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2022-08-04

リモートで温度センシング

国際情報学科です。

詳しくはお話しできませんが、本校内にはサーバーが何台か稼働しています。数が少ないので狭い部屋に閉じ込めています。ただ、数は少なくても暑さに弱いことに変わりはないので、家庭用エアコンで冷やしています。ところがあるとき、エアコンが故障して、サーバー室内の温度が上がっているのにまったく気づかなかったときがありました。

一般的にモノは熱に弱いようです。特に、コンピューター関連の製品は熱のストレスがかかると寿命が短くなるそうです。ですから、一日中フル稼働するサーバーはきちんと冷やしてやる必要があります。だから、サーバー室内の温度をリアルタイムで知ることができたらなと思ったのです。

そこで思い出したのが、「STAY HOME」期間中のIoTの勉強で知った、温度の変化を温度センサーが出力する電圧の変化で読み取る技術。これでやってみよう。さらに、この情報をサーバー室から無線で飛ばして自席のパソコンで受信し、温度の変化をExcelでグラフにしてみよう・・・・と考えてでき上がったのが下の写真です。

送信(子機)側は、無線モジュールXBeeと温度センサーLM61とでできています。受信(親機)側では、無線モジュールXBeeをUSBでRaspberry Piに接続し、受信したデータに処理を加えてCSVファイルに書き出すようにプログラミングしています。こんな本が参考になりました。
 ・ラズパイ4対応 カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作る、動かす、しくみがわかる!
  (講談社ブルーバックス)
 ・Wi-Fi / Bluetooth / ZigBee無線用Raspberry Piプログラム全集
  (CQ出版者:マイコン活用シリーズ)

399_親機・子機3

8月6日(土)および9月のオープンキャンパスでご覧いただけますので、ぜひおいでください。

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