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建築工学科 Archive
2024年 卒業制作作品の紹介!!
こんにちは。建築工学科の秋山です。
今回は、先月卒業した学生の卒業制作作品の一つを紹介したいと思います。
敷地は、岡ビルとその周辺でした。タイトルは、「農業×都市 ―調和による癒し空間の創出―」でした。岡山の強みである農業を活かし、都市で自然体なライフスタイルに出会うことをコンセプトに考えていました。
設計の中では、今現在敷地が持つ性格・歴史や周辺環境を読み解いた足跡が反映され、さらに建築的な操作が加えられていました。また、街のあり方を考えていく中で、ウォーカブルなまちづくり(居心地が良く歩きたくなるまちなか)やエディブル・ランドスケープ(食べられる植物で景観をつくる取り組み)などを表現することで、これからの都市空間の提案を目指していました。
ボリュームは、周囲の建物程度の小さなボックスが採用され、それを緩やかな勾配の屋上緑化された大屋根によって統合していました。
内部は、床のレベルを操作したり、カーテンウォールで空間同士を繋げたりといった操作を行っていました。
この学生にとって、卒業制作から新たなツールを使って作成したこと、粘り強く課題に取り組んだことや建築としてどうしたらいいのかを思い悩んだことは、きっと財産になっていると思います。今後の飛躍を願っています。
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建築作品展 開催しました!!
こんにちは。建築工学科の秋山です。
3/15(金)―3/17(日)の三日間、建築工学科・建築工学研究科の建築作品展を山陽新聞社・さん太ギャラリー(岡山市北区柳町2-1-1)にて開催しました。
多くの方に足を運んでいただき、大変ありがたく思っております。
ありがとうございました。
「レベルが高いね」、「学生たち、すごいね」など、いろいろな方に嬉しいお言葉をかけて頂きました。
また、普段設計の仕事をしている方々から刺激を受けるいい時間になりましたということも言って頂きました。
今後、更にレベルアップしていけるよう取り組んでいきます。
これからも、応援よろしくお願いします。
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”建築作品展 2024”開催のお知らせ
こんにちは。建築工学科の秋山です。
3/15~17の期間で建築工学科・建築工学研究科の建築作品展を山陽新聞社・さん太ギャラリー(岡山市北区柳町2-1-1)にて開催します。
■1年生 住宅設計課題
■2年生 卒業設計課題
■研究科 修了制作
これまで学習してきたものの集大成として、作品を制作しました。1年生は、初めての模型とパネル制作で苦戦しながらも一生懸命取り組んでいました。2年生は、この二年間の成長が感じられる作品が多かったように感じています。研究科は、3度目ということもありさらにハイレベルな作品になったと思います。
ぜひ、力のこもった学生達の作品を直接ご覧ください。
日時:2024/3/15(金)-17(日)
10:00-18:00(最終日は15:00まで)
場所:山陽新聞社本社2F さん太ギャラリー
お待ちしております。
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福山―尾道へ校外研修!
