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建築工学科 Archive

ショールームで空間を体験!

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こんにちは。建築工学科の堂本です。
建築工学科には、照明、家具、カーテンなどのインテリア関係のショールームでプロの方から学ぶ空間体験実習もしています。まず今回は、大手家具メーカーのカリモク家具株式会社様の岡山ショールームへ伺いました。
学生たちは、空間ごとにコーディネートされたブースの説明を受けながら、ベッドで寝心地を比較したり、ソファの張地や材質によって肌ざわりの違いを感じたり、異なる高さのテーブルやチェアに座ってみて心地よさの違いを体験したりしていました。
空間づくりは、身の回りの心地よさを考えるところから始めるとても面白くなります。校内ではなかなか臨場体験ができませんので、できるだけさまざまなショールームを利用させていただき、学生に空間体験をしてもらおうと思います。みなさんも、ショールームでいつもは味わえない空間体験してみませんか?

インテリア感覚を身に付ける!

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こんにちは。建築工学科の堂本です。

本校の建築工学科には、建築の勉強は当然として、インテリアについても深く学ぶ科目があります。「インテリア実習」と「インテリア製図」です。1年次の1年間でインテリアの基礎を学び、2年次には実習と校外研修を通してインテリア感覚を身に付けます。目指すは、インテリアセンスを持つ設計士です。

学生たちは、4月から始まった実習準備期間を終え、いよいよ制作にかかり始めました。今回の課題は、与えられた条件で「リビングダイニング空間を模型にする」というもの。ここぞとばかりにソファやテーブル、イスなどの模型を工夫を凝らしながら作っていました。あまりに凝りすぎて今週中に完成できず、次週へ持ち越しとなりました。皆様には次週、その完成模型を披露しますので楽しみに。

最優秀賞を受賞!!

皆さん、こんにちは。建築工学研究科の堂本です。

一般社団法人岡山県建築士事務所協会主催の平成29年度、第13回優秀卒業作品表彰において、本科の森木孝太君が最優秀賞を受賞いたしました。3年間ひたすらこつこつと建築に打ち込んできた成果が最大限に評価され、本人はもちろん教員一同も感無量です。以下に、作品に対する本人の思いをつづってもらいました。

本作品のテーマは、限界集落での拠点となるコミュニティの在り方についてです。私の地元の高齢化率が高いこともあり、今後懸念される医療を中心とした計画となっています。
卒業展への出展作品で日本建築家協会中国支部・岡山地域会と建築士事務所協会のコンクールにも応募したところ、建築士事務所協会の審査で最優秀賞をいただき、昨年以上の成績となって今後の大きな糧となりました。指導していただいた先生方に感謝しています。
後輩へ一言アドバイスをさせていただくと、 卒業設計・修了設計という一大イベントに是非楽しみながら取り組んでほしいということです。そして周囲の学生(県外の建築学生)はどのような思想をもって建築を創出しているのかとか、その表現方法といったものを研究してください。おそらく長い建築人生における最も自由度の大きいプロジェクトのはずなので、やりたいことを追求すれば納得のいく建築作品になると思います。頑張ってください。

今春、森木君は岡山市内の建築設計事務所へ就職しますが、今後の活躍に大いに期待を寄せています。

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パンフレット撮影で成長を実感!

こんにちは。建築工学科の岡部です。

先日、新年度のパンフレット用写真撮影のため、イールドインテリアプロダクツという会社のショールームに本校OBの佐藤君を訪ねました。同社はオリジナル家具のデザイン・販売を中心に店舗や住宅設計も行っており、シンプルながらも機能的でオシャレなデザインが特徴です。素敵なショールームで、佐藤君に家具や材料の説明をしてもらいながら撮影は無事に終了!

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撮影後、ショールームに併設されているカフェでコーヒーを飲みながら、仕事の話をいろいろ聞きました。

「卒業して4年・・・覚えることがいっぱいで、昨年までは、自分の仕事を管理することができないまま時間が過ぎる毎日でした。今年からは後輩もでき、やっと少しずつ自分のペースで仕事ができるようになりました。日々勉強ですが、早く一級建築士を取得して管理建築士として仕事をしたいです。」

と話してくれました。学生時代も優秀な学生でしたが、社会人となって考え方や話し方もますます成長したなぁ・・・と実感できたOBとの再会となりました。

2017年、今年もブログを読んでいただいてありがとうございました。来年も建築工学科の”今”を発信していきます。よい年をお迎えください。

どんな住宅でどんな生活をしている?

