試験で不合格となった1名は、本年度は筆記免除となり
     技能試験のみを受験することができます。

 

工事担任者DD第1種(*)
卒業年度 学生数 取得数 取得率(%)
25年 21 42.9
26年 16 7 43.8
27年 23 15 65.2
28年(2年生) 15 3 20.0

 * 工事担任者DD第1種は試験が3科目あり、3年以内に3科目に合格すると免許取得と
     なります。試験は毎年2回ありますので、28年(2年生)は卒業までにあと2回チャンスが
     あります。

 

第一級陸上特殊無線技士
卒業年度 学生数 取得数 取得率(%)
25年 21 13 61.9
26年 16 12 75.0
27年 23 18 78,3
28年(2年生) 15 8 53.3

 

2級電気工事施工管理技士筆記(*)
卒業年度 学生数 取得数 取得率(%)
25年 21 15 71.4
26年 16 9 56.3
27年 23 17 73.9

 * 2年次に受験しますので、28年の2年生はまだ受験していません。

『工事担任者DD第一種』結果_電気工学科

電気工学科の三井です。こんにちは。

1年生は、平成27年10月4日(日)に『第一種電気工事士』筆記試験を受験したあと、翌日から
11月22日(日)実施の『工事担任者DD第一種』を目指して勉強を始めました。
受験準備期間が2ヶ月弱と非常に短く、またこの間にボウリング大会や学園祭などの学校行事も
あって多忙な中での挑戦でしたが、3名が免許を取得しました。

一方、2年生も昨年度初めてこの資格を受験し、その後少しずつ合格者が増え、今回5名が合格
して免許取得者は15名となりました。

工事担任者DD第一種結果
学年 在籍数 1科目合格 2科目合格 免許取得 取得率%
2年 23 4 15 65.2
1年 16 5 1 3 18.8

『工事担任者DD第一種』はデジタル通信工事では最上位の資格です。年に2回試験があり、3年
以内に3科目に合格すると免許となります。また、この資格を取得すると『電気通信主任技術者』
試験4科目の中の1科目が免除となります。

『電気通信主任技術者』試験とは、『伝送交換主任技術者』試験と『線路主任技術者』試験の
総称です。どちらか少なくとも1つの試験に合格すれば、『電気通信主任技術者』と呼ばれます。
『工事担任者DD第一種』免許取得者の中には、この特典を活かして『伝送交換主任技術者』に
挑戦する学生もいます。

現在、1年生は平成28年2月7日(日)実施の『第一級陸上特殊無線技士』を目指して勉強に励んで
います。入学以来、1年間で4つの資格取得を目指して頑張ってきました。その成果をもって
2月中旬からは就職活動を頑張ります。

資格取得-就職内定_電気工学科

電気工学科の三井です。こんにちは。

電気学科では資格取得を強力に推進していますが、せっかく取得してもペーパードライバーのように手足が
動かなくては意味がありません。そこで、授業時間の半分を実習として即戦力の養成に努めています。
工事作業の繰り返しですが、学生たちは座学よりも実習の方が好きなようで、楽しそうに取組んでいます。

1年次に、『第二種電気工事士』『第一種電気工事士』『工事担任者DD第一種』『第一級陸上特殊無線技士』と
強電から弱電に至る4つの資格を取得しました。その結果、職業選択の幅が広がり、また企業からも高く評価
されています。現在の内定状況は次の通りです。

電気工学科2年 内定先企業一覧(23名中20名内定)
   ㈱アイ・メッツ、旭テクノプラント㈱(2名)、旭電業㈱(2名)、㈱エスユーエス、
   オカツウエレクトロニクス㈱、旭日電気工業㈱、琴浦電気㈱、JFEスチール㈱、ダイシン電機㈱、
   ㈱中電工、東海電機㈱、㈱徳山電機製作所、三井造船㈱、ミツワ電設㈱、㈱三好エレベータ、
   大和電気工事㈱、山本設備工業㈱、㈱四電工

電気工事実習風景

コンピュータ実習風景

卒業まで3か月弱となりました。学生たちはクラスメートと友好を深めながら、日々を大切に過ごしています。

電気工学科のナイスガイ「石倉洋次」君

石倉洋次君
香川県立香川中央高等学校・普通科卒業
内定先:『株式会社四電工』

石倉洋次君、中桐校長と共に

電気工学科の三井です。
今回は「石倉洋次」君を紹介します。
石倉君は子供の頃から家業の電気工事業を手伝ってきました。工事現場では電気工事以外に、
建築や水道など様々な職種の人が働いていますので、互いに助け合い、協力しなければ円滑に
仕事が進みません。このような環境の中で石倉君は逞しく鍛えられたので、相手の立場に
なって考え、行動することができます。

