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食品健康科学科 Archive
児島湖流域下水道浄化センター見学
- 2012-11-30 (金)
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
2年生のバイオテクノロジー実習では現在、微生物による環境浄化(バイオレメディエーション)をテーマに、浄化細菌の分離に関する実験をおこなっています。
今日はその一環で、私たちの日常生活において身近な下水処理について学ぶべく、玉野市にある児島湖流域下水道浄化センターの見学に行きました。
一般に下水は「活性汚泥」という微生物の塊によって、処理がなされています。トイレはもとより、台所や風呂の排水など、すべてこのような微生物の分解作用によって浄化されています。
昨年、公害防止管理者を取得したIくんをはじめ、みんな興味津々で見学していました。生物の力って、本当にすごいですね。
中央制御室にて
ここでは下水処理のすべての工程を把握・管理しています。
生物反応漕にて
空気を注入して活性汚泥を活性化させ、有機物を分解します。
施設全景
ここで、岡山市や玉野市など、児島湖流域の50万人近い住民の下水を処理しています。
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岡山村田製作所ビオトープ見学
- 2012-10-30 (火)
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
各地で稲刈りも終わり、晩秋の訪れを感じられるようになりました。
さて、10月1日に1年生の環境科学の授業で、岡山村田製作所に見学に行った件の報告です。
近年、いろいろな企業がCSR(企業の社会的責任)の一環として、環境保全に取り組んでいますが、
岡山村田製作所では緑地内にビオトープを造成し、さらに12,306本もの樹木を植栽しています。
見学も今回で3年目になりますが、年々、自然度が増しているように感じます。
夏にはビオトープにホタルが舞い、近隣の方を対象に「ホタルの夕べ」も開催されているそうです。
また、このホタルも地域的な遺伝的変異を考慮して、以前はそばを流れる吉井川水系のものを放流していましたが、現在はここのビオトープに定着しているそうです。
本業とは違うところで、これほどまでに立派な緑地を作られたという点で、学生たちも興味津々で見学していました。
今や「環境保全」は企業活動においては不可欠なもののようです。
なお、詳しくは岡山村田製作所のホームページをご覧ください。
http://www.murata.co.jp/okayamamurata/index.html
緑地内のシンボルツリー(紅葉したケヤキ。ケヤキでは珍しい株立ちです。)
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バイオサイエンス学科学園祭準備に奮闘中でーす!
- 2012-10-29 (月)
- 食品健康科学科
こんにちは!バイオサイエンス学科の鎌田です。
いつの間にか秋も深まってきましたね。
私の愛するキノコ君たちもお山で顔を出してくれるといいのですが・・・
うーん キノコ狩りに行きたい!!
と、こんな私のボヤキはそっちのけで学生たちは今、学園祭の準備に大忙しのようです。
そんな様子を少しお知らせします。
これは風船膨らませて遊んでいるのではありません。
液体窒素を使ったイベントをいろいろ試しているところです。
-196℃の超低温の世界では膨らませた風船ははたしてどうなるのでしょう?
興味のある人は是非学園祭へ!
そのほか液体窒素であっという間にアイスクリームを作る!なんていう企画も
ありますよ。お楽しみに!(^^)!
おっと、これは実験ではなくうどんの試作中。
伝統のバイオサイエンス学科の「うどん屋さん」へようこそ!
これまたバイオサイエンス学科恒例「染め物屋さん」の試作品
玉ねぎ、その他の染料を使ってハンカチを染めます。
学園祭当日体験できますよ。
最後にこのちょっと幻想的?な写真は???
