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電気通信工学科 Archive

第2回職業実践実習

電気通信工学科の藤井です。
10月8日(水)、株式会社徳山電機製作所様から技術者2名を派遣していただき、職業実践実習を受けました。
お二方は本校の卒業生で、社会でご活躍される姿は在校生の励みになります。
電気通信工学科では、年3回の職業実践実習を計画しており、今回が第2回目になります。
実習内容は「動力盤制御回路の組み立て」です。


動力制御盤回路の説明を受けています。
制御回路を作り、動力盤に取り付けて、三相モーターを運転・停止させます。

赤枠の制御回路を作成します。ランプや押しボタンを取り付けて、配線をつなぎます。

株式会社徳山電機製作所 品質検査管理部 関藤 満講師から操作パネルに取り付ける機器の説明を受けています。

注意しなければいけないことを丁寧に指導していただきました。

株式会社徳山電機製作所 製造部電気課 山本 準也講師から配線作業を教えていただきました。
制御線に圧着端子を取り付けています。

完成したら、テスター(線がつながっているとブザーが鳴る)で図面通りにできているか確認します。
電気配線が誤っていると、火災・感電・機器の故障につながるため、確認は最も重要な作業です。

通電して動作確認します。
自分たちで作った制御回路でモーターが思い通りに動いたことに感動を覚えます。

製作した制御回路を持って、記念撮影です。
徳山電機製作所の両講師の先生ありがとうございました。
第3回目は令和7年12月10日(水)です。

校内ボウリング大会!

電気通信工学科の藤井です。

10月10日にフェアレーン岡山で校内ボウリング大会がありました。
初めてボウリングをする学生もいましたが、お互いに教え合い、楽しく交流できました。




キュービクル実習!

こんにちは、電気通信工学科の藤井です。
10月に入り、日中はまだ暑いくらいですが、朝晩はずいぶんと涼しくなりました。
寒暖差が大きいので、体調をくずさないように注意してください。


本日の実習は、キュービクルを使います。
キュービクル」は、発電所から変電所を通して送られる6600Ⅴを受電して100Ⅴ、200Ⅴに降圧する受電設備を収納した金属製の箱です。
小さな電気室、ともいえます。

例として、箱内の機器構成図です。
キュービクルは、工場で製作して現地で設置と接続すればよいので、工期を短縮できる利点があります。
省スペース、安全性、経済性の利点もあり広く利用されています。
普段意識しない設備ですが、高電圧を敷地に引き込むのに必ず必要で、建物の屋上や敷地の隅に設置されています。
みなさんがよく利用するコンビニの敷地内にもあります。


屋上のキュービクルに向かう前に、田中先生が保護用具の説明されます。
高圧用絶縁手袋は、定期的に絶縁性能試験をします。手袋に穴があれば感電してしまうからです。
6600Ⅴに感電したら、死亡事故につながります。


保護具を着用して、キュービクル内部を観察します。


どこから受電して、降圧して送るか線をたどっていきました。
図面を見て実物を見ることで、想像できたところとできなかったところがハッキリします。
これまで学んできた図面が実物としてしっかりとイメージできる有意義な時間になりました。

令和7年7月期「第一級陸上無線技術士」結果

電気通信工学科の三井です。
令和7年7月期「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の結果は次のようになりました。

令和7年1月受験「第一級陸上無線技術士」試験結果
学年 在籍数 受験数 今回免許取得数 科目合格数 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目 3科目
2年 21 6 4 2 1 2 4 19.0

* 試験科目は、「無線工学の基礎」「無線工学A」「無線工学B」「法規」の4科目あります。試験は年に2回実施され、3年以内に4科目に合格すると、免許取得となります。
* 受験資格はなく、誰でも自由に受験することができます。
* 免許取得により、すべての無線設備の技術操作が可能となります。
* 免許取得により、国家公務員試験(大卒一般職程度)の筆記試験が免除される省庁があります。この資格を活かし、毎年数名の学生が中国四国管区警察局に就職しています。
合格した2年生たち

一昨年までは希望者を対象に1年生の春休みに「一陸技」の補講を行ってきました。しかし、昨年度初めて「一陸技」の授業を行い、令和7年1月に受験をしました。そして科目合格となりましたが、令和7年7月に再度受験して免許を取得することができました。今回も取りこぼした学生は、次の試験で必ず合格して、免許を取得することを宣言しています。

