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2024-11-14
近づいてくる「2025年の崖」
- 2024-11-14 (木)
- ICTライセンス学科
こんにちは、ICTライセンス学科の法華です。
「2025年の崖」とは2018年に経済産業省が発表した「DXレポート」の中で提示された言葉です。
2025年まであと少しですので、「2025年の崖」とはどのようなものか、どのような課題があるのか見ていきたいと思います。
・「2025年の崖」とは
レポートの中では、企業が市場で勝ち抜くためにはDXの推進が必要不可欠であり、DXを推進しなければ業務効率・競争力の低下は避けられないとしています。そしてDX化を進めるなかで問題となるのが既存システムの残存です。
レポートでは2025年以降には、既存システムが残存することによる課題に伴う経済損失が、最大で年間12兆円にまで増加する可能性が指摘されており、これを「2025年の崖」と呼んでいます。
・「2025年の崖」が示す6つの課題
レポートでは「2025年の崖」が示す現状の課題として6つ挙げています。
(出典:https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_03.pdf)
※レガシーシステムとは技術面の老朽化やシステムの肥大化・複雑化などにより高コストになっているシステムのことです。
・「2025年の崖」の解決策
レポートでは解決策も提示されています。
(出典:https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_03.pdf)
ということで、近づいてくる「2025年の崖」を改めて見ていきました。
この「2025年の崖」は様々な意見がでています。
経済産業省が「DXレポート」を提示し、DXを推進させたいにもかかわらず、企業は老朽化したシステムを刷新しただけで、業務のDX化自体は進んでいないといった状況もささやかれています。
様々な企業でDXを推進できるITエンジニアが求められていますので、興味がある方はぜひ目指してみてください。
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