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2017-08-30
カメラ-撮影時のちょっとした工夫
- 2017-08-30 (水)
- 映像音響学科
映像音響学科・源です。
前回、卒業生のカメラマン・上田くんを紹介しました。みなさんもスマホなどで気軽に撮影していることと思いますが、今回は撮影時のちょっとした工夫を紹介します。
まずは「あおり」という技法です。
こちらは、卒業生で旅メンバーの一人にUSJで撮影してもらった写真です。私の要望は、カッコ良く撮ってくれというものでした。すると彼はしゃがみ込み、低い角度から私を見上げるように撮影してくれました。
これが「あおり」という技法で、被写体を大きく見せたいときや、目線が下からということで、人物を偉大に見せるときに使う技法です。
おまけに、少し太陽光を入れ逆行ぎみで撮ることで被写体を印象付けています。この相乗効果でよりカッコ良い写真になっています。
同様に、
こちらは名古屋城の天守閣へ続く階段を下から見上げた写真です。いかがですか? 奥行きがあって、壮大な感じがしませんか? 被写体のすごさを伝えるときに「あおり」はおすすめです。
続いてこちら。
きしめんの写真ですが違和感がありませんか? メインであるきしめんが、右端に寄っています。この撮り方は雑誌などではよく見かける技法で、左側の空いたスペースにこの料理の紹介や店内の写真などを挿入するために、あえて右側に寄せています。私には、まずない発想のアングルでした。
最後に、私の恥ずかしい2枚の写真を紹介します。
こちらは世界遺産の白川郷を通常の撮影モードで撮ってもらった写真です。そして・・・
この写真は、私だけにピントを合わせ、あえて背景をぼかした写真です。さらに明るさを上げて、ハレーションぎみに撮っています。
このように一枚の写真の中でも、見せたい被写体だけにピントをあてることでより印象的な写真になります。
この写真も同様の技法で撮影したものです。
このようにプロが撮る写真には多くの撮影技法がいきています。そう考えて改めて雑誌を見ると、カメラマンの凄さを感じることができます。
最後に、岐阜県にある「モネの池」です。
この二枚の写真には全く工夫もないし、何の加工もしていません。
被写体の素晴らしさには敵いませんな・・・
あっ、いい忘れるところでした。ここで紹介した工夫は、動画撮影のときもよく使います。映像音響学科の学生のみなさんは実習で勉強していますよ。
では、また・・・・
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『ようこそ先輩』第2弾≪日本酒造りの魅力とは?≫
- 2017-08-30 (水)
- 食品生命科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
毎日暑いですね・・・・・ふー
夏休み中に、活躍する卒業生を訪問しようと張り切っていたのですが、なかなか予定が立たず、昨日ようやく実現しました。!
今回はなんと1期生の『内倉さん』です。学校設立時の入学生なんですよ。ざっと30年も前です。
内倉さんは、卒業後、日本酒造り一筋で歩んでこられました。今は寄島にある嘉美心酒造という酒造メーカーの取締役杜氏という立場です。酒造りのトップとして大変な重責を背負って頑張っておられます。
なんとも頼もしい先輩ですね!
では肝心のインタビューへ
鎌田:月並みですが、バイオサイエンス学科(当時は
生物工学科)に入学を決めた理由は?
内倉:高校生の時にランの栽培に興味があって、植物
バイテクのできる学校ということで選びました。
鎌田:お酒造りとは関係なさそうですね(笑)。では就職
先を決めた理由は?
内倉:すごく不純な動機に聞こえてちょっと言いにくい
んですが、その当時の求人票の中で一番給料が
高かったんです。でも工場見学に行って面白
そうって思ったことも事実ですよ。
鎌田:ではお酒造りの魅力はどんなところですか?
内倉:お酒造りがファジーなところですかねえ。同じ
ように仕込んでいても、その年のお米のできに
よって仕上がりが違う。思い通りにならない、
≪あいまいなところ≫ が魅力です。
鎌田:では逆に大変なところは?
内倉:すべてをまかされているので、プレッシャーを
感じますね。飲めないようなお酒になったらどう
しようとか・・・
鎌田:お酒造りに向いている人はどんな人ですか?
内倉:興味を持って取り組める人。それと体力かな。
鎌田:やっぱり≪好き≫が一番ですね。
では最後に科技専で良かったことは?
内倉:うーーん。(ちょっと考え込んで・・・)
気軽に先生に何でも相談できるところかな。
卒業後も担任だったO先生には仕事上の質問を
したりと、ずいぶんお世話になりました。
それと人間関係ですね。同期の友達とは今でも
連絡取り合っています。
鎌田:ありがとうございました。
その後は池田先生とともに、工場見学をさせていただきました。
とても丁寧に説明してくださって、お酒造りにかける内倉さんの情熱がしっかり伝わってきました。
辛い仕事というイメージのあるお酒造りも、今では機械化された部分も増えて、蒸したお米を担ぐというような重労働もなくなってきたそうです。お米は風の力で運んでいるんですよ。
とても分かりやすくお酒造りの工程を説明していただきました。
屋上からみた工場の全景。海と古い町並みとの調和が素晴らしかったです。
これで二人の先輩に話を聴いたわけですが共通する点を多く感じました。
責任をもって仕事をすることはプレッシャーがかかって大変ですが、それを成し遂げた時の達成感こそが仕事の喜びなんですね。
それと科技専バイオの先生や友達との人間関係は人生の財産になっているということ。これはちょっとうれしいかな・・・・
お二人の先輩方、お忙しい中をどうもありがとうございました。今度は先輩方を呼んで、後輩に仕事の話をしていただこうと計画中です。
また報告しますね。
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2年生のインターンシップ最終編
- 2017-08-30 (水)
- トータルメカニック研究科
こんにちは! 自動車カスタマイズ学科の永岡です。
夏休みも終わりに近づきましたが、まだまだ暑い日が続きますね。
さて、自動車カスタマイズ学科の夏休みはいろんな行事がありました。なかでも大変重要な2年生のインターシップは、内定先での研修を兼ねた、より実践に近い内容となっています。
先週、最後の2名が研修終了ですべての日程が終了しました。
両備ホールディングス様では最新の水冷式スポット溶接機を使った溶接を教えて頂きました。
渋谷石油様ではお客様にアドバイスをするためのメンテナンスシートを書いていました。
少し字の練習が必要かな?(笑)
これをもって、1年生、2年生全員のインターンシップ全日程が無事に終了です。
関係企業の皆様には大変お世話になりました。
自動車カスタマイズ学科では職業実践、即戦力を目標に企業と連携した授業に取り組んでいます。
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