- 2012-11-30 (金) 8:24
- 食品健康科学科
こんにちは。バイオサイエンス学科の池田です。
2年生のバイオテクノロジー実習では現在、微生物による環境浄化(バイオレメディエーション)をテーマに、浄化細菌の分離に関する実験をおこなっています。
今日はその一環で、私たちの日常生活において身近な下水処理について学ぶべく、玉野市にある児島湖流域下水道浄化センターの見学に行きました。
一般に下水は「活性汚泥」という微生物の塊によって、処理がなされています。トイレはもとより、台所や風呂の排水など、すべてこのような微生物の分解作用によって浄化されています。
昨年、公害防止管理者を取得したIくんをはじめ、みんな興味津々で見学していました。生物の力って、本当にすごいですね。
中央制御室にて
ここでは下水処理のすべての工程を把握・管理しています。
生物反応漕にて
空気を注入して活性汚泥を活性化させ、有機物を分解します。
施設全景
ここで、岡山市や玉野市など、児島湖流域の50万人近い住民の下水を処理しています。
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コメント:1
微生物の力で汚水が浄化されるってすごいですよね。
地元にこんな大きな施設があって嬉しいです。