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映像音響学科 Archive

舞台講習会と業界用語

映像音響学科の難波です。

平成29年12月21日、公文協(公益社団法人全国公立文化施設協会)が主催する研修会に行ってきました。公文協とは、地域文化の振興と文化芸術の発展に寄与することを目的にした事業を行う団体です。

参加者には、ホールの管理の仕事をする方や学生らしき人がいる中で、映像音響学科の卒業生の姿もありました。このような研修は年に数回開催されていて、今回の私のように映像音響学科教員も参加しています。

研修会のテーマは「舞台照明の基礎」、会場は岡山市民会館でした。岡山市民会館といえば、数年後に移転することが決まっており近い将来にはなくなってしまう建物です。そのこともあってか、講義の中で岡山市民会館の紹介があり、岡山市民会館ならでは豆知識もたくさん教えていただきました。

基礎講義が終わった後は実技研修がありました。簡単な仕込み図に基づいて照明器具を吊っていくという体験をしました。

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まったくの初心者ではないものの、こうしたホールで吊りこみする機会はめったにないので、楽しみながらできました。

IMG_0490  奈落

最後に、岡山市民会館の施設を見てまわり、両サイドにあるピンルームや舞台下にあたる奈落(舞台床下にあるスペース)などを見ることができました。(※写真の奈落は岡山市民会館のものではありません)
ここでしかできない経験ができ、近くで見ることもできた非常に有意義な時間でした。

舞台にはさまざまな業界用語があります。一年生はまずこの業界用語を覚えることからはじまります。普段何気なく使っている言葉の中にも、舞台用語が意外とありますよ! 「奈落の底」の「奈落」がいい例です。

皆さん、いい正月をお迎えください。

卒業生からのサプライズ

映像音響学科・源です。

先日、卒業生とイオン岡山で買い物をしていました。小一時間ほど歩き回り、じゃあご飯でも食べるかということになり移動していたところ、年度が違うの卒業生と偶然出会いました。せっかくなので一緒に食事するかという流れになり、3人で一軒のお店に行きました。到着後、入店待ちをしていたところ、またもや年度の違う卒業生に出会いました。すると後ろから、またまた別の卒業生が現れました。ここでようやくわかりました。

実はこの日、私の誕生日でした。それを知っていた卒業生が、サプライズで企画してくれたのです。
あまりの驚きに、嬉しさと恥ずかしさが混じり、私に全く笑顔がなかったそうです(泣)

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その後、フードコートに移動してにお祝いしてもらいました。当日は恥ずかしかったので全くお礼を言えませんでしたが、内心はテンションMAXでした。ありがとう。

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2年生の女の子からもサプライズでお祝いしてもらいました! プレゼントの内容は、甘いピーナッツ・・・ 甘いグミ・・・ 岩塩などなど・・・。
私に全くありがたくないものでしたが・・・(悲)

みんな本当にありがとう。

カメラ-撮影時のちょっとした工夫

映像音響学科・源です。

前回、卒業生のカメラマン・上田くんを紹介しました。みなさんもスマホなどで気軽に撮影していることと思いますが、今回は撮影時のちょっとした工夫を紹介します。

まずは「あおり」という技法です。

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こちらは、卒業生で旅メンバーの一人にUSJで撮影してもらった写真です。私の要望は、カッコ良く撮ってくれというものでした。すると彼はしゃがみ込み、低い角度から私を見上げるように撮影してくれました。
これが「あおり」という技法で、被写体を大きく見せたいときや、目線が下からということで、人物を偉大に見せるときに使う技法です。
おまけに、少し太陽光を入れ逆行ぎみで撮ることで被写体を印象付けています。この相乗効果でよりカッコ良い写真になっています。

同様に、

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こちらは名古屋城の天守閣へ続く階段を下から見上げた写真です。いかがですか? 奥行きがあって、壮大な感じがしませんか? 被写体のすごさを伝えるときに「あおり」はおすすめです。

続いてこちら。

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きしめんの写真ですが違和感がありませんか? メインであるきしめんが、右端に寄っています。この撮り方は雑誌などではよく見かける技法で、左側の空いたスペースにこの料理の紹介や店内の写真などを挿入するために、あえて右側に寄せています。私には、まずない発想のアングルでした。