背後に怪しい人影も・・・・・・
実は前面のボトルは単なる色水、スライム作りに使います。
人影は・・・背後霊 いえいえクリーンベンチで実験する○○君でした。
バイオサイエンス学科では、楽しい実験コーナーやイベントがいっぱいです。是非遊びに来てくださいね。
ちなみに学園祭は今度の土日(11月3.4日)です。イベントは日曜が中心なのですが是非見に来てくださいね)^o^(
卒業生の人も待ってますよ。
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手作りソーセージとパン
- 2012-09-28 (金)
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
先週21日の金曜日は2年生の校外研修で、赤磐市の岡山農業公園ドイツの森に行ってきました。
毎年の恒例行事になりつつありますが、ここでは手作りソーセージとパンの体験ができます。
ソーセージは調味料を入れてよくこねたひき肉を、専用の機械で豚の腸に
詰めていきます。最後に適当な大きさに区切って(結んで)終わりです。
湯通ししてパリッとした食感が楽しめます。
さらにパン作りも体験しました。既に一次発酵までは終わっているので
成型するところからですが、いろんな形ができあがります。
こちらは焼いた後に、同じく手作りバターと一緒にいただきます。
2年生の皆さん、お味の方はどうでしたか?
カギセンバイオサイエンス学科では特に食品に力を入れており、食品の安全を守る微生物検査技術を習得することを目標にしています。今回は手作り体験でしたが、期末試験前の秋の日の1日、楽しんでもらえたことと思います。
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海辺の生物採集
- 2012-09-11 (火)
- 食品健康科学科
バイオサイエンス学科の池田です。
9月10日(月)は1年生のフィールド実習で、毎年恒例の玉野市渋川海岸における「海辺の生物採集」をおこないました。
天気予報は大きくハズれ、朝からあいにくの雨、、、。それでも鎌田先生の「晴れ女」伝説を信じ、いざ渋川へ。ついた途端、空が明るくなり、さすがは、、、と思いきや。
採集を始めて30分くらいすると
再び、雨模様。
天気も影響してか、今年の収穫はわずかでした。
昼をはさみ、午後からは玉野海洋博物館の水族館見学。
今年はバックヤードツアー(館のご厚意で)があり、一般客は見られない水槽の裏側を見ることができました。
来年は晴れるといいのですが。
あなたもぜひ、参加しませんか!
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岡山大学での屋上緑化研究見学
- 2012-09-10 (月)
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
9月7日(金)は2年生のフィールド実習の一環で、岡山大学資源植物科学研究所を見学しました。
こちらでは研究所の屋上で屋上緑化の研究が進められており、屋上緑化施工後は、室温が平均2℃も下がったというデータも出ていました。
植物自体の緑陰や、葉っぱの裏に無数にある気孔からの蒸散による冷却効果で、ヒートアイランドを緩和するというのが、そもそもの屋上緑化の目的ですが、こちらではなんと絶滅危惧種を用いての緑化が研究されていました。
ツメレンゲ(環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定)は倉敷美観地区の古民家の屋根瓦の脇にひっそりと生育していることもあるほどの耐乾性の強い種ですが、雑草のなかでの競争には勝てず、数は減っているそうです。
同じように屋根瓦を再現して研究されていました。すごいですね。
その他、同じく絶滅危惧種のミズアオイを手作りの人工湿地で栽培していました。
ヒートアイランド対策と絶滅危惧種の保全を兼ねた研究、本当にすばらしいですね。
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バイオのサボテンちゃん その後の姿は・・・
- 2012-09-03 (月)
- 食品健康科学科
こんにちは!
