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建築工学科 Archive

さあ、クラス一丸で!

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建築工学科の堂本です。
いよいよ10月28日(土)に、本年度のワンデイエクササイズ(コンペ・設計競技)が開催となります。
その前日、日がとっぷり暮れたあとも、学生はほぼ全員がゴールへ向けて力を合わせて頑張っています。
本校は毎年、2年生が全員でワンデイエクササイズを経験します。モチベーションがある程度整った有志からの選抜チームとは違い、いろんな思いの学生たちが一つの目標に向かうので前途多難です。でも、逆に「いろんな問題があったけどでき上がった瞬間は、なんだか言いようのないうれしい気持ちになる」と、学生はよく言います。おまけに、他学年が見かねて手伝ってくれたりすればなおさらです。これが、カギセンパワーなのだと思います。

「スケッチ コンクール」

こんにちは、建築工学科です。

今年の校内建築スケッチコンクールの結果発表です。このコンクールは夏休みに設計製図の集中講義として、建築工学科1年生を対象として実施したものです。

集中する時間をつくりやすい夏休みを利用して、「建築の魅力や楽しさの発見!」をテーマにしています。学生が興味をもった建築作品を選んでA4サイズのスケッチ用紙に表現した作品です。

〈結果発表〉
 最優秀作品 1点
 優秀作品  4点
 佳作    6点

ここで、今年の優秀作品の一部ではありますが紹介します。ブログ上ではスケッチ作品のニュアンスが伝わりにくいのですが、こんな有名建築もあるのか!と感じていただければ幸いです。

24三野龍海 地下鉄大江戸線 飯田橋駅 120dpi
★最優秀作品「地下鉄 飯田橋駅」(設計:渡辺誠 アーキテクツ オフィス)
〈講評〉作者の個性を感じさせ る力強いタッチの鉛筆の描線が、メタリックな建築素材の質感とデザインの迫力を良く表現できている作品です。

11高上晃輝 群馬県立美術館50dpi
☆優秀作品「群馬県立 館林美術館」(設計:第一工房)
〈講評〉この作品はソフトなタッチの描写で、曲線をいかして緑とガラスとコンクリートでまとめられた空間の心地よい雰囲気を良く表現できています。

13武内柊樹 太田の長屋 宇野亨CAn 100dpi
☆優秀作品「太田の長屋」(設計:宇野享/Can )
〈講評〉Yの字を組合わせたデザインの集合住宅を、極限まで単純化したシンプルな描写によって温かい生活空間の雰囲気を醸し出している作品です。

20蜂谷瑠香 研究所員の同線の渦巻き(JFEケミカル研究所)80dpi
☆優秀作品「JFEケミカル・ケミカル研究所 ―研究所員の導線の渦巻き-」(設計:木下昌大建築設計事務所)
〈講評〉鋭い光のスリットやプリズムをモチーフにした建築を、繊細な描写で迫力ある建物の立体感を丁寧に表現した作品です。

4岡本真季 多様性に対することは(住宅)  有馬裕之+Urban Fourth 100dpi
☆優秀作品「多様性に対応するとは(専用住宅)」(設計:有馬裕之+Urban Forth)
〈講評〉シンプルでバランスのとれた建築形態を、陰影に見える描写が実は外壁の素材感を表現している作者の描写テクニックを評価した作品です。

建築は街を楽しむ分野です。住んでる街や訪れた街で興味のある建物や面白い建物を見つけてみてください。ちょっと得した気分になるかもしれませんよ!

自主登校して・・・

17植村

こんにちは。建築工学科の堂本です。
1年生、2年生とも夏休みに入りました。が、今年の夏休みはちょっと様子が違っています。多くはないのですが、自主的に夏休みの宿題をするために学校に来る学生がいるのです。成績を補うための補習や自由参加の補習では、登校を強制したり参加を強く促したりして来させることはあります。しかし、夏休みに学生が自ら登校して勉強することはまずありません。とこらが、彼らは自分の意志で登校して、黙々と真剣に実習作業をしているのです。驚くとともに感心しました。
 「どうせやらんとあかんからな。学校やったら先生にわからんところを聞けるし」
 「そうかあ、やる気のオーラがみなぎってるなあ。そう、そのやる気が全てやで!」
 「うん、頑張るわ。先生!」
こちらを見ることもないくらい実習に集中し手を動かしながらでしたが、前向きなショートキャッチボールができました。

設計課題の発表会

建築工学科の立石です。

建築工学科2年生が、設計製図の授業で取り組んだ設計課題発表の様子を紹介します。
「学生会館」の自主設計(設計上の制約が少ない設計)発表でした。学生それぞれが、地域との交流や快適な学生生活が送れる「科技専会館」を、それぞれの理想を踏まえて設計し発表しました。

