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測量環境工学科 Archive
訪問させてください!
- 2020-02-28 (金)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
2月18日(火)から20日(木)まで本校企業後援会主催で校内企業説明会を開催しました。
測量環境工学科対象の企業16社から会社の説明があり、様々な話を聞くことができました。
その中でも卒業生が説明に来た企業ではたくさんの質問をして現場の生の声が聞けました。
休憩時間の間に企業訪問の予約をする学生もいました。学生は「希望する企業との比較や就職先の新たな選択肢になりました。」と言っていました。
学生の就職活動意識、社会人意識が芽生えるいい企業説明会でした。
後援会企業の皆様、大変ありがとうございました。
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1・2年合同「苫田ダム」見学
- 2019-12-24 (火)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
12月11日(水)に苫田ダムの見学に行きました。
まず、初めに浮島橋です。
浮島橋とは浮島という離れ小島に架かる73mの吊り橋です。歩くと揺れるので学生も楽しそうに歩いていました。
次に苫田ダムです。
苫田ダムとは自然災害から人々の生活を守る”治水”と人々の生活を支える”利水”の両面を担う多目的ダムです。
今回は国土交通省中国地方整備局苫田ダム管理所の方にダムの説明と案内をしていただきました。
これはダム堤体内の見学施設の様子です。
この見学施設のすぐ下に水位維持放流設備がありました。
構造は世界でも珍しい”引張りラジアルゲート”という形状です。放流時は油圧シリンダにより主ゲート扉体が開き放流されます。
最後に、苫田ダム管理所の所長から就職および土木技術者の心構えについてお話しいただきしました。
学生は「普段見ることのないダム堤体内の見学や就職、土木技術職についての心構えを聞くことができてよかったです。就職の選択肢が広がりました。」と話していました。
今回の見学で1年生はこれから始まる就職活動、2年生は春から始まる社会人・土木技術者としての意識が芽生えたと思います。
国土交通省中国地方整備局 苫田ダム管理所の皆様、ありがとうございました。
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「堤防強化工事」現場見学会
- 2019-11-29 (金)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
11月27日(水)、1・2年生一緒に小田川川辺堤防強化工事の現場を見学させていただきました。
平成30年7月の西日本豪雨の際、堤防が決壊し甚大な被害が発生しました。今回の現場見学では、水の浸透を防ぎ、堤防の決壊を抑制する堤防強化工事の見学と測量の最新技術の体験をすることができました。
下の写真は測量の最新技術の体験をしている様子です。器械が目標を自動追尾するため、複数人必要な測量が1人できます。
下の写真は矢板と呼ばれる鉄を地面に打設している様子です。水の浸透を防ぐために地盤を削りながら矢板を打設しています。
下の写真は、ICT(情報通信技術)土木工事の様子です。建設機械の中にGPSを使用した測量の機能が搭載されており、掘る位置や角度など自動で調整します。
今回の現場見学で、座学で学んだことを実際に現場で見ることでより理解につながったと思います。また、1年生は就職の選択肢が増えるきっかけになったと思います。
株式会社三幸工務店様、株式会社カザケン様、株式会社吉田組様、国土交通省中国地方整備局様、現場見学をさせていただきありがとうございました。
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地形測量実習・成果発表会
- 2019-09-17 (火)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
9月11日(水)、半年間にわたった地形測量実習の最後の授業で、外部講師である「株式会社ウエスコの岡口部長」をお招きして成果発表会を行いました。この半年間、学生はただ実習を行うだけではなく、成果発表会を視野に入れて発表資料の作成や発表練習を行ってきました。以下、写真で成果発表会の一部を紹介します。
実習の成果全体を表示して発表する班や(下の写真)
成果の一部を拡大しストリートビューの画像と比較して発表する班(下の写真)など
各班ごとで工夫して発表していました。また、各班の発表が終了するたびに岡口部長からアドバイスをいただきました。
発表会終了後は、岡口部長から測量の最新技術や最新機器の説明を受けたり、学校では体験することのない測量風景を動画で見せていただいたりしました。
下の写真は深浅測量という河川や湖などの水面から水底までの深さを測る測量の説明を受けている様子です。
一口に測量といっても様々な種類がありますが、すべてに共通するものがあります。「半年間学んだ地形測量」で終わるのではなく、「地形測量につなげる測量」、「地形測量につながる測量」を意識しながら地形測量で学んだ技術を他の実習でさらにレベルアップしてください。これからの皆さんの成長を楽しみにしています。
株式会社ウエスコの岡口部長、半年という長い時間、学生に現場で使える技術や就職活動をする上の心得など様々なことを教えていただきありがとうございました。
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夢への第一歩は順調!
