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電気通信工学科 Archive

令和7年度上期「第一種電気工事士」試験結果

電気通信工学科の三井です。

令和7年度上期「第一種電気工事士」試験の結果は次のようになりました。今回、2年生は技能試験を受験しました。続いて、1年生は下期試験を受験します。

令和7年上期「第一種電気工事士」試験結果
学年 在籍数 筆記 技能 免許合格 免許合格累計 取得率(%)
受験 合格 受験 合格
2年 21 1 1 1 17 81.0

* 1年次に合格した学生は受験していません。
* 筆記試験に合格し技能試験で不合格となった学生は、その後筆記免除で技能試験を2回受験することができます。
今回合格した 三上 侑音 さん

電気通信工学科2年 三上 侑音 さん 
内定先 株式会社ソルコム(通信関係企業)
取得資格 第二種電気工事士、第一種電気工事士

三上さんは情報処理やパソコンの構造に詳しく、パソコンの操作も速く、どの様な問題でもインターネットで検索して解決することができます。情報通信にも興味を持ち、地道に勉強を続けていますので今後が楽しみです。

本学科は「第一種電気工事士」筆記試験を、1年次の10月に受験します。そして、技能試験を11月に受験しますが、この試験の評価は非常に高く、就職活動では強力な武器となります。

本学科は1年生の間に「第一種電気工事士」に合格できるように、計画を立て実行をしています。学生は早い時期から筆記試験で合格点が取れるようになっていますので、油断して詰めが甘くなることを心配しています。入学前は電気について何も知らなかった学生が、今では合格点が取れるようになっています。しかし勉強をしなければ直ぐに忘れますので、試験が終了するまで謙虚な気持ちで、勉強を続けてほしいと思います。

一年生の座学の様子です

電気通信工学科の藤井です。

前回は11月25日の第一種電気工事士の技能試験対策でしたが、今回は来月の10月5日の筆記試験対策の様子です。
夏休みが明けて筆記試験まで残り一か月となりました。
学生の中には、過去問を解き終えたら「何点とれた?」と競い合っている人もいました。
「次の過去問で勝つ!」と、全力を尽くして、その場を楽しんでいるようでした。

問題が配られると、張りつめた空気が教室に満ちあふれます。
口元を引き締めて、まっすぐに机に向かっています。

第一種電気工事士「技能試験」の対策

こんにちは。
電気通信工学科の藤井です。

学生は現在、10、11月に行われる第一種電気工事士の資格取得を目標に勉強しています。
第一種電気工事士は電気工事士法に基づき経済産業省が行う国家資格です。
前回受験した第二種電気工事士の作業範囲は、低圧(600V以下)屋内配線や小規模オフィスなど。
今回受験する第一種電気工事士の作業範囲は、二種に加えて高圧(低圧を超えて7000V以下)のビルや工場など。
第一種電気工事士を取得すれば、特殊電気工事を除くすべての電気工事に従事できるようになります。
就職の幅が大きく広がるので、みんな真剣に勉強しています。

課題の説明を受けています。
実際の試験では機器や配置が異なることがあるので、施工条件を読み解き、どんな問題も理解できるようになります。

試験時間は60分です。
試験問題を読み取り、単線図から理解しやすい複線図に描いていきます。

一種は二種にはなかった高圧配線、変圧器や電磁接触器があります。
図面だけだと理解しにくいですが、先生が丁寧に教えてくれます。

学生同士で教え合っています。とてもよい雰囲気です。
自分が理解できていても相手に理解してもらえるように話すことは教える学生にとっても勉強になります。

完成した作品を先生に採点してもらいます。電気的に施工上の「欠陥」がひとつでもあると不合格になります
先生が採点するとと学生の自己採点では見つからなかった欠陥が出てきます。
自分の作品を「どこかまちがいがあるはず」とチェックすることが重要です。
全員が笑顔で合格するのが楽しみです。

体育祭

こんにちは。
電気通信工学科の藤井です。

1年生は第二種電気工事士の筆記試験が終わり、7月19日の第二電気工事士の実技試験と10月5日の第一種電気工事士の筆記試験を合格するために勉強しています。そんな中、2025年6月20日(金)に岡山ドームで体育祭を行いました。

体育祭は各種目クラス対抗で行われます。他のクラスと競い会って、楽しみました。

リレー

大縄跳び

玉入れ

綱引き

クラスみんなで協力することで充実した時間にできました。

本校ではオープンキャンパスを行っています。日程は下記からご確認できますので、ぜひ一度ご来校ください!