2年生になりずいぶん設計の実力がついたと感心しています。

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学生も教員も一緒になって

建築工学科の堂本です。

私の授業の一コマです。
6月1日のブログで紹介しましたように、私の授業では黒板に向かってみんなが等しく同じ向きに座るのではなく、島状に机を並べてその机に向かって座ります。授業のスタンスは、“誰も見捨てない!”です。しかし、20人を超える学生たち全員をたった一人の教師が納得させるのは、正直難しいです。だから、学生の力を借りているのです。それは、こんなふうにに・・・・です。

2017/ 6/16 14:46

2017/ 6/16 14:46

上の写真で、中央で目をこすっている学生は、問題の解き方がわからず、ついうとうとしていたのを私に指摘されていました。すると、すかさず他の島にいた(写真左側に座っているグレーの服を着た)学生が教えにやってきて、彼の隣に座って教えようとしているところです。向こう側では、すでに問題を解き終わった学生が、隣の島の学生に教えに行っています。私は、というと、島から島へ学生たちの出来具合を確認しながら渡り歩き、答えを聞かれても基本的に答えは言わず、ヒントを与えるだけです。

学生たちは、教師である私には聞きにくくても、いつも一緒にいてくれるクラスメイトなら小さなことでも聞きやすいですから、私としては大助かりなのです。学生も、教えることによって自分の理解度を確認できるし、より理解度も高まるのですすんで教えてくれています。わかる学生もわからない学生も、教え、また教えてもらうことで、頭を働かせることになりますし、考えた分だけ 頭に残ってもいるようです。また、行動力やコミュニケーション能力の向上も期待しています。そのためか、例年に比べて今回の中間試験の成績は、平均点で10点近くよかったです。

学生全員が自然とやる気を出せる雰囲気にするのは、いろいろな投げかけや工夫が必要ですが、みんなが一つのことに取組み、成果が上がるとみんなハッピーですね。

学生のびっくり提案に教員がびっくり

建築工学科・建築工学研究科の堂本です。
3週間ほど前、建築工学科1年生の授業中にこんなことがありました。

ある学生から不意に
 「先生、これから授業中に小テストをしてぇな」
と発言があったのです。私は耳と目を疑いました。
 「どうした? 何かあったんか」
と思わず問い返した私に、彼はこう答えたのです。
 「俺、定期テストでいい点を取ったことないけど、授業頑張ってるやろ! それを証明したいんや。
  そやからいい成績つけてや」

中間テストが控えていて、それも1年生にとっては本校での初めての定期テストなので、みんなが不安と興味を抱いていました。私は戸惑いながらも
 「おっ、おぅ・・」
と返していました。たぶん豆鉄砲をくらったような顔をしていたと思います。そして少し授業も止まってしまいましたが、心温まる発言でもあり、
 「ありがとう。前向きに検討しとくわ」
と答えました。

実はその二日ほど前、授業中の態度をめぐって彼とちょっとやり合っていたのです。
 「誰も決して見捨てたくないんや。他のみんなが頑張ってやってるんやから、一緒に頑張ろ。
  あきらめたら終わりや」
彼はバツが悪そうに体を起こすと、おとなしく聞く姿勢になり、そのままその日の授業は終わりました。そんなことがあった次の日の出来事が、冒頭の不意の発言だったのです。そして先日、彼の発案による初めてのミニテストを行いました。
 「先生、やること早えぇな」
 「そりゃあ、いい提案はすぐやらんとな」
言い出しっぺの学生は、照れ笑いをしながら、テストに積極的に取り組んでいました。
授業の内容は難しくても、それでもやる気を起こしてくれた学生を、成績以上に評価したいと思った瞬間でした。

「やる気スイッチ」ON

こんにちは。建築工学研究科の堂本です。きょうは、私の授業を紹介します。

2017/ 5/19 12:11

2017-5-19 12:11 建築工学科1年生の授業中の一コマ

授業の中で学生に求めることは「自ら考えて判断する」姿勢です。卒業すると社会人になりますので、是非とも学生たちを前向きで積極的な姿勢にして送り出したいと考えています。

まず学生たちを4~5人の島状配置の机に気の合う者同士で座らせます。このとき毎回座る場所を変える学生もいます。そんな学生たちに、わからないことは隣に聞き、わかったことは隣に教えてほしいと伝えています。私語は基本的に禁止しません。

