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測量環境工学科 Archive

測量環境工学科:オープンキャンパス・スペシャル企画

測量環境工学科の茗荷です。

8/1(土)と8/8(土)はオープンキャンパスのスペシャルデーとなっています。
測量環境工学科でも特別な内容を用意しています。

内容は・・・参加していただいてからのお楽しみとしておりますが、
ミッションに挑戦していただき、クリアすると賞品獲得とだけ
お知らせしておきます。

資料作成など在校生も積極的に手伝ってくれました。
皆様のご参加を楽しみにお待ちしております。
N科OC

現場でのノウハウを学ぶ

測量環境工学科の茗荷です。

先日、株式会社ウエスコの岡口部長が、地形測量実習での技術指導に参加してくださいました。

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地形測量の基本的な技術↓から、どうやって現場で正確に素早く成果を上げるのか、障害物がある時はどうやって観測するのかなど普段授業では学べない現場ならではの技術を教えていただきました。

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今回学んだことを今後の実習に活かし、少しでも多くの知識が身に付くよう頑張っていきます。
株式会社ウエスコの岡口部長、大変お忙しい中、ありがとうございました。

ドローンデビュー!

測量環境工学科の茗荷です。

新型コロナウイルスの影響で延期になっていた第一回目のオープンキャンパスを開催しました。
今年度からの新しい内容として、空中写真測量で利用するドローンの操縦体験を設けました。空中写真測量とは、複数の空中写真を撮影し、その写真を用いて人間が物体を立体視する原理を利用して3次元的に測量を行うことです。

今回のオープンキャンパスでは前半にドローンの操縦、後半に3Dモデルの作成を体験していただきました。
下の写真はドローン操縦の様子です。一度説明しただけでしたが上手な操縦でした。
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後半は、人間がどのように物体を立体視するのか簡単な説明と暗号に挑戦してもらいました。下の文章を立体視することで質問文が浮かび上がります。挑戦してみてください。
立体視

その後、六角形模型の2枚の写真から3Dモデルを作成していただきました。
従来は、トータルステーションを用いて平面図、縦断面図、横断面図の3種類の図面を用意していました。しかし、空中写真測量を行うことで3Dの図面ができるため、これ1つで可能になりました。
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今回はこのような状況の中のご参加ありがとうございました。今回の体験が進路の選択肢の1つになれば幸いです。
 

訪問させてください!

測量環境工学科の茗荷です。

2月18日(火)から20日(木)まで本校企業後援会主催で校内企業説明会を開催しました。
測量環境工学科対象の企業16社から会社の説明があり、様々な話を聞くことができました。

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その中でも卒業生が説明に来た企業ではたくさんの質問をして現場の生の声が聞けました。

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休憩時間の間に企業訪問の予約をする学生もいました。学生は「希望する企業との比較や就職先の新たな選択肢になりました。」と言っていました。
学生の就職活動意識、社会人意識が芽生えるいい企業説明会でした。
後援会企業の皆様、大変ありがとうございました。

1・2年合同「苫田ダム」見学

測量環境工学科の茗荷です。
12月11日(水)に苫田ダムの見学に行きました。

まず、初めに浮島橋です。
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浮島橋とは浮島という離れ小島に架かる73mの吊り橋です。歩くと揺れるので学生も楽しそうに歩いていました。

次に苫田ダムです。
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苫田ダムとは自然災害から人々の生活を守る”治水”と人々の生活を支える”利水”の両面を担う多目的ダムです。

今回は国土交通省中国地方整備局苫田ダム管理所の方にダムの説明と案内をしていただきました。
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これはダム堤体内の見学施設の様子です。
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この見学施設のすぐ下に水位維持放流設備がありました。
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構造は世界でも珍しい”引張りラジアルゲート”という形状です。放流時は油圧シリンダにより主ゲート扉体が開き放流されます。

最後に、苫田ダム管理所の所長から就職および土木技術者の心構えについてお話しいただきしました。
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学生は「普段見ることのないダム堤体内の見学や就職、土木技術職についての心構えを聞くことができてよかったです。就職の選択肢が広がりました。」と話していました。

今回の見学で1年生はこれから始まる就職活動、2年生は春から始まる社会人・土木技術者としての意識が芽生えたと思います。
国土交通省中国地方整備局 苫田ダム管理所の皆様、ありがとうございました。

「堤防強化工事」現場見学会

測量環境工学科の茗荷です。

11月27日(水)、1・2年生一緒に小田川川辺堤防強化工事の現場を見学させていただきました。
平成30年7月の西日本豪雨の際、堤防が決壊し甚大な被害が発生しました。今回の現場見学では、水の浸透を防ぎ、堤防の決壊を抑制する堤防強化工事の見学と測量の最新技術の体験をすることができました。

下の写真は測量の最新技術の体験をしている様子です。器械が目標を自動追尾するため、複数人必要な測量が1人できます。
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下の写真は矢板と呼ばれる鉄を地面に打設している様子です。水の浸透を防ぐために地盤を削りながら矢板を打設しています。
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下の写真は、ICT(情報通信技術)土木工事の様子です。建設機械の中にGPSを使用した測量の機能が搭載されており、掘る位置や角度など自動で調整します。
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今回の現場見学で、座学で学んだことを実際に現場で見ることでより理解につながったと思います。また、1年生は就職の選択肢が増えるきっかけになったと思います。
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株式会社三幸工務店様、株式会社カザケン様、株式会社吉田組様、国土交通省中国地方整備局様、現場見学をさせていただきありがとうございました。