最後に、私の恥ずかしい2枚の写真を紹介します。

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こちらは世界遺産の白川郷を通常の撮影モードで撮ってもらった写真です。そして・・・

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この写真は、私だけにピントを合わせ、あえて背景をぼかした写真です。さらに明るさを上げて、ハレーションぎみに撮っています。
このように一枚の写真の中でも、見せたい被写体だけにピントをあてることでより印象的な写真になります。

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この写真も同様の技法で撮影したものです。

このようにプロが撮る写真には多くの撮影技法がいきています。そう考えて改めて雑誌を見ると、カメラマンの凄さを感じることができます。

最後に、岐阜県にある「モネの池」です。

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この二枚の写真には全く工夫もないし、何の加工もしていません。
被写体の素晴らしさには敵いませんな・・・

あっ、いい忘れるところでした。ここで紹介した工夫は、動画撮影のときもよく使います。映像音響学科の学生のみなさんは実習で勉強していますよ。

では、また・・・・

映像音響学科卒業生file vol.1

映像音響学科 源です。
映像音響学科は今年で21年目を迎え、卒業生は500名にもなります。今回はその内の一人、上田和輝くん(10期生)を紹介します。在校生や今後入学を考えている人は、このブログを読んで少しでも自分の将来像を描いてくれればなと思っています。

さて、上田くんは本学科卒業後、地元の香川に戻り、ブライダルカメラマンとして働いています。映像音響学科では動画の撮影はしますが、写真に関してはノータッチです。
彼の場合は卒業後に自分で企業を見つけ、入社してから写真の世界に入りました。そこで彼なりに勉強し、先輩方の技を吸収し、今ではカメラマンとして活躍しています。

と、ありきたりな紹介なこのくらいにしまして・・・

実は私、毎年彼と旅をしています。卒業生3人と私を入れた4人旅がかれこれ7年ほど続いています。昨年は横浜やディズニーシー、伊勢神宮を旅し、今年はメンバーの誕生日をUSJで祝いました。

ところで、旅ではいつも写真を撮るのですが・・・

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こちらはお気に入りのショップを私が撮影したものです。建物の全体が写るように上から撮っています。(ふかんショットといいます)
そして・・・

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こちらは上田くんが同じ建物を別の位置から撮影したものです。
いかがでしょうか。同じ建物でも雰囲気が全く違います。どちらの写真も、位置や角度(アングル)、光の方向を考えて撮影しています。

私は視聴者に正確に伝える記録カメラマンとして仕事をしていましたが、彼の場合は結婚式や節目のお祝いなどの、お客さんに喜びや感動を与える、魅せる写真が多くなっています。写真一枚とっても、人それぞれです。

これらの写真はすべてiPhoneで撮影しています。

IMG_6348 建仁寺

IMG_6338 ディズニーシー

IMG_6349 伏見稲荷

IMG_6343 横浜赤レンガ倉庫

今回上田くんの写真を見て、改めて写真の奥深さを知ることができました。彼が一回の結婚式で撮影する枚数は2,000枚にもなるそうです。写真はビデオと違い、その一瞬を切り取ります。ということはそれまでに様々な工程を踏む必要があります。事前に撮影するアングルや光の位置を考え、ようやく一枚の写真が写されるのです。

写真の先には思い出が残ります。学生には思い出をたくさん写した学校生活にしてほしいと思います。

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最後に上田くんの結婚式での一コマです。

サッカー☆サッカー☆サッカー

サッカー部顧問・源です。

2015年6月13日、専門学校交流スポーツ大会のサッカー予選があり、
本校サッカー部も数年ぶりに参加しました。

大会前々日までに7人しか集まらず、かなり強引に学生を誘って11人で出場しました。
しかし、11人中9人がサッカー初心者。体育でしかしたことがない学生や、コンバースの
スニーカーで出場しようとした学生もいる中で参加しました。

期待半分、不安半分で挑んだ3試合。
その結果は。。。

0-4、0-9、0-6。
サッカー部設立以来の大敗でした(涙)。

空振りはするわ、オウンゴールはするわで途中で帰ろうかとも思いましたが、
一応引率なので踏みとどまりました(悲)

試合合間の風景はこんな感じです。
絵に描いたようなくたばり具合です。(笑)

普通このような結果は記事にしないのですが、今回特筆したいことがあって記事にしました。
それは、これだけやられても誰一人諦めずに、一生懸命に走り続けたことでした。
文句を言わず、味方を鼓舞しながらボールを追いかける姿に少し感動しました。
過去にこの大会で優勝した時にも感動しましたが、それと同じくらい選手に感謝しています。

お隣りのビーマックスさんは礼儀正しく、おまけにめちゃめちゃ強いチームでしたので、
うらやましくなりましたが、別の意味でうちで良かったと思っています(感謝)

しかし来年もこの調子だと顧問を卒業します(笑)

お疲れ様!

