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食品生命科学科 Archive

バイオサイエンス学科2年生の試練!?

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
クリスマスも終わり、2015年も残すところ1週間足らずとなりました。冬至を過ぎると少しずつ昼が
長くなってきます。「冬来たりなば春遠からじ」とはイギリスの詩人シェリーの言葉ですが、今年、
いろんな試練に見舞われた人は、冬が来たのだから必ず次には春がやって来ると、気持ちを新たに
がんばりましょう!

さて、学生たちは今週から冬休みに入っています。2年生にとっては生涯最後?の長い冬休みですが、
その前後でまさに大きな試練が待っています。

1つ目は先日おこなわれた中級バイオ技術者認定試験です。「バイオ」と名のつく唯一の資格試験であり、
「バイオテクノロジー総論」「生化学」「微生物学」「分子生物学」「遺伝子工学」の5科目計150問の
試験です。試験前1週間は1日中、試験対策の授業でした。学生たちは脳みそを沸騰させながら、連日、
過去問演習に取り組みました。努力は必ず報われると信じています!

2つ目は2月18日(木)に予定されている卒業研究発表会です。今年も食品微生物検査、バイオレメディ
エーション(微生物による環境浄化)、DNA鑑定など、7つのテーマが出揃っています。冬休みが
終わると、2年生はこの学生時代最後の試練を乗り越えるべく、実験を再開します。
明るい春はすぐそこまで来ています。

これは卒業研究ではありませんが、卒業研究発表の疑似体験とプレゼン能力の向上を目指して、
バイオテクノロジー実習で実施した食品中のアレルギー物質の検出の実験結果を、各班に発表してもらった
ものです。なかなか上手にまとまっていました。卒業研究本番が今から楽しみです。

バイオサイエンス学科・生物工学科卒業生の皆様へお願い

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

今年も師走となりました。2年生は先日から卒業研究がスタートし、
各グループに分かれて食品衛生やDNA鑑定など、自分たちでテーマを
決めて実験に取り組んでいます。

さて、今日はバイオサイエンス学科および旧生物工学科の卒業生の
方へのお願いです。
バイオサイエンス学科ではよりよい学科づくりのため、カリキュラムの
見直しに取り組んでいます。
そこで卒業生の皆さんに、日々の業務の中で、こんなことを学校で
教えておいて欲しいなど、助言をいただけたらと思います。
ご協力いただける方は、以下のメールアドレスに入学年度とお名前を
記入して送信してください。折り返しアンケート用紙をお送りします。

池田和宣(ikeda@mail.oist.ac.jp)もしくは
鎌田律子(kamada@mail.oist.ac.jp)

なお、このブログを読まれた方は他の同窓生へも情報を広めていただけると
幸いです。
以上、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

以下の写真は、今夏初めて実施したインターンシップの様子です。
食品関係や環境分析の企業で1週間、2年生全員がみっちりと実習をさせて
いただきました。
学生たちにとって、大変、貴重な経験だったようです。



今年も学園祭で待っています!

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

随分とご無沙汰をしてしまいました。いつの間にか季節はすっかり秋です。
秋といえば学園祭のシーズンです。今年も11月1日の日曜日にカギセン学園祭を開催します。
バイオサイエンス学科でも学生たちが準備を始めています。紹介していきましょう!


(写真上) 今年も伝統のうどん屋は健在です! 値段は据え置きの一杯200円!
肌寒い季節にはもってこいです。今年もいい味に仕上がりました。
そうそう、右の写真の彼は先日の校内ボーリング大会で堂々の優勝でした!
バイオサイエンス学科始まって以来!?


(写真上) 続いてはスライムと液体窒素で作るアイスクリームです。
スライムはお子様向け、アイスクリームはどなたでもお楽しみいただけます。
右の写真の彼女が試食しているのがそうです。今年ももちろん無料です。
毎年あっという間になくなりますのでお早めに!


(写真上) 最後は染め物です。あなたのお好きな色に染めて差し上げます!
右の写真は1年生です。どんな看板を作ろうかと思案中です。

(写真上) 1年生は今年15名です。みんなまじめで、仲の良い学年です(岡山県自然保護センターにて)。

以上、バイオサイエンス学科一同、今年も皆様のお越しを心よりお待ち申し上げておりますm(_ _)m

バイオサイエンス学科 卒業研究発表会

こんにちは。  バイオサイエンス学科の鎌田です。
ブログ登場があんまり久しぶりすぎて、書き方も忘れてる!! でもなんとか頑張ります。

恒例のバイオサイエンス学科の卒業研究発表会が2月13日に無事終わりました。
なんと今年は24回目です。24年前、新米の私は(その当時は若かった)実習テーマを
1年分埋められず、「この際、学生に考えさせよう!」という苦肉の策で始めた卒業研究
です。ずいぶん立派に育ったものです。・・・・感無量 ナミダ ナミダ

これで晴れて2年生も卒業となり、あとは卒後式を待つばかり。
というわけで今週末は私もスキー行くぞ! これまでは怪我しちゃいけないので少し
おとなしくしていましたが・・・
「それで??」という池田先生の声が隣の机から聞こえてきそうです。

で、本題に戻ります。
今年の卒業生は13名、発表題目は6テーマでした。

トップバッターのテーマは「6価クロムを還元する土壌細菌の探索」
なんと、学校そばの川から有害なクロムを還元する細菌が見つかりました!

