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映像音響学科 Archive

外部講師を招いての特別授業

こんにちは。外部の講師を招いての特別授業を行なったので、今回はその様子をお伝えします。

今回お招きしたのは、M2-LITEcreationの溝口昌彦様です。

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溝口様は、舞台照明から特殊効果と、とても多彩な仕事をなさっていて、この特別授業ではその中でも少し変わった照明技術の話もしていただけました。

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少し変わった照明技術というのは、現実の舞台ではなく、バーチャル空間に対して照明演出をするといったものです。

現在は、2.5次元の舞台など現実空間とバーチャル空間を合わせたような催しも人気があり、バーチャル空間というものに注目が集まっているのです!!

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このようなバーチャルでの照明演出でもやはり、現実のコンサートでの知識や技術がベースとなります。何においても基礎というものは大切なんですね🎵 また、こうしたバーチャル空間でも照明を操作するコンソールは実際のコンサートと同じものだったりします。

これらに加え、バーチャルを扱うにはUnreal EngineやUnityなど3Dソフトの知識も必要になってくるとのことでした💦

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学生たちも実際にバーチャル空間での照明を操作させてもらえました💪

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この他にも、特効と呼ばれる特殊効果のお仕事についてもお話を聞くことができました。特殊効果という言葉は聞きなれないかもしれませんが、有名なところでいうと「銀打ち」というものがあります。銀のテープが客席に向かって放たれる様子を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

その他にも、コンサート会場で炎や花火を出したり、雪を降らせたりするのも特効の仕事になります🔥🎇⛄ エンターテインメントの世界では、本当に多岐にわたる仕事があるのです🎵

簡単な撮影技法①

映像音響学科です。

今日は簡単に実践できる撮影技法のお話です。まずはこちらの写真。

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女性が駅のプラットホームで振り返っている写真です。実はこの中には様々な撮影技法がいかされています。
この写真の女性は静止していますが、電車は走っています。これにより臨場感が生まれています。

また、被写体の女性を右に寄せて撮影しています。通常一人の被写体(ワンショットといいます)を撮影する場合、被写体を真ん中にして撮影します。ポイントは被写体の視線です。この女性は振り向いています。この場合、彼女の視線の先を大きく空けることにより、彼女の明るい未来が表現されるのです。

逆にこんな感じで前方を狭くし、後ろを大きくとると先行きがない印象になってしまいます。

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いかがでしょうか? だいぶ印象が違いませんか? 雑誌や写真集などを見ると、カメラマンの考えが随所に散りばめられています。 スマホでの撮影でも今回のカメラアングルは活用できるので、こんなところも意識して撮ってみてください。

画像元:https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E8%A2%AB%E5%86%99%E4%BD%93

就職に向けて

こんにちは。あっという間に年末が近づいてきましたね。年末年始には色んなイベントが目白押しなので、皆さんも忙しい日々をお過ごしなのではないでしょうか?

そんな中、映像音響学科では、学生たちの就職活動を後押しするべく、1年生に向けて就活スタートアップセミナーを開催しています✨

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企業訪問やインターンシップを前に、服装や身だしなみのことなどに加え、電話や訪問時のマナーについても、最低限必要な基礎的な部分をしっかりと盛り込んだ様々なセミナーを開催しています☺🎵

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映像音響学科では、2年間という短い期間の中で専門的な知識や技能を身に付けることに加え、卒業までにそれぞれが思い描く未来を形にするために、就職活動を通じて採用内定を勝ち取らなければなりません💪🔥

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そのためにも、1年生の時から方向性を定めるとともに、実際に説明会に足を運んだりインターンシップに参加したりと、時間と体を使った活動を行うようにしています🏃💦
卒業式を迎えた時、みんながそれぞれの道を歩み始められるよう今からしっかりと準備を整えているのです🎵