 

英会話はじめました。。。

映像音響学科・源です。

映像音響学科も19年目を迎え、かねてから取り入れたいと思っていた授業がありました。

それが英会話です。

近年東京で就職する学生が増え、多種多様な仕事がある中で、外国人と接する仕事も多いので、

学生のうちに少しでも外国人と接する機会をもたせておこうという目的ではじめました。

そこで知り合いに紹介してもらい来ていただくようになった方が、

Kyle Marr(カイル・マー)先生です!

カナダ出身の28歳。日本に来る前は、韓国で英会話を教えていたそうです。

トランペット奏者でもあり、明るく大きな声と体が特徴です。

気になる実際の授業はこんな感じです。

まずはじめにカイル先生から、基本的な文法の説明があります。

(ネイティブな英語なので、この時点で実際に勉強してきた英語の授業と違うことも多々あります。)

続いてグループ毎に分かれ、カイル先生が出すプリントにある質問に答えていきます。

基本的には100%英語で会話しますが、プリントにはイラストや写真があるので分かり易いです。

 

英語を理解するにはまだまだ時間がかかりますが、外国人に対するコンプレックスはなくなりつつ

あると思います。実際にライブハウスで、学生とカイル先生が偶然出くわして話をしたという

こともありましたので、積極的に取り組んでほしいと思っています。

☆ライトアップ☆

天神文化プラザ ~中庭音楽会~ 5月7日(準備)8日(本番)

映像音響学科 難波です。

1年生が天神文化プラザで行われた中庭音楽会のライトアップの現場に参加しました。

日頃から大変お世話になっている企業の社長様からご紹介を頂き、今回このような場に行かせて
いただくことができました。

普段の授業ではあじわえない貴重な現場での経験で、分からないことばかりではありましたが、
一つでも多く学ぼうと二日間必死で頑張りました。

5月7日は準備の日です。
広い中庭をきれいにライトアップするためにたくさんの灯体を配置し、ケーブルで接続します。
太陽が沈む前に作業を始め、一通りの作業が終わる頃には薄暗くなっていました。

そしていよいよ電源を投入!見事にライトアップされた中庭が浮かび上がりました!
この光景には思わず拍手が起こりました。

5月8日は本番。
ライトアップされた中庭をバックにインドの民族楽器シタールの演奏とベリーダンスが
上演されました。
生ではなかなか聞くことのできないシタールの音色を間近で聞くことができ、とても印象深い
経験となりました。

二日間という短い時間ではありましたが、多くのことを得ることができ、充実した時間でした。
また、作業の合間に社長様のご厚意により、天神山文化ホールの中にも入らせて頂き、舞台機構に
まつわるさまざまなことをたくさん教えて頂きました。

今回の現場体験を、今後の活動に生かして更なる成長に繋げたいと思います。

映像音響学科17期生 卒業式

映像音響学科・ 横内です。

先日、3月13日(金)、卒業式が行われました。
二年前に入学してきた映像音響学科17期生も無事、この日 巣立っていきました。

卒業式を迎えるといつも思います。
『もっと、してあげられることがあったのではないか…』
巣立っていく姿を見ながら、嬉しさとともに、いつもそんな想いが湧き上がります。

偶然にも、私と出会い、二年間を共に過ごしてくれた学生達。
よく言いますが、人と人の出会いは本当に奇跡だと思います。
だからこそ、出会ったことが、3年、10年、20年…ずっとずっと先でも、彼等にとって何か
意味のあるものになってくれたら、そんなふうに思います。

旅立つ学生を見ていると、卒業式のこの日、上手く話しができませんでした…
伝えたいことはたくさんありましたが、みんなに向けて話すのが最後かと思うと上手く言葉に
ならなかったので、 今日、ここに綴りたいと思います。