「第一種電気工事士」の試験会場は毎年、香川県高松市です。昨年は、筆記試験当日に台風が
接近したため、JRの運休も予想されました。その為、多くの学生は前日から瀬戸大橋を渡り
ビジネスホテルに宿泊しました。そこで、地元の石倉君は自発的にレンタカーを借り、クラス
メートの移動を助けました。慣れない土地での優しい心遣いに学生たちは感激をしたそうです。

石倉君は高松市からマリンライナーに乗り、片道2時間かけて通学しています。
学習意欲が極めて高く、電車の中でも寸暇を惜しんで勉強を続け、多くの資格に一発合格して
います。また、計算に強く、周りの学生に勉強を教えています。

電気工事実習

コンピュータ実習

1.この分野を志したきっかけは?
  我家は電気工事業を営んでいます。兄が父を助け、年中無休で仕事をしている姿を
  子供の頃から見てきました。私も兄のように優れた技術を身に付け、家族の役に立ちたいと
  思ったからです。

2.学びの場として当校を選んだ理由は?
  私の兄はカギセンの電気工学科の卒業生です。兄から、この学科ならば多くの資格や技術を
  身に付けることができると勧められたからです。

3.この学科の魅力や良かったところは?
  2年次の就職活動に備えて、1年次に電気や通信関係の多くの資格を取得し、職業選択の幅を
  広げられるところが電気工学科の最大の魅力です。

4.学校生活で良かったと思うところは?
  資格取得に向けて友人と励まし合い、切磋琢磨しながら勉強を続け、皆で合格を喜び合えた
  ことです。卒業後もクラスメートと連絡を取り合い、友情を育んで行きたいと思います。

5.主な取得資格・検定は?
  「危険物乙種4類」
  「第二種電気工事士」
  「第一種電気工事士」
  「工事担任者DD第一種」
  「第一級陸上特殊無線技士」
  他に
  「二級電気工事施工管理技術検定」(11月8日受験、合格見込み)

6.就職内定先は?
  『株式会社四電工』です。第一志望の会社に内定することができました。

7.就職活動で役立ったことは?
  父親の友人である『四電工』の社員の方から指導を受けることができました。
  また、本学科の卒業生で『四電工』に就職している先輩からもアドバイスを受けることが
  できました。採用試験では取得している資格を丁寧に褒めていただき、是非この会社の
  ために尽くしたいと心の底から思いました。

8.将来の夢は?
  我家は『四電工』の下請けとして、長年仕事をしてきました。身近な所で優れた技術や、
  地域住民に対する誠意のある振る舞いを見てきましたので、私も是非『四電工』の看板を
  背負って、立派な施工管理技術者になりたいと思っています。

体育祭

ボウリング大会

電気工学科のナイスガイ「岡本 有司」

「岡本有司」君
福岡県「常磐高等学校普通科」卒業
「広島経済大学経済学部メディアビジネス学科」卒業
内定先:JFEスチール株式会社

岡本有司君

電気工学科の三井です。
今回は「岡本有司」君を紹介します。
大学卒業後、ホームセンターに就職し3年間仕事を続けました。しかし、将来に希望を持て
なかったため、再就職を目指して本学科に入学しました。
自立心が強く、学費は全て自分で出しています。土日はコンビニで朝までアルバイトをしていますが、
疲れた様子も見せず、学校では皆勤を続け、いつも爽やかです。大学でも新聞奨学生として自分で
学費を捻出したそうです。

オープンキャンパスでは、次のような会話をしました。
岡本「数学が苦手ですが、資格は取れますか」
三井「数学の苦手な学生はたくさんいます。休まずに学校へ来れば必ず合格できます」
岡本「学生の就職先は」
三井「今年は、JFE、中電工、日本フードパッカーなどに内定しています。資格は就職
        活動で大変評価されます」

岡本君はJFEに非常に興味を示しました。その後も二度来校して、「数学が苦手ですが授業について
いけますか」と念を押してきました。「大丈夫です」と答えました。

学習意欲が非常に高い彼は、入学後、多くの資格に一発合格しました。クラスメートからも信頼
され、委員長にも選ばれています。周りの学生に勉強を教え、資格取得を助け、就職活動の応援も
しています。あるとき、ご両親が来校され、お礼を言われたこともありました。

