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食品生命科学科 Archive

卒業式からはや一週間・・・あれこれ思うこと

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
本当に久しぶりなので、卒業生の皆さんからはもう辞めたなんて思われているかも・・・
大丈夫です!ちゃんと生きていて相変わらず遊んでいますよ。
一昨日は大山のブナ林の中をスキーでハイクアップして滑ってきました。(転んできた?)
快晴で、青空の中の真っ白な大山の稜線は本当にきれいでしたよ。
自然の中で遊ぶのは楽しいですね!!

先週の水曜日(3月15日)は卒業式で私の担任学年が無事卒業しました。
卒業式までに全員の就職が決まり本当にうれしいい旅立ちの日でした。

「専門学校で担任なんて何してるの?」なんて思う人もいるかもしれませんね。
私の大学時代は確かに担任いたけど、2回飲み会に参加してもらっただけだし・・・
そんな人のためにちょっとカギセンの担任の役割を説明します。

担任は2年間、入学から卒業まで一緒です。
朝のショートホームルームから始まって出席管理、成績管理、進路相談、恋愛問題管理?(これは池田先生担当!)
などなどいろいろやります。バイオはクラスの人数が少ないだけに関係も結構深い?
その中でも就職指導が一番の重大事で面接指導、履歴書指導、何でもやります。
全員の就職が決まった日は本当にうれしくて、肩の荷もおり、お酒が美味しかった!!!!

そんなわけで今年の卒業生にもいっぱい思い出ができました。
卒業した後のホームルーム教室はなんだかとても広くて、ちょっとさみしかったです。
でもまた新しい1年生が入ってきます。頑張らなくては・・・

最後に卒業生の1年生の時の写真。みんなの希望で実現した実習室での料理教室?
思い出の1枚です。

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卒業研究発表会

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
春は名のみの風の寒さですが、春は確かにそこまで来ています。
さて、2月17日(金)は2年生の卒業研究発表会でした。
今年も学生たちがそれぞれ計画立案し、約1か月間、集中的に実験に取り組みました。
今年のテーマは以下の通りです。

1.土壌からの放線菌の分離と抗菌スペクトラムの探索
2.DNA解析によるサクラ樹種の識別
3.市販冷凍食品の衛生検査 –解凍法による菌数の違い–
4.市販惣菜類の衛生検査 –未包装食品を中心として–
5 環境中からのBacillus属菌の分離及び納豆の製造
6.食品からの植物性乳酸菌の分離法の検討
7.食品の「3秒ルール」についての検証
8.環境DNAを用いた希少種の生息調査

1週間で1箱のシャーレ(500枚入り)がなくなるなど、今年の2年生も頑張りました!
春からはそれぞれが新しい世界に旅立って行きます。この経験を忘れず、今後の人生に生かして欲しいと願っています。
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さよなら2016!

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
学生たちは20日から冬休みに入りました。1年生は年明けからの就職活動に向けて、2年生は来春の就職に向けて忙しい時期です。学生のみんな元気にしていますか?

さて、2016年、平成28年も残りわずかとなりました。皆さんはどんな1年だったでしょうか? 
バイオサイエンス学科でもこのブログで紹介してきたようにいろいろなことがありました。
年に1度の1・2年合同の校外研修は大阪のインスタントラーメン発明記念館でした。夏休みには2年生のインターンシップがあり、秋には一大行事の学園祭、そして、12月18日には中級バイオ技術者認定試験を2年生全員が受験しました。年が明けると2年生は2月の卒業研究発表会へラストスパートです。
ともあれ今年1年、事故もなく、バイオサイエンス学科総勢27人が無事に新年を迎えられそうです。ありがとうございました!

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1年生は今年最後の食品微生物学実習でピザ作りをしました!今年は夏休み前にうどんも作りましたね!

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2年生の卒業研究発表会は2月17日の予定です。今年もいろいろなテーマで学生たちが実験に取り組んでいます。
その中から一部を紹介します。旭川で水を汲んでいますが、これは「環境DNA」という手法でこの付近にウナギが生息しているかどうか調べるためのものです。うまく結果が出れば、今や絶滅危惧種となっているニホンウナギの生息状況を簡単に調査できるようになるのでは?
一方、可憐な一輪のサクラですが、ある県内の企業の緑地に植栽されているサクラについて、札の名前と実際の種が違うのではないか、という報告があり、これもDNA鑑定で調べようと取り組んでいます。

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皆さま、どうぞよいお年をお迎えください!(大阪府池田市 インスタントラーメン発明記念館にて)

学園祭で待っています!2016

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

11月に入り少しずつ寒くなってきました。今冬はラニーニャ現象の影響で寒さが厳しくなる予想です。

さて、暦のせいで今年の学園祭は例年より遅く、11月6日の日曜日の予定です。校内では各学科の模擬店のポスターが貼られ、段々と学園祭ムードになってきました。

バイオサイエンス学科は伝統を守り、今年の模擬店もうどん屋(一杯200円)です。寒い日はこれに限ります。
また、展示は午前中が染物、午後からは液体窒素で作るアイスクリームと新ネタ?のスーパーボール作りです。
展示の方は無料です。アイスクリームは毎年、早々になくなりますのでご注意ください!
今年もバイオサイエンス学科一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております!