「これからの人生はこれまでのように、節目がくることはとても少なくなります。
入学や卒業、そのような到達点が見えなくなる分、長くながく続く、社会人生活に不安や
迷いを感じることが 何度もあると思います。
人は、手に入れたものに、今居る場所に、いつしか当たり前になったことに、不満ばかりを
むけるようになるものだと思います。
もっと楽しい仕事があるんじゃないか、楽にできることがあるんじゃないか、そんな人や周りを
羨みがちです。でも、不満を言うばかり、人を羨むばかりでなく、今いる場所で、自分の 生活の
中で、喜びや楽しさを見つけられる人になって欲しいと願っています。簡単なようで難しいこと
ですが、私も、毎日そんなことを考え過ごしています。
いつか、またみんなに出会う日が来た時、1人でも多くの人が、

『大変だけど、楽しい』
『いまの仕事を選んで良かった』

そんな言葉を口にしてくれたら…と願っています」

卒業式には、たくさんの保護者の方が出席してくださいました。 たくさんの保護者の方に
かけて頂いた言葉、

「ありがとうございました」

とても嬉しく、涙がこぼれそうでした。
ご両親も、きっと、たくさん子どもたちと、ぶつかり合い、喧嘩をし、励まし支えて
こられたんだと思います。 そんな、ご自身の経験を経た上での、感謝の言葉。
とても重みのあるもので、この二年間、彼ら、彼女たちと過ごし、私自身が得たものを、
次に必ず活かしていこう!そう改めて感じることができました。

そして、最後に、映像音響学科17期生へ

二年は短かったですか? 長かったですか?
私にとっては、この二年はは、すごく悩み、怒り、注意するばかりの二年でしたが…
でも振り返ると、たくさん笑ったことしか思い出せない、大切で仕方のない学生が
集うクラスでした。
たくさん「ありがとう」、「先生大好き」そんな言葉をかけてくれたことに、とても
感謝しています。
みんなの姿が言葉が、私たち教員の原動力でした。

卒業式の日に、ステキなお花と手紙をもらいました。
とても嬉しかったので、手紙の中身は内緒ですが、写真を掲載したいと思います。

 

 

 

学生、保護者の皆様、そして17期生 映像音響学科の学生が成長する上で出逢い力をかして
くださった多くの皆様に、感謝を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。

卒業生のいま

映像音響学科・横内です。

先日、3月12日(木)、ガイダンスと企業訪問を兼ねて香川県へ行ってきました。

午前中は香川県の高校へ ”放送・映像” というテーマのもと、どのような仕事をするのか、
どのような学校・資格があるのかという話を織り交ぜながら、体験実習を行いました。
将来の夢をもっている生徒、しっかり受け応えのできる生徒と、初めて出会ったにも
かかわらず、たくさん話ができ、有意義な時間を過ごすことができました!

そして、午後からは、本学科、映像音響学科10期生である卒業生を訪問してきました。
彼は現在、香川県にある ”アケボノスタジオ” という、ブライダルを中心に、写真撮影を
行う会社でカメラマンとして活躍しています。

そしてこの度!この度!!
勤め先の会社がアケボノスタジオ高松店として、

『Ruban(リュバン)』

 

という店舗をオープンし、そこの店長に就任したのです!

そのお店はというと、
外観から、なんともオシャレ!! ご近所さんや、通学中の子どもたちが度々、お店の
窓から中を覗いているんです!! 笑”

そして、さらに驚きなのは内装です。
アンティークのようなオシャレな家具や照明が ずらりと置かれているのです。
あまりにオシャレなので、私にもここでなら良い写真が 撮れるのではないか!?と思い…パシャリ!

 

 

店長の彼、上田氏を入れ込んだ写真を撮ってみました! (いかがでしょう…?笑”)

さて、ではこの卒業生について少し紹介をしたいと思います。
彼は今から9年前、本校に入学し、この映像音響学科で学び巣立っていきました。
(実は私の同級生です。)
卒業後は地元である香川県に戻り、大好きな音楽に携わる仕事をしていました。

※映像・音響・照明という業界は仕事の幅が多岐に渡り、舞台からテレビ、イベント会場、
結婚式場と様々な場所で仕事があります。

そして次に彼が興味を抱いたのが、このブライダルという世界でした。

どうしたら良い表情を引き出せるのか、撮った写真をさらに良い作品に仕上げるために…と
パソコンに向かう彼の仕事に対する情熱はとても熱いもので、仕事のやりがい、喜びを
感じながら生活を送っていることが、大変伝わってくるものでした。

