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食品健康科学科 Archive

2017夏! 職場体験

 こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
梅雨明けしたもののすっきりとしない、やっぱり蒸し暑い今年の夏です。

 さて、今年も始まりましたバイオサイエンス学科のインターンシップ! 前半組の3社は今週、後半組の2社は盆明けに、それぞれ5日間の職場体験です。今回は前半組の3社7人の様子を紹介します。

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 こちらは岡山市内の環境分析の会社でお世話になっている3人です。お邪魔したときは主にデータの入力作業をしていました。3人のうち2人は別の環境分析の会社に内定しており、来春の就職を前にとてもいい経験です。

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 こちらは「祭ずし」で有名な食品会社です。白いつなぎを着て、お弁当の詰込み作業です。入室の際にはエアシャワーやコロコロ粘着テープで入念に準備し、異物混入のないように万全の体制で臨みます。

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 こちらは先日も工場見学にお邪魔した株式会社機能性食品開発研究所です。卒業生のSくんが、今年もしっかり指導してくれています。

 バイオサイエンス学科のインターンシップも今年で3年目です。食品や環境などのバイオ関連の会社で、たった1週間ではありますが得難い経験ができます。
お世話になっている企業の方々、担当者の方々、ありがとうございます。そして7人の学生の皆さん、最後まで気を抜かないよう、しっかり頑張ってきてください!
本当にお疲れさま!!

先輩の職場訪問

こんにちは。
バイオサイエンス学科の池田です。
昨日から夏休みですが、1年生は8月受験予定の「毒物劇物取扱者」試験勉強のため、
補習をしています。目指せ全員合格!

さて、先日は「株式会社機能性食品開発研究所」の新工場の見学のため、1,2年生
そろって吉備中央町まで行ってきました。この会社は植物の発酵エキスを中心とした
健康食品を製造している会社で、現在、2名の卒業生が在籍してがんばっています。
先輩の姿を見て、学生たちは「自分たちも・・・!」と思ったのではないでしょうか。
来週からは2年生の2人がこちらでインターンシップをさせていただく予定です。

株式会社機能性食品開発研究所の皆さま、お忙しいところありがとうございました!
なお、同社について詳しいことをお知りになりたい方はこちらまで!
株式会社機能性食品開発研究所 http://ffc-okayama.com/

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ピカピカの新工場の中で。このような大きな会議室があり、外部からの見学者にも対応できるようになっています。

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こちらが本校の卒業生の2人、OさんとSさん。立派なプレゼンでした。こういうのを見ると教員冥利に尽きますね。

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工場内で。製造だけでなく新商品の開発室や検査室まであり、充実の施設でした。

実習室がさわやかレモンの香りに大変身!!

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
蒸し暑い日が続いて学生さんもお疲れ気味。

さて、バイオの実習室といえば、ほかの学科の人からはなーんとなく白い目で見られているところ。
その理由は・・・・
微生物(大腸菌などなど)を使った実習の結果、そこはかとなくたちこめる〇〇〇の臭い。
もっとも、バイオの学生さんたちはすっかり慣れて、多少のことは気にしないみたいですけどね。(^^♪

そんな実習室が今日は大変身!
ドアを開けると、なんとさわやかなレモンの香り。理由は今日の実習テーマ「果物のペクチン試験」です。
簡単に説明すると、どんな果物がジャムに適しているか調べようというもの。
ジャムがゼリー状でトロットしているのはこのペクチンのためなのですよ。