- 2019-05-14 (火)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
入学式から早くも1か月が過ぎました。測量環境工学科には新たに16名の学生が入学しました。
今までとは違う授業内容、授業時間、環境・・・ この1か月、慣れないことの連続だったと思います。
ですが、さすが測量環境工学科!
例年通り早い段階で笑いの絶えないクラスになっています。
これからもクラス全員で誰一人欠けることなく元気な姿で夢に向かって頑張っていきましょう!!
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新たなスタート
- 2019-03-18 (月)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
3月14日(木)に卒業式を迎えました。
2年間という長いようで短い学生生活を終え、18名の新たな測量士補が巣立っていきました。
社会人になると今まで以上に紆余曲折、山あり谷ありだと思います。それでも諦めずに学校で学んだ技術や知識を活かし、がんばってください。
技術者として一人前になり社会で活躍する日を楽しみにしています。機会があれば学校に遊びに来てください。
みなさんと元気な姿で会えることを楽しみにしています。
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土木構造物の品質検査
- 2018-12-14 (金)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
12月12日(水)に国土交通省 四国地方整備局 四国技術事務所で校外研修をしてきました。ここには、土木構造物の品質確保と、監督・検査技術向上のための実習施設があります。実際に土木構造物の検査を体験したり、正しいモデルと土木構造物の施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、監督・検査の知識・技術を学ぶことができます。
今回は、土木構造物の非破壊試験の実習と、正しいモデルと施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、どちらが適正な構造物かというクイズに挑戦しました。
非破壊試験とは構造物を破壊することなく構造物内部を検査する試験のことです。
鉄筋コンクリート構造物は耐久性を確保するために、鉄筋の腐食を防ぐ必要があります。腐食を防ぐ一番簡単な方法は「かぶり(鉄筋からコンクリート表面までの最短距離)」を十分に確保することです。今回は非破壊試験によりかぶりがどの程度あるのかを2つの測定方法で実習しました。
上の写真は1つ目の非破壊試験、電磁誘導法の実習を行っている様子です。
電磁誘導法とは磁石を鉄に近づけると引き寄せる力が強くなり、離すと弱くなるという原理を用いてかぶりを測定する方法です。
上の写真は2つ目の非破壊試験、電磁レーダ法の実習を行っている様子です。
電磁レーダ法とは電波をコンクリート内に入れ、鉄筋から反射して戻ってくる時間と電波の速度からかぶりを測定する方法です。
上の写真はシュミットハンマーによるコンクリート構造物の圧縮強度測定の実習を行っている様子です。反発度を複数回測定し、その平均と公式より強度を推定します。
上の写真はハンマーによる打音検査の実習を行っている様子です。
打音検査とはハンマーでコンクリート構造物を叩き、その時の音の違いから異常を検知する検査です。
上の写真は、正しいモデルと施工不良や設計ミスを再現したモデルを比較し、どちらが適正な構造物なのかというクイズに挑戦している様子です。どちらが適正かだけでなく、数か所に施されているミスを間違い探しのように探すこともしました。
上の写真が答えになっています。見方や考え方を変えてみないとわからないところがあり、みんなで相談しながら考えていました。解説の際、なぜこのようなミスが起こるかなどの説明があり、学生も興味を持っていました。
最後に災害救援車両の説明を受けました。上の写真はその時の様子です。被災地でどのように活躍しているか学生も興味津々でした。
今回の校外研修では、実際に検査したり、施工不良や設計ミスを含むモデルを目で見て触って比較することができ、座学で学んだ内容のより深い理解や今後につなげることができると感じました。
国土交通省四国地方整備局の皆様、お忙しい中ありがとうございました。
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ドローン、私たちはこう使う!