曲は人生の目次

映像音響学科です。

今から20年前、当時よく聴いていたバンドがいました。軽快でノリが良く、何よりバンドメンバーが楽しそうに演奏するので、聴いているだけでテンションが上がったのを憶えています。前々回にこのブログで書いた野外フェスに行ったのも、そのバンドが出演するからでした。

いよいよそのバンドの登場です。ノリノリの曲で始まり、20年前と変わらない迫力あるステージパフォーマンスで観客を魅了していました。1バンド30分程のステージなので、あっという間に最後の曲です。

ボーカルが観客の方にマイクを向けます。そこからバンド、観客全員で大熱唱がはじまります。その曲を聴いた時、一瞬で20年前の情景が出ていました。当時在籍していた学生たちの顔はもちろん、声や服装、出来事までが走馬灯のように蘇ります。

昔の曲を聴くと、今もその時の出来事を思い出します。自分では忘れていた記憶も、曲によって思い出すこともあります。学生には多くの曲を聴いて、何十年後もこの学校の事を思い出してほしいです。

PS なんとそのバンドのボーカルが、観客と一緒に別のバンドのパフォーマンスを見てました! 思い切って声をかけ写真撮ってもらいました。最高!

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演奏者の方を招いての実習🎸

こんにちは。寒さの厳しい季節になってきました。体調など崩されていないでしょうか🥶

さて、映像音響学科では舞台機構調整技能士という資格取得に向けて日々まい進しているところですが、今回はその資格の実技試験対策について触れます💪🔥

舞台機構調整技能士とは、市民会館をはじめとするホールと呼ばれる場所で仕事をする人が目指す資格で、就職そして実務でも絶大な効果を発揮する資格です☺ 映像音響学科では、1年次に3級を取得し、2年次に2級に挑戦するというカリキュラム構成でこの資格取得に臨んでいます。

今回紹介するのは、来年2月初旬に2年生が挑戦する2級の実技試験対策の授業の様子です。2級の実技試験の内容を簡単にお伝えすると、ホールの音響機器を操作して、ギターの弾き語りのオペレートをするというものです🎵

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マイクやモニタースピーカーなどの音響機器の点検およびセッティングから始まり、サウンドチェックやリハーサルなどを含め、制限時間以内にすべての作業を終えなければいけません💦 2級ともなるとプロのでも、取得するのに苦戦します😢

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映像音響学科では、様々なホールへ行ったり機材の環境を変えたりして、幅広い実技試験の対策を行なっています。その一環として、演奏者の方を招いて実際の現場に近い形式の試験対策を行います🎵 今回お招きした演奏者の方のプロフィールです。下をご覧ください🎤

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3歳からエレクトーンを習い、中学時代には大阪、東京でロックやポップスのバンドで活動を行なっていた。岡山に移住後は、ゴスペルクワイヤとしての活動やホテルグランヴィア岡山のスカイラウンジ「アプローズ」でジャズピアニストとのDuoでの出演など多岐にわたる。 現在はポップス、ジャズ(Ascension)ロック(Bullbarrel)など幅広いジャンルのバンドに所属し、岡山県内で精力的に活動中。 トニカではサポートミュージシャンやゲストを招き、様々なジャンルでmonthly Liveに出演中。

学生たちは本格的な歌い手の方を前にして少し緊張しつつも、ステキな歌声を余すことなくお客さんに伝えられるよう真剣な表情で実習に挑んでくれました🎵

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まずは、演奏者が演奏しやすい環境を作りストレスなく演じていただくこと、次にお客さんにアーティストが放つ熱量を完全な状態で届けること、こうした一番大切な心持ちの部分を再認識できた実習となりました✨

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演奏を快く引き受けていただいたsho様、本当にありがとうございます。またきっとお願いの連絡をします💦