2番目は「各種の微生物増殖制御要因に対する3種の菌の抵抗性」
彼らはなんと600枚以上ものシャーレを使って実験しました!  そのファイトがスゴイ。
もちろん良い結果も出ましたよ。

3番目は「市販キノコ類の組織培養と交配」
卒業研究でキノコを扱うのは初めてです。やっとキノコ大好き人間の私の弟子が・・・・・
残念ながら新品種の発見には至りませんでしたが・・・・・

次は「食肉・環境中からの抗生物質耐性菌の検出」というテーマの発表でした。
院内感染で有名なMRSAが意外にも身の回りの豚肉からも多く検出されました。
これはなかなかすごい!

そして5番目は「異なる環境中の土壌微生物数を比較する」というテーマ。
公園の砂場で一番多くの細菌が検出されたのにはビックリ!やっぱり野良猫クンの
フンの影響かな? うっかりお砂遊びもできませんね。

そしていよいよラストはこの人!
「PCR-RFLP法を用いてのサバ属魚類の魚種の判定」
なんと ”しめさば” でもどんな種類のサバを使っているのか、DNAからわかるのです。

と、こんな内容で無事発表会が終わりました。
見に来てくださった保護者や先生方どうもありがとうございました。
現1年生、来年は頑張ってね!
もちろんこの後は 打ち上げが・・・  楽しく2年間を終えることができました。

ウニの受精と発生の観察

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
1年でもっとも寒い時期を迎えていますが、間もなく節分、立春ですね。
暦の上だけでも春の声を聞くと嬉しくなりますね。

さて、先日、生物学担当の大月孝志先生が広島からバフンウニを持ち帰ってくださり、
早速、授業のなかで受精と発生の観察をおこないました。
受精卵が細胞分裂(卵割)を繰り返し、成体に向けて成長していく様子を
実際に顕微鏡で眺めながら、学生たちも興味津々でした。
こうした発生の形態は基本的に人間も同じです。生物は本当にすごいですね!

大月先生は普段は岡山大学で研究をされていますが、週に3日、バイオサイエンス学科の
学生のために授業に来られています。大変な博識で、どんな質問でも答えてくれますよ。
(上の写真はウニの口器(アリストテレスの提灯)を取っているところ)

メスの放卵(黄色い方)とオスの放精

学園祭で待っています!

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
朝晩寒くなってきましたが、風邪など引かれていませんか?
さて、今年も11月2日の日曜日にカギセン学園祭を開きます。
バイオサイエンス学科は、模擬店が毎度おなじみのうどん屋、
そして展示が染物、スライム、アイスクリーム作りです。
詳しくは以下の通り!

バイオサイエンス学科恒例のうどん屋は午前10時~売り切れまで。44教室でやっています。
一杯200円!今年はこのメンバーが担当です。どんなお味か、お楽しみに!

こちらは染物。午前10時からお昼まで43教室です。無料!ほかにも青や紫などもあります。とてもきれいな色ですよ。

お子さんたちに好評のスライムは午後1時から43教室で。無料!ちびっ子たち待ってるよ!

毎年、早々になくなる液体窒素で作るアイスクリームも午後1時から43教室で。このうまさで?!無料!
本当にすぐになくなりますので、食べてみたい方はお早めに!
以上、バイオサイエンス学科一同、みなさまのお越しをお待ち申し上げております。

バイオテクノロジー実習-バイオサイエンス学科2年生

フィールド実習-バイオサイエンス学科

半田山植物園見学

バイオサイエンス学科卒業研究発表会

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
「光の春」を迎えていますが、まだまだ寒さが続きそうですね。
さて、2月14日はバイオサイエンス学科2年生の卒業研究発表会でした。
2年生15人が7つのグループに分かれて、昨年12月から実験や調査をおこないました。
今年のテーマは以下のとおりです。

1、殺菌処理をおこなっていない各種天然水の微生物検査
2、ビオトープの自然度について
3、竹・果皮からのバイオエタノール生産
4、高梁川の水質検査
5、RAPD法によるコメの品種判別
6、「スポンジ除菌」のできる台所用洗剤の除菌効果の比較
7、食肉の保存期間、温度が菌数の増加に及ぼす影響

食品からDNAによる品種鑑定、環境に至るまで、非常に幅広く研究をおこないました。
まさに2年間の集大成、みんな本当によく頑張りました!
来月15日の卒業式が終わると、それぞれの世界へ向けて巣立っていきます。

電子黒板を使って発表しています。

当日は保護者の方や他学科の先生方、そして1年生が見学しました。

終了後に記念撮影。みんなホッとした表情です。
2年間、お疲れさまでした。みんなの健康と活躍を祈っています!

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