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食品健康科学科 Archive

バイオサイエンス学科『卒業研究発表会』のお知らせ

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
立春過ぎてもこの寒さ、本当にイヤになりますね。
 さて、このブログでも紹介しましたが、本学科の卒業研究発表会を以下の予定で開催します。OB・OGの方はもとより、ご興味を持たれた高校生の皆さん、ぜひお越しください!

平成30年2月15日(木)
午前9時半~12時頃まで 本校1号館4階の44教室にて開催

【プログラム】
 1.ハンバーガー等に使用されるカット野菜の衛生検査
 2.環境DNAによる外来種の生息調査
 3.微生物による色素の分解
 4.旭川の水質調査
 5.菓子類に含まれる乳酸菌の分離と菌数測定
 6.土壌動物による都市公園の自然度の測定

今年も食品、環境、生物と盛りだくさんです。

Marge01
写真は昨年度のものです。今年はどんな発表になるでしょうか♪

 

バイオ恒例アヲハタジャム研修ー男子はイチゴ好き?-

お久しぶりです。バイオサイエンス学科の鎌田です。
今年初登場です。毎日毎日寒いですね(^^)/
スキー場ではどんなに寒くても頑張る私ですが、日頃の寒さは大嫌い!

さて先日は毎年恒例の2年生の卒業研修旅行で広島県の竹原市にあるアヲハタジャムデッキに行ってきました。
工場見学とジャムづくり体験です。
なんともう12年ぐらい通っています。毎年この研修の季節が巡ってくると
「2年生の学生も、もうすぐ卒業だなー」と、なんとなく感無量です。

この日は寒いながらも日差しが明るくて海がキラキラ輝いていましたよ。
池田先生に「明るくて海がきれいですねー」って話しかけたら
「光の春ですね」というご返答。さすが百人一首大好きのイケダです!!

さてさてジャムづくりはイチゴ、ブルーベリー、マーマレードの3種類から選べるのですが
今年のジャムはこれでーす。
アヲハタ1
そう、イチゴです。毎年毎年、学生たちに作りたいジャムを聞くんですがほとんどいつも答えは「イチゴ」
なんとかブルーベリーやマーマレードを作りたくていろいろ誘導するのですが、なかなかうまくいきません!!
マーマレード体験はなんと12年間なし。どれだけ男子はイチゴ好き!!!!
2ブログアヲハタ2アヲハタ
イチゴを鍋に投入。いよいよジャムづくり開始です。
ブログアヲハタ3
ジャムを固める大事な要素、≪ペクチン≫を入れます。
4ブログアヲハタ
糖度計を使って糖度を確認。ちょっとプロっぽい匂いが・・・
5ブログアヲハタ
イチゴの中にじっくり糖分をなじませる間、待望の試食タイム。珍しいジャムをいろいろ試すことができましたよ。
ブログアヲハタ6
いよいよ最後の瓶詰め。上手に瓶いっぱいに詰めないと・・・ 一番神経を使うところです。
空気をしっかり抜いておかないと保存性が落ちてしまいます。
皆、真剣な面持ちですね!!

今年も無事アヲハタジャムの研修を終えることができました。
あとは卒業研究発表会に向けて、全力投球です。頑張れ2年生。

さよなら2017年!

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
寒い冬です。先日、気象庁からも発表がありましたが、今年は「ラニーニャ現象」が発生しているようです。エルニーニョはよく聞くけど、ラニーニャって???と思われる方もいると思います。エルニーニョ現象は、南米ペルー沖の海面水温が平年より高くなる現象で、ラニーニャ現象とはその逆、つまり海面水温が低くなる状態をいいます。これが発生すると日本では厳冬になるといわれており、実際に今年の冬は寒さが身に沁みますね。

さて、今年もいろいろあった1年でした。2年生の就職活動もあと少しのところまできました。今年も株式会社明治や株式会社機能性食品開発研究所などの食品会社と、株式会社日本総合科学や岡山市環境整備協会などの環境系の会社から内定をいただいています。

2年生は12月17日に「中級バイオ技術者認定試験」が終わり、残るは2月15日の卒業研究発表会となりました。2年間はあっという間です。笑って卒業できるよう頑張りましょう!

