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映像音響学科 Archive

舞台技術研修会への参加について

こんにちは!映像音響学科の難波です。3月に入って、ずいぶん暖かくなり過ごしやすい季節になりましたね。皆様におかれましては新年度に向けてお忙しい日々をお過ごしのことと思います。

先日、公文協(岡山県公立文化施設協議会)の「舞台技術研修会」という勉強会に参加してきたので、記事にしたいと思います💪🔥

研修会は令和7年2月18日に岡山芸術創造劇場で行われました。

午前と午後でそれぞれ内容の違うセクションの勉強会が行われていましたが、今回は午後の“レーザー”に関する勉強会に参加しました。

今や大きなコンサートでは、なくてはならないセクションとなった“レーザー”ですが、扱い方には非常に注意を払わねばならず、昔から取り扱いをされている専門の企業のみが正しく扱えると言っても過言ではありません。

今回の研修会では、一般社団法人レーザーアートアンドサイエンス協会(LASA)の方が講師として招かれていました。

個人的な話になりますが、私が知っているレーザーは、水冷式のもので、ものすごく大きく、水道にホースをつないで使用するものでした…(レーザーって大変なんだなぁ…と漠然と思っていました)

今回、研修会に参加して一番の驚きは、今の時代のレーザーは、本体がめちゃくちゃ小さく、水道も要らないということでした💦

そんな大昔な話は、これぐらいにして、レーザーが危険なものだということがよく分かる実験も勉強会の中で行われました。

様々な素材の板に対して、レーザーをある一点に当て続けるとどうなるかという実験です。どの素材もあっという間に熱を持ち、煙を上げて焦げてしまいました…。これが人であったらと考えるとゾッとしますね…。

このように、危険を伴う機器ですが、安全に十分留意し、適切に扱うことで、とても魅力的なステージが作られ、華やかな空間が生まれるのだと感じました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

『アクティブラボ』で初体験

映像音響学科 横内です。

バレンタイン♡も終わり、2月も残すところあと少し

現在 映像音響学科の学生は1・2年生ともに春季休暇に入っています🌸

そのため、少しさかのぼり、以前 学生と訪れた『アクティブラボ』での体験の様子をご紹介📸

 

ここ『アクティブラボ』には、企業や大学などで考えられた、技術や活動が展示されています。その中には、実際に体験できるものも多く、思い思いに挑戦してきました!!

その様子がコチラ

👆この3人

みんな、同じ映像を見ているはずなのですが、なぜかそれぞれ向きが違うという不思議…(・・? これぞVR世界にいる人にしかわからない不思議…

👆この写真、ちょっぴり彼の口元が緩んでいるのが分かりますか?

映像が見えない私達には、分かりにくいですが…

彼は、今、映像の中でたくさんのウシと交流しているところなのです🐄🐄🐄

👆こちらは、目の前にある空間に絵が描けたり、付箋にメッセージを書いて残すことが出来たりと、手元で施した効果がダイレクトに映し出されていきます。

教室などの空間では、先輩から後輩にメッセージを残したり、職場では伝達事項を残したり、様々な用途で活躍しそうな技術だなと、触っていてワクワクしました♪

 

館内には、いくつもの体験スポットがあり、この日は新しい技術にたくさん触れてきました☺

来月は、1年生が大阪に校外研修に行きますよ🚅その様子はまた来月ご紹介!!

プロによる照明実習!

映像音響学科 源です。

(株)ライトビジョン様による照明実習です。いつも本番さながらの照明器具を持ってきていただき授業してくれます。

(株)ライトビジョン様には現在4名の卒業生が在籍しており、今回は社長と卒業生全員が授業してくれました。

全体説明の後、実際の仕込み(準備)です。

左の男性が卒業生です。

両端の女性たちが卒業生です。

セッティングも終わり本番を迎えます。

音楽に合わせてオペレートしていました。5年も経てば立派なプロフェッショナルです。在校生が楽しそうに授業を受けている様子も見ていて楽しいですが、卒業生が帰ってきて授業してくれるのが何よりの喜びです。

みんな成長したなあ…(涙)

 

