- 2020-06-15 (月) 8:00
- 校長☆副校長
こんにちは。宮元です。
そのうちに、FORTRAN言語に続いてアセンブリー言語の勉強も始まりました。メーカー主催のプログラミング講習会にも顧問の先生と一緒に参加したことを覚えています。コンピュータープログラミングを勉強してどうする、なんてことは考えていませんでした。理由ははっきり言えません。とにかく楽しかった。
それに対して、正規の授業のほうはというと、全く興味がわきませんでした。コンピューターに対する興味がどんどん大きくなるのとは対照的に、授業はどんどん面白くなくなっていきました。
「電子物性」、私が籍を置いた電子工学科の研究対象で、ざっくりいうと、物質の中の電子の振る舞いの研究です。そのことは、入学した時点でも全く知りませんでした。学年が進むにつれて分かってきたことでした。
本来注力しなければならないことに興味を失ってしまったのは私の問題です。大学進学を勧めてくださった中学の先生が悪いのではなく、何のアドバイスもくださらなかった高校の先生が悪いのでもなく、ましてや大学が悪いのでもありません。大学がどういうところなのか、何を勉強、研究するところなのかについて、全く知ろうとしなかった私が悪いのです。一時は、大学退学も考えて専門学校のパンフレットを取り寄せたりしました。本当です。
時代が大きく変わりテクノロジーが進歩して、ありとあらゆる情報を簡単に手に入れることができます。大学への進学を考えている人は、それを利用して、大学で取り組むであろうことが果たして自分の望むことなのかをぜひとも確かめてください。「いったい何のために大学に進むんですか。」 即答できますか?
さて、そんな中で、さらに私の心を揺さぶったもの・・・・ それは「TK-80」
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