まずは果物の皮をむき、果汁と果皮に分けます。
みんなの包丁さばきはなんだか危なっかしい( ^ω^)・・・
ブログ 果物2
ブログ 果物6

悪戦苦闘の結果、果物のサンプルが14種類も出そろいました。
ビーカーに入っているのはどれも100%天然果汁! 美味しそうです。
4ブログ果物

サンプルを試験管にとって、アルコールを加えるとペクチンがゼリー状に固まります。
5ブログ果物

この結果、ペクチン量第一位はなんとキウイでしたよ。以外にもリンゴは少なかったりと、初めの予想とちょっと違った結果になりました。

バイオサイエンス学科ではこんな楽しい実験を一杯やっています。
実験やってみたいなーと思う人、是非オープンキャンパスに参加してくださいね。
待ってます。(^^♪

食中毒警報発令中! 実習最前線

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
現在、台風接近中。警報が出ないかと心配しています。

ところで、皆さんは食中毒注意報や警報って知っていますか?
毎年梅雨時になって湿度や温度が一定以上になると発令され、食中毒に対する注意を促しています。
現在、広島県では警報、岡山県では注意報が発令中です!

そんな中、バイオサイエンス学科では、食中毒菌の検査法を学ぶ実習をたくさんやっているんですよ。
まさに、2年生は今、食中毒菌と戦っています。
ちょっと実習の様子をのぞいてみましょう。

卵ブログ 肉
これは実習の材料です。ハンバーグを作るみたいですけどね・・・

ブログ ストマッカー
まず、こんな風に調べる肉をストマッカーという機械でつぶしてしまいます。
まるで肉のジュースといったところですね。

ベアードパーカー培地blog 
こちらは卵の入ったベアードパーカーという培地です。黄色ブドウ球菌という食中毒菌を調べます。
なんとなくカッコイイ?
さっきの肉ジュースをを1000倍くらいに薄めていろいろな培地と混ぜます。すると・・・

ブログ 一般生菌
ブログ 大腸菌
たくさんの細菌のコロニーが出現してきました。
今回調べた鶏肉からは1g中に100万個以上の菌が検出されましたよ。
皆さん、くれぐれも肉は十分加熱してから食べましょうね!!!

生物調査の発表

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
梅雨も後半になり、梅雨前線が活発になってきました。

さて、今日は2年生のフィールド実習の調査結果の発表でした。学校周辺にどんな生物が生息しているか、各班でテーマを決めて、4回の調査をしてもらいます。今年は6つの班がすべて植物を対象にしました。図鑑などを使って植物の名前を調べ、パワーポイントで結果をまとめました。普段、応用微生物学などの授業で発表慣れ?しているせいか、学生たちはなかなか上手に発表していました。

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彼らは街路樹について発表しました。このあたりは都会ということもあり、大気汚染に強いプラタナスの木が多かったようです。

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彼らは線路沿いの植物について発表しました。キク科雑草が特に多いという結果でした。キク科植物は繁殖力が強く、帰化植物の「三大科」の一つだそうです。

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彼らは道路わきの過酷な環境で生息する植物に注目しました。キク科の中でも「セイタカアワダチソウ」が特に多いという結果でした。

こんなふうに、時には教室を飛び出してデータを収集し、教室内でデータ分析、整理、記録、発表と、アクティブに動き回っています。

今年もアクティブラーニング!

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

今日は梅雨のさなかの真夏日でしたが、毎年恒例のカギセン体育祭が岡山ドームでありました。
バイオサイエンス学科の学生も跳んで走ってがんばりました!

さて、2年生の分子生物学は今年も「アクティブラーニング方式」で授業をおこなっています。グループ討論中心ですので、まず、居眠りする学生がいません! 頭に入っているのかどうかについては別ですが(^^;)
とにかく、学生たちは真剣です!

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今日のテーマはタンパク質の高次構造! 毎回テーマに沿った「Mission」を出します。Hくんの解答を拝借しました。

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討論中です。自分の解答と照らし合わせています。

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仕上げは発表です。「人に教える」ことによって内容の定着を図ります。

バイオ 1年生、何でもフル稼働!

こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
今日は少ない人数で頑張っている1年生の様子を紹介します。

クラスメート7人にびっくりした―!!! という入学式からはや二か月。
あっという間に打ち解けて、いつの間にやらほぼ倍の人数の2年生を圧倒するほどの元気の良さです。

少人数の良いところ(悪いところ)は?と聞くと・・・

ともかくなんでも出番が多いこと。

実験は一人で全部できるし、器具類も使い放題!? 待ち時間なしのフル稼働。先生の目もバッチリ光っているのでうっかり居眠りもできません。
いやいや、眠気には勝てない人もいますけど・・・
授業ではすぐに当てられるし、発表もしょっちゅうです。なにしろ順番がすぐ回ってくる。

blog 中村
ブログ 1年

体育祭でも男子5人フルエントリーで頑張ります。

掃除当番も一応当番は存在するものの、今や全員で仲良くやっています。

そんなわけでしっかり実力が付きそうな予感がします。(^^♪
1年後が楽しみです。頑張れ1年生!!!!

海と山

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
梅雨に入りました。またじめじめとした季節です。

さて、フィールド実習で1年生が毎年恒例の、玉野市渋川海岸での海浜生物の採集と和気町の岡山県自然保護センターにおける植物の観察に行ってきました。

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今年は天気も良く、なかなか大漁でした。

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自然保護センターでは専任のガイドの方が植物を中心に、その見分け方を教えてくださいます。
今年の1年生は人数は少ないものの、明るくまとまりのあるクラスになっています。少数精鋭でがんばろう!

分析化学実習-きな粉中のタンパク質の定量

こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。

先日、今年初めて「ホトトギス」の声を聞きました。まさに「目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ」の季節ですね。
さて、きょうはバイオサイエンス学科の柱の一つ、化学分野から「分析化学実習」の紹介です。
この日はケルダール法という方法で、きな粉に含まれるタンパク質の定量をおこなっていました。担当は大ベテランの大賀先生です。学生たちはダジャレ連発(?)の大賀先生の話を聞きながら、分析装置の組み立てに取り組んでいました。

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きな粉に濃硫酸を加えて加熱し、含まれる窒素をアンモニウム塩に変換しているところです。

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アンモニアを水蒸気蒸留して捕集しています。アンモニウム塩に水酸化ナトリウムを加え、水蒸気で加熱分解してアンモニアを発生させ、過剰の硫酸で捕集しています。この後、得られたアンモニア捕集液中の硫酸を水酸化ナトリウム標準溶液で滴定し、窒素量を求めます。これに、窒素・タンパク質換算係数をかけてタンパク質量を算出します。
このように化学分野は食品成分の分析など、専門的な実験をおこなっています。

手はきれい?

バイオサイエンス学科の鎌田です。
今は新緑がきれいで、気持ちの良い季節ですね。遊びに行きたい気持ちをぐっとこらえて、日々微生物・・・平たく言うとバイキン( ^ω^)・・・たちと遊んでいる私です。

1年生の微生物実習が本格的になってきました。 ちょっとその内容を紹介します。
まずは自分の手にどんなにいっぱい細菌がいて、それを手洗いで落とすのがどんなに難しいかを実感してもらいます。

このブログにもたびたび登場する培地(微生物の栄養たっぷりな寒天です)に自分の手のひらを押し付けます。
そのあといろいろな方法で手洗いをして、再度培地に手を押し付けます。
果たして細菌はいなくなっているでしょうか?!!
ブログ 手洗い前
手洗い前はこんな感じで細菌がいっぱいいます。これは普通です。特別汚い手ではありませんよ!

ブログ 手洗いあと 減少なし
で、これが石鹸でしっかり洗った後です。なんと・・・・・あまり減っていませんね。
これも洗い方が特別いい加減なわけでなく、本人曰く「しっかり洗ったよー」・・・
というわけで、細菌の数が減るほど洗うには70%エタノールや逆性石鹸を使って、しっかり時間をかけて洗わないといけないことが判明。
みんな、次からの実験前の手洗い、頑張りましょう!!!

ブログ 菌数測定
最後に、一年生が一生懸命細菌の数を数えているところです。「お願い!誰も話しかけないで。」
といったところでしょうか。

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