こんにちは。建築工学科の秋山です。
2/20に広島県立東部工業技術センターと三和鉄構建設株式会社 尾道工場へ校外研修に行ってきました。
まず、初めに広島県立東部工業技術センターへ行きました。ここでは、コンクリートの破壊試験や鉄筋の引張試験を主テーマとして見学させてもらいました。また、その他にも建築に関係する様々な試験機器を見せて頂きました。
例えば、上部写真は大きな球体(積分球)の中で、電球の明かるさを計る機器です。この機器による測定によって、皆さんが電球を選ぶ時の指標を示しています。
次に、三和鉄構建設株式会社 尾道工場へ行きました。奥行200mほどある、とても大きな工場を見せてもらいました。
工場内では、穴あけ、開先加工や手動溶接などを見せてもらいました。丁寧な説明でいろいろな工程が良く分かったことと思います。
上部写真は、ロボットが溶接を行っているところです。横向きにした角柱を回転させながら、柱の四面へ溶接を行っていました。
どちらの見学においても一生懸命話を聞き、メモを取っている学生の様子が印象的でした。
広島県立東部工業技術センターと三和鉄構建設株式会社 尾道工場の方々のお陰で大変貴重な校外研修になったことを大変感謝しています。
ありがとうございました。
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企業後援会説明会
こんにちは。建築工学科の秋山です。
2/14〜2/19の4日間で企業後援会による企業説明会を開催しました。様々な職種の働き方・仕事内容、各企業の特徴や求人情報などを教えていただきました。
実際の現場での話や歳の近い卒業生から話が聞けて、将来のイメージや仕事理解に役立ったことと思います。学生説明会を聴いて書いたレポートには、今まで知らなかった職種を知ることができた、深く知らなかった施工管理のことが分かって良かった、有名建築家と仕事ができることを知った、会社説明など、新しい発見や興味を持ったところがいろいろと見られました。
就職先を選択するヒントとなること、どんな会社・仕事があるかを知ること、社会に出る前と出た後どちらにも活きてくる説明会になったと思います。
今回の気付きを就活、今後へと是非活用してほしいと思います。
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二級建築士合格に向けて
建築工学研究科教員の森崎です。
私達、建築工学研究科は2月14日(水)より、令和6年度二級建築士試験の合格を目指し、早期対策を開始しました。受講の対象者は、本校の建築工学科から4月に内部進学してくる15名です。
授業も一段落し、春休みに入ったばかりで、思い切り遊びたい気持ちもあるとは思いますが、学生たちは貴重な時間を使って学校まで足を運んで講義を聞いてくれています。
二級建築士試験は学科試験と製図試験が分かれており、まずは学科試験に合格しなければ製図試験を受けることが出来ません。
また、学科試験は、7月の第一日曜日となっており、決して時間に余裕があるわけではありません。
短期間でどれだけ集中して学習していけるかが合格の鍵となります。
全員で合格するという目標を叶えるため、私達はクラス一丸となって精一杯頑張っていきます!
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卒業設計・最終プレゼン!
こんにちは。建築工学科です。
今回は、2年生の設計班が卒業設計・最終プレゼンを行ったときの様子を紹介します。
約5ヶ月間をかけ、専門学校の集大成となる作品を制作しました。発表会には、同級生のインテリア班の学生や後輩が聞きに来ました。
これまでの課題と同様に「リサーチ - 分析 - 回答」というプロセスを踏んで計画していきました。用途は、学生ごとに設定しました。問題点を見出すところ、解決案を建築へ落とし込むところやスケジュール管理などいろいろと苦労していましたが、なんとか完成までたどり着きました。
5月に初めて学生たちの発表を見たときとは見違えるほど、堂々としていて分かりやすい内容のものになっていました。また、ダイアグラムや内観があり、内容や雰囲気が伝わりやすいものになっていました。
今後の生活に今回の反省点や上手くいったところを活かしてもらえたら良いなと感じています。
この卒業制作のパネル展示を3/15(金)から 3/17(日)まで、山陽新聞社本社ビル2F さん太ギャラリーにて開きますので、ぜひお越しください。
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卒業設計発表
建築工学研究科教員の森崎です。
1月29日、建築工学研究科の学生たちが3年間の学校生活の集大成である卒業設計の発表を行いました。
二級建築士試験を終えてからの作業となり、限られた制作時間となりましたが、決められた時間の中で自問自答しながら、自分の考えを形として表現しています。
一級建築士試験の学習を進めている学生は、時間との苦しい闘いであったようですが、最後まで諦めず制作を進めました。
BIMソフトであるアーキキャドを使ってモデルを作成した学生は、驚くべき速さでソフトの使い方を習得し、写真のようなパース画を作成できるようになりました。
発表も回数を重ねるごとに自信をもってできるようになり、自分の考えを相手に伝えるための表現にも工夫を感じられました。
今回の発表は、他学年の学生にも見学に来てもらったため、普段と違う状況の中、発表者たちは少し緊張しているようでしたが、無事に発表を終えることができました。
3月に控えている展示に向けて、学生たちは最後の追い込みを頑張っていきます。
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学科初・在学中に二級建築士合格!