オープンキャンパス 2025

第二種電気工事士の実技試験対策

こんにちは。
電気通信工学科の藤井です。

今日は、2025年7月19、20日に実施される第二種電気工事士の実技試験の対策を紹介します。

本日は、公表問題No.6を練習しました。これは、露出コンセントと3路スイッチ2つで照明を点灯する回路です。
階段や廊下などで使用される回路です。実技試験の内容は現実に即したものになっています。

材料を選定します。自分たちで用意することで機器を覚えます。

試験問題から施工条件を読み込んで、単線の配線図(簡略化された図)を適切に反映した複線図(実際に作業で使う図)に書き直しています。

用意した電線を施工条件に従って切断し、機器に接続して木板に配置します。
試験だと寸法が配線図に示された長さ50%以下だと欠陥と判断されるので、しっかりと電線寸法を測定して間違いのないようにします。

先生が疑問にすぐに答えてくださり、大変心強いです。安心して作業ができます。

課題ができたら、成果物を見直して先生に採点してもらいます。
欠陥がひとつでもあると不合格です。採点されるとき、先生が真剣にチェックするので非常にドキドキします。

本日は電源を接続して点灯試験を行いました。
自分が組み立てた回路が通電してON/OFFして点灯すると「電気回路ができた」と実感します。

本校のことよく知っていただくために、オープンキャンパスを実施しています。
下のリンクに詳細があります。先生からお話を聞いたり、尋ねることで具体的なイメージを持つことができます。
みなさんと会えることを楽しみにしています。

オープンキャンパス 2025

2年生のコンピュータ実習

電気通信工学科の藤井です。

今日は、電気通信工学科2年のコンピュータ実習を紹介します。
すでに9割の学生が内定をいただいており、就職先でパソコンを使用するのに備えて真剣に画面に向かっています。

パソコンを使って文章や図を挿入し、報告書を作成する練習をしています。

授業開始10分間は先生から配布されたプリントでタイピング練習をします。
時間を測定して前回と比べてどれだけ正確に早くできたかハッキリとわかります。上達が感じられて楽しいです。
また、報告書作成の際は、文字や図形を使って読む人が理解しやすい文章を作るように努めています。

電気通信工学科がどんな学科かもっと詳しく知るためにオープンキャンパスにきませんか? 
次回は6月14日(土)10:00からです!

オープンキャンパス 2025

電気通信工学科 第一回職業実践実習

電気通信工学科の藤井です。

5月14日(水)、株式会社徳山電機製作所様から技術者2名を派遣していただき、職業実践実習を受けました。
電気通信工学科では、年3回の職業実践実習を計画しており、今回が第1回目になります。
実習内容は「配電盤の組み立て」です。

株式会社徳山電機製作所 品質検査管理部 関藤 満講師から会社説明を受けました。徳山電気製作所さんは設計から検査まで行う一貫生産体制の配電盤総合メーカーです。配電盤はビル、病院、工場、学校や上下水道に電力を供給する重要な役割を担っています。また、機器や設備を安定して動作できるよう保護し、火災などの事故を防いでいます。責任ある仕事で実習内容に身が引き締まる思いです。

これから、これらの材料を使って電灯の配電盤を組み立てます。

作業に取りかかる前に実習室にある配電盤で確認をしました。これは、徳山電気製作所さんに寄贈していただいた配電盤です。どのように組み立てるのか実物を見ながら丁寧に教えていただき、どのように進めていくか具体的なイメージができました。

株式会社徳山電機製作所 製造部電気課 山本 準也講師から配電盤の各機器の説明を受けました。今は、主幹ブレーカーから子ブレーカーに電力を供給する銅バーの説明を受けています。大変わかりやすいです。

木板に機器を取り付けるために取付機器と組み合わせます。ブレーカーと連接取付板を合わせています。

組み合わせた機器を木板に取り付ける位置を決めていきます。図面を見て正確に寸法をとります。

疑問があれば、すぐに個別に指導していただけます。安心して作業できました。

取り付け位置が決まり、機器を木板に止めていきます。みんなで協力して進めます。

機器を木板に止めたら、機器間に電気を送るための電線を加工します。電線を適切な長さに切り分けて端子を圧着します。始めは被覆をむぐことも端子を圧着することも難しくて、時間がかかりました。作業が進むにつれて上達していき、見栄えのよい配線ができるようにすることに面白さを感じました。

完成したら、講師から採点してしていただきました。機器のねじに緩みやがたつきがあると火災の恐れがあるので、一つ一つ真剣にチェックします。見落としがないかドキドキしました。

自分たちで組み立てた配電盤を持って記念撮影をしました。
最後まで集中して作業に取り組んだ、とお褒めの言葉をいただき、うれしかったです。

徳山電機製作所の両講師の先生ありがとうございました。
第2回目の実習は令和7年10月8日です。

電気工事実習

電気通信工学科の三井です。
1年生は、4月10日(木)に入学しましたが、5月25日(日)には最初の国家試験である、「第二種電気工事士」筆記試験を受験します。続いて、7月に技能試験を受験しますので、現在は両方の試験を目指し勉強に励んでいます。

本学科は「第二種電気工事士」養成施設ですので、卒業時に無試験で免許が与えられます。しかし、認定よりも試験による取得の方が企業の評価は高く、また更に上位の資格を取得するための基礎固めとして、あえて国家試験を受験しています。このような真剣勝負を経験することにより、学生達は逞しく成長することができます。

今回は電気工事実習風景を紹介します。ほとんどの学生は電気を学ぶのは初めてですが、実習を通して理解が深まっています。本学科は即戦力の電気技術者の育成を目指していますが、学生達は楽しみながら技術の習得を行っています。

