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2020-05
実習室の大リニューアルと『オトナのお仕事体験』
- 2020-05-28 (木)
- 映像音響学科
映像音響学科です。
この春、映像音響学科は24年目に突入ということで、長らく使用してきた実習教室を『大リニューアルしよう!』という話になり、教室の壁をガラリと塗り替えることに・・・
作業は映像音響学科教員を中心に。「ペンキ塗りなんてほとんどやったことない!!!」 そんな素人の私たちの大挑戦。
作業を始めて、まず最初の壁に遭遇!!
ペンキを塗る前に、はみだし防止のために養生テープを貼るという何とも細かな作業を行わなければならないのです…. ペンキを出して意気込んでいたのに….
やっと、ペンキ塗りスタート!!ということで悩みに悩んで決めた、あのカラーを壁に。
「結構いいんじゃない!?」
映像編集を行う教室は、さわやかなターコイズブルー。
録音を行う教室は、あのアニメの、“どこでもドア~”を連想させるガーネットピンク。
教室と教室を繋ぐ廊下は北欧をイメージしました。
ぜひぜひ皆さん、色とりどりの映像音響学科を見にお越しください。
加えてお知らせです♪
教室のリニューアルに合わせて、この春よりオープンキャンパスの体験メニューを大幅にリニューアルしました!!
題して『オトナのお仕事体験』ということで、映像・音響・照明分野に関わる様々なお仕事体験ができる空間が誕生しています。
さらに、オープンキャンパスを体験した気分を少しでも味わっていただけるよう、“WEB OPENCAMPUS”と題して映像公開を“YouTube”にてを行っております。
ぜひご覧ください!!
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国際情報学科からお知らせ
- 2020-05-21 (木)
- 国際ICTものづくり学科
国際情報学科準備室の小野です。
この学科は来年4月よりスタートする留学生を対象とした3年制の学科です。
情報技術について基礎から応用まで学びます。
オープンキャンパスでの主な実習内容
- Raspberry Piを使ったプログラミング実習
言語:Python
文献:ラズベリー・パイで電子工作入門ガイド(技術評論社) タトラエディット著
詳解 OpenCV3 -コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識(オライリー・ジャパン) Gary Bradski他著- LEDをいろんな形で点灯(てんとう)させよう
- 教室の温度・湿度(しつど)を測って、視覚化(しかくか)しよう
- OpenCVを使って顔認識(かおにんしょう)をしよう
- LEDをいろんな形で点灯(てんとう)させよう
- データサイエンスのプログラミング実習
言語:Python, pandas
文献:Python2年生スクレイピングのしくみ(翔泳社) 森巧尚著
- オープンデータを使って統計(とうけい)処理をしよう
- オープンデータを使って統計(とうけい)処理をしよう
- プログラミング基礎実習
言語:Python
文献:Pythonでつくるゲーム開発入門講座(ソーテック社) 廣瀬豪著- 落(お)ちものゲームでアルゴリズムを学ぼう
- 落(お)ちものゲームでアルゴリズムを学ぼう
- 番外編
- パソコンを開いて、その仕組みを知ろう
- オペレーティングシステム(Windows10 CentOS8)をインストールしてみよう
- オリジナルLANケーブルをつくってみよう
近年、IoT、AI、ビックデータ、データサイエンスなど新しい情報技術が生まれ、これからはそういう技術をもった人が必要になります。本学科ではこれからの時代を見通した教育を行い、業界の最前線で活躍できる人材を育てます。
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入選! 災害で役立つデザインの全国コンクール
- 2020-05-20 (水)
- 建築工学科
こんにちは、建築工学科です。
本校建築工学科2年の佐藤陽香さん(大門高校普通科出身)、池田彩人さん(新見高校工業技術科出身)さんの共同制作作品が「第2回ウッドトランスフォームシステムコンペティション(日本木材青壮年団体連合会主催/環境省、林野庁、毎日新聞社ほか後援)」において、日本木材青壮年団体連合会会長賞を受賞しました。
