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測量環境工学科 Archive

ドローン、私たちはこう使う!

こんにちは、測量環境工学科の宮近です。

ドローン、そもそもは軍事目的で開発され、無人攻撃なんかを考えていたようです。今では、商用として使えないか? 趣味としての楽しみ方は? という具合にいろいろな可能性が試されています。

ところで私たちは測量士。大げさかもしれませんが、地べたを這いずり回って、方向や距離、高さを測っています(した)。でも、このドローンを利用するとどうなるでしょうか。ドローンが持つ高度計、GPSから得られる位置情報、光学カメラやレーザー装置で得られる距離データを一緒にすると、膨大な数の点の位置情報が集まるのです。これを、コンピュータと専用ソフトを使って処理すると、這いずり回って得たデータよりも、量的にも正確性でも勝る情報が得られます。

そんなドローンを授業に取り入れることにしました。きょうは株式会社ジツタ中国さんがドローンの指導に来てくださいました。

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ドローンはPHANTOM 4 PRO V2.0です。

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前後、左右にセンサーがあり障害物にはぶつかりません。機体の性能が良いので初心者でも簡単に操縦できました。ドローン自体の扱いはそんなに難しいものではないようです。やはりどう利用するかなんですね。

冒頭で説明したことはなかなか理解できないかもしれません。ドローンを使った測量実習を予定していますので、得られたデータから3Dの地形模型を作ってお見せできたら、より身近に感じることができるでしょう。
ドローンの指導をしてくださった株式会社ジツタ中国さんありがとうございました。

 

写真測量体験

測量環境工学科の茗荷です。
5月19日(土)にオープンキャンパスを開催しました。今回は高校生3名の参加でした。

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上の写真は、測量環境工学科の特徴などについて説明をしている様子です。

今回の体験内容は「立体視鏡で見る世界」と「3D図化機で地図を作る」です。
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上の写真は、立体視鏡で2枚の写真を見ると写真が3Dに見える体験をしている様子です。

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上の写真は、日本に3台しかない図化機を用いて一人ひとりが地図を作成している様子です。奥の図化機を操作すると手前の機械と連動して地図を作成します。

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上の写真は地図が描かれている様子です。

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上の写真は東日本大震災の被害状況の写真について説明している様子です。写真測量はこういった災害の被害状況の把握を行うこともできます。

今回のオープンキャンパスで測量環境工学科に興味を持っていただけたら幸いです。もっと知りたい、もっと測量を体験いてみたい、先生に聞いてみたいことがあるなど、どんな動機でもいいのでまたお越しください。

こんな技術が測量に使われている

測量環境工学科の茗荷です。

4月28日(土)に岡山コンベンションセンターでお仕事体験フェスタが開催されました。
測量環境工学科では「3Dの本を用いた3D体験」と「私の写真を3Dで見てみよう」を体験していただきました。

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上の写真・右が「3Dの本を用いた3D体験」に用いる3Dの本と立体視鏡、左が「私の写真を3Dで見てみよう」に用いるカギセン君です。

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「3Dの本を用いた3D体験」とは立体視鏡を通して3Dの本を見ると立体に見えるというものですが、写真・上はそれを体験していただいている様子です。練習をすると立体視鏡を使用しなくても遠くを見るイメージで3Dの本の絵を立体視することができます。

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「私の写真を3Dで見てみよう」は、カギセン君というアイテムを使ってその場で撮影した写真を立体視するというものです。上の写真は実際に自分の写真を撮影し、その写真の立体視を体験していただいている様子です。

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上の写真は体験していただいた技術がどのような測量技術なのか、測量環境工学科にはどんな特徴があるかなど学科の説明をしました。

今回のお仕事体験フェスタで少しでも測量に興味を持っていただけたら幸いです。また、もっと詳しく知りたいという方がおられたらぜひオープンキャンパスに参加してみてはいかがでしょうか?

測量体験

測量環境工学科の茗荷です。

21日(土)に第1回オープンキャンパスを開催しました。今回、測量環境工学科には3名の高校生が参加してくれました。

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今回の内容は「レベルを用いて高低差を測ろう」と「電子平板による地形測量」でした。
まずは概要の説明です。(写真上)

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「レベルを用いて高低差を測ろう」の様子。(写真上)

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「電子平板による地形測量」の様子。(写真上)

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測量を体験したあと、測量環境工学科の特徴などを説明しました。

今回のオープンキャンパスで測量環境工学科に興味を持って頂いたら幸いです。知りたいことがでてきたら何回でもお越ください。

さあ、頑張るぞ!