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バイオサイエンス学科・前期末の風景

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
10月だというのに、蒸し暑い日が続いています。
さて、学生たちは現在、前期末試験で奮闘中ですが、それに先立ち1,2年生ともに校外研修に行きましたので紹介します。

まずは2年生から。2年生では毎年、玉野市にある児島湖流域下水道浄化センターで施設見学をおこなっています。
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下水道とバイオと何の関係があるのか? それは下水は微生物の力によってきれいにされるからなのです。
バイオサイエンス学科の就職先として水質分析のような環境関連の仕事があります。環境の実際の現場を見てもらうための研修です。

次に、同じく2年生のドイツの森でのソーセージ作りとパン作り体験。こちらも毎年この時期におこなっていますが、半分、遠足のような校外研修です。
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ソーセージは羊の腸に肉を詰めるところから、パンは成型から体験することができます。できたものは持って帰っていただきます。昼はレストランでバイキング! 体験終了後は1時間の自由時間を取り、園内でアーチェリーなどをして楽しみました。楽しい秋の日の1日でした。

最後に1年生の海浜生物採集です。こちらも年に1回、玉野市の渋川海岸でおこなっています。海水浴場として有名なところですが、砂浜の奥に岩場があり、そこで海の生物を採集します。
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実際の生き物に触れる「フィールド実習」の一環ですが、当日は時々雨のあいにくの天気。沖では県内の小学生が「海の学習」のカッター漕ぎをする元気な声が。小1時間がんばって、わずかな収穫。「バカ野郎!」と海に向かって石を投げる学生も?

バイオサイエンス学科では校外研修を通じて、目で見て学び、体で体験することを大切にしています。

大先輩の講話!

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

9月に入りましたが、まだまだ暑さが続いています。
学生たちは授業再開から1週間が経ちました。

そんななか、バイオサイエンス学科の大先輩が後輩たちのために仕事の内容について話しに来てくれました。
5期生・1994年(平成6年)3月卒業のHさんです。Hさんは本校を卒業以来ずっと、食品工場に勤務されています。

製造、品質管理など、さまざまな部署で経験を積まれています。食品工場の仕事内容や必要とする資格の話、心構えなど、さまざまな話を聞かせてくれました。2年生の何人かは食品会社に就職が内定しており、また1年生はこれから進路を絞ろうというときで、本当に有意義なお話でした。

バイオサイエンス学科では半分以上の学生が食品会社への就職を希望しますが、実際にどんな仕事をしているか、なかなかイメージできないところが大きいため、今日のような先輩の経験を聞かせてもらえるのはとても有り難いことです。Hさん、本当にありがとうございました!

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「取れる資格は今のうちに取っておけ!」現役の皆さん、わかりましたか!?

 

夏休みだから・・・ インターンシップ

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

今夏はラニーニャ現象の出現により、例年にない暑い夏が予想されていましたが、気象庁によると今のところエルニーニョ現象もラニーニャ現象も出現していないとのこと。助かりましたね。それでもやっぱり夏は暑い!

そんななか、バイオサイエンス学科2年生は1週間のインターンシップに突入しました。昨年からの試みで、2年生はこの夏休み中に全員、食品や環境などの関連企業で5日間の職場体験をおこないます。たった1週間というなかれ!このインターンシップの経験から、自分の適性を考えて就職先を決めた先輩もいます。2年生のみんな、暑さにめげずにがんばって!

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株式会社機能性食品開発研究所での一コマ。指導役は本校の卒業生のS君です。右の写真はそのS君と今年入社したO君。白衣がキマッていますね!