地形測量実習・成果発表会

測量環境工学科の茗荷です。

9月11日(水)、半年間にわたった地形測量実習の最後の授業で、外部講師である「株式会社ウエスコの岡口部長」をお招きして成果発表会を行いました。この半年間、学生はただ実習を行うだけではなく、成果発表会を視野に入れて発表資料の作成や発表練習を行ってきました。以下、写真で成果発表会の一部を紹介します。

実習の成果全体を表示して発表する班や(下の写真)
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成果の一部を拡大しストリートビューの画像と比較して発表する班(下の写真)など
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各班ごとで工夫して発表していました。また、各班の発表が終了するたびに岡口部長からアドバイスをいただきました。

発表会終了後は、岡口部長から測量の最新技術や最新機器の説明を受けたり、学校では体験することのない測量風景を動画で見せていただいたりしました。
下の写真は深浅測量という河川や湖などの水面から水底までの深さを測る測量の説明を受けている様子です。
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一口に測量といっても様々な種類がありますが、すべてに共通するものがあります。「半年間学んだ地形測量」で終わるのではなく、「地形測量につなげる測量」、「地形測量につながる測量」を意識しながら地形測量で学んだ技術を他の実習でさらにレベルアップしてください。これからの皆さんの成長を楽しみにしています。

株式会社ウエスコの岡口部長、半年という長い時間、学生に現場で使える技術や就職活動をする上の心得など様々なことを教えていただきありがとうございました。

夢への第一歩は順調!

測量環境工学科の茗荷です。

入学式から早くも1か月が過ぎました。測量環境工学科には新たに16名の学生が入学しました。

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今までとは違う授業内容、授業時間、環境・・・ この1か月、慣れないことの連続だったと思います。
ですが、さすが測量環境工学科!
例年通り早い段階で笑いの絶えないクラスになっています。

これからもクラス全員で誰一人欠けることなく元気な姿で夢に向かって頑張っていきましょう!!

 

新たなスタート

測量環境工学科の茗荷です。
3月14日(木)に卒業式を迎えました。
2年間という長いようで短い学生生活を終え、18名の新たな測量士補が巣立っていきました。
社会人になると今まで以上に紆余曲折、山あり谷ありだと思います。それでも諦めずに学校で学んだ技術や知識を活かし、がんばってください。
技術者として一人前になり社会で活躍する日を楽しみにしています。機会があれば学校に遊びに来てください。
みなさんと元気な姿で会えることを楽しみにしています。

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土木構造物の品質検査

測量環境工学科の茗荷です。

12月12日(水)に国土交通省 四国地方整備局 四国技術事務所で校外研修をしてきました。ここには、土木構造物の品質確保と、監督・検査技術向上のための実習施設があります。実際に土木構造物の検査を体験したり、正しいモデルと土木構造物の施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、監督・検査の知識・技術を学ぶことができます。
今回は、土木構造物の非破壊試験の実習と、正しいモデルと施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、どちらが適正な構造物かというクイズに挑戦しました。

非破壊試験とは構造物を破壊することなく構造物内部を検査する試験のことです。
鉄筋コンクリート構造物は耐久性を確保するために、鉄筋の腐食を防ぐ必要があります。腐食を防ぐ一番簡単な方法は「かぶり(鉄筋からコンクリート表面までの最短距離)」を十分に確保することです。今回は非破壊試験によりかぶりがどの程度あるのかを2つの測定方法で実習しました。

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上の写真は1つ目の非破壊試験、電磁誘導法の実習を行っている様子です。
電磁誘導法とは磁石を鉄に近づけると引き寄せる力が強くなり、離すと弱くなるという原理を用いてかぶりを測定する方法です。

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上の写真は2つ目の非破壊試験、電磁レーダ法の実習を行っている様子です。
電磁レーダ法とは電波をコンクリート内に入れ、鉄筋から反射して戻ってくる時間と電波の速度からかぶりを測定する方法です。

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上の写真はシュミットハンマーによるコンクリート構造物の圧縮強度測定の実習を行っている様子です。反発度を複数回測定し、その平均と公式より強度を推定します。

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上の写真はハンマーによる打音検査の実習を行っている様子です。
打音検査とはハンマーでコンクリート構造物を叩き、その時の音の違いから異常を検知する検査です。

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上の写真は、正しいモデルと施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、どちらが適正な構造物なのかというクイズに挑戦している様子です。どちらが適正かだけでなく、数か所に施されているミスを間違い探しのように探すこともしました。

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上の写真が答えになっています。見方や考え方を変えてみないとわからないところがあり、みんなで相談しながら考えていました。解説の際、なぜこのようなミスが起こるかなどの説明があり、学生も興味を持っていました。

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最後に災害救援車両の説明を受けました。上の写真はその時の様子です。被災地でどのように活躍しているか学生も興味津々でした。

今回の校外研修では、実際に検査したり、施工不良や設計ミスを含むモデルを目で見て触って比較することができ、座学で学んだ内容のより深い理解や今後につなげることができると感じました。
国土交通省四国地方整備局の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

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