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建築工学研究科 Archive

Yes, We Can!

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こんにちは。建築工学研究科の堂本です。
前回も書きましたが、研究科生たちが二級建築士の製図試験に向かって奮闘しています。その製図試験は手描きで5時間ぶっ続けです。試験日が9月10日(日)のため、夏休み返上でいつも通りの登校しています。(盆休みは休みですが…)

しかし、私たち教員も彼らに負けないほど奮闘しています。教員は、彼らが苦悩しながら描いた図面1枚1枚に目を通し、赤ペンで間違いや不具合にチェックを入れていきます。月曜日のチェックともなると、土・日曜日で描いた図面の枚数も多くなり、チェックし終わるのに数時間かかってしまいます。そして朱書きで訂正された図面をもとに学生と問答を行い、納得するまで話し合うのです。この繰り返しが学生たちに刺激を与え実力となっていきます。

最初は図面を真っ赤に訂正されていた学生も、描く枚数が多くなってくると、必然的に表現力や思考力が高まり訂正が少なくなってきています。まだまだ合格ラインは先にありますが、全員が一つの目標へ向かってやる気を出していますので、教員も学生に負けないようにヒートアップし、学生たちをフォローしていきます。
ということで、学生たちへこんな標語を掲げました。「Yes、We Can!
そう、「私たちならできる!

 

悪戦苦闘中!

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こんにちは。建築工学研究科の堂本です。
7月2日(日)に二級建築士学科試験を終えた研究科生たち全員が、ホッとする間もなく製図対策に突入しています。翌3日(月)に、「頭を切り替えて製図試験に向かおう!」と言ってはみたものの、気の緩みから体調を崩したり、たまったストレスで休みがちになったりと出だしでなかなか足並みが揃いませんでした。

しかし、学科試験が終わって3週間が過ぎたところで、以前のような引き締まりを見せるようになってきました。が、毎日のように新しく取り組む課題がなかなかうまくいかないことも手伝って、少しあせりも出ています。1次(学科)試験の学習期間は4か月ほどでしたが、2次(製図)試験は2か月しかないこともあり、八方ふさがりな表情をする学生もいました。そこで、彼らに言いました。
「学科試験の勉強で、あっという間にびっくりするほど学力を上げるパワーをもっているんだから、絶対君たちは製図試験でもやれる!」

私たち教員は完全に密着して指導をしていますが、実際に頭と手を動かすのは受験生である学生です。彼らが積極的にやる気を出して努力をすれば、大きな成果はおのずと生み出せます。指導する側としては、教えること以上に彼らをやる気にさせるための投げかけや行動をさまざまに続けることが重要だと思っています。
あと1か月と2週間ほどですが、大きな成果を出すために、一丸となってあらゆる取組みをしていきます。

皆さん、今後の私たちの成長を楽しみにしていてください。頑張りますよ!!

変わる研究科生

建築工学研究科の堂本です。

7月14日(金)で夏休み前の通常授業が終わり、今日から夏休みに入ります。が、研究科生はこれからがまさに本番です。通常授業がストップする分、教員は終日、研究科生に力を注ぐことができます。学生たちにしても、学科試験が終了してから2週間が経ちましたが浮かれた気持ちは全くなく、それどこらか、製図試験を克服したい気持ちがクラスに充満しています。
かと言って、深刻な雰囲気ではなく、和気あいあいながら課題に対しては真剣に向かっています。本当に1年前の学生たちとは別人のようです。盆前後の閉校期間以外の8月の平日は登校になりますが、彼らはこの期間でさらにチャレンジする気持ちを高めることで成長をするはずです。彼らの励みと教員の指導力をもって、きっと成果を出せるように励みます。

やる気全開!!

建築工学研究科の堂本です。

去る7月2日(日)に二級建築士学科試験が終了しました。
研究科生はこの試験に果敢に挑み、現在判明している中では、ほぼ全員が学科試験合格の見込みで、かつ、合格基準点(60点/100点)を10点から30点も上回る高得点を獲得した模様です。試験を終えた学生たちは、こぞって「本試験は簡単だった!」と自信ありげに答えていました。
思い返せば、建築工学科への入学当初は初めて学ぶ専門科目に戸惑い、出席もままならない学生もいたりして手こずりました。しかし、折れそうになる気持ちを、担任を含めた教員たちが面談や補習などを通して粘り強くサポートし続けました。
それ以上に彼らをここまで成長させたのは、何と言っても“二級建築士になりたい!”という目標を彼らが捨てなかったことだと思います。だからこそ、研究科へ入学後は、見違えるような目で授業を聞くようになり、みるみるうちに成績も上がりました。
今年度の研究科のテーマは『意欲・信頼・継続』です。“成績よりもやる気を最大限に出し続けて授業についてくれば、きっと成果は出る!”と繰り返し励ましてきましたし、研究科生はそれをまさに実行してくれました。学科試験を終えた彼らは、製図試験に向けて新たな挑戦をしています。
三か月前の不安な表情はそこになく、教室には自信に裏付けされたやる気が満々と立ち込めています。

自信をもって臨もう!