電気工事実習風景

卒業式(電気通信工学科)

電気通信工学科の三井です。
3月17日(月)岡山コンベンションセンターで卒業式が開催されました。式終了後、岡山科学技術専門学校のホームルーム教室へ帰り、最後のホームルームが開催されました。

最初に2年次の担任から、卒業生一人ひとりに卒業証書が授与され、次に1年次の担任から各賞の授与がありました。続いて、本学科の先生方からお祝いの言葉がありました。最後に、卒業生達は順番に2年間の思い出やお礼の気持ちを発表しました。

その後、別会場で食事会が開催されました。学生達からのお礼の言葉とともに、自撮りによる写真撮影会となり、感動的な卒業式は終わりました。卒業生達の今後の活躍をお祈りしています。

最後のホームルーム

令和6年度「第一級陸上無線技術士(一陸技)」結果

電気通信工学科の三井です。
令和7年1月に実施されました「第一級陸上無線技術士(一陸技)」の結果は次のようになりました。今回の試験では2年生2名と1年生14名が受験しました。

平成6年度「第一級陸上無線技術士」結果
学年 在籍数 受験数 今回免許取得数 科目合格数 免許取得累計 取得率(%)
1科目 2科目 3科目
2年 15 2 1 1 3 20.0
1年 21 14 2 4 2

* 試験科目は、「無線工学の基礎」「無線工学A」「無線工学B」「法規」の4科目あり ます。試験は年に2回実施され、3年以内に4科目に合格すると、免許取得となります。
* 受験資格がなく、誰でも自由に受験することができます。
* 免許取得により、すべての無線設備の技術操作が可能となります。
* 免許取得により、国家公務員試験(一般職大卒程度)の筆記試験が免除される省庁 があります。

2年生写真
  左から 小倉さん、池田さん、河上さん、西田さん

小倉 颯斗(おぐら はやと)さん
出身高校 広島市立広島工業高等学校 情報電子科卒業
内定先 旭テクノプラント株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」「法規」科目合格

池田 凌平(いけだ りょうへい)さん
出身高校 広島県如水館高等学校 普通科卒業
内定先 西日本高速道路ファシリティーズ株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士

河上 冠仁(かわかみ かんじ)さん
出身高校 岡山県立東岡山工業高等学校 工業化学科卒業
内定先 NTTデータカスタマサービステクノロジ株式会社
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士

西田 光汰(にしだ こうた)さん
出身高校 岡山県美作高等学校 普通科卒業
内定先 中国四国管区警察局(国家公務員一般職 大卒程度)
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 工事担任者第一級デジタル通信
 第一級陸上特殊無線技士
 第一級陸上無線技術士

 
1年生写真 
左から 難波さん、チュイさん、イさん、高森さん、池田さん、高木さん、角南さん、岡村さん

難波 守邦(なんば もりくに)さん
出身高校 岡山県立岡山工業高等学校 工・電気科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士
  「無線工学の基礎」「無線工学A」「無線工学B」科目合格

チュイ イ チュンさん
出身校 関西外語専門学校 日本語総合学科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」「法規」科目合格

イ ピョー チョーさん 
出身校 岡山科学技術専門学校 日本語学科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」「無線工学B」科目合格

高森 翔大(たかもり しょうた)さん
出身校 岡山県立玉野高等学校 普通科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」「法規」科目合格

池田 啓人(いけだ ひろと)さん
出身高校 岡山県立真庭高等学校 普通科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」「法規」科目合格

高木 章伍(たかぎ しょうご)さん
出身高校 岡山県立笠岡工業高等学校 電気情報科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士
  「無線工学の基礎」「無線工学B」「法規」科目合格

角南 比奈大(すなみ ひなた)さん
出身高校 岡山県立勝山高等学校 普通科卒業
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」科目合格

岡村 忠(おかむら ただし)さん
高等学校卒業程度認定試験合格
取得資格
 第二種電気工事士
 第一種電気工事士
 第一級陸上無線技術士「無線工学の基礎」科目合格

昨年度までは1年終了時の春休みから希望者を対象に「一陸技」の補講を開始しましたが、本年度からは時期を早め、1年生の10月から授業の中で指導するようになりました。その結果、受験勉強の期間が長く取れますので免許取得が容易になります。また、1年終了時の春休みからは、希望者を対象に「一陸技」と「電験三種」の補講を開始しました

今年度より、初めて全員を対象とした「一陸技」の授業を行い、様々な反省点がありました。次回は今回の経験を活かし、更に良い結果が得られるようにしたいと思います。

「一陸技」を取得すると、国家公務員一般職(大卒程度)の筆記試験が免除となります。その制度を利用して公務員を志望する学生や、放送局、NTTなどの通信関係を目指す学生もいます。これらの企業では女性がたくさん働いていますので、女性の入学をお待ちしております。また「電験三種」は大規模な電気設備のある企業では、電気主任技術者として必要な資格です。

明治以来、電気と通信分野は自由平等で実力主義です。最も権威のある国家資格でも性別、国籍を問わず、誰でも自由に受験することができます。本学科では学生が自分の力で夢を実現できるようになることを目指しています。

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