でも1年生の授業は、新学期早々はうまくいきませんでした。学生たちがそんな授業に慣れていないため戸惑い、雑然とした雰囲気を作り出していた時もありますし、おとなしい学生はわからなくても質問せず、黙りこくって問題用紙を見つめているうちに眠っていました。でも最近は、私語が起こることもありますが、だいたい私と目が合うと元に戻り、活発な学生は自発的に質問をしたり、私の授業に前向きな注文をつけてくるようになりました。一方、おとなしかった学生が隣の学生にやる気を出して聞いている姿も発見し、ちょっとした勇気でちょっとした垣根を乗り越えたようでうれしかったです。現在は全体的に『やる気スイッチ』が入り活性化しはじめたかな、という状態です。

そんな授業なので、学生との距離が近く一体感を感じ、余計に彼ら全員の「自ら考えて判断する」能力を開花させたいと思う気持ちが高まっています。学生たちを前向きに積極的にしようと思えば、先導する私がいつも積極的でないといけません。しかし先日、学生から「先生が元気ないと、僕らも元気なくなるやん」と言われて、ただただ反省したことがありました。

学生は、誰でも積極的な姿勢をどこかにもっていますので、それを引き出すのが私の仕事ですし、引き出すまではあきらめません。これからも積極的な姿勢をもって学生たちのやる気を粘り強く引き出していきます。

磨け! プレゼンテーション力

ご機嫌いかがですか。建築工学研究科の堂本です。
きょうは、建築工学科2年生の設計製図の授業で行うプレゼンテーションについてお話します。

プレゼンテーション風景0427

2年生での設計課題制作では、プレゼンテーションの時間を多く取ります。クラスメイトの前で自分の作品の発表を行うプレゼンテーションは、学生の多くが初めてのようですが、社会へ出れば日常的な行為ともなります。お客様がときめくような思いに駆りたてなくては契約に至るのは難しく、単に優れたプランニング(設計)だけでなく、図面やCG、模型を用いてお客様にわかりやすく説明し、いかにお客様を引き込むことができるかが求められます。それだけに学生のうちからプレゼンテーションを行い、人前で話すことに慣れておく必要があるのです。

プレゼンテーションの時、日頃元気いっぱいな学生がこわばって話すことがありますが、「もっと元気のいい声を出しなさい!」とゲキをとばすと、決まって周囲から笑いが起こります。逆に、大人しい学生がしっかりと筋道立てて思いを語ると、ため息やうなり声とともにひときわ大きな拍手が起こったりもします。自分の思いを相手に伝えることの難しさや喜びを、このような機会を通して感じてもらい、コミュニケーション能力の向上にもつなげています。

プレゼンテーションが終わると、今度は教員からの質問攻め、指摘攻めです。考えてもいなかった質問、発表時のマナーの指摘に顔を真っ赤にしながら答えたり、思いもしない学生がよい評価を受けたりすると、教室内が一気に盛り上がったりします。この日は、学生も教員もそれぞれ異なる立場から真剣勝負の場となり、終ると学生はぐったりし、またほっとしてもいます。このような学生たちとの刺激の場が、クラスの活性化にもつながっているように感じます。

たび重なるコミュニケーションの機会を繰り返し、数か月後の卒業制作課題では、堂々とプレゼンテーションできるようになっていくのです。そんな日を今年も全員が迎えられるように、学生たちと励みのあるバトルに臨みます!!

定期試験対策は日々の授業で!

こんにちは。建築工学科の岡部です。

そろそろ中間テストの時期になりました。専門学校で初めて建築を学ぶ学生がほとんどなので、建築のテストは難しそう・・・と恐れている学生がたくさんいます。
でも大丈夫! きちんと授業を聴いて、しっかりとノートをとっていれば、高校時代と何ら変わりません!

定期試験はとても重要。日頃の授業が理解できているかを確認するもので、成績評価のもとになるからです。
初めてのテスト、しっかり頑張って欲しいものです。
 
さて、前回のブログでこんなクイズを出題していました。

1=5
2=25
3=225
4=1275
5=?

さて、5は何でしょう?
 
いよいよ正解発表です。

正解は・・・
5=1
になります。

問題に1=5とありますよね!
だから、5=1なのです(^^)

ちょっと息抜き・・・

こんにちは。建築工学科の岡部です。

新入生が入学してきて1ヵ月ほど経ちました。少しは学校生活にも慣れてきたように感じますが、高校の授業と違って本校の授業は90分なので、なかなか集中力が続きません。

そんな時、ちょっと息抜きでクイズやなぞなぞをしてリフレッシュしています。

1問だけの予定が、学生から「あと1問!もう1問」とついつい息抜きが長引くことも・・・(-_-;) (反省)

今回は授業の中で出題したクイズを1問紹介します。

1=5

2=25

3=225

4=1275

5=?

さて、5は何でしょう?

答えは次回のブログで発表!!

 

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