曲との出会い

映像音響学科です。

エンターテインメント業界もようやく復活し、ライブやイベントがほぼ毎週開催されています。そして私も数年ぶりに「野外フェス」に行ってきました。

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愛媛県で開催された「STONE HAMMER2023」という野外フェスです。私がまだ高校生の時に、コンサート警備のアルバイト(当時はアルバイト禁止だったかも…)をしていました。そこに出演されていたバンドがこのフェスに出演するということで、約35年ぶりにそのバンド見たさにチケットをゲットしました。

約20バンドが集結し、朝9時から夜8時までぶっ通しで演奏しています。

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さすがに11時間もしんどいので、15時くらいに会場入りしました。会場に近づくにつれ、ノリのいい曲が聞こえ、瞬時に魅了されました。初めて見たバンド、「TENDOUJI」でした。曲数は6曲くらいのステージでしたが、曲によってボーカルが変わります。そして誰が歌ってもかっちょいいんです。

彼らの演奏も終わりテンションが上がったのでしばらくして「TENDOUJI」のグッズを買いに行ったところ、なんとバンドのベースマンがグッズを売っているではありませんか! 勇気を絞り、ここで初めてTENDOUJIを知ったことや曲の感想を慌て気味に伝えました。するとベースマンが私のTシャツを見て、「僕もその服のメーカーが好きで持ってます。」と、親近感たっぷりに会話してくれました。

その後写真も快く撮ってくれました。もう彼らの虜です。

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映像音響学科を卒業すると仕事柄多くの楽曲に出会います。そのほとんどが自分の知らない楽曲です。演歌でもK-POPでもクラシックでも全ての音に対応する音響技術が求められます。ジャンルを問わず多くの楽曲を聞いてほしいです。きっと衝撃的な曲との出会いがありますよ。

初めての試み🎵

こんにちは。最近は夕方になると日が短くなってきていることを実感させられますね。景色や空気感もどんどん秋めいてきました🍁🍂

今回は、映像音響学科で初めての試みについて少し触れてみたいと思います💪🔥 以前よりこのブログでも折に触れて話題に出しているのですが、映像音響学科で力を入れている資格の一つに「第二種電気工事士」があります☺ 意外に感じられるかもしれませんが、エンターテインメント業界では第二種電気工事士のスキルはかなり重宝されます🎵 第二種電気工事士を持っていると、企業の方が感嘆の声をあげてくださいます✨

前置きが長くなりましたが、今回特筆すべき点は、そんな第二種電気工事士を取得した状態で入学してくる学生さんについてのことになります!!

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電気科など工業高校を卒業して映像音響学科に入学する学生さんの中にはすでに第二種電気工事士を取得している人がいるため、そういう人には、さらに上位の資格取得に挑んでもらっています💪 これが今年度から新しく始めている取り組みになります。そして挑戦している資格は… 「第一種電気工事士」です!

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第二種と何が違うの? と疑問を持つ方もいらっしゃると思いますが、やはり上位資格となるため、取得の難しさから従事できる工事の規模まで、第二種を大きく上回る資格となります。当然、資格を生かした就職を考えた際には、より高みを目指した企業を視野に入れることができるのです🎵

現在、第一種電気工事士の筆記試験を終え、技能試験対策を行なっています。そして、入学後に第二種を受験した学生たちも技能試験対策へ移っています🎵
結果については改めて報告します。

出張授業 in 津山工業

映像音響学科です。

以前本校で勤務され、現在は県立高校で教鞭をとられている先生から声をかけていただき、久しぶり出張授業をしてきました。
OA授業であること、建築専攻の生徒さん対象ということで、クリエイティブな要素を入れたいと思っていましたので、今回は「映像制作」に挑戦してみました。

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まずは撮影編です。生徒自身が演出し、別の生徒が出演しました。これは「犯人が分かった!」という刑事ドラマの1シーンだそうです。

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ただただ楽しそうに踊っていました。

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最後はカメラに向かって走っている映像でフィニッシュです。この後に音楽に合わせて編集をしました。

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こちらの画像は、昔の映画フィルムのように加工しています。

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踊っているシーンと後楽園の画面合成です。

パソコンの扱いに長けているため、手がよく動きスムーズに編集していました。約1時間という短い時間の中、生徒の皆さんが積極的に参加してくれました。担当の先生が盛り上げてくださったのはとてもありがたかったです。

毎年、こちらの高校からは映像音響学科に入学しています。みんな明るく要領のいい、様々な仕事に対応できる生徒です。

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○○○○先生、次こそはドローン撮影しましょう!