 初めての授業で、反省点は多くあります。しかし、その様な中、免許を取得をされた学生の向学心には驚嘆をしています。今回合格出来なかった学生は、引き続き勉強を続け、合格されることを期待しています。その努力は今後様々なところで役に立つと思います。

しかし、前回の試験で科目合格となった学生達は、全員が「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」を取得しています。また「一陸技」の科目合格は、昨年まで受験していた通信関係の資格以上の評価をいただきましたので、就職活動では善戦することができました。

昨年度の反省を活かして、本年度は更に分かり易い授業を行い、多くの合格者を出すことを目標としていますので、結果を楽しみにお待ち下さい。

明治以来、電気と通信分野は自由平等で実力主義です。最も権威のある国家資格でも性別、国籍を問わず、誰でも自由に受験することができます。本学科では、国家資格の取得により、学生が自分の夢を実現できるようになることを応援しています。

本学科は、以前は「電気工学科」でしたが、「一陸技」を目指すようになり「電気通信工学科」と名称を変更しました。その結果、今までの企業に加えて通信関係の企業からも多くの求人をいただけるようになりました。また、以前は男子校のようでしたが、女子の入学者も増加しています。

「一陸技」を取得すれば、放送局に就職することができます。しかし、本学科では放送局に興味を持つ学生はいませんでした。しかし、女子学生が増えるにつれ華やかな放送局を志望する学生も増えてくることと思います。無資格で放送局に入ることはできませんが、「一陸技」を持っていれば入社することができます。

国家公務員、放送局、NTTなど通信関係には女性の仕事が沢山ありますので、本学科に多くの女性が来られることをお待ちしております。

令和7年度上期「第一種電気工事士」試験結果

電気通信工学科の三井です。

令和7年度上期「第一種電気工事士」試験の結果は次のようになりました。今回、2年生は技能試験を受験しました。続いて、1年生は下期試験を受験します。

令和7年上期「第一種電気工事士」試験結果
学年 在籍数 筆記 技能 免許合格 免許合格累計 取得率(%)
受験 合格 受験 合格
2年 21 1 1 1 17 81.0

* 1年次に合格した学生は受験していません。
* 筆記試験に合格し技能試験で不合格となった学生は、その後筆記免除で技能試験を2回受験することができます。
今回合格した 三上 侑音 さん

電気通信工学科2年 三上 侑音 さん 
内定先 株式会社ソルコム(通信関係企業)
取得資格 第二種電気工事士、第一種電気工事士

三上さんは情報処理やパソコンの構造に詳しく、パソコンの操作も速く、どの様な問題でもインターネットで検索して解決することができます。情報通信にも興味を持ち、地道に勉強を続けていますので今後が楽しみです。

本学科は「第一種電気工事士」筆記試験を、1年次の10月に受験します。そして、技能試験を11月に受験しますが、この試験の評価は非常に高く、就職活動では強力な武器となります。

本学科は1年生の間に「第一種電気工事士」に合格できるように、計画を立て実行をしています。学生は早い時期から筆記試験で合格点が取れるようになっていますので、油断して詰めが甘くなることを心配しています。入学前は電気について何も知らなかった学生が、今では合格点が取れるようになっています。しかし勉強をしなければ直ぐに忘れますので、試験が終了するまで謙虚な気持ちで、勉強を続けてほしいと思います。

一年生の座学の様子です

電気通信工学科の藤井です。

前回は11月25日の第一種電気工事士の技能試験対策でしたが、今回は来月の10月5日の筆記試験対策の様子です。
夏休みが明けて筆記試験まで残り一か月となりました。
学生の中には、過去問を解き終えたら「何点とれた?」と競い合っている人もいました。
「次の過去問で勝つ!」と、全力を尽くして、その場を楽しんでいるようでした。

問題が配られると、張りつめた空気が教室に満ちあふれます。
口元を引き締めて、まっすぐに机に向かっています。

第一種電気工事士「技能試験」の対策

こんにちは。
電気通信工学科の藤井です。

学生は現在、10、11月に行われる第一種電気工事士の資格取得を目標に勉強しています。
第一種電気工事士は電気工事士法に基づき経済産業省が行う国家資格です。
前回受験した第二種電気工事士の作業範囲は、低圧(600V以下)屋内配線や小規模オフィスなど。
今回受験する第一種電気工事士の作業範囲は、二種に加えて高圧(低圧を超えて7000V以下)のビルや工場など。
第一種電気工事士を取得すれば、特殊電気工事を除くすべての電気工事に従事できるようになります。
就職の幅が大きく広がるので、みんな真剣に勉強しています。