測量環境工学科の茗荷です。

きのう4月10日(火)は入学式でした。

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新たに15名の測量士補の卵が入学しました。入学式直後その場で、測量環境工学科が測量士補養成施設であることについての説明し大変厳しいという話をしました。でも、新入生の表情はやる気に満ち溢れていました。
これから私たちと共に頑張っていきましょう。

15名の測量士補誕生!

こんにちは、測量環境工学科の宮近です。

3月19日(月)は卒業式でした。
15名の学生が測量環境工学科をめでたく卒業し、 巣立っていきました。技術を継承し、将来を担って立つ技術者となることを願っています。
社会に出てからも目標を掲げて、明るく健康で頑張ってください。

 

「ボックスカルバート」って何?

こんにちは、測量環境工学科の宮近です。

先日、玉島笠岡道路六条院地区改良工事の現場を見学させていただきました。ボックスカルバートとは、コンクリート造箱型構造物のことです。

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まずは、浅口市教育委員会の職員の方から現場付近にある史跡「頓宮又次郎宝篋印塔」について講義を受けました。

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その後、高所作業車でボックスカルバート工事の説明をしていただきました。

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見学に行った1年生は4月から2年生になり、就職活動を進めていくうえで進路の参考になったと思います。

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株式会社三幸工務店の皆様と関係者の皆様、工事見学をさせて頂きありがとうございました。

 

写真測量技術で地形を3D化

測量環境工学科の山村です。

写真測量の実習の最後で、岡山市の地形を3D化する試みをしています。
そもそも写真測量とは、撮影した写真から対象物の位置、大きさ、形状などを決定する技術をいいます。

岡山市の地形を写真測量技術で3D化するためには、岡山市各地を写真におさめなければなりませんが、それは時間的にも費用的にも現実的ではありません。そこで、既存の地形図から等高線などを読み取って立体模型を作り、それをデジカメで撮影して、そのデータから3Dデータを作ろうというわけです。模型は範囲を決めて毎年4ピース作成しており、現在16ピース(1ピース23cm × 36cm)になっています。

今年も4班に分かれて模型を作成して、それをデジカメで撮影し、そのデータから3D地図を作りました。下の写真は、その成果を班ごとに発表した時のものです。モニタ上で立体的になっているのが写真からわかりますか?

1班です。

1班-2

2班の発表です。

2班-2

3班の発表です。

3班-2

4班の発表です。

4班

 
最近、ドローンが様々なところで使われていますが、写真測量における撮影作業にも使えそうです。測量に限らず何事も基礎・基本が大切ですが、今後はドローンで地形撮影というようなことにも挑戦したいと考えています。

やったぜ、合格!

明けましておめでとうございます。
測量環境工学科の山村です。本年もよろしくお願いします。今年もいい年になりますように。

昨年の末に測量環境工学科の学生がチャレンジした、学科に関連する資格試験の合格発表がありました。技術士第一次試験に5人がチャレンジし、見事合格した学生が4人でした。

2年生Mさんの合格の喜びの写真です。

森木技術士補合格画素数少

その他、Kさん、Tさん、Fさんが合格しました。建設部門3名、農業部門1名です。これから、技術士を目指して頑張ってください!

2級土木施工管理技術検定(学科)試験の合格発表もありました。

1年生  7人受験 3名 合格
2年生 14人受験 8名 合格

という結果となりました。

2級土木は年に2回ありますので、惜しくも不合格となった学生は2月の試験にチャレンジすることになります。
合格した学生は、社会に出て2年間の実務経験を積んだあと実地試験にチャレンジすることになります。期待される現場の管理者になってもらいたと思います。
学生の皆さんよく頑張りました。これからも頑張ってください!

雪景色の苫田ダム

こんにちは、測量環境工学科の宮近です。

12月12日(火)に1、2年生合同校外研修で苫田ダムに行ってきました。雪が降り積もっていてとても寒かったです。

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最初に浮島橋を歩いて渡りました。橋のアーチがとても美しいですね。

 

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苫田ダムは堤頂長225メートルの重力式コンクリートダムです。

 

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国土交通省中国地方整備局苫田ダム管理所の方にダムの説明と案内をしていただきました。

 

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ダムの後ろに多くの水が貯められるほど良いダムで、そのような場所を見つけるのは、大変難しいみたいです。

 

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苫田ダムの中程にある堤体内見学室です。ダム下流の景色が楽しめます。

 

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苫田ダムの中(常用放流設備)を見学しました。

ダムを案内しながら分かりやすく説明をしていただいたおかげで、ダムに対する知識が深まり、土木建造物に関する知識も増えました。苫田ダム管理所の皆様、ありがとうございました。

 

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