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建築工学科 Archive

ワンデーエクササイズにて、入賞しました!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、設計課題専攻の学生が11/9(土)に行われた、岡山建築設計クラブ主催のワンデーエクササイズで入賞したことを紹介します。

カギチーム:奨励賞、総合資格賞

センチーム:奨励賞

を頂きました。

コンペの課題地は、岡山市中央卸売市場内の「ふくふく通り」でした。課題のタイトルは「これからの市場ふくふく通りをみんなで共に創ろう!!」でした。

本校からは、2チームが参加しました。

学生達は、日々チームメイトと話し合い、協力しながら、時には激論を繰り広げつつ、最後の最後まで一生懸命、作業を進めました。学生達にとって今までで一番、設計と向き合い、苦しみ、完成させた作品となりました。その分、完成した時には、大きな充実感に満ちた表情をしていました。

両チームとも堂々と発表できました。

上の写真は、審査員長のアリソン理恵さんから学生たちがアドバイスを受けているところです。直接、建築家の方と作品を通して交流が出来ることは、学生達にとって大変貴重な時間でした。

頑張ってきたことが、完成作品となり、さらに賞も頂けたことは、学生たちのこれからの大きな財産になったことと思います。

ぜひ、今回の良かったところや学んだことを卒業設計へ活かしてほしいと思います。

第1回 測量実習!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、10/11(金)に建築工学科の1年生が測量実習を行ったときの様子を紹介します。

第1回目の実習では、オートレベルを使って駐車場の高低差を測りました。

外部講師として梶岡建設(株)の熊山様に来ていただき、実際の施工現場で活きる実習を行って頂きました。

まず、グループに分かれ各々据付作業を行いました。

みんなテキパキと作業が出来ていました。

次は、実際に駐車場のレベル差を測定しました。グループ内で、役割分担をし測定作業を行いました。一人が駐車場の縁石の上へスタッフを設置し、もう一人がオートレベルを覗き目盛を読みます。この作業を二回行い、得られた二つの数値から高低差を出します。

全員の測定結果も小さな誤差の範囲内で終わりました。

様々な現場で使用する大切な技術を習得できました。

次は、また別の機器を使い測量実習を行います。

また、測量実習の様子を紹介しますので、ご期待下さい。

津山工業高等学校 出前授業①回目!

建築工学研究科教員の森崎です。

10月21日、津山工業高等学校にお伺いし、模型製作の出前授業をさせていただきました。

授業に参加してくださったのは、建築科3年生12名の生徒さんです。

一人ひとりパターンの違った敷地の模型を担当してもらい、

最後に敷地を集合させ『住宅地の模型』を完成させるというものでした。

授業の開始までは、作業の量が少し多く時間内での完成が難しいかもしれないと不安に思っていましたが、私の想像以上に生徒の皆さんの手際が良く、無事に時間内に形にしてもらうことができました!

これも日頃の先生方のご指導の賜物であり、授業に真剣に取り組んでいる生徒の皆さんの努力の成果だと思います!

今回の出前授業では、一学年を3つの班に分け、1班ずつ模型製作の実習をさせていただきます。

残すところあと2回の実習です。津山工業高等学校の皆さん、引き続きよろしくお願いします!

まちづくりコンペで最高賞受賞の西村さんにインタビュー

こんにちは。教頭の平野です。

今夏に奉還町商店街と岡山工業高校、本校が連携して初めて行った「まちづくりデザインコンペ」で、本校建築工学科の西村光日颯さんの作品「Chair Block」が見事、最優秀賞を受賞しました。「商店街に設置するベンチ」をテーマに提出された計10作品の中からシンプルなデザインや実用性などが高く評価されました。西村さんに喜びの声や作品で工夫した点などを聞きました。

最優秀賞を受賞した作品のパネルを手にする西村さん

最優秀賞を受賞した率直な感想を教えてください。

「驚きました。審査員の方を前にしたプレゼンで一番手だったのですが、緊張してうまく言葉が出なかったことがマイナスになり、受賞は難しいかなと感じていました。あと、他の方の作品に凝ったものが多かったのも気になっていました。でも最終的に自分の作品を選んでいただき、うれしい気持ちでいっぱいです」

 

受賞作品の特徴や工夫した点を聞かせてください。

「キューブ型形状の椅子を連結する手法を取り入れ、設置場所に応じて形状を変えられるようにしました。脚部にはキャスターを設け、移動も楽にできます。商店街は人通りがあり、形状変更や移動できない大きなものにすると邪魔になると考えました」

