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建築工学科 Archive

デザインするってどんなこと?

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建築工学研究科の堂本です。

去る8月4日(土)、両備ホールディングでさまざまなデザインを担当されている清水正人氏をお招きし、「デザインするってどんなこと?」というテーマで講演していただきました。清水氏は“走るホテル”とも言われている岡山と東京を結ぶ豪華夜行高速バスをデザインされた方でニュースにもなりました。

これまでにいくつものデザイン賞を受賞されている清水氏が語られた内容は、学生や教職員にとって、とてもデザインを身近に感じられるものばかりでした。日頃は、意欲をあまり顔に出さない学生も、「あのデザインなら知ってる!」とか「見たことある!」といった表情で興味をあらわにしていました。清水氏は、「デザインの発想は何も特別な行為ではなく、私たちのすぐ身の回りにごろごろとその元となるものが転がっている」ことを伝えたかったとおっしゃり、十分その意図が表れた講演会となりました。

今後もさまざまな方を外部講師としてお招きし、さまざまな刺激を本校から発信していきます。興味のある方は、是非次回以降を楽しみにしていてください。

学校外へ出てわかること

こんにちは。建築工学科の堂本です。

全景
6月21日(木)、今年度2回目の校外研修です。今回は、カーテンや壁クロスの販売を手がけていらっしゃる株式会社サンゲツにお邪魔しました。すぐに通された研修室では、インテリアコーディネーターの女性からカーテンや壁クロスの特徴、種類、機能、選び方のポイントを画像や図等を使って詳しくわかりやすく学びました。トレンドやお客様からの要望などは、なかなか学校内の授業では教えることが難しいので、かなり有意義なものとなりました。

消す実習
実習では、クロスの汚れにくさや耐久性の程度を実際に体験し、その違いに驚いていました。

出来栄え披露
与えられた図面をもとに壁クロスの空間コーディネートを行い、発表しました。

SR見学
内容の濃かった実習後に、習った内容をもとにショールームの見学をさせていただきました。校内にあるサンプル帳よりもはるかに大きなクロスやカーテンの見本を見て、学生たちは「かなり感じが違う!」とか「こんなのが欲しい!と驚きの連続でした。

インテリア空間ができた!

蜂谷完成 中元
18蜂谷 逸見トリミング 
北川トリミング 仮田トリミング

こんにちは、建築工学科の堂本です。
お待たせしました。5月11日のブログで触れましたが、「インテリア製図」の授業で取り組んだ模型制作が完成しましたのでご覧ください。
下2段、あとの4枚の写真は、照明を外部から当てて日差しを演出しています。明かりがあるのとないのとでは雰囲気も変わります。同じ大きさのリビングダイニングにさまざまな家具レイアウト、さまざまな形の窓、色があふれています。オープンキャンパスでも展示をしますので、みなさん、ぜひ観に来てください。お待ちしています!

ショールームで空間を体験!

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こんにちは。建築工学科の堂本です。
建築工学科には、照明、家具、カーテンなどのインテリア関係のショールームでプロの方から学ぶ空間体験実習もしています。まず今回は、大手家具メーカーのカリモク家具株式会社様の岡山ショールームへ伺いました。
学生たちは、空間ごとにコーディネートされたブースの説明を受けながら、ベッドで寝心地を比較したり、ソファの張地や材質によって肌ざわりの違いを感じたり、異なる高さのテーブルやチェアに座ってみて心地よさの違いを体験したりしていました。
空間づくりは、身の回りの心地よさを考えるところから始めるとても面白くなります。校内ではなかなか臨場体験ができませんので、できるだけさまざまなショールームを利用させていただき、学生に空間体験をしてもらおうと思います。みなさんも、ショールームでいつもは味わえない空間体験してみませんか?

インテリア感覚を身に付ける!

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こんにちは。建築工学科の堂本です。

本校の建築工学科には、建築の勉強は当然として、インテリアについても深く学ぶ科目があります。「インテリア実習」と「インテリア製図」です。1年次の1年間でインテリアの基礎を学び、2年次には実習と校外研修を通してインテリア感覚を身に付けます。目指すは、インテリアセンスを持つ設計士です。

学生たちは、4月から始まった実習準備期間を終え、いよいよ制作にかかり始めました。今回の課題は、与えられた条件で「リビングダイニング空間を模型にする」というもの。ここぞとばかりにソファやテーブル、イスなどの模型を工夫を凝らしながら作っていました。あまりに凝りすぎて今週中に完成できず、次週へ持ち越しとなりました。皆様には次週、その完成模型を披露しますので楽しみに。

最優秀賞を受賞!!

皆さん、こんにちは。建築工学研究科の堂本です。

一般社団法人岡山県建築士事務所協会主催の平成29年度、第13回優秀卒業作品表彰において、本科の森木孝太君が最優秀賞を受賞いたしました。3年間ひたすらこつこつと建築に打ち込んできた成果が最大限に評価され、本人はもちろん教員一同も感無量です。以下に、作品に対する本人の思いをつづってもらいました。

本作品のテーマは、限界集落での拠点となるコミュニティの在り方についてです。私の地元の高齢化率が高いこともあり、今後懸念される医療を中心とした計画となっています。
卒業展への出展作品で日本建築家協会中国支部・岡山地域会と建築士事務所協会のコンクールにも応募したところ、建築士事務所協会の審査で最優秀賞をいただき、昨年以上の成績となって今後の大きな糧となりました。指導していただいた先生方に感謝しています。
後輩へ一言アドバイスをさせていただくと、 卒業設計・修了設計という一大イベントに是非楽しみながら取り組んでほしいということです。そして周囲の学生(県外の建築学生)はどのような思想をもって建築を創出しているのかとか、その表現方法といったものを研究してください。おそらく長い建築人生における最も自由度の大きいプロジェクトのはずなので、やりたいことを追求すれば納得のいく建築作品になると思います。頑張ってください。

今春、森木君は岡山市内の建築設計事務所へ就職しますが、今後の活躍に大いに期待を寄せています。

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パンフレット撮影で成長を実感!