最後に未公開写真で今年のバイオサイエンス学科を振り返ります。

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2年生最初の校外研修は植物工場の見学でした。池田動物園隣の京山山頂に施設があり、昔はロープウェイがあったところを15分くらいかけて登ります。
普段の運動不足?のせいか、体調不良者が続出するハプニング! でも、見学はしっかりさせていただきました。

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5月には1,2年生合同のバス旅行、神戸方面へ。今年は須磨水族園とグリコピア神戸でした。圧巻のイルカショーでした。

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学園祭、今年も伝統のうどん屋と染物。染物では初めてハーブ染めに挑戦しました。

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普段の実習風景。いつも真面目に実験しています!?

今年も大変お世話になりました。来る2018年が皆様にとってワンダフルな1年になりますよう!

始動!! 就職活動

こんにちは、バイオサイエンス学科の鎌田です。
今日は1年生の話題です。

先週の金曜日は1年生にとって記念すべき?就職活動スタートの日となりました。これまでに自己PRを考えたり、進路の希望を考えたりと助走には入っていたのですが、この日は本格的スタートを意識する1日になったと思います。

午前中は岡山新卒ハローワークのジョブサポーターの方に来ていただき、就職活動の身だしなみや面接の基本動作についてみっちりとレーニンングを受けました。

ブログ1就活セミナー
バイオサイエンス学科1年生と情報システム学科1年生の合同授業です。

ブログ②就活セミナー
実際の面接を想定して、入退室や挨拶を一人ずつ順番にみんなの前でします。!! 面接官役の学生さんもいます。お互いにすごーく緊張しているのが伝わってきます。顔がこわばっていますよ・・・笑顔、笑顔

ブログ3就活セミナー
面接官役の学生さんやサポーターの方から一人一人にいろいろなアドバイスが出ます。最後にはみんなよい姿勢でしっかり挨拶ができるようになりましたよ。素晴らしい!!!

午後は国際交流センターに場所を移動しました。就職推進課による全学科合同の進路に関する授業です。就職活動の進め方についてと外部講師の先生による ≪キャリアマナー 働くを楽しむ≫ という演題で講演を聞きました。

学生さんにとっては(私にとっても?)ながーい一日だったようですが、「就職に向けて頑張ろう!」という決意の一日になったのではないかと思います。
今年も残すところあとわずかになってきましたね。授業もあと2日です。皆さんよいお年を!!・・・少し早いかな(^^♪

バイオ2年生 卒業研究まっただなか!!

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
今朝も寒いですね。(^^♪
ここ数年暖冬が続いただけに今年の寒さは強烈です。

そんな中バイオサイエンス学科2年生は卒業研究実験と格闘中。12月17日には中級バイオ技術者認定試験を控え、しかも今は中間試験真っ最中とあって忙しさはピークです。でもその先には冬休みが待っている。頑張れ2年生!!

さて、2年生がどんな卒業実験に取り組んでいるかちょっとのぞいてみましょう。

卒業研究 ブログ
自称イケメン男子のM君がなにやら真剣なまなざしで見ているのはサラダをすりつぶした溶液。このグループは〇〇のハンバーガーに入っている野菜類など、カット野菜を中心に微生物の検査をしています。
なかなか衝撃的な結果も出たりして、今後が楽しみですね。

卒業研究ブログ3
このグループは土壌中の有害物質を分解する菌を探しています。
なかなか思うような結果が得られず、難航しています。実験で苦しむのもよい経験ですよ!!

卒業研究ブログ4
このグループはブラックバスやカミツキガメといった外来生物が池や河川にいるかどうかを環境DNAの手法で調べています。
なにやら難しそうですね・・・

卒業研究ブログ2
卒業研究ブログ5
そのほか、最近増えている乳酸菌入りという表示のある菓子類から乳酸菌を単離したり、地域の自然度を調べたり、水質検査をしたりと多彩な実験に取り組んでいます。
前半の実験もほぼ終わり。年明けの後半戦実験、しっかり頑張りましょう。

実習でグミを作ってみました!

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
ここ数日少し暖かくてちょっとほっとしています。でも、この週末はまた寒くなりそうですね。
スキーが趣味の私ですが実は寒いのは大嫌い!! 遊ぶときは別モード?