 

作品を考えるにあたって、着想を得たようなものはあったのでしょうか。

「初めは人目を引く派手な見た目がよいかなと思っていましたが、商店街には子供からお年寄りまで幅広い方が足を運ばれるので、もっと落ち着いた感じのものにしようと考え直しました。ふと自宅を見回すと、ソファーが目に留まり、これだと思い、参考にしました」

 

カギセンの同級生もアイデアあふれる様々な作品を提出しました。競い合ったりしたのでしょうか。

「はい、競い合うというよりは、よい刺激になったという感じでしょうか。制作途中の作品を見せ合い、いろいろと話をしたのが、自分の作品に活きました」

 

商店街に設置されたとすれば、利用者にどのように使ってほしいですか。

「買い物や通勤、通学など様々な方が利用されることになると思います。歩き疲れたときなどに座っていただき、ほっと一息ついてもらえれば。いろいろな人が集い、商店街の一層のにぎわい創出につながると、制作した甲斐があります」

 

◇西村さんのこぼれ話◇

明誠学院高校出身の西村さん。高校時代は普通科だったのですが、自宅で行っていた工事の過程を見ていくうちに建築に興味を持ちました。想像もつかないようなスピードで構造物ができていることに驚いたこともあったと言います。建築分野への思いを当時の学校の先生に伝えたところ、「カギセンに岡部先生という、よい指導者がいる」とのアドバイスを受け、本校に入学してきたそうです。さらに自身のレベルを上げ、将来は設計事務所で活躍したいとの思いを持っています。

内定企業へ期間限定の早期就業!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、建築工学科2年生の学生が内定企業へ夏休みを利用し、期間限定の早期就業という形で行かせていただいた際の様子について紹介します。

岡山市内で長く意匠設計を行っている黒川建築設計事務所へ8/26-8/30まで行かせてもらいました。

おおまかな内容としては、

あるプロジェクトについて、敷地条件や要望を踏まえプランニングをしました。それを基に基本図を作成し、チェックを受けました。

次に指摘を受けて、再度プランを考えたり材料を検討したりして、基本図を修正しました。

この作業を繰り返していく中で、どんどん考える内容が深まり、設計の解像度も高まっていきました。

学生は、事務所で少しの期間ですが働かせて頂いたことで、多くのことを学んだと言っていました。例えば、実務における図面の描き方、それに付随する検討事項、物のスケール感や材料の具体的な選定などです。

とても貴重な機会を設けて頂き、大変有難く感じました。

カギセン主催のデザインコンペの最終プレゼンが行われました!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、本校主催のまちづくりデザインコンペの最終プレゼンを8/18(日)に岡山国際交流センターで行った時の様子を紹介します。

このコンペは、本校、岡山工業高校と奉還町商店街が連携して行う「まちづくり」のデザインコンペです。題材は、現在奉還町商店街に設置してあるオレンジベンチから着想を得て、ストリートファニチャー(ベンチ)としました。このコンペを通じて、学生と町の接点が生まれることを狙っていました。

5/10にフィールドワークを行ったのをはじめ、商店街の店舗へ投票用QRコードを設置したり、商店街の方々が審査員となり最終プレゼンを実施したりした一連の活動の中で、学生と町がいくらか交わることができたように感じています。

最終発表の日まで学生たちは懸命に取り組んできました。フィールドワークでは商店街の人とともに商店街の特徴などを調べました。そこから、ベンチのデザインを考えたり、説明するためのA1パネルを作ったり、発表のためのスライドを作成したりしてきました。

その成果か、各パネルごとに工夫が見られ、発表では学生の作品への熱い思いが感じられました。

また、学生にとっては、審査員や一般の方など50名程度の人前で、自分の意見を発表するという大変貴重な経験になったと思います。

最優秀賞などの賞は、建築家や商店街の関係者による審査と商店街の店舗等に置いた頂いたQRコードによる投票を加味して、審査員により決定しました。受賞結果は、以下のようになりました。

写真は、最優秀賞を受賞した岡山科学技術専門学校の西村 光日颯さんです。

西奉還町商店会賞 岡山科学技術専門学校 保志岩 亜弥

奉還町商店街振興組合賞 岡山工業高等学校 ベンチャーズ

フクシマ宅建賞 岡山科学技術専門学校 井堀 杏香

SGSG賞 岡山工業高等学校 MiCHA’S(ミチャーズ)