今年3月に結果発表があったこのコンペは、「木による防災」をテーマとして、災害時に役立つ、木の魅力を活かしたアイデアを競うもので、全国から168作品の応募がありました。
1年次の授業で取組んだ佐藤さんと池田さんの作品は、災害時の避難場所においてもペットと共生することで命と心の安らぎを再認識するアイデアです。そして、暖かい木のぬくもりも感じられる作品です。
●
本校建築工学科では日常だけでなく災害や緊急時の生活を理解することで、生活の知恵や工夫を活かす建築やインテリアの魅力づくりを理解することを心掛けています。
様々な危機意識が求められる現在、生活のささやかなことにも目を向けることで心のゆとりを大切に考えていきたいものです。
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令和元年度卒業生の就職先-電気工学科
- 2020-05-16 (土)
- 電気通信工学科
電気工学の三井です。
令和2年3月に卒業した電気工学科卒業生の就職先です。21名の学生が17の企業に就職しました。
1 旭テクノプラント株式会社
2 株式会社岡山エレテック
3 株式会社木内計測
4 旭日電気工業株式会社
5 三陽工業株式会社
6 山陽電研株式会社
7 株式会社四電工
8 JFEスチール株式会社西日本製鉄所
9 武田鋳造株式会社
10 株式会社中電工
11 大和設備倉吉株式会社
12 タマデン工業株式会社
13 中村建設株式会社
14 日本電設工業株式会社
15 日本テクノ株式会社
16 株式会社三好エレベータ
17 名興電機株式会社
1年次には「第二種電気工事士」「第一種電気工事士」「工事担任者DD第1種」「第一級陸上特殊無線技士」の4つの国家資格を目標に頑張ってきました。2年生になってからは資格を武器に就職活動を行い、夏休み明けにはほぼ全員が希望の企業から内定をいただきました。
コロナウイルス禍は彼らの就職活動には影響ありませんでした。しかし、今後は仕事にも影響が出るかもしれません。どのようなことが起こっても気持ちを引き締めて立ち向かってください。仕事に真剣に取り組むのは当然として、自分自身の夢実現のため、上位資格を目指して自己啓発を続けて欲しいと思います。コロナウィルス感染にはくれぐれも注意してください。
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第3回:電子工学科に進もう
- 2020-05-15 (金)
- 校長☆副校長
こんにちは。宮元です。
皆さんの中にもできれば大学に進学しようと考えている人は多いでしょう。そこで質問です。「いったい何のために大学に進むんですか。」 私の場合はこうでした。
中学卒業後の進路を考えたとき自分の家庭の経済状況を考慮して、工業高校に進んで早く働いたほうがいいと思っていました。親には言いませんでしたが、担任の先生には言わざるを得ません。すると、先生も我が家の経済状況はある程度ご存じだったのでしょう。こうおっしゃいました。
「奨学金をもらう手続きをしてやるから、お前は普通科に進め。そして大学に行け。」
そうして進んだ高校ではラジオ部に入って、アマチュア無線や電子工作、文化祭や体育祭では放送設備の準備などで楽しく過ごしました。高校3年生だったと思いますが、私の興味がちょっとだけ揺さぶられたできごとがありました。数学担当の先生だったでしょうか、ある日、教卓の上を占領してしまうほど大きな図体をしていながら四則演算しかできない卓上計算機を見せてくださったのです。今言うとそういう表現になりますが、当時の私は「わっ、すごいものがある。」でした。そのものじゃありませんが、こんな感じです。(“卓上計算機”でgoogle検索した結果からの転載です)
ところで大学の話ですが、「工学部・電子工学科へと」迷わずに決めました。理由は、今振り返れば書くのも恥ずかしいほど単純、幼稚です。
・小学生の頃、故障した家電製品の修理に来てくださっていた人の働きぶりが格好良かった
・自分自身も、ラジオやオーディオアンプ、無線機といったものの仕組みに興味があった
・大学に進めば、電気・電子機器を扱う技術者になれると思っていた