建築工学研究科の堂本です。

二級建築士学科試験の受験勉強も終盤になりました。
先の日曜日に受験生たちは校外の組織が実施する模擬試験に挑戦しました。研究科生のほとんどが合格圏内で、圏外だった学生もあと数点という状況でした。正直、校内模試では全員が合格圏内でしたし、実力も問題のないレベルまで達していたのです。しかし、さすがにその日の体調や緊張感によって判断が狂った問題もあるようで、あと一歩の判断力を高めなければならないとも思いました。

翌日、合格圏に達しなかった学生と話し合い、残りの日々で何をどれだけできるかを話し合いました。その時、私がしなければならないと感じたことは「寄り添う」ことでした。これまでも今年の研究科生全員を見つめながら、彼らに欠けていることを強化してきました。しかし、ここまでくればマン・ツー・マンで寄り添うことで、もっと安定した実力がつくと思っています。何しろ“学生に寄り添った指導”は、以前ブログで話したことがある「Kagisen Road」の真髄でもあります。

本試験当日まで、残り1週間になってきました。学生にとっては、試験を終えるまで緊張感の連続ですが、「これまでひたすら努力を積み重ねてきて得た実績と実力があるのだから、自信をもって臨もう!」と勇気づけています。あと少し、もう一歩の踏ん張りで学科試験全員合格を果たしてみせますので、是非とも期待をしていてください。

もう止まらない、止められない!

建築工学研究科の堂本です。

みなさん、研究科生が大きな変化を見せています。前回の模擬試験で思った以上の成果を出した学生はがぜんやる気を出し、コケた学生は汚名返上を果たすべく目の色を変えています。

始業前は、いち早く教室に入って問題集に当たり、放課後はその日にわからなかった問題をみんなで解き合っています。
さらには、模擬試験の高得点者をライバル視した発言をよくするようになりました。そして、昨日行った校内模擬試験では、新規問題を含んだ過去問題だったにもかかわらず、全員が合格基準点を大きく越えました。
「半年ほど前に誰がこんな学生たち全員の姿を想像できただろうか」と、思わずうなってしまいました。

また、同時進行で就職活動をしている学生は、この時期にみんな次のステップへ進んでいて、そのせいもあってか表情や声にも元気よさが表れています。今彼らは、次の模擬試験での「高得点獲得」または「前回の雪辱」へ向けて励んでいます。まさに“破竹の勢い”のように感じます。

学生たちの思いはそれぞれであっても、「合格」したいと思う気持ちはひとつであり、全員足並みを揃えてゴールへ向かっているのが、ありありとわかります。今の彼らを止めるものは何も見当りません。教員の私としては、彼らの上向きな気持ちをさらに高めることができるようにしていきます。

受験勉強真っ最中、思わぬ展開!

建築工学研究科の堂本です。

ただ今研究科生は、二級建築士学科試験の受験勉強、真っ最中ですが、先日、全員が初めて公開模擬試験にチャレンジしました。

結果は、ほとんどの学生が合格圏内でしたが、当然順位がつきました。これまでの2年間まじめに勉強してきた学生がまさかの成績だったり、逆にあまり勉強をしたことがなく特訓を受けてきた学生たちが上位にランクしていたりと波乱の展開で、教員である私が少し気を重くしました。

しかし、この結果がクラスの結束を生んだようなのです。それまでは、2つに分かれていたグループが、模擬試験以降、まじめ学生と特訓学生が真剣に教え合うようになり、昨日などは休み時間でさえ、だんご状態になってあれこれ言い合っていました。なんだかクラスの雰囲気が引き締まったようでした。

本試験を前にして意識の共有化が図られ始めたのだと、勝手に私は推測しているのですが、思わぬ結果が研究科全体の雰囲気を盛り上げることになるとは、さすがに予想だにしていませんでしたし、こんな展開は初めてでした。せっかく一人ひとりが「合格」という同じ目標に向かって進んでいるのですから、クラスが一丸となれば、きっとプラスアルファの力が湧き、そのプラスアルファが一歩も二歩も「合格」へ向けて前進させてくれるはずです。

まさかの成績をとった学生が、「あんな点だったけど、これでやれそうな気がします」とうれしそうに報告にきてくれました。きっと勇気づけられたのだと思います。あと4週間弱ですが、クラス一丸となって、全員が「学科試験合格」を勝ち獲りにいきます。

振り返りアンケート

「振り返りアンケート」で意識のチェック!
こんにちは。建築工学研究科の堂本です。

研究科では、学生たちに定期的に「振り返りアンケート」を実施しています。内容(抜粋)は、以下の通りです。
♠ 過去問題集に取り組んでいますか?
♣ 毎日復習する習慣はできていますか?
♥ 規則正しい生活を送っていますか?
♦ 健康に留意できていますか?