授業風景

クラスメートと共に学習

1.この分野を志そうとしたきっかけは?
  「ホームセンターで働いているうちに、技術を付けて成長したいと思うようになりました。
  私にとって電気は特殊な仕事でしたが、どんどん上を目指せると思ったためです」

2.学びの場として当校を選んだ理由は?
  「オープンキャンパスで、先生から就職率や資格取得率の話を聞いたり、実習を体験して
  挑戦しようと思いました」

3.この学科の魅力や良かったところは?
  「とにかく多くの資格を目指せること。私自身1年間で5つ取得できて、有利に就職活動が
  できました」

4.学校生活で良かったと思うところは?
  「多くの資格取得で第一志望の企業から内定をいただけたことです」

5.主な取得資格・検定は?
  「第二種電気工事士」
  「第一種電気工事士」
  「工事担任者DD第一種」
  「第一級陸上特殊無線技士」
  「危険物取扱者乙種4類」

6.就職内定先は?
  「JFEスチール株式会社西日本製鉄所です」

7.就職活動で役立ったことは?
  「とにかく資格の多さです。難関資格なので企業からも評価していただきました」

8.将来の夢は?
  「技術者として一流になり、さらに電験三種完全合格をします」

岡本君は、1年次に「電験三種」の「法規」に合格し、春休みも登校して勉強をしていました。
ところが、今年は採用活動が8月解禁で国家試験の時期と重なってしまいました。やむなく
就職活動を優先することになりました。卒業後に電験三種完全合格を達成して欲しいと思います。

電気工事実習

コンピュータ実習

ボウリング大会

学園祭_電気工学科

電気工学科の三井です。
11月1日(日)本校で学園祭を開催しました。
当日は学科展示と模擬店を行いました。学科展示では1・2年生がインストラクターとなり、
希望者に電気工事の指導をしました。人に何かを教えることは大変難しく、試行錯誤をしながらの
指導となりました。完成した時には、参加者と喜びを分かち合いました。

電気工事指導風景

模擬店は学年ごとに開き、1年生は「フランクフルト」を販売しました。売れ行きは大変良く、
午後1時過ぎに完売しました。前売り券を販売していたこともあって、材料を追加購入して
営業を続けました。

1年生 放課後学園祭の準備

1年生 フランクフルトの調理

一方、2年生は昨年と同様「チュロス」の販売をしました。これは、東京ディズニーランドで
販売されている焼き菓子で、材料はネットで注文しました。ところが発注先の在庫量不足で、
十分な量を仕入れることができませんでした。その結果、途中で材料が無くなってしまいました。

「チュロス」の味付けに「ココア」を使いますが、それが余っていたので、販売品目を
「ココア」に切り替え、商魂逞しく営業を続けました。

2年生 チュロスからココアへ変更

本学科にとって、学園祭の頃が一番忙しい時期になります。
1年生は3週間後の11月22日(日)が「工事担任者DD第一種」の、2年生は1週間後の11月8日(日)が
「二級電気工事施工管理技術検定」の受験予定日です。時間のない中、楽しみながら学園祭と勉強の
両方をやり切ること通して、どの様な状況にあっても自分の夢を実現するために、勉強を続けることの
できる人材の育成を目指しています。

企業と連携した授業・実習_電気工学科

電気工学科の三井です。
本学科でも他学科同様、企業と連携して社会のニーズに合った授業を展開しています。
今年度の連携企業は「株式会社徳山電機製作所」です。同社は、独創的で高度な技術を
もつ配電盤総合メーカです。本学科からも多くの卒業生がお世話になっており、さらに
本校の後援会会員としてご支援も頂いています。

10月22日(木)、同社から関藤満氏と福光一真氏に来校いただき、2年生の実習授業を
行いました。関藤満氏は本学科の卒業生であり、お二方と同じ高校を卒業した学生もおり、
学生たちは楽しみにこの日を待っていました。

実習では、同社の製品である制御盤を教材として使い、シーケンス制御の設計・製作を
行いました。円滑な実習には、シーケンス制御と部品に関する知識が必要ですが、何も
知らなくても理解できるように工夫されており、学生たちは作業に熱中しました。

今回は制御盤を構成する一つの回路を製作しました。完成後は、同社持参のデモ機に接続
して性能試験を受けました。不安そうな学生たちでしたが、どの班でも鮮やかにランプが
点滅し、誘導電動機も正常に起動・停止を繰り返し、無事検査に合格しました。

実習で使用した配線図

作業開始(福光一真氏の指導風景)

性能試験(関藤満氏の指導風景)

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