QRコードにて投票へ参加して下さった方、商店街の皆様、ご協力頂きありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

カギセン主催のデザインコンペの最終プレゼンが開催されます!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、本校が主催するコンペの最終プレゼンテーションについてお知らせします。

コンペの集大成、学生達が最終案を発表するプレゼンテーションを8/18(日)に岡山国際交流センター 地下レセプションホールにて、10時半から開催します。

建築家や奉還町商店街の関係者らがそれぞれの視点から審査し、現在行っているQRコードによる一般投票の結果も加味して、最優秀賞などを決めます。どなたでも、ご覧いただけますのでお気軽に寄ってください。

このコンペは、本校、岡山工業高校と奉還町商店街が連携して行う「まちづくり」のデザインコンペです。題材は、現在奉還町商店街に設置してあるオレンジベンチから着想を得て、ストリートファニチャー(ベンチ)としました。提案されるベンチには、この町だからこそ考えられたデザイン、やすらぐ場を創り出し多くの方に愛されるものを期待しています。

カギセン主催のデザインコンペの一般投票が、始まります。

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、本校が主催するコンペについて紹介します。

このコンペは、本校、岡山工業高校と奉還町商店街が連携して行う「まちづくり」のデザインコンペです。この機会を通じて学生たちと町の人が関わる場の創出や身近な町への関心が芽生えることを目指して計画しました。さらに、この取り組みから商店街の盛り上がりに通じることも願っております。

コンペの題材は、現在奉還町商店街に設置してあるオレンジベンチから着想を得て、ストリートファニチャー(ベンチ)としました。提案されるベンチには、この町だからこそ考えられたデザイン、やすらぐ場を創り出し多くの方に愛されるものを期待しています。

コンペの一環として、5/10(金)に奉還町商店街を商店街の人と一緒に商店街を散策しました。その時の詳しい様子は、こちらからご覧ください。

次なる試みとして、商店街を訪れた多くの方々に学生たちの作品を見てもらい、投票して頂こうと考えました。

QRコードの付いた投票ボードを8/9-/17までの期間、商店街の店舗、計15店舗に設置いたします。見かけた方は、ぜひQRを読み込んで、投票してください。宜しくお願いします。

今後、各学校で作品を制作し、8/18(日)に岡山国際交流センターにて最終プレゼンテーションを開催します。

岡山中央卸売市場へ現地調査!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、7/3に設計課題を専攻している2年生が、コンペ(岡山建築設計クラブ主催、31th oneday exercise 2024)の課題地である「ふくふく通り」と「岡山市中央卸売市場」へリサーチに行った時の様子を紹介します。

市場の方に市場内を案内してもらいました。上の写真は、実際に青果のせりが行われる場所で、せりの説明を受けている場面を写したものです。

市場内を見学している中で、一番盛り上がったのは魚などを冷凍保存している部屋へ入った時でした。

さあ!いよいよ入ります。

-50度の世界は、貴重な体験で今まで感じたことのない冷たさでした。鼻の中までカチカチに凍ってしまうほどです。

設計課題を解くことに直接関連ありませんが、普段の生活では味わうことのない感覚で、有意義な経験になったと思います。

その後、課題敷地の「ふくふく通り」を調査しました。ここには、一般の方が利用できる飲食店、肉屋や果物屋などの商店が入っています。

これから、学生たちはここで感じたことや気づいたことを活かし、作品を作っていきます。

また、作品を作成中の風景も紹介したいと思っていますので、楽しみしてください。

デザイナーによるワークショップ!!

こんにちは。建築工学科の秋山です。

今回は、6月28日に行われた外部講師の毛利信哉さんによるワークショップの様子を紹介します。

毛利信哉さんは、海外の有名設計事務所で勤務され、現在は岡山県の新見市でイノベーションスタジオ岡山という事務所を運営され建築、グラフィック、ロゴや講演など多岐に活動されています。

今日は、建築工学科の一年生を対象にデザインについて教えて頂きました。

内容としては、「自己視点と他者視点のギャップ」、「共感/伝えるではなく伝わるデザイン」と「アイデアジェネレーション」について、ワークを交えながら教えて頂きました。

これらの考え方は、建築を考える上で活用でき、更にはもっと広い分野に活かせるものです。

学生達には、このワークショップで学んだことを、ぜひ今後、課題に取組む際に役立てほしいと思います。

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