「大学は基本的に研究をするところ」という意識はまったくありませんでした。電子工学科に進めば本当に自分の興味を満たせるのかなんて考えてもみませんでした。のちにこのことで苦しむことになるのですが、それは後ほど。
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「第一級陸上特殊無線技士」結果
- 2020-05-13 (水)
- 電気通信工学科
電気工学科の三井です。
現2年生(下表では1年)が令和2年2月15日に受験した「第一級陸上特殊無線技士」の結果、卒業生(下表では2年)の受験実績は次のようになりました。
学年 | 在籍数 | 受験数 | 合格数 | 免許取得累計 | 取得率(%) |
2年 | 22 | 14 | 63.6 | ||
1年 | 13 | 12 | 10 | 10 | 76.9 |
* 今回、卒業生(2年生)は受験していません。
今回合格した現2年生
現代において、電気のない生活は考えられません。通信もまた同様で、通信の重要性は年々増加しています。
「第一級陸上特殊無線技士」になると、空中線電力500W以下の陸上の無線局多重無線設備(多重通信が可能な無線設備で、テレビジョンとして使用するものを含む)で、30メガヘルツ以上の電波を使用する設備の技術操作ができます。たとえば、携帯電話や警察、消防、鉄道無線などの基地局が該当します。テレビ中継車が現場から中継を行う場合にもこの資格は必要です。
本学科は電気を供給するための「電気工事士」や、通信を提供するための「工事担任者DD第1種」や「第一級陸上特殊無線技士」の資格を取得しています。電気も通信も生活に密着していますので、職業選択の幅を広げ就職活動を有利に進めることができます。
電気や通信の分野は自由平等で実力主義です。そのため、権威のある国家資格でも受験資格を問わず、誰でも受験することが可能です。しかし、いくら受験資格が問われないと言っても、電気や通信を学んだことのない人には困難です。本学科で電気や通信を学ぶことにより、自分の力を発揮することのできる土俵に上がることができます。
本学科教員は、すでに国家資格を取得していますので、意欲の高い学生の個別の質問、「第一級陸上無線技術士」「伝送交換主任技術者」「電験三種」「電験二種」「エネルギー管理士」等の質問にも答えることができます。
卒業後に、解らないところを訊きに来る学生もいます。在学中には仕事に必要な資格を着実に取得するために、卒業後は自分自身の輝かしい未来を目指して精進してほしいと思います。
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第2回:・・・・との出会い
- 2020-05-01 (金)
- 校長☆副校長
こんにちは。宮元です。
それまでやっていたことを中断して何か別のことをする。この中断を「割り込み」といいます。人間社会では嫌われる割り込みですが、機器に組み込まれているコンピューターは特に、この割り込みをうまく使っています。さて、第1回の話の続きの前に「割り込み」です。
私の小学生時代は、後に「巨人・大鵬・玉子焼き」と呼ばれる時代でした。野球好きで巨人ファン、中学では軟式野球部でした。3年生になって活動を終えるとき、野球に代わる何かを見つけなきゃと思いました。他の多くの同年代の人たちと同様に野球選手になりたいと思ったこともありましたが、3年間野球部にいて、自分はアスリートにはなれないと悟っていたからです。
そんなとき、何という雑誌だったかは覚えていませんが、ラジオの仕組みを勉強する通信講座の広告が目に入ったのです。理論を勉強しながら、送られてくるパーツを使ってラジオを製作するという講座、すごく楽して、あっという間の半年でした。「JOCR、こちらラジオ関西です。」 製作したラジオから流れ出た最初の音声でした。(私、兵庫生まれの兵庫育ちです)
自分で言うのも何ですが手先は器用なほうで、小学生の時は「プラモデルを買ってくれ。」とよくねだったそうです。「手先、指先で何かをするのが好き」は私の興味の根底を流れるもの。今思えば、このラジオ講座との出会いがきっかけとなったのかもしれません。ラジオの後は、アマチュア無線、無線機、オーディオアンプへと移行しました。
To be continued ・・・・
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