さて、今週の1年生の実験テーマは【ゲル化】・・・この言葉以前のブログにも登場しましたが、食品にとってはとっても重要なテーマなんですよ。なんといってもプルプル、グニュー、は食品の大事な食感ですね。
そんなわけで、寒天やゼラチン、ペクチンなどのゲル化の条件を実験で確かめました。そして、最後の締めくくりにグミを作ってみることにしました。皆さんもあのムニューとした食感のグミは知っていますよね。

材料は・・・ゼラチンやペクチン、果汁などです。
グミブログ8
ゼラチンを溶かし、材料を混ぜ合わせます。
グミブログ4
こんなふうにトローとして美味しそうですね。
でもこちらの班はどうしたのでしょう? いやいや明らかに失敗ぽいですね。でもめげずに実験いや調理実習続行です。
3グミブログ
ハート型の型に流し込んで冷やします。
グミブログ5
でき上がり!!
グミブログ6
グミブログ7
どうです! なかなかおいしそうでしょ。

バイオサイエンス学科では食品に関する≪美味しい≫実習もいろいろ計画中です。
興味ある人はぜひオープンキャンパスに参加してくださいね。

ようこそ先輩 第3弾

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。週末は雨・・・
2週間連続の雨の週末でキノコ探しに山に行けなくて、ちょっとストレスのたまっている私です。

さて、先週の金曜日には大?先輩2名が学校に来て在校生に仕事の話をしてくれましたよ。1・2年生合同でホームルームの時間に話を聞きました。1年生にとってはこれから始める就職活動に大いに参考になったことでしょうし、就職の決まった2年生にとっては働くことの楽しさや大変さが何かを知る良い機会になったと思います。

さて、一人目は以前このブログでも紹介させていただいた嘉美心酒造の内倉さんです。内倉さんはこの学校の1期生で、今はお酒造りのトップとして責任ある立場で仕事をされています。こよなく日本酒を愛する、まさに大先輩です。
講演ブログ1

今注目のお酒を見せてくださいました。酵母の発酵を完全に止めず、瓶の中で発酵させた泡のでるお酒だそうです。軽い吞み口で、日本酒だということをあまり感じさせない甘口のお酒に仕上がっているそうです。みんなから「飲んでみたーい!!」という声が・・・(私も(^^♪)
20歳を超えている学生さんが代表でいただいて帰りました。美味しかったですか?
講演2ブログ

最後に「この仕事を選んだ理由は何ですか?」という質問に、選んだ理由は「なんとなく・・・給料もよっかったし」的なものでしたが、今ではすっかり日本酒造りにはまっていること、そして仕事が大好きなことを話してくださいました。

次は卒業後15年目の三宅先輩です。三宅さんは卒業後、ベンチャー企業での殺菌水の開発、営業、その後転職して食品会社の品質管理部門で6年、昨年からはNPO法人で総務の仕事に携わるなど多くの経験を積んだバリバリの仕事人間です!
3ブログ講演

4講演ブログ
食品会社の品質管理とはどんな仕事をするのか? 会社選びのポイントは? などこれから就活を始める学生に大切なことを分かりやすく解説してくださいました。どうやって仕事のモチベーションを上げていくのか、という話の中で彼女の自分の仕事に対するプライドを感じ、私も「すごいなー」と良い刺激を受けましたよ。

お二人の先輩の共通点は「仕事が大好きで、仕事に自信と誇りを持っていること」
これから社会にでる在校生もこんなふうに仕事ができたらいいですね。

学園祭で待っています! 2017

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。朝晩、肌寒くなってきました。季節は晩秋へと向かっています。
 さて、今年も11月5日の日曜日に学園祭を予定しています。
バイオサイエンス学科では今年も展示は「染物」と「液体窒素で作るアイスクリーム」、模擬店のほうは伝統の「うどん」です。
 今年の「染物」は例年とは趣向を変えてハーブ染めに挑戦します。このブログでも何回か紹介しましたが、バイオサイエンス学科では今年からハーブを取り入れた授業をおこなっています。そこで、学園祭でもこのハーブを使ってハンカチを染めようというわけです。それにはまずハーブが必要! 先日、1年生が岡山市東区の株式会社夢百姓さんの農園に伺い、収穫してきました。
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 収穫をおこなったのはハイビスカスです。ハイビスカスというと南国を思い浮かべるかも知れませんが、それとは全くの別種です。学生たちは長靴を履いてせっせと花を摘みました。

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 摘んだ花は種子を取らなければなりません。農家の方に教えていただきながら、種子の取り出しにも挑戦しました。終了後にはハーブティーを出していただきました。おいしかった!
株式会社夢百姓の皆さん、ありがとうございました。

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 そして、そのハイビスカスを使っての染色です。うまく染まるでしょうか・・・。一方、右は液体窒素で作るアイスクリームです。今年のお味はどうでしょうか?

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 学生たちは放課後も残って準備を進めています。ご近所の皆さま、卒業生の皆さん、そしてこのブログを見てくれた高校生の皆さん、今年も学園祭で待っています!