実際のホールで校外学習🎵

こんにちは。長く暑い夏も終わり過ごしやすい季節になりましたね。思わずこんな季節が長く続けばと願ってしまいます🍁🍂
今回は、映像音響学科の2年生が天神山文化プラザで実習をしたので紹介します💪🔥

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映像音響学科では、定期的に校外での活動を行なっています☺ 過去にも紹介しましたが、西川アイプラザ、岡山シンフォニーホール、倉敷芸文館、総社市民会館など、さまざまなホールに足を運んでいます🎵 内容も、インターンシップ、ホール見学、実習などさまざまです。
今回の天神山文化プラザの実習では、実際にマイクなどを接続し、会館のスピーカーから音を出すという実践的なものでした🎤

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↑↑こちらの写真は実際にマイクスタンドなどを設置している様子です🎤

内容的には舞台機構調整技能士2級の検定対策となります。この検定では、このような実践的な実技試験が設けられているのです💪
演目としては、ギターの弾き語りですね🎵 アコースティックギターを演奏しながら歌をうたう演者さんに対して、適宜マイクを準備してスピーカーから拡声するというものです。

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↑↑モニタースピーカー(演者さん用のスピーカー)の説明をしている様子

実際の検定時は、補佐員という手伝いをしてくれる方がいるので、受験者が上手に指示を出して補佐員さんを動かさなければなりません✨

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↑↑マイクやモニタースピーカーの回線チェックを行なっている様子

演者さんが現場に入る前に、マイクやスピーカー、その他の周辺機器の動作確認、調整を終えなければならないため素早く作業を行います。万全な状態で演者さんを迎えることは音響技術者としての鉄則です💪
ちなみに舞台機構調整2級の実技試験においてもかなりシビアな制限時間が設けられています💦

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↑↑演者さんを入れてのサウンドチェック🎸

入念な機材チェックの後に実際に演者さんを招き入れてのサウンドチェックとなります🎵 お客さんに良い音を届けるためには、演者さんを交えてのサウンドチェックが最重要項目となります!! マイクのセッティングや機器の調整などしっかりと音を聞きながら行なっていきます👂

いかがでしたでしょうか。 今回は天神山文化プラザでの実習の様子をお届けしました🎵 音響技術者として、より多くのホールの響きや特徴を捉えることは非常に大切になってきます。
皆さんもぜひ様々な環境で変化する音の響き方を少し意識して聞いてみてください。

出張ドローン撮影!

映像音響学科です。

昨年、通信教育・出版の大手「ベネッセコーポレーション」様からのお話で、動画制作についてのセミナーを開催しました。その後、高校生向けに出張授業をしていると投稿しましたが、今回は岡山県高梁市立川上中学校様への出張授業です。

6月、先生と全校生徒を対象に授業を行いました。授業も盛り上がり最後は校庭に出て撮影しよう!と思っていましたが、あいにくの雨。泣く泣く撮影は中止となりました。

そこで10月に入り再度訪問。先生、生徒全員集合でのドローン撮影です。担当の先生から、「人文字をつくりたい!」という一言で完成したのが、この「川上」という人文字です。

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太陽の位置で影が伸びている部分がありますが、ちゃんと「川上」と読めるでしょう。生徒さんもいい思い出になったのではないでしょうか。

学校関係者の皆様。どこでも行きますので是非お声掛けくださいね。

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