以上の他に、整理整頓、意識面からの問い掛けを含めて計10項目からなり、7段階の達成度に分けてチェックします。
毎日毎日が試験勉強でいっぱいで流されがちな生活習慣に対して、気づきをもってもらうために「振り返り」のツールとして使っています。
なかでも、問題の取組み度や学習習慣、規則正しい生活などは達成度100%であってほしいのですが、なかなかそうもいきません。が、全体としてアンケート回数を重ねるごとに自己評価は上がり、成績も一喜一憂しながら上がってきています。実際、学生たちの様子をみていても真剣さがひしひしと伝わってきて、こちらも思わず力が入るほどです。

試験対策期間はほんの3か月ほどですが、学生たちにとってはストレスのたまる日々でしょう。だからこそ、だらだらと学習を続けるのではなく、気持ちの上でメリハリをもって臨む必要がありますから、このようなアンケートや面談を通して刺激を与えています。
二級建築士(学科)試験まで1か月半を切り、緊張感も高まっています。学生のやる気を引き出し高めることで、願った通りの成果につなげていきます。

『Kagisen Road』で目標にまっしぐら

建築工学研究科の堂本です。

新年度が始まって早や1か月が過ぎ、研究科の目標の一つである二級建築士試験へ向けた学習が本格化しています。
研究科では、前期をほぼ二級建築士試験対策に費やしますが、“合格へのロードマップ”という位置づけで、表題の『Kagisen Road』というスケジュールを作成しています。試験日までの授業内容をこと細かに決めた計画表です。
学生にしたら、あらかじめやることが目に見えてわかっているので、「これをやれば合格できる!」とストレートに考えることができ、スタート時点でとてもポジティブになれるようです。スタートして1か月ですが、全員にその効果が表れ始めています。現に昨年度経験した卒業生のコメントを本年度パンフレットに掲載していますので、是非ご覧ください。

また、このロードマップは単なるスケジュール表だけではなく、“学生と教員が目指す方向性を示すもの”でもあります。定めた方向に向かって進み目標を成し遂げるためには、きっちりとした計画(または準備)が必要です。それが『Kagisen Road』なのです。

企業との連携を意識したさまざまな学習を通して、学生たちは社会で生きていくノウハウはもちろん、楽しさ・喜び・厳しさ・辛さなどを教員や企業の方々から身をもって学んでいきます。
これから先も研究生たちに寄り添った指導をしながら、彼らの成長ぶりをしっかり見届けていきたいと思いますし、彼らの奮闘ぶりを今後も随時報告しますので、是非楽しみにしていてください。

研究科の始まりは「おはようございます」!

建築工学研究科の堂本です。

新学期がスタートして早や2週間が過ぎました。研究科では、いくつかのテーマを設けて臨んでおり、その第一弾を紹介します。

それは、“いつも明るく元気よく”挨拶・返事をすることです。当たり前のことでありながら見逃しがちになるマナーを、それこそ当たり前に、より印象よく実践することを揚げています。もちろん、私たち教員も彼らに負けない元気さで彼らを引っ張り、(時に引っ張られながらも)学生たちと声を出しあっています。特に、この4月のスタートが大事です。

研究科の学生は、本校昭和町校舎の中では最高学年です。最も長く本校へ通っていますし、翌年は二級建築士となり社会人として旅立っていきますので、率先して実践し、模範となる必要があります。それは3年生の役割でもあります。

新社会人となった時に何が重要かというと、お客様や先輩社員によい印象を与えることです。まずは、「明るく元気よく」挨拶をすることで、周囲にさわやかな影響を与えるとともに活性化にもつながり、ハキハキとした返事は会話を円滑に進めます。さらに、難易度の高まる二級建築士試験に合格するという一大事を成就させる上でも、いつも明るく元気のよい姿勢を見せることで、元気が自然と湧きプラスαの思考につながることも期待しています。

さあ!今日も、明るく元気よく「おはようございます!」がんばろう!!

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