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電気通信工学科 Archive
1年生の金属管工事実習
- 2025-12-24 (水)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
1年生の金属管工事実習の様子を紹介します。
「金属管」は、機械的強度が高く、施工場所の制限がほとんどありません。
不燃材料で、衝撃による変形も少ないため、安全性が高く、工場や公共施設などで欠かせません。

設計通りに金属管を切断します。切断した後は、丁寧にバリ取りを行います。

パイプベンダで金属管を曲げています。目標の角度に曲げるのは、至難の技です。

細く見えますが、ねじなし電線管(E19)は腕力だけでは曲がりません。体重をかけるコツがあります。

「曲がらない!」「腕が疲れた~!!」と声をあげていた学生たちも、完成した課題を前に、笑顔を見せてくれました。
今後も学生たちの様子を紹介しようと思いますので、よろしくお願いします。
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第3回職業実践実習
- 2025-12-23 (火)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
12月10日(水)、株式会社徳山電機製作所様から技術者2名を派遣していただき、職業実践実習を実施しました。
電気通信工学科では、年3回の職業実践実習を計画しており、今回が第3回目になります。
実習内容は「配電盤実習」です。

配電盤内の動力回路の配線図を自分たちで描き、それを元に配線します。
今回、モーターの代わりに電球を使います。

製造部電気課 山本 準也講師から各機器の特性や目的を解説されています。

品質検査管理部 関藤 満講師に配線を確認していただき、動作試験をします。

完成した課題と集合写真を撮影しました。
今年度も年3回の職業実践実習を有難うございました。来年度もよろしくお願いいたします。
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合成樹脂可とう管工事実習
- 2025-12-19 (金)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
一年生の合成樹脂可とう電線管(PF管)の工事実習の様子をお伝えします。
「可とう」電線管は、曲げやすく柔軟性があるため、複雑な配管や障害物の回避が容易にできます。
また、振動吸収性があるため、振動が予想される機械室などに適します。

合成樹脂可とう電線管をコネクタで延長しています。

互いに声を掛け、手を貸しあい、妥協せず作り上げていきます。

先生に「よくできている!」とほめていただきました。
次の実習も楽しみにしてください。
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1年生のケーブル工事実習!
- 2025-12-11 (木)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
1年生の電気工事実習でケーブル工事の様子をお伝えします。
二種・一種電気工事士の資格試験が終わり、実践的な電気工事実習が始まりました。
グループで課題に必要な材料、工具を調べて、コンパネ上に課題を作ります。

図面通りに、正確に、きれいな配線を作ります。
いんぺい工事ですが、「見えないところこそ、見栄えよく丁寧に」を心がけています。

全員の回路が点灯し、実習は成功に終わりました。
資格試験と違う現場を想定した課題には戸惑うこともありましたが、自分たちで作った回路が正常に動作した経験は、何物にも代えがたい自信になりました。
この調子で、真剣に技術を磨きます!
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若林電設様の会社説明会
- 2025-12-10 (水)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
有限会社若林電設様が本学科に会社説明会に来てくださりました。
若林電設様は、JRの新幹線及び在来線の電車線の設備検査、修繕工事、新設工事を行っております。
全ての人が安心して鉄道を利用できるように、時間・法令を守り、強い責任感を持って現場に臨んでいます。


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スラブ配管の実習
- 2025-12-08 (月)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
二年生のスラブ(床)配管実習の様子を紹介します。
「スラブ配管」とは、建築工事の骨組み段階で、コンクリートを流し込む前に行う配管作業です。
この配管に、コンセント、照明や弱電などの電線が通ります。
スラブ配管工事を行うことで、内装工事での配線が楽になり、後の作業工程を大幅に短縮できます。
金属管・合成樹脂電線管・合成樹脂可とう電線管を使う、今までの実習の集大成です。