プライベートで話をしている時、私は何度か彼にこんな問いかけをしたことがあります。

横内「仕事楽しい?」
上田「うん!」

なかなか、迷いなくこの返事をすることができる人は少ないのではないでしょうか。
この彼の言葉と表情が大変印象的だったことを、今でも覚えています。

私が、卒業していく学生にいつも願っていること。そして私自身がいつも目標としていること。
これこそが 『自分の価値を、やりがいを見つけられる人になって欲しい』 ということです。

こんなにも日々の生活に充実感を得て働く姿は、私の憧れであり、映像音響学科の卒業生の中に、
このような人がいることは大きな喜びです。

卒業生の活躍する姿を目にした、この日は、とても感慨深い1日となりました。
彼のように1人でも多くの卒業生が充実した日々を過ごして居てくれたら…と楽しみな気持ちに
なりました。

これからも、たくさんの卒業生に会えると良いな…と願っています。

映像音響学科 卒業制作発表会

映像音響学科 横内です。

ブログでも告知をしてきました、第一回目となる「映像音響学科 卒業制作展」を

平成25年 2月14日(土) 無事に終えることができました。

保護者やオープンスクールに参加してくれた方々をたくさんお招きして開催したこの会は、

大盛況の中、幕を閉じることができました。

この日に向け、映像音響学科17期生の学生達は舞台構成、映像制作、ライブステージ制作と様々な準備を進めて

きました。

幾度となく繰り返した練習を経て、万全の状態でのぞんだはずの本番でしたが、いつもとは違う、

たくさんのお客様が入った客席を前に、緊張を隠せない様子の学生もたくさんいました。

そして午後1時半 予定通り始まった卒業制作展。

まず初めにオープニングムービー。

今年の映像音響学科2年生、どのような仲間が集うクラスであったか、知って頂けたのではないでしょうか。

次にこれまでを振り返り、一人ひとりが今の気持ちを綴った手紙。

どのように過ごした二年間だったのか、これまで伝えることができなかった感謝の気持ち…

両親、友人、先生…様々な想いを気恥ずかしい気持ちの中、伝えました。

訪れた保護者の目には、涙を浮かべる場面もあり、近くにいるからこそ、なかなか言葉にすることのできない想いを、

言葉にして届けてみることの意味を深く感じることができました。

そして、次のプログラム。

これこそが、もっとも力を入れて企画をしてきた、映画から→ライブと続くプログラムです!

映像・音響・照明の3分野について学んできた学生たちが、それぞれの役割を担い作り上げました。

映画は専門学校での学校生活を再現したシーンや、クラスメイトのキャラクターが伝わる配役設定と、

笑いあり、伝えたい熱い想いと、深い(・・?)学園ストーリーでした。

映画が幕を閉じると同時に、大きなスクリーンに写し出された3人のバンドメンバー。

突然現れた姿に、驚いた方もいたのではないでしょうか。

映画のストーリーにちなんで学生が制作した、オリジナル曲を演奏したライブステージの開幕

“ザ・リクルート”というバンド名の如く、学校生活の中で多くの時間を費やし、

取り組んだ就職活動への想いを綴った楽曲を披露しました。

歌詞をじっくり聞くと、伝わってくる、学生生活の様子や想い、とても記憶に残る曲の数々でした。

そして最後に

卒業を迎えた今、これからの自分自身へ、二年間をともに過ごした仲間へ、想いを伝えるコメントムービーを見て頂きました。

全プログラム、約2時間にわたる卒業制作展。

この会に込めた私たちの想い、

それは 「日頃の学生の姿を知って欲しい」というものでした。

卒業を迎える二年生、見に来て下さった保護者、在校生…

今日、この日が、一人でも多くの方の記憶に残る会にすることができたならば、大変嬉しく思います。

この会を開催するにあたり、たくさんの方にご協力頂いたことに、大変感謝しています。

また、多くの方に、足を運び見て頂いたことで、とても達成感を感じることのできる会になったものと感じています。

ありがとうございました。

時にぶつかりながら、約4ヶ月に渡り学生と準備を進めてきたこの時間が、いつか振り返った時、

思い出として語り合える日が来ることを楽しみにしています。

本当に皆様、ありがとうございました。

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