舞台機構調整技能士2級本試験に向けて

こんにちは!映像音響学科の難波です。外に出かけるのが億劫になるくらい寒い日が続いていますが、皆様おかれましては体調を崩したりされていないでしょうか?無理のないよう体には気を付けつつ過ごしたいですね。

以前からもお伝えしている通り、映像音響学科では舞台機構調整技能士の2級取得に向けて日々まい進しているところです。そして本試験の日が近づいてきました💪🔥

試験日は令和7年2月3~5日の3日間となります。

場所は、井原市民会館です。学生たちは遠方ということもあり、一度も行ったことのないホールでの試験となります。

さて、舞台機構調整技能士とは、市民会館をはじめとする各種ホールや劇場において、技術(裏方)のお仕事をする時に効果を発揮する資格となります☺

映像音響学科では、1年次に3級を取得し、2年次に2級に挑戦するというカリキュラム構成で資格取得に臨んでいます。

↑西川アイプラザにて検定対策をしている様子

試験は、3級と同じく3種あり、学科試験、判断等試験、作業試験となります。

・学科試験・・・舞台にまつわる記述式の試験

・判断等試験・・・楽器や音質の違い、音楽などについて聴き分けをするヒアリング試験(耳で聴いて問題に答える試験)

・作業試験・・・実際に音響のシステムを構築し、オペレートする実技試験

 

2級の作業試験では、ホールの音響機器を操作して、ギターの弾き語りの音響オペレーションをするというものになります🎵

↑実際に演奏してもらいながら音の調整を行います

マイクやモニタースピーカーなどの音響機器の点検及びセッティングから始まり、サウンドチェックやリハーサルなどを含め、制限時間以内にすべての作業を終え、本番としての音出しを無事に終えることで合格することができます。

2級ともなると制限時間などもタイトになり、現在プロとして活躍されている方でも、取得するのにかなり苦戦する資格となります😢

映像音響学科では、様々なホールへ行ったり、機材の環境を変えたりして、幅広い実技試験の対策を行なっています。

↑総社市民会館での授業

卒業を目前に控えた2年生が最後に挑む大勝負となります!!映像音響学科で学んだ証として形に残せるよう必死で頑張ってきました。

良い結果が報告できることを願ってやまないですが、皆様におかれましても温かい想いで見守って頂けると嬉しいです!

結果は3月に発表の予定です!最後まで読んで下さりありがとうございます。

卒業生による体験授業を開催

映像音響学科 横内です。

今日は1月27日(月)に行われました、有限会社ライトビジョン様による、体験授業の様子をご紹介

恒例となりつつある、この授業✏

私達、教員もとても楽しみにしています☺☺☺

なぜかというと、こちらの企業には、卒業生が在職しているのです。

そしてそして、企業様のご厚意により、本校で授業を行う際には、卒業生が中心となって授業を行ってくれるという、在校生の姿とともに、卒業生の姿も見ることのできる、そんな貴重な時間なのです!!!

現場で実際に使われている機材を、現場でバリバリ活躍する卒業生たちが操る姿

在校生にとっては、照明の仕事をリアルに感じられる時間であり、自分たちの将来を想像するきっかけになったことと思います✧

そして私達 教員にとっては、卒業生が夢を叶えた姿を目にすることができるのはとても嬉しい時間です。卒業生が実際に会社の中でどのように過ごしているのか、今 どんなことができるようになり、どんなことを任されているのか、そんな成長を聞かせて頂けるのも毎回とても楽しみです。

 

今日の授業では、音楽に合わせて照明機材を実際に操作させて頂きました💡

 

在校生にとっては、初めて目にする機材、そして準備して頂いた演出による華やかな演出

今日の体験がしっかりと心に残ったことと思います。

授業実施にあたり、ご協力頂きました、ライトビジョンの皆様 本当にありがとうございました☺

卒業生の特別授業(音響)

映像音響学科 源です。

映像音響学科は来年29期生を迎えます。なんとその数約40人!しかも6割は女性です。確かにこの20年近く半数以上は女性です。テレビ局やコンサート会場に行っても、確かに女性が半数を占めている印象です。私がこの業界に入ったころは、ほんとにおじさん100%の業界でした。いやあ、激変しましたね。