園芸支柱を鉄筋に見立ててバインド線で結束します。
鉄筋の間を縫うように、決められた位置に配管を通すために、事前の計画が大事です。


完成した作品と記念撮影をしました。
今回の実習を忘れず、立派な電気技術者を目指してがんばります!
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風力発電の実習!
- 2025-11-28 (金)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
二年生が風力発電実習を行いました。。
風力発電は、太陽光と同じ再生可能エネルギーで、風エネルギーを電気エネルギーに変換する設備です。

風力発電は、燃料が不要、比較的発電効率が高い、二酸化炭素を排出しないーといった長所があります。
ですが、太陽光発電と比べて風力発電設備はあまり見かけません。
それは、設置場所に制約がある(発電に十分な風力が得られる海岸沿いや山間部など)、発電量の不安定さ(発電量が風速や風向きによるため電力変動が大きい)、風車の回転で機械的騒音が発生する(居住地から十分な距離を離す必要がある)、初期投資が高額(一基当たり約一億円!)、環境への配慮(風車のブレードに鳥類が衝突する「バードストライク」や野生動物の生息環境の変化)などが必要だからです。

小型風力発電機を作成しています。
羽根(ブレード)を取り付けています。ここが一番大事です!

扇風機から1m離し、風力を測定します。
次に、ブレードの角度と風力を変えて発電電圧を測定します。
最後に、測定データから発電電圧特性曲線を描きました。

座学で学んだ電気や機械の知識が実際に「電気を作る」ことを肌で感じました。
次回もぜひご覧ください。
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太陽光パネルの実習!
- 2025-11-25 (火)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
11月上旬、2年生が「太陽光パネルの取り扱いと出力」について学びました。
太陽光パネルを使った太陽光発電は再生可能エネルギーで、
化石燃料に代わる持続可能なエネルギー源として注目されています。
身近な場所の家やビルの屋上や広い場所で大規模発電設備の導入が進んでいます。

座学でパネルの仕組み(半導体による光電効果)、パワーコンディショナ(直流電力を交流電力に変換する機器)、
蓄電池、変換効率などを学びました。
次に、実習です。
室内で太陽光パネルに投光器で光を当てて、どの照度(㏓)でどんな出力(w)か測定しました。
また、太陽光パネルを1、2、3枚と直列接続したとき、光源に対してパネルを30度、40度と傾けることで出力がどう変化するか測定しました。

座学での理論や抽象的な概念を実物を使うことでしっかりと理解できました。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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女性活躍の流れは留学生にも!
こんにちは、教頭の平野です。本校のような工業系専門学校では、男子学生ばかりというイメージを持たれることがあるかもしれませんが、そんなことはありません。工業系技術者を目指す女子学生も確実に増えてきています。その流れは留学生にもみられるようになり、電気通信工学科では1、2年生で計4人の女子留学生が勉学に励んでいます。今回は2年生のイ・ピョー・チョーさんに、電気通信分野を学ぶ楽しさや、学校の雰囲気などを聞きました。