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こんにちは、建築工学科です。きょうは、建築工学科の1年生が設計の授業で取組んだ ”住宅模型コンクール” を紹介します。

テーマは自由な発想で創る「未来の住宅」! 今回の審査員は、平野毅氏(平野建築設計室代表)をはじめ、岡山・倉敷で活躍されている13名の建築家にお願いしました。結果は次のとおりです。

最優秀賞 1点
優秀賞  2点
佳作   8点

このうち主な作品を紹介します。フレッシュな住宅模型をご覧ください。

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★最優秀賞 【講評】住宅のコーナー部分を大胆に切取った迫力のあるアトリウム(ガラスの空間)は、シャープな切れ味を快適さを感じさせるデザインと、建物だけでなく屋上も緑化して敷地全体まで統一した計画によりリアリティのある作品。

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★優秀賞  【講評】正五角形を組合わせた十二面体で創る空間を樹木の細胞をモチーフにしてデザインした作品。

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★優秀賞  【講評】ツリーハウスをイメージした素朴なデザインを感じさせるシンプルな作者の意図をストレートに表現した作品。

将来のあなたはどんな住宅に住んでどんな生活をしているのでしょうか!
建築を通して未来のあなたの夢を想像してみてはいかがでしょうか・・・・

「建築家のしごと4」展を見に行こう!

建築工学科です。こんにちは、皆さん!

“建築のおもしろさ”体験をしてみませんか!
岡山市北区天神町の岡山県天神山文化プラザで、13組の建築家による「建築家のしごと4」という建築作品のイベントが今月12日(日)まで行われています。
このイベントは今年の“おかやま県民文化祭”のプログラム、「天神山迷図」というアート+建築イベントの共催展になっています。

本校の建築工学科では産学連携の取組みとして、建築家の指導により学生(1年生)が住宅模型を制作しました。作品のテーマは「未来の住宅」です。

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学生作品は10月末に行われた地域の子供たちを対象にしたワークショップの参考作品になり、その後、11月5日(日)まで会場で展示しています。本校での取組みは今年で2年目です。

もともと天神山文化プラザの建物は、近代建築の巨匠の一人でもある前川國男 氏の設計作品として岡山の建築遺産でもあります。古くから岡山の要所とされてきた天神山で、建築やアートの魅力に触れてみませんか。詳しくは次のサイトをご覧ください。

「天神山迷図」天神山文化プラザHP http://www.tenplaza.info/event/detail.php?i=908

「建築家のしごと4」展サイト http://www.tenplaza.info/event/detail.php?i=891

写真に込められた深い意味

こんにちは、建築工学科です。

10月16日(月)、1年生の授業に地元岡山で活躍されている建築家2名を招いて、“建築家の仕事“をテーマにした特別授業を行いました。

2017/10/16 13:47

講師の川上竜人氏(かわかみ設計室代表)と山本圭一氏(山本圭一建築事務所代表)に、住宅設計の仕事について説明をいただきました。

設計の仕事は、住む人の生活に相応しい空間を創造する楽しみがあり、提案した設計の工事が完成すると、新しいものを生み出した感動があるそうです。その感動は実際に体験しないと判らないほどの大きな感動だそうです。建築物を創ることは、PCゲームを楽しむことより何百倍、何千倍も大きな体験が得られるそうです。また、プロの作る住宅模型は、精密できれいな作品であり、学生たちは、講演後にも近づいて興味深く見入っていました。

ここで、建築クイズです。次の写真を見てください。講演の中で紹介された住宅の写真なのですが、人物がぼやけたように写っています。しかし、この写真は、建築物の写真としての深い意味があるそうです。どういうことでしょう?

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【答】建築の写真は風景を写すだけでなく、建物の「空間」を写すことを意図しているため、人物をシルエットのように空間へ溶け込ませた表現にする場合があるのです。建築のプロは、写真からも建物の「空間」を表現しようとしているのです。皆さんもこの写真から、心地よい陽だまりのリビング空間を”想像”してみてください!

さあ、クラス一丸で!