高校生の皆さんにバイオの授業!

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
昨日までは三連休。暑いぐらいでしたがとっても良い天気。いろいろ楽しんだ人も多いのでは?

私は連日テニスとキノコ見回り! もちろんその合間にはたまっていた家事もこなしましたよ。
キノコの見回りとは、いつも美味しいキノコを収穫できる秘密の場所?を、生えていないかなあ・・・と見回ってくること。今回はハタケシメジとアミタタケが収穫できました。
毎年初めての収穫は、「これってもしかして毒キノコ?」という疑いを捨てきれず、決死の覚悟で食べています。もちろんOKでした。美味しくいただきましたよ。

さてさて、そろそろ本題に入らなくては・・・・
先週の金曜日に、鹿島朝日高校の生徒さん8名がバイオサイエンス学科に授業を受けに来てくださいました。本来は私たち教員が出前授業ということで高校のほうへお邪魔するのですが、今回は実験設備の関係で、皆さんに来ていただきました。
50分授業を2つ、ということだったので2種類の実験にチャレンジしてもらいました。

1時間目は池田先生による「ミックスレタスの種子の無菌播種」です。
クリーンベンチを使って種を無菌的に培地(発芽に必要な栄養分を寒天で固めたものです)にまきます。うまくいけば収穫して食べることもできますよ。まったく細菌がいないので究極の安全な野菜ですね。
1かしまブログ
慣れないクリーンベンチ作業ですが、バイオサイエンス学科先輩の指導の下、皆一生懸命です。うまく収穫できるといいですね!!

2時間目は私、鎌田担当の「ゲル化」の実験。
「ゲル化」なんていうと何やら難しそうですが、簡単に言えば液体をゼリー状に固めること。寒天やゼリー、グミなどプルプルした食感の食品には広く使われている技術なんですよ。今回は「人工イクラ」と、食品ではないですが「おもちスライム」作りに挑戦しました。

まずは人工イクラもどき・・・
安いお寿司の代名詞のように使われる人工イクラですが、技術的にはいたって簡単なんですよ。でも目を入れるのはなかなか大変なようです。なので今回は「目なし」イクラです。
2鹿島ブログ
まずは、必要な薬品類を調整中
4鹿島ブログ
食紅を使って着色するとまさにイクラでしょ・・・
でも別の色に着色すると、まったくイメージが違いますね。
5鹿島ブログ
とても食品とは思えません。
3鹿島ブログ
最後はおもちスライム。おもちのようによーく伸びます。
手伝ってくれた本校の学生さんも遊んでます!!

鹿島朝日高校の皆さん、楽しんで勉強できましたか?!

それとこのブログを見て実験内容に興味をもってくださった方、本学科のオープンキャンパスでも同じような実験をやりますので、ぜひ参加してください!!!
待ってます。

虫捕りとソーセージとパン

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
前期末試験が終わり、学生たちはほっと一息の試験休み中です。
外を歩くと漂うキンモクセイの匂いに秋本番を感じます。キノコマニアとしても有名な鎌田先生はキノコ探しに余念がないようです?。

 さて、期末試験前の2つの校外研修の報告です。
一つ目は1年生の操山公園里山センターでのハイキングです。今回は「昆虫」を主なターゲットにしていましたが、昆虫は昆虫でもスズメバチが飛び交っていて、「もう帰りたい・・・」などと悲鳴が聞こえました(;^_^A
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今年はスズメバチが特に多いようです。野山に出かける時は黒っぽい服装は避けて、もしスズメバチが近づいてきても絶対に手で払ったりせず、じっとしていればそのうち逃げていきます。

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左は「ヤマガラ」という野鳥、右は通称「アリジゴク」、ウスバカゲロウの幼虫です。学生たちが11月に受験予定の「生物分類技能検定試験」でしばしば出題されています。

 次は2年生、毎年恒例「ドイツの森」でのソーセージとパン作り体験です。
バイオサイエンス学科の柱である「食品」分野ですが、食中毒菌の検出など、衛生検査が中心ですのでたまには作ってみようというのが目的です。
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まずはソーセージ作りから。ひき肉をよくこねて豚腸に詰めるのですが、慣れていないのでなかなか大変。それでも最後は上手にできました!
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続いてパン作り。生地は既にできたものが用意されており、成型からスタートです。毎年、学生たちの個性が出ますね。
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今年も楽しい思い出となりました!

来週からは後期が始まります。2年生は間もなく卒業研究が始まります。今年もどんなテーマが出るか楽しみです。

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