日本で勉強しようと思ったのはどういったきっかけですか。
「母国のミャンマーで通っていた大学がコロナ禍の影響で休校になり卒業できなくなったため、他の国に留学しようと思いました。私は理系の学科だったのですが、日本の理系分野における技術は高いものがあります。もともと行きたいと思っていた日本で勉強して、そのまま就職したいと考えました」
カギセンの電気通信工学科を選んだ理由は?
「カギセンの自動車学科の卒業生に両親の知り合いがいたのがきっかけです。その方のおかげで、両親は安心して私を日本に送り出せたと思います。まず2022年10月に、カギセンの日本語学科に入学しました。そこで日本語の勉強を頑張り、24年4月に電気通信工学科に入りました」
日本語で電気通信を学んでいます。勉強や資格試験は難しいですか。
「いま、JLPTのN2を持っています。それでも難しいですが、分からないことがあればすぐに先生に聞いて理解するようにしています。しっかりと教えてくれるのでとても助かります。資格取得についても先生の指導に従えば必ずうまくいきます。合格するたびに、『自分はよく頑張った』と思うようにしています」
クラスでは多くの男子学生とともに学んでいます。雰囲気はどうですか。
「みんな優しくて気にかけてくれます。明るくにぎやかで楽しいです。ミャンマーに総合格闘技の有名な選手がいるのですが、そうした話で盛り上がることもあります」
電気通信は男女関係なく学べる分野だと思いますか。
「はい、電気通信分野に興味があったり、好きだったりするなら、関係はないと思います。人によるのではないでしょうか。ただ、電気は高いレベルの安全性が求められるケースも出てくるので、気配りができることやこまやかさといった女性らしさが生かせる点もあると思います」
将来はどんな仕事をしたいですか。
「電気施工管理ですね。電気通信工学科を卒業したミャンマーの女性の先輩が大阪の会社で施工管理の仕事をしているので、よく連絡を取って仕事の内容や雰囲気を聞いています。忙しそうで大変だなと思っていますが、私も同じように頑張っていきたいです」
残りの学生生活の目標を教えてください。
「電気工事の資格は取ったので、残る第一級陸上無線技術士の完全合格を目指します。4科目のうち3科目はすでに合格したので、あと1科目受かりたいです。いま、勉強に集中しているところです」
最後に、今後入学してくる未来の後輩たちに一言お願いします。
「勉強は講義と実習があり、専門用語も次々に出てくるので、難しく感じることがあると思いますが、疲れたときは無理をせず、休憩することも大事。一歩ずつ少しでも前に進んでください。私と同じように電気通信分野を学ぶ女性が1人でも多くカギセンに入ってほしいです」
◇先生からのこぼれ話◇
三井和一郎先生(1年次担任)
イさんは遠く母国を離れ、アルバイトで学費と生活費を稼ぐという非常にハードな生活を送っていますが、いつも笑顔で爽やかです。電気や通信を学ぶのは初めてですが、順調に資格を取得しています。母国で大学が休校となり退学しましたので、その代わりとして第一級陸上無線技術士の資格取得に情熱を燃やしています。彼女の生き方は周りの学生に良い影響を与えています。
イさんの資格取得一覧と、ある一日の過ごし方
| 第二種電気工事士 | 一般用電気工作物(低圧600V以下で受電している電気設備)の工事に従事可能。 |
| 第一種電気工事士 | 第二種電気工事士の範囲に加え、自家用電気工作物(最大電力500キロワット未満)の工場、ビルなどの工事にも従事可能。 |
| 起床 | 登校 | 授業 | 昼休み | 実習 | 下校 | アルバイト | 自宅でゆっくり | 資格対策 | 就寝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:00 | 9:10 | 9:20 | 12:30 | 13:20 | 16:30 | 19:00 | 23:30 | 24:30 | 25:00 |
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学園祭の当日!
- 2025-11-13 (木)
- 電気通信工学科
電気通信工学科の藤井です。
11月2日(日)に本校の第十六回学園祭が開催されました。
電気通信工学科は電気工事体験と模擬店を行いました。
電気工事体験では、学園祭に足を運んでいただいた方に在校生1・2年生が指導して、
3路スイッチ点灯回路を作成してもらいました。
在校生にとって、学園祭は入学してこれまで学んだことを発表する場でもあります。

1年生も入学して第二種電気工事士に合格し、体験者に電気工事を教えられるようになりました。
在校生たちは、自分たちが悩みながら学んだ経験から「ここは工具をこう持てばいいよ」と実践的なアドバイスをしていました。

すべての電気工事体験の参加者がスイッチでライトを点灯させることができました。
参加者ひとりひとりを導いて、成功をともに喜ぶことはよい経験になりました。

模擬店は、たこ焼きを販売しました。
多くのお客さんにお越しいただき、大盛況でした!
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