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建築工学科の堂本です。
いよいよ10月28日(土)に、本年度のワンデイエクササイズ(コンペ・設計競技)が開催となります。
その前日、日がとっぷり暮れたあとも、学生はほぼ全員がゴールへ向けて力を合わせて頑張っています。
本校は毎年、2年生が全員でワンデイエクササイズを経験します。モチベーションがある程度整った有志からの選抜チームとは違い、いろんな思いの学生たちが一つの目標に向かうので前途多難です。でも、逆に「いろんな問題があったけどでき上がった瞬間は、なんだか言いようのないうれしい気持ちになる」と、学生はよく言います。おまけに、他学年が見かねて手伝ってくれたりすればなおさらです。これが、カギセンパワーなのだと思います。

「スケッチ コンクール」

こんにちは、建築工学科です。

今年の校内建築スケッチコンクールの結果発表です。このコンクールは夏休みに設計製図の集中講義として、建築工学科1年生を対象として実施したものです。

集中する時間をつくりやすい夏休みを利用して、「建築の魅力や楽しさの発見!」をテーマにしています。学生が興味をもった建築作品を選んでA4サイズのスケッチ用紙に表現した作品です。

〈結果発表〉
 最優秀作品 1点
 優秀作品  4点
 佳作    6点

ここで、今年の優秀作品の一部ではありますが紹介します。ブログ上ではスケッチ作品のニュアンスが伝わりにくいのですが、こんな有名建築もあるのか!と感じていただければ幸いです。

24三野龍海 地下鉄大江戸線 飯田橋駅 120dpi
★最優秀作品「地下鉄 飯田橋駅」(設計:渡辺誠 アーキテクツ オフィス)
〈講評〉作者の個性を感じさせ る力強いタッチの鉛筆の描線が、メタリックな建築素材の質感とデザインの迫力を良く表現できている作品です。

11高上晃輝 群馬県立美術館50dpi
☆優秀作品「群馬県立 館林美術館」(設計:第一工房)
〈講評〉この作品はソフトなタッチの描写で、曲線をいかして緑とガラスとコンクリートでまとめられた空間の心地よい雰囲気を良く表現できています。

13武内柊樹 太田の長屋 宇野亨CAn 100dpi
☆優秀作品「太田の長屋」(設計:宇野享/Can )
〈講評〉Yの字を組合わせたデザインの集合住宅を、極限まで単純化したシンプルな描写によって温かい生活空間の雰囲気を醸し出している作品です。

20蜂谷瑠香 研究所員の同線の渦巻き(JFEケミカル研究所)80dpi
☆優秀作品「JFEケミカル・ケミカル研究所 ―研究所員の導線の渦巻き-」(設計:木下昌大建築設計事務所)
〈講評〉鋭い光のスリットやプリズムをモチーフにした建築を、繊細な描写で迫力ある建物の立体感を丁寧に表現した作品です。

4岡本真季 多様性に対することは(住宅)  有馬裕之+Urban Fourth 100dpi
☆優秀作品「多様性に対応するとは(専用住宅)」(設計:有馬裕之+Urban Forth)
〈講評〉シンプルでバランスのとれた建築形態を、陰影に見える描写が実は外壁の素材感を表現している作者の描写テクニックを評価した作品です。

建築は街を楽しむ分野です。住んでる街や訪れた街で興味のある建物や面白い建物を見つけてみてください。ちょっと得した気分になるかもしれませんよ!

自主登校して・・・

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こんにちは。建築工学科の堂本です。
1年生、2年生とも夏休みに入りました。が、今年の夏休みはちょっと様子が違っています。多くはないのですが、自主的に夏休みの宿題をするために学校に来る学生がいるのです。成績を補うための補習や自由参加の補習では、登校を強制したり参加を強く促したりして来させることはあります。しかし、夏休みに学生が自ら登校して勉強することはまずありません。とこらが、彼らは自分の意志で登校して、黙々と真剣に実習作業をしているのです。驚くとともに感心しました。
 「どうせやらんとあかんからな。学校やったら先生にわからんところを聞けるし」
 「そうかあ、やる気のオーラがみなぎってるなあ。そう、そのやる気が全てやで!」
 「うん、頑張るわ。先生!」
こちらを見ることもないくらい実習に集中し手を動かしながらでしたが、前向きなショートキャッチボールができました。

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