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こちらは株式会社三好野本店での一コマ。真っ白いつなぎを着てお弁当作りです。私はこの日、ちょうど別の場所でセミナーを受けており、お昼のお弁当で三好野さんの祭りずしをいただきました。二人が作ったお弁当かなと思うと、おいしさも倍増でした。

インターンシップは全部で3回に分けて、全員が参加します。今回は第1回目の報告でした。
なお、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象は何かなと思ったあなた、地球環境問題に興味のあるあなた、ぜひ、オープンキャンパスでお待ちしています。

植物観察の日

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
貴重な梅雨の晴れ間となった先日、1年生が岡山県自然保護センター(和気町)へ植物観察に行ってきました。毎年、1年生の11月に受験している生物分類技能検定試験(4級:6月、11月の年2回実施)が学園祭と重なったために、今年は6月受験としました。そのため、例年よりも3週間遅い植物観察会となりました。例年の植物観察会とは違って、植物相はすっかり夏のものとなっていて、毎年行っている私にも新鮮な感じがしました。学生たちも受験勉強で予備知識を得ていたため、ガイドの方の話を非常に熱心に聞いていました。次回は10月、秋の植物の観察に行く予定です。


まずは室内で植物の葉の付き方について説明を聞いた後、園内を散策しながら植物の見分けのポイントを実地で習います。


ガイドの方の説明を聞き、せっせとメモを取ります。


こちらは園内の湿地。学生が覗き込んでいる先には、日本一小さい赤トンボ「ハッチョウトンボ」。1円玉サイズです。


園内には珍しい植物も。左は環境省絶滅危惧種IB類の「オグラセンノウ」、右は秋の七草の一つ「カワラナデシコ」です。

 こうした実習は就職などに直接役に立つわけではありません。でも、この星は多くの生物に支えられており、とりわけ生産者である植物からは酸素と糖類という、我々の生存のためには不可欠なものを提供してもらっています。植物の世界は分類では「植物界」と呼ばれます。植物を知ることはもう一つ別の世界を知ることであり、それを通じて我々人間の生命、ひいては地球全体について考えることにつながります。バイオサイエンス学科は「生命」について学ぶ学科でもあります。

1,2年合同ホームルーム

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
先日は今年度初の、大雨警報での休講という事態になりました。今日も激しく降る雨を横目に見ながらの授業となりました。
 毎週金曜日の2時間目は1,2年生ともにホームルームですが、月1回は合同でおこなっています。目的は前回の記事でも書きましたが、「コミュニケーション能力」の向上です。毎回、2年生が企画を考え、1年生に説明しながらおこなうので、企画力や人前で説明する力も要求されます。それを養成するのが狙いです。

 今回の企画は「カルメ焼き」と「液体窒素アイスクリーム作り」でした。カルメ焼きは年配の方なら祭りの夜店で実演販売?されていたのを思い出されるでしょう。熱してどろどろになった砂糖に重曹(炭酸水素ナトリウム)を加えると、熱分解で発生した二酸化炭素によってプーッと砂糖が膨らみます。昔ながらの素朴なお菓子ですが、その仕組みは化学そのものです。
 また液体窒素アイスクリームは、牛乳や砂糖などを入れて泡立てたところに液体窒素を入れてすぐにかき混ぜると、とてもおいしいアイスクリームがあっという間にできます。こちらは学園祭(今年は11月6日の日曜日です)でも毎年やっていますので、食べてみたい方は是非お越しください!


左の写真は2年生の担当者が説明をしているところ、右はグループ分けのため、じゃんけんしているところです。


こちらはカルメ焼きの様子です。右の写真で手前の彼女がおでこに何か貼っていますが、名札です。やっぱり名前がわからないと会話になりません。


仲良しコンビによる完成したカルメ焼き!うまくできると結構おいしいのです\(◎o◎)/!


液体窒素アイスクリーム作りの様子。液体窒素を入れたらすぐに全力でかき混ぜるのが成功の秘訣です(^_^;)

アクティブラーニング!?

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

今年は梅雨らしい梅雨ですね。毎日ジメジメとした日が続いています。
さて、バイオサイエンス学科では現在、「専門知識」「コミュニケーション力」「プレゼン力」を強化するべく、授業改善に取り組んでいます。なかでも分子生物学の授業は今年から「アクティブラーニング型」で授業をおこなっています。
「アクティブラーニング」というのは従来の「聞くだけ」の授業ではなく、グループ討論を中心に自ら考え、自ら学ぶ姿勢を養う授業のことです。まだまだ試行錯誤の段階ですが、学生たちが確実に成長しているのがわかります。
何よりも、学生たちが寝なくなりました(^_^;)

左の写真は、グループ討論を前に私がパワーポイントで説明しているものです。重要事項をコンパクトにまとめるよう工夫しています。
右の写真はグループ討論の風景です。毎回、内容を説明後に「ミッション」を課し、それを解決するために討論をおこないます。
中には教科書に没頭している学生もいますが、それもある意味「アクティブ」?

この写真はどちらも学生が説明している様子です。グループ討論後、代表者に「ミッション」に対する答えを白板に書いて説明してもらいます。この「人に説明する」という作業が、アクティブラーニングにはすごく重要なのです。
1年後、どこの会社に就職してもやっていけるよう、様々な取り組みをしています。

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