- 2024-01-26 (金)
- 建築工学科
こんにちは。建築工学科です。
うれしいニュースが飛び込んできました。建築工学科2年生の河津青空さんが、令和5年の二級建築士試験に見事合格。令和2年に試験制度が変更され一部学生に受験が認められた中で、建築工学科の在学生としては初の合格者となりました。難関を突破した河津さんに、喜びの声や勉強法などを聞きました。

合格の喜びなどを語る河津さん
建築工学科在学生として初の合格。今の気持ちを教えてください。
「素直にうれしいですね。就職が決まっているのですが、社会人で資格取得するとなれば相当大変だと思うので、本当に良かったです」
令和5年12月初旬に合格発表がありました。吉報をどこで知りましたか。
「校内にいた時です。先生から呼び出され、『おめでとう』と声をかけられました。『やったぞ』と、両手で軽くこぶしを握り、ガッツポーズしたことを覚えています」
試験は学科と設計製図があります。それぞれ、どのような勉強をしましたか。
「高校でも建築を学んでいたので、ある程度の知識はありました。カギセン入学後は教科書を読み、学科内容の理解を深めた上で、問題集を繰り返し解きました。学科試験の約2か月前からは7年間分の過去問に取り組み、間違えたところはできるまで解くようにしました。設計製図は夏休みを利用し、先生の指導を受けながら17枚ほど書き上げました」
合格につながった要因はどこにあったのでしょうか。
「建築士になりたいという強い思いを持っていたことが大きかったです。小学生のころ、さまざまな家の内外装を劇的に改善する『ビフォーアフター』というテレビ番組が好きで、自分も同じように家を蘇らせてみたいと思っていました。小学生の卒業アルバムの寄せ書きコーナーには〝建築士になる〟と書きました。モチベーションが高かったのは間違いありません」
将来の目標を教えてください。
「就職先の設計事務所では、設計業務、現場管理などに携わっていくと思います。そこで経験を積み、さまざまなことを学びたいです。いつか古民家再生をしてみたいですね。上位資格の一級建築士も目指していきます」
河津さんのように建築士を目指す後輩たちが、今後もカギセンに入学してきます。
「カギセンでは、勉強の進め方や時間内に設計製図を終わらせるコツなどのアドバイスをもらったことが良かったです。学科のグループワークを通じて、メリハリのある取り組みが必要なことも学びました。インターンシップに4社行くなど自由に行動できたのもプラスになったと感じています。カギセンは自ら動けばやりたいことができる学校です。夢に向かって努力すれば、皆さんにもきっと良い結果が届くはずです」
※公益財団法人建築技術教育普及センターによると、令和5年の二級建築士合格者数は4,985人で、合格率は22.3%。試験は7月に学科、9月に設計製図が行われた。
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卒業設計・中間プレゼン!
こんにちは。建築工学科です。
今日は、2年生の卒業設計・中間発表の様子を紹介します。今回は、基本図(平面図、立面図、断面図)が完成したタイミングでの発表になります。
何もないところから問題を見つけ、解決する方法を提案し、建築に落とし込み、形にしてきました。ここまでの学生の様子を見ていて、建築への落とし込みや形への変換や質に苦労している学生が多く見られたように感じました。とは言え、試行錯誤を重ね、なんとか基本図まで辿り着きました。
プレゼンでは、各々学生の個性があり、いろいろと工夫していて良かったと思いました。併せて仕事量が伝わるものもあり、頑張ったんだなと感心しました。
これから、最終プレゼン、作品展へ向けて最期の仕上げに精を出して、納得のいく作品を完成させて欲しいものです。
上の写真には、数人の一年生が見学しにきたときの様子が写っています。来年の課題へ反映して欲しいと思います。
今後また、最終プレゼンや作品展もアップしますので楽しみにしていてください。
今年もカギセンのブログを読んでいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。
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