さて今回、映像音響学科の卒業生による「音響」の授業に、1期生の先輩が来てくれました。1年生が受講したんですが、彼らにとって1期生は、親とほぼ同年代です。

授業の内容は、一般的な音響の仕事を一通り見せてもらいました。

ステージ上で演奏者用の音の調整です。お客様用は、観客席で実際に聞きながら調整します。

最近はipadのようなタブレットを用いて調整します。ステージ上にいながら離れた場所にあるミキサーを遠隔操作しています。

デジタルのミキサーはタッチパネルです。

学生たちがいつになく真剣に見てました。今年の1年生は外部の人が来ると、とても元気に挨拶します。「ええかっこ」する事を憶え、愛想が非常に良くなりました。

次週は卒業生による「照明」実習。またブログでご紹介しますね。

ギターの弾き語りにおいての音響実習🎸

こんにちは!映像音響学科の難波です。めっぽう寒さの厳しい季節になり、インフルエンザなども大流行していますが、皆様におかれましては、体調など崩されてはいないでしょうか?

さて、映像音響学科では舞台機構調整技能士の2級取得に向けて日々、2年生がまい進しているところですが、今回はその資格の実技試験対策について触れていこうと思います💪🔥

舞台機構調整技能士とは、市民会館をはじめとする各種ホールや劇場において、技術(裏方)のお仕事をする時に効果を発揮する資格となります☺

映像音響学科では、1年次に3級を取得し、2年次に2級に挑戦するというカリキュラム構成で資格取得に臨んでいます。

今回紹介するのは、来年2月初旬に2年生が挑戦する2級の実技試験対策の授業の様子となります!!

2級の実技試験では、ホールの音響機器を操作して、ギターの弾き語りの音響オペレーションをするというものになります🎵

マイクやモニタースピーカーなどの音響機器の点検及びセッティングから始まり、サウンドチェックやリハーサルなどを含め、制限時間以内にすべての作業を終え、本番としての音出しを無事に終えることで合格することができます。

2級ともなると制限時間などもタイトになり、現在プロとして活躍されている方でも、取得するのにかなり苦戦する資格となります😢

映像音響学科では、様々なホールへ行ったり、機材の環境を変えたりして、幅広い実技試験の対策を行なっています。

その一環として、演奏者の方を招いて実際の現場に近い形式の試験対策を行いました🎵

今回お招きした演奏者の方のプロフィールは下記の通りです!🎤

Sho

3歳からエレクトーンを習い、中学時代には大阪、東京でロックやポップスのバンドで活動を行なっていた。岡山に移住後は、ゴスペルクワイヤとしての活動やホテルグランヴィア岡山のスカイラウンジ「アプローズ」でジャズピアニストとのDuoでの出演など多岐にわたる。 現在はポップス、ジャズ(Ascension)ロック(Bullbarrel)など幅広いジャンルのバンドに所属し、岡山県内で精力的に活動中。 トニカではサポートミュージシャンやゲストを招き、様々なジャンルでmonthly Liveに出演中。

 

本格的な歌い手の方を前にして、学生たちは少し緊張しつつもステキな歌声を余すことなくお客さんに伝えられるよう、真剣な表情で実習に挑んでくれました🎵

まずは、演奏者が演奏しやすい環境を作り、ストレスなく演じて頂くこと、次にお客さんにアーティストが放つ熱量を完全な状態で届けること、こうした一番大切な心持ちの部分を再認識できた実習となりました✨

 

昨年に引き続き、演奏を快く引き受けていただいたsho様、本当にありがとうございます。来年もぜひよろしくお願いします💦

たくさんの経験をした2024年

映像音響学科 横内です。2025年がスタートし、はやいもので半月が経ちました🎍

冬期休暇を終えた学生たちも、学校に戻ってきています🏫

さて、年明けの今日は、昨年の学生の様子をお伝えします。

 

「ステージを支える仕事」と一言で言っても本当に奥が深いですよね。

進路に悩む皆さんにとっても “音楽が好きだけど” “吹奏楽をやってきたから何か舞台に関わりたいけど” そんな様々な思いを持ちながら進路に悩んでいる方、たくさんいませんか❔

 