こんにちは。建築工学科の岡部です。

先日、新年度のパンフレット用写真撮影のため、イールドインテリアプロダクツという会社のショールームに本校OBの佐藤君を訪ねました。同社はオリジナル家具のデザイン・販売を中心に店舗や住宅設計も行っており、シンプルながらも機能的でオシャレなデザインが特徴です。素敵なショールームで、佐藤君に家具や材料の説明をしてもらいながら撮影は無事に終了!

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撮影後、ショールームに併設されているカフェでコーヒーを飲みながら、仕事の話をいろいろ聞きました。

「卒業して4年・・・覚えることがいっぱいで、昨年までは、自分の仕事を管理することができないまま時間が過ぎる毎日でした。今年からは後輩もでき、やっと少しずつ自分のペースで仕事ができるようになりました。日々勉強ですが、早く一級建築士を取得して管理建築士として仕事をしたいです。」

と話してくれました。学生時代も優秀な学生でしたが、社会人となって考え方や話し方もますます成長したなぁ・・・と実感できたOBとの再会となりました。

2017年、今年もブログを読んでいただいてありがとうございました。来年も建築工学科の”今”を発信していきます。よい年をお迎えください。

どんな住宅でどんな生活をしている?

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こんにちは、建築工学科です。きょうは、建築工学科の1年生が設計の授業で取組んだ ”住宅模型コンクール” を紹介します。

テーマは自由な発想で創る「未来の住宅」! 今回の審査員は、平野毅氏(平野建築設計室代表)をはじめ、岡山・倉敷で活躍されている13名の建築家にお願いしました。結果は次のとおりです。

最優秀賞 1点
優秀賞  2点
佳作   8点

このうち主な作品を紹介します。フレッシュな住宅模型をご覧ください。

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★最優秀賞 【講評】住宅のコーナー部分を大胆に切取った迫力のあるアトリウム(ガラスの空間)は、シャープな切れ味を快適さを感じさせるデザインと、建物だけでなく屋上も緑化して敷地全体まで統一した計画によりリアリティのある作品。

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★優秀賞  【講評】正五角形を組合わせた十二面体で創る空間を樹木の細胞をモチーフにしてデザインした作品。

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★優秀賞  【講評】ツリーハウスをイメージした素朴なデザインを感じさせるシンプルな作者の意図をストレートに表現した作品。

将来のあなたはどんな住宅に住んでどんな生活をしているのでしょうか!
建築を通して未来のあなたの夢を想像してみてはいかがでしょうか・・・・

「建築家のしごと4」展を見に行こう!

建築工学科です。こんにちは、皆さん!

“建築のおもしろさ”体験をしてみませんか!
岡山市北区天神町の岡山県天神山文化プラザで、13組の建築家による「建築家のしごと4」という建築作品のイベントが今月12日(日)まで行われています。
このイベントは今年の“おかやま県民文化祭”のプログラム、「天神山迷図」というアート+建築イベントの共催展になっています。

本校の建築工学科では産学連携の取組みとして、建築家の指導により学生(1年生)が住宅模型を制作しました。作品のテーマは「未来の住宅」です。

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学生作品は10月末に行われた地域の子供たちを対象にしたワークショップの参考作品になり、その後、11月5日(日)まで会場で展示しています。本校での取組みは今年で2年目です。

もともと天神山文化プラザの建物は、近代建築の巨匠の一人でもある前川國男 氏の設計作品として岡山の建築遺産でもあります。古くから岡山の要所とされてきた天神山で、建築やアートの魅力に触れてみませんか。詳しくは次のサイトをご覧ください。

「天神山迷図」天神山文化プラザHP http://www.tenplaza.info/event/detail.php?i=908

「建築家のしごと4」展サイト http://www.tenplaza.info/event/detail.php?i=891

写真に込められた深い意味

こんにちは、建築工学科です。

10月16日(月)、1年生の授業に地元岡山で活躍されている建築家2名を招いて、“建築家の仕事“をテーマにした特別授業を行いました。

2017/10/16 13:47

講師の川上竜人氏(かわかみ設計室代表)と山本圭一氏(山本圭一建築事務所代表)に、住宅設計の仕事について説明をいただきました。

設計の仕事は、住む人の生活に相応しい空間を創造する楽しみがあり、提案した設計の工事が完成すると、新しいものを生み出した感動があるそうです。その感動は実際に体験しないと判らないほどの大きな感動だそうです。建築物を創ることは、PCゲームを楽しむことより何百倍、何千倍も大きな体験が得られるそうです。また、プロの作る住宅模型は、精密できれいな作品であり、学生たちは、講演後にも近づいて興味深く見入っていました。

ここで、建築クイズです。次の写真を見てください。講演の中で紹介された住宅の写真なのですが、人物がぼやけたように写っています。しかし、この写真は、建築物の写真としての深い意味があるそうです。どういうことでしょう?

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【答】建築の写真は風景を写すだけでなく、建物の「空間」を写すことを意図しているため、人物をシルエットのように空間へ溶け込ませた表現にする場合があるのです。建築のプロは、写真からも建物の「空間」を表現しようとしているのです。皆さんもこの写真から、心地よい陽だまりのリビング空間を”想像”してみてください!

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