- 2018-08-07 (火)
- 測量環境工学科
こんにちは、測量環境工学科の宮近です。
ドローン、そもそもは軍事目的で開発され、無人攻撃なんかを考えていたようです。今では、商用として使えないか? 趣味としての楽しみ方は? という具合にいろいろな可能性が試されています。
ところで私たちは測量士。大げさかもしれませんが、地べたを這いずり回って、方向や距離、高さを測っています(した)。でも、このドローンを利用するとどうなるでしょうか。ドローンが持つ高度計、GPSから得られる位置情報、光学カメラやレーザー装置で得られる距離データを一緒にすると、膨大な数の点の位置情報が集まるのです。これを、コンピュータと専用ソフトを使って処理すると、這いずり回って得たデータよりも、量的にも正確性でも勝る情報が得られます。
そんなドローンを授業に取り入れることにしました。きょうは株式会社ジツタ中国さんがドローンの指導に来てくださいました。
ドローンはPHANTOM 4 PRO V2.0です。
前後、左右にセンサーがあり障害物にはぶつかりません。機体の性能が良いので初心者でも簡単に操縦できました。ドローン自体の扱いはそんなに難しいものではないようです。やはりどう利用するかなんですね。
冒頭で説明したことはなかなか理解できないかもしれません。ドローンを使った測量実習を予定していますので、得られたデータから3Dの地形模型を作ってお見せできたら、より身近に感じることができるでしょう。
ドローンの指導をしてくださった株式会社ジツタ中国さんありがとうございました。
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写真測量体験
- 2018-05-22 (火)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
5月19日(土)にオープンキャンパスを開催しました。今回は高校生3名の参加でした。
上の写真は、測量環境工学科の特徴などについて説明をしている様子です。
今回の体験内容は「立体視鏡で見る世界」と「3D図化機で地図を作る」です。
上の写真は、立体視鏡で2枚の写真を見ると写真が3Dに見える体験をしている様子です。
上の写真は、日本に3台しかない図化機を用いて一人ひとりが地図を作成している様子です。奥の図化機を操作すると手前の機械と連動して地図を作成します。
上の写真は地図が描かれている様子です。
上の写真は東日本大震災の被害状況の写真について説明している様子です。写真測量はこういった災害の被害状況の把握を行うこともできます。
今回のオープンキャンパスで測量環境工学科に興味を持っていただけたら幸いです。もっと知りたい、もっと測量を体験いてみたい、先生に聞いてみたいことがあるなど、どんな動機でもいいのでまたお越しください。
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こんな技術が測量に使われている
- 2018-05-09 (水)
- 測量環境工学科
測量環境工学科の茗荷です。
4月28日(土)に岡山コンベンションセンターでお仕事体験フェスタが開催されました。
測量環境工学科では「3Dの本を用いた3D体験」と「私の写真を3Dで見てみよう」を体験していただきました。
上の写真・右が「3Dの本を用いた3D体験」に用いる3Dの本と立体視鏡、左が「私の写真を3Dで見てみよう」に用いるカギセン君です。
「3Dの本を用いた3D体験」とは立体視鏡を通して3Dの本を見ると立体に見えるというものですが、写真・上はそれを体験していただいている様子です。練習をすると立体視鏡を使用しなくても遠くを見るイメージで3Dの本の絵を立体視することができます。
「私の写真を3Dで見てみよう」は、カギセン君というアイテムを使ってその場で撮影した写真を立体視するというものです。上の写真は実際に自分の写真を撮影し、その写真の立体視を体験していただいている様子です。
上の写真は体験していただいた技術がどのような測量技術なのか、測量環境工学科にはどんな特徴があるかなど学科の説明をしました。
今回のお仕事体験フェスタで少しでも測量に興味を持っていただけたら幸いです。また、もっと詳しく知りたいという方がおられたらぜひオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか?
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