ここ映像音響学科に入学してくる多くの学生は、そんな気持ちを抱きながら、でも「やってみよう!」と決意をもって入学してきます。

 

だからこそ、私たちは、2年間という時間の中で、できるだけ幅広いイベントに出会う機会を持てるよう企画を行っています。

その一つとして、今年新たに参加させて頂いたイベントが、『we are SNEAKER AGES』という全国高校 軽音楽大会です。

※こちらの写真、昨年12月の様子です📸

※昨年9月にも、このイベントへの参加記録ブログをあげていますので、良かったらそちらもご覧ください。このイベント どんなイベント?と思った方はコチラにアクセスhttps://www.sneakerages.jp/

 

今年、映像音響学科1年生は夏と冬の二度にわかれて、このイベント運営に携わってきました。このイベントを経て、学生にはたくさんの出会いと発見がありました。

仲間と一緒に創り上げたイベント、出演者にたくさんの「ありがとう」をもらったイベント、お客さんの高揚を間近で感じたイベント、そんな初めての経験をたくさん記憶に留めてくれていると嬉しいです☺

そして、それぞれが「エンターテインメント業界に関わりたい」そんな強い思いを再確認する機会になってくれていることを願っています✨

いよいよ来月2月からは就職活動が本格化!!これまでの経験や学びを活かして、それぞれが進路選択を行っていきます。

 

ファジアーノ岡山 J1昇格!

映像音響学科 源です

12月7日 ついにファジアーノ岡山のJ1昇格が決定しました!ファジアーノ岡山のオフィシャルカメラマンとして約10年。悲願のJ1です。

プレーオフ最終戦の地は岡山。盛り上がらないはずもなく、会場は約15,000人の観客で満員です。前半に先制し後半にも追加点。結果2-0での勝利。J1昇格が決定しました。

試合終了後に周りを見ると、ほとんどのスタッフが泣きながら働いています。今まで一緒に支えてきた思いが一気に溢れたんでしょう。それを見ると私までウルウルしながら撮影していました。今までのカメラマン人生で最もいい撮影となりました。

当日は民放、NHK、DAZNなどで放送されていて、普段の10倍ほどのスタッフの数です。私はその一番近くで撮影していますので、当然ながらテレビに映りこみます。東京在住の友人が、私が撮影している様子をテレビで見ていてスクリーンショットを送ってきました。

カメラマン冥利ですな。

来年の舞台はJ1。日本代表選手も多数やってきます。楽しみでならん!

 

講師を招いての特別授業👀

映像音響学科の難波です。気温がグッと下がって体調管理に十分に気を付けないとすぐに体調を崩してしまいそうな季節になりました。個人的には寒いのが嫌いなので、冬は基本、苦手です🥶

今回は講師を招いて特別授業を行なったので、その様子をお伝えします。

お招きした講師の方はM2-LITE合同会社の溝口昌彦様です。

溝口様は、舞台照明から特殊効果(特効)など、とても多彩な仕事をなさっていて、この特別授業ではそんな幅広い業界のお話を経験談なども踏まえつつ教えて頂けました🎵

中には、バーチャル空間での演出照明という少し変わった照明のお話などもしてくださったり、特効とはどんな仕事なのかを分かりやすく教えて頂いたりしました👀

特効という言葉は聞きなれないかもしれませんが、有名なところでいうと「銀打ち」というものがあります。皆様も銀のテープが客席に向かって放たれる様子を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

その他にも、炎や花火、雪を降らせたりするのも特効の仕事になります。

講演の後には、実際に機材を使用して、バーチャル空間での照明や特効の体験などもさせて頂きました❕❕

最近では、2.5次元の舞台やコンサートなども人気があり、こうした演出を手掛ける知識や技術を学ぶことも非常に重要になっています。

3Dを扱う上では、Unreal EngineやUnityなど3Dゲームなどで用いられるゲームエンジンの知識が必須となるそうです。

ただ、まったく新しい知識ばかりではなく、バーチャル演出も特効も実は舞台照明で使用している機材と同じものを使っていたりするため、舞台照明の基礎知識や技術を学ぶこともやはりとても大切になるのです!!

最後まで読んで下さり、ありがとうございます!

 

 

 

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