課題の説明を受けています。
実際の試験では機器や配置が異なることがあるので、施工条件を読み解き、どんな問題も理解できるようになります。

試験時間は60分です。
試験問題を読み取り、単線図から理解しやすい複線図に描いていきます。

一種は二種にはなかった高圧配線、変圧器や電磁接触器があります。
図面だけだと理解しにくいですが、先生が丁寧に教えてくれます。

学生同士で教え合っています。とてもよい雰囲気です。
自分が理解できていても相手に理解してもらえるように話すことは教える学生にとっても勉強になります。

完成した作品を先生に採点してもらいます。電気的に施工上の「欠陥」がひとつでもあると不合格になります
先生が採点するとと学生の自己採点では見つからなかった欠陥が出てきます。
自分の作品を「どこかまちがいがあるはず」とチェックすることが重要です。
全員が笑顔で合格するのが楽しみです。

体育祭

こんにちは。
電気通信工学科の藤井です。

1年生は第二種電気工事士の筆記試験が終わり、7月19日の第二電気工事士の実技試験と10月5日の第一種電気工事士の筆記試験を合格するために勉強しています。そんな中、2025年6月20日(金)に岡山ドームで体育祭を行いました。

体育祭は各種目クラス対抗で行われます。他のクラスと競い会って、楽しみました。

リレー

大縄跳び

玉入れ

綱引き

クラスみんなで協力することで充実した時間にできました。

本校ではオープンキャンパスを行っています。日程は下記からご確認できますので、ぜひ一度ご来校ください!

オープンキャンパス 2025

第二種電気工事士の実技試験対策

こんにちは。
電気通信工学科の藤井です。

今日は、2025年7月19、20日に実施される第二種電気工事士の実技試験の対策を紹介します。

本日は、公表問題No.6を練習しました。これは、露出コンセントと3路スイッチ2つで照明を点灯する回路です。
階段や廊下などで使用される回路です。実技試験の内容は現実に即したものになっています。

材料を選定します。自分たちで用意することで機器を覚えます。

試験問題から施工条件を読み込んで、単線の配線図(簡略化された図)を適切に反映した複線図(実際に作業で使う図)に書き直しています。

用意した電線を施工条件に従って切断し、機器に接続して木板に配置します。
試験だと寸法が配線図に示された長さ50%以下だと欠陥と判断されるので、しっかりと電線寸法を測定して間違いのないようにします。

先生が疑問にすぐに答えてくださり、大変心強いです。安心して作業ができます。

課題ができたら、成果物を見直して先生に採点してもらいます。
欠陥がひとつでもあると不合格です。採点されるとき、先生が真剣にチェックするので非常にドキドキします。

本日は電源を接続して点灯試験を行いました。
自分が組み立てた回路が通電してON/OFFして点灯すると「電気回路ができた」と実感します。

本校のことよく知っていただくために、オープンキャンパスを実施しています。
下のリンクに詳細があります。先生からお話を聞いたり、尋ねることで具体的なイメージを持つことができます。
みなさんと会えることを楽しみにしています。

オープンキャンパス 2025

2年生のコンピュータ実習

電気通信工学科の藤井です。

今日は、電気通信工学科2年のコンピュータ実習を紹介します。
すでに9割の学生が内定をいただいており、就職先でパソコンを使用するのに備えて真剣に画面に向かっています。

パソコンを使って文章や図を挿入し、報告書を作成する練習をしています。

授業開始10分間は先生から配布されたプリントでタイピング練習をします。
時間を測定して前回と比べてどれだけ正確に早くできたかハッキリとわかります。上達が感じられて楽しいです。
また、報告書作成の際は、文字や図形を使って読む人が理解しやすい文章を作るように努めています。

電気通信工学科がどんな学科かもっと詳しく知るためにオープンキャンパスにきませんか? 
次回は6月14日(土)10:00からです!

オープンキャンパス 2025

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