バイオサイエンス学科の鎌田です。
外では夏の終わりを告げるかのような激しい雷と雨が降っています。
学校は今日(9月3日)から新学期!久しぶりにみんなの元気な!(^^)!が教室にそろいました。
でも眠そうな人の多いこと!夏休み中の昼夜逆転生活の名残でしょうか。
さて、今日はバイオサイエンス学科のサボテンちゃんについてです。
バイオサイエンス学科のオープンスクールに来てくれた人や、学園祭で体験した人は知っていると思いますが、
ご存じない方のためにすこーし説明します。
バイオサイエンス学科ではクリーンベンチという無菌のスペースで作業をすることがとっても多いです。
それを体験してもらおうと、オープンスクールではサボテンの種を小さな瓶の中に無菌的に植えてもらい、おうちで育ててもらっています。
で、そのサボテンのその後を今日は紹介したいと思います。
写真の左側は今年の7月に植えたもの。写真では分かりにくいけど小さなカワイイ芽と根が出ています。
写真の右側はほぼ1年前に植えたもの。
1年でやっとこの大きさ。でもサボテンらしいお姿に??? まさにバイオのサボテンちゃん。。。
それをビンから救い出せるぎりぎりにタイミングで土に移しかえると
ナント!! 立派に育ちました
今や完璧にサボテンです。
苦労して育てたかいがありました.誰が? それはナイショ
バイオのサボテンを手に入れたい人!是非バイオサイエンス学科のオープンスクールに来てくださいね。待ってます!(^^)!
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クマゼミと温暖化
- 2012-08-06 (月)
- 食品健康科学科
バイオサイエンス学科の池田です。
学生の皆さんは夏休み真っ盛りだと思いますが、元気にお過ごしですか?
さて毎年、「今年の夏は去年より暑いかも・・・」と思われる方も多いと思います。温暖化やヒートアイランドなどといわれますが、私たち人間以上に身近な生物に影響が見られるように思います。
その一つ、クマゼミ!学校のすぐそばの空き地にビワの木があり、そこの幹にたくさんのクマゼミがとまってうるさく鳴いています。
もともと南方系のセミで、現在は関東地方まで分布を広げているといわれます。
私が小学生の頃、夏休みといえば父親と近くの山にセミ採りに出かけていましたが、採れるのはほとんどがアブラゼミで、羽が透明で緑色を帯びたクマゼミはいつも憧れでした。
それが、ここまで集団でとまっている姿を見ると採る気も失せてしまいます。
いろいろな意見や説がありますが、個人的にはやはり温暖化は確実に進行しているように思います。
身近な生き物から、環境の変化や自然からのものいわぬ声を感じてみるのもいいかも知れません。
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エコ検カルタ
- 2012-07-14 (土)
- 食品健康科学科
バイオサイエンス学科の池田です。
雷が鳴ると梅雨明けが近いといいますが、そろそろでしょうか。
さて、今日は夏休みまで最後の2年生の資格対策授業ということで、
22日に全員受験予定の「環境社会検定(通称エコ検)」を題材
とした「エコ検カルタ」をやりました。すべて私の手作りです。
「エアコンは 28℃で クールビズ」と詠むと、学生がクールビズの札を取るしくみです。
難易度のやや高い札は赤札にして、2枚分の得点です。
いつもの問題演習と違い、みんな楽しそうに札を取っていました。
これで合格間違いなし? (^^)v
このようにバイオサイエンス学科では環境系にも力を入れています。
環境に興味のある皆さん、1度、見学に来ませんか?
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キリンビアパークに行ってきました!
- 2012-07-06 (金)
- 食品健康科学科
ところで昨日は2年生と一緒に万富にある「キリンビアパーク岡山」に行ってきました。
何しにって?もちろんビールを飲みにではありません。2年生では応用微生物学という授業でお酒の造り方を勉強するのです。
さて、小雨の降る中、万富駅に着くとキリンビールのバスがお出迎え。ほんの数分で工場に着きました。
いえいえ、麦汁です。まだ発酵前なのでアルコール分はゼロ
少し甘くて、苦くて(ホップはしっかり効いています)なんだか微妙な味!
工場内をあちこち移動してしっかり見学した後は、いよいよ最後のお楽しみ。ビールの試飲会場です。
上の写真はビールの「美味しいつぎかた」の講義を受けているところです。
将来に備えて?みんな一生懸命聞いています。
でも、授業中の私たちはもちろんソフトドリンクで・・・・・・
20歳の誕生日が過ぎている人たちからはブーインングの声も聞こえましたが
(一番残念だったのは私かも!(^^)! ) でもガマンです・・・
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