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2017-10-11
建築校外研修レポート
- 2017-10-11 (水)
- 建築工学研究科
本年度の郊外研修旅行を紹介します。今回は、研究科の森木孝太君に学生たちのレポートのとりまとめとブログ原稿をお願いしました。
9月28日と29日、建築工学科と研究科で、尾道から愛媛、高知へ校外研修に行きました。僕は3度目の校外研修でしたが初めてのルートでもあり、隈研吾氏や伊東豊雄氏の作品が特に楽しみでした。
リノベーションの技がすごい!U2
岡山を離れ、まず見学したのが尾道市にある谷尻誠氏の設計による『ONOMICHI U2』でした。港の倉庫から複合施設に用途を変更したもので、外部から想像できない内部空間はまるで街並みのようなおしゃれな造りで賑わっていました。店舗設計にもさまざまに工夫がされていて個性を感じました。
伊東豊雄建築ミュージアムへ
この後、しまなみ海道を渡り、大三島の伊東豊雄建築ミュージアムへ行きました。目を引いたのは、多面体が印象的な『スチールハウス』で、背景に広がる瀬戸内の島々の緑と海の青に不思議となじんでいることに魅了されました。内部は多面体を活かしたトップライトで明るく開放的で、外から見るよりもずっと広がりを感じました。また、シンプルな形を工夫して重ねることで、いろんな感じを与えることができることもわかりました。
空中階段に圧倒されました!
昼食をすませて向かった場所が、愛媛の『坂の上の雲ミュージアム』です。言わずと知れた安藤忠雄氏の作品というのが外観からよくわかりました。エントランスから内部を見上げると、何の支えもなく2階と3階を空中で繋いだ階段に圧倒され、周りのみんなも不思議そうに見ていました。細部についても空間を美しく納めるための工夫が施されていて、「とても自分がちっぽけに思えた!」なんてことを言っている友人がいました。
その夜は、郊外の温泉ホテルで宿泊しました。滅多にない友人との宿泊だったので、先生を交えて日頃できない話をいろいろしていい思い出ができました。
圧倒的な発想の豊かさに感服
翌日、高知県梼原町にある隈研吾氏の建築3作品を見学しました。まず『梼原町役場』『マルシェユスハラ』の外観は異なる自然材料でしたが、目を引くデザインに思わず「おぉっ」と声に出してしまいました。また、内部はどこで荷重を受けているかがわからないほど開放的で、建物の重さを感じませんでした。
『雲の上のギャラリー』では、伝統的手法で組み上げた外観に森のような力強さを感じました。内部では奥行の長い通路に包み込まれ、同時に木の香りにも魅了されてしまい、その空気感をずっと感じていたかったです。
今回の研修は、どの建築物も日頃すぐに見学できないものばかりでしたので、今でもすごく心に残っています。これからも創作活動をする上での刺激にしたいと思います。また、1年生にとっては、これが初めての校外研修でしたが、これからもどんどんいい建築物からの刺激を楽しんでほしいです。
[教員より]
立ち止まって建築物の特徴のある空間を眺める学生たちを目にしたり質問をしてくる学生がいると、有名建築物たる理由を、教科書からではわからない空間体験を通して感じ取ってくれたのかなと思いましたし、学生たちの建築に対する関心も垣間見ることができました。
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高校生の皆さんにバイオの授業!
- 2017-10-11 (水)
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の鎌田です。
昨日までは三連休。暑いぐらいでしたがとっても良い天気。いろいろ楽しんだ人も多いのでは?
私は連日テニスとキノコ見回り! もちろんその合間にはたまっていた家事もこなしましたよ。
キノコの見回りとは、いつも美味しいキノコを収穫できる秘密の場所?を、生えていないかなあ・・・と見回ってくること。今回はハタケシメジとアミタタケが収穫できました。
毎年初めての収穫は、「これってもしかして毒キノコ?」という疑いを捨てきれず、決死の覚悟で食べています。もちろんOKでした。美味しくいただきましたよ。
さてさて、そろそろ本題に入らなくては・・・・
先週の金曜日に、鹿島朝日高校の生徒さん8名がバイオサイエンス学科に授業を受けに来てくださいました。本来は私たち教員が出前授業ということで高校のほうへお邪魔するのですが、今回は実験設備の関係で、皆さんに来ていただきました。
50分授業を2つ、ということだったので2種類の実験にチャレンジしてもらいました。
1時間目は池田先生による「ミックスレタスの種子の無菌播種」です。
クリーンベンチを使って種を無菌的に培地(発芽に必要な栄養分を寒天で固めたものです)にまきます。うまくいけば収穫して食べることもできますよ。まったく細菌がいないので究極の安全な野菜ですね。
慣れないクリーンベンチ作業ですが、バイオサイエンス学科先輩の指導の下、皆一生懸命です。うまく収穫できるといいですね!!
2時間目は私、鎌田担当の「ゲル化」の実験。
「ゲル化」なんていうと何やら難しそうですが、簡単に言えば液体をゼリー状に固めること。寒天やゼリー、グミなどプルプルした食感の食品には広く使われている技術なんですよ。今回は「人工イクラ」と、食品ではないですが「おもちスライム」作りに挑戦しました。
まずは人工イクラもどき・・・
安いお寿司の代名詞のように使われる人工イクラですが、技術的にはいたって簡単なんですよ。でも目を入れるのはなかなか大変なようです。なので今回は「目なし」イクラです。
まずは、必要な薬品類を調整中
食紅を使って着色するとまさにイクラでしょ・・・
でも別の色に着色すると、まったくイメージが違いますね。
とても食品とは思えません。
最後はおもちスライム。おもちのようによーく伸びます。
手伝ってくれた本校の学生さんも遊んでます!!
鹿島朝日高校の皆さん、楽しんで勉強できましたか?!
それとこのブログを見て実験内容に興味をもってくださった方、本学科のオープンキャンパスでも同じような実験をやりますので、ぜひ参加してください!!!
待ってます。
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基本情報技術者試験、追い込み
- 2017-10-11 (水)
- 情報システム学科
こんにちは。情報システム学科の山下です。
すっかり秋と言いたいところですが、ここ数日は最高気温が30度近くあがり、夏に逆戻りですね。それでも、今週末からはまた秋らしく気温もぐっと下がるようです。みなさん、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
さて、国家試験である基本情報技術者試験が10月15日にせまっています。情報システム学科の一年生は試験前の集中講義の真っ最中。最後の追い込みになりました。
過去問題や予想問題をたくさんこなして、しっかり理解し、応用力をつけています。
今週は模擬試験形式で問題を解き、答え合わせ、そして、みんなで協力して不明点を残さないようにしていきます。午後問題では過去と同じ問題は出題されませんが、同じパターンはあります。
時間が足りない人もいますが、問題文をよく読み要点に線と引くことに加えて、パターンに当てはめることが時間内に解く鍵ですね。合格目指して一生懸命勉強したみんなが合格できるよう祈っています。
情報システム学科